こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
キャッシュレス決済では、詳しい人になってくると多数のウォレットサービスやプリペイドカードを組み合わせてポイント多重どりすることはいまや新常識になっています。
今回紹介するTカードプライム(Prime)を使ったポイント多重どりの方法がまさにその好例で日曜日にチャージしていくだけで以下のように高い還元率が実現できます。
この他にも高い還元率でチャージする方法も世の中にはあるのですが、Tカードプライムのほうが日曜日にWAONにチャージを実行するだけなので非常に簡単だと思います。
条件的には、Apple PayでないとTカードプライム→WAONというチャージルート使えない点とミニストップに行かなければならない点がネックですが、Android派の方もANA Payを活用することでポイント多重どりの途がひらけますのでその点も後述します。
このポイント多重取りキャッシュレスライフに欠かせない『Tカードプライム』はTポイントが貯まる珍しいカードで日曜日に利用することで1.5%の還元率でウォレットサービスにチャージできるためキャッシュレスライフに欠かせないクレジットカードです。
【iPhone】Tカードプライム(Prime)→WAON→楽天ペイルートで3.5%還元
「Tカードプライム(Prime)」は、通常でも1% Tポイント還元されるクレジットカードですが、日曜日は1.5倍の還元率になるためウォレットサービスやプリペイドカードなどへのチャージでポイント多重取りをする場合は欠かせないクレジットカードです。
もっとも全部がポイント対象ではなく、みなさんがプロキシ(中継)としてよく活用しているau PAYやKyashCard、TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)へのチャージはポイント対象外になっています。
改悪がことのほか多いジャックスなのでいつまでこの方法が使えるのかわかりませんが、いまのところ日曜日にチャージするという制約以外は3.5%もの還元率で使えるため以下のチャージルートが使いやすい方法となっています。
この方法は確かに還元率が高いのですが、Apple Pay経由でWAONにチャージするという制約とそもそもWAONで楽天ギフトカードが購入できるのは、ミニストップだけという地域によっては超えられないハードルがあります。
これは後述するANA Pay→楽天Edyルートを使うことで解決できますが、まずは先にWAONへのチャージルートについて解説していきます。
Tカードプライム(Prime)→WAONへのチャージはApple Pay経由
WAONはイオンが運営している電子マネーですが、Apple Payで使えるようになるまでチャージでポイントが貯まるのは、イオンカードセレクト・イオン銀行デビットカードだけでしかもオートチャージのみというかなり使いにくい代物でした。
かつ日本の電子マネーがWAONはセブンイレブンで使えず、nanaco・Edyはイオン系で使えないというユーザーの使い勝手を無視した設計でしたのでキャッシュレスライフで主役になるようなものではありませんでした。
ところがApple Payに採用されたことで任意のクレジットカードからチャージできるようになったことと(ポイントが付与されるかはカード会社によって異なります)、ミニストップでWAONによって楽天ギフトカードを購入すると1%ものポイントが付与されることが発見されてからは情況が大きく変わっています。
といっても「Tカードプライム(Prime)」が属するジャックスでは、WAON以外では以下のようにポイント対象外の電子マネー・ウォレットサービスがあるためチャージの際にはそれを回避しなければならない点には注意が必要です。
- Edy
- nanaco
- Kyash
- Web Money(au PAYチャージを含む)
- TOYOTA Wallet
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WAON→楽天ギフトカード購入(ミニストップ限定)
WAONは基本還元率は0.5%と低めですが、「ミニストップ」ならなぜか会員登録済みのWAONで楽天ギフトカードが購入でき1%のWAONPOINTが付与されます。
問題は、イオン系のお店はイオン・マックスバリュー・ウエルシアと全国に出店しているのに「ミニストップ」が出店している地域は以下のように限定的なことです。
- 東北:青森県、岩手県、宮城県、福島県
- 関東:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
- 北陸:福井県
- 東海:岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
- 近畿:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県
- 四国:徳島県、香川県、愛媛県
- 九州:福岡県、佐賀県、大分県
例えば北海道・中国地方は出店している地域はまったくなく、該当される方はついてないとしか言いようがないです。
そのためこのWAONを使ったポイント多重取りはすべてのiPhoneユーザーが使えるわけではないという点でちょっと難点が多いと思います。
購入した楽天ギフトカードを受け取って楽天キャッシュをチャージする
楽天ペイの残高として使える楽天キャッシュは、店頭にかかっている物理的な楽天ギフトカード、もしくは楽天ギフトカード(デジタル版)を購入してた後に楽天ギフトカード受取画面で受け取り作業を必ず行ってください。
楽天ギフトカード裏面のスクラッチ状になっている部分を削るとPIN番号がでてきますので、このPIN番号を入力することで初めて受け取ることができます。
以下のボタンから楽天キャッシュの受取が行なえます。
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楽天キャッシュ残高で楽天ペイのコード決済を行う
楽天ペイは楽天が運営するQR/コード決済で、登録しているカード、楽天銀行口座預金、楽天キャッシュ、楽天ポイントで支払いをすることができます。
通常ホームページで案内されているのは、「楽天キャッシュ」を楽天カードでチャージすれば0.5%+楽天ペイ決済で1%で合計1.5%の還元率になりますという案内ですね。
しかし手間はかかるもののWAONで楽天ギフトカードを購入して1%のWAONPOINTとポイント二重取りしておいたほうが賢い楽天ペイの使い方だと思います。
ですので使うときには、予め楽天キャッシュをチャージしておいて、楽天ペイのトップ画面の下部の部分にある「すべてのポイント/キャッシュを使う」に☑をいれて、期間限定ポイント・キャッシュから支払いに使う方法が良いでしょう。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 キャッシュレス決済もすでに大判振る舞いのターンが終わり、d払い・au PAY・PayPayなど3大キャリアのコード決済の改悪が相次いでいます。 こうやって他のコード決済[…]
【まとめ】Tカードプライム(Prime)→WAON→楽天ペイ3.5%還元ルート
手持ちのスマホがiPhoneなら、Tカードプライム(Prime)を日曜日に使ったポイント多重どりで以下のように3.5%の還元率が実現できます。
このWAONルートでは、別にも三井住友カードゴールドNL・ビジネスオーナーズゴールド×au PAYからWAONにチャージするルートがあって、最大で4%にも達する還元率になります。
でも、三井住友カードゴールドNL・ビジネスオーナーズゴールドでは年間100万円利用というハードルを超えないとそれだけの還元率になりませんので、日曜日を選んでチャージするだけで1.5%還元になるTカードプライム(Prime)のほうが使いやすいと思います。
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【Android】Tカードプライム(Prime)→ANA Pay→Edy→楽天ペイルートで3%還元
ここまでは、日本では利用者の多いiPhoneユーザー向けのチャージルートでしたが、欠点としてミニストップがないとWAONで楽天ギフトカードを購入できない、わざわざコンビニに行くのは手間などの問題があります。
そこで取り上げたいのがAndroidスマホでANA Payを活用するルートです。
ANA Payは、楽天Edyにチャージすることが可能ですし、AndroidスマホならEdy⇄楽天キャッシュの相互交換が可能です。
そのためTカードプライム(Prime)をチャージ元として以下のようにポイント多重取りすることが可能になります。
この方法は、ポイント多重どりの還元率はミニストップでWAONを使う方法に比べてスマホで完結するので便利です。
Tカードプライム(Prime)→ANA Payへ日曜日にチャージ
ANA Payは、2023年5月23日に再登場したばかりで、以前のコード決済は廃止予定で今回はバーチャルカードによる非接触決済に対応したキャッシュレス決済サービスです。
チャージ方法は、クレジットカード(Visa/Master/JCB/Diners)からのチャージが可能で、Tカードプライム(Prime)からのチャージで通常は1%、日曜日は1.5%のTポイントが付与されます。
ANA Payの利用は、ANAマイレージクラブアプリをインストールしてバーチャルプリペイドが使える状態まで設定して、Tカードプライム(Prime)をチャージするカードとして登録してからチャージを行います。
Tカードプライム(Prime)からのチャージは、日曜日に行うことで1.5倍(=1.5%)のポイントが付与されます。
ANA Pay→楽天Edyチャージ
ANA PayバーチャルカードからチャージするEdyは、Androidスマホにインストールしている楽天EdyアプリのEdy残高に対してチャージを行ってください(楽天キャッシュに相互交換するため)。
楽天Edyへのチャージで還元が得られるカードは、楽天カード、エポス系、リクルートカードが有名ですが、ANA Payバーチャルカードもチャージもできて還元も得られます。
楽天Edyへチャージするカードの新規登録は、楽天会員情報に事前にカードを登録してから行いますが、新規登録の場合は登録した翌日の12:00から利用可能になります。
登録の手順は、楽天側で手順が作成されていますがこちらでも引用して掲載しておきます。
おサイフケータイに楽天IDに登録済みのクレジットカードでチャージする
手順1ログイン~手順3チャージ設定
手順4チャージ方法~手順6クレジットカードの選択
手順7セキュリティーコードを入力~手順8チャージ設定完了
楽天Edy⇄楽天キャッシュ相互交換
AndroidスマホならEdy⇄楽天キャッシュの相互交換が可能でリアルタイムで行なえます。
これは結構便利で、コード決済ができるお店では楽天ペイで決済し、コード決済ができないけど電子マネーによる決済ができるお店では楽天Edyと残高をその都度切り替えることができます。
ただ毎月1日・11日・21日・31日に、楽天キャッシュに楽天カードなどの指定のチャージ方法でチャージすることで、抽選で最大全額がポイント還元される「チャージの日」キャンペーンが行われているので、ANA Pay→楽天Edy⇄楽天キャッシュという手順をすっ飛ばして直接チャージしても良いかも知れません。
毎月1日・11日・21日・31日のチャージの日なら最大全額ポイント還元!
楽天Edyへチャージするときには、毎月1日・11日・21日・31日のチャージの日にエントリーし楽天キャッシュにチャージすると、抽選で1等なら全額ポイント還元されます(還元上限20,000ポイント)。
毎月1日・11日・21日・31日のチャージの日特典内容
対象の方法で楽天キャッシュを100円以上チャージすると、抽選で1,000名に楽天ポイントが還元され1等なら全額還元されます。
抽選特典は以下のとおりで、上限は20,000ポイントまでとなります。
- もれなく楽天ポイント(期間限定)1ポイント付与
- 1等:100名様にチャージ額の100%ポイント還元
- 2等:300名様にチャージ額の20%ポイント還元
- 3等:600名様にチャージ額の1%ポイント還元
【まとめ】Tカードプライム(Prime)→ANA Pay→Edy→楽天ペイルートで3%還元
手持ちのスマホがAndroidなら、Tカードプライム(Prime)を日曜日に使ったポイント多重どりで以下のように3%の還元率が実現できます。
この方法の利点は、スマホひとつでできることです。
ミニストップが近隣に出店してなかったり、楽天ギフトカードをコンビニまで買いに行く手間もありません。
そのため好んで利用している方法になります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 日曜日は1.5%の還元率でTポイントがたまるクレジットカード「Tカードプライム(Prime)」。 登場当初からau PAYやKyashCardを経由してTOYOTA W[…]
【まとめ】日曜日はTカードプライム(Prime)→WAON→楽天ペイで3.5%!
今回紹介したTカードプライム(Prime)をチャージ元としたチャージルートは、特別なハードルもなく高い還元率でキャッシュレスライフを満喫できるポイント多重取りルートです。
いずれも最終的には楽天ペイによるコード決済となりますので、楽天ペイは他のコード決済を圧倒する優れたコード決済だといえます。
チャージルートは、iPhoneユーザーの場合とAndroidユーザーの場合でそれぞれ方法が異なります。
iPhoneユーザーの場合はWAONからのチャージで最終的には楽天ペイによる決済になります。
Androidユーザーの場合はANA Payからのチャージで同じく楽天ペイによる決済になります。
このポイント多重取りキャッシュレスライフに欠かせない『Tカードプライム』はTポイントが貯まる珍しいカードです。
今後TポイントとVポイントが統合されることで新規発行はできなくなると考えられますので、2024年の春までに作っておいたほうが良いかも知れません。
日曜日に利用することで1.5%の還元率でウォレットサービスにチャージできるためキャッシュレスライフに欠かせないため、サブカードとして是非用意しておきたいカードですね。