こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
日曜日の利用なら1.5%の還元率でVポイントがたまるポイ活民にとって重要なクレジットカード「VポイントカードPrime」。
JAL Payへのチャージで活躍していたと思います。
しかしジャックスは高還元率カードを出しては改悪するのが恒例で、やはりというか「やっぱり」2025年3月31日で新規発行がストップしてしまいました。
今回は、この「VポイントカードPrime」の代わりとなるクレジットカードを解説していきます。
チャージの際に起点となるクレジットカードは、Ponta Premium Plus(JCB)が通常は1%、7月・12月は最大2.0%還元されますので、現役クレジットカードの中でも最強だと思います。
Ponta Premium Plusの発行は、ワラウ経由の発行で2,210円相当のポイントが付与されます。
①7月・12月は最大2%Pontaポイント還元(通常1%還元)
②今なら最大8,000ポイントもらえるキャンペーン中!!
③初年度無料、次年度以降2,200円(年間5万円利用で次年度も無料)
→カード発行はワラウ経由の発行で2,210円相当のポイントが獲得できます。
VポイントカードPrime新規発行終了!代わりのカード3選
「VポイントカードPrime」は、Vポイントが貯まる数少ないカードで日曜日の利用で1.5%にポイントアップするためポイント多重どりのカードとして注目されてきました。
発行元のジャックスは過去、高還元率のカードを作っては改悪し作っては改悪するということを繰り返してきたので、現状高い還元率だからといっていつまでも高い状態を維持するといいきれないのが難点です。
例えば悪名が高いところでは以下のカードがあります。
- リーダーズカード1.5~→現在は1.25%
- レックスカード1.75%→現在は1.25%
- エクストリームカード1.5%→現在は申込み終了
- VポイントカードPrime1.5%→現在は申込み終了
過去にリーダーズカードを保有していましたが、こういった動きがジャックスは多いのでメインカードとして発行することは避けています。
必然的に他の候補も用意してきたわけで、それが以下の3つのクレジットカード・デビットカードです。
- Ponta Premium Plus(JCB)
- V NEOBANK デビットカード(Mastercard)
- 三井住友カードゴールドNL(Mastercard)
これを一つ一つ説明していきます。
7月・12月は最大2.0%還元「Ponta Premium Plus(JCB)」
「Ponta Premium Plus」は、同じくジャックスが発行しているJCBブランドのカードで、たまるポイントはPontaポイントです。
ジャックスが発行している点からも、いつ新規発行終了してもおかしくないリスクを抱えていますので、早めに発行しておいたほうが良いと思います。
項目 | 内容 |
年会費 |
|
家族カード |
|
ETCカード | 無料 |
国際ブランド | JCB |
基本還元率 | 1%(100円につき1ポイント) |
特典 | 毎年7月・12月は10万円利用で+0.5%UP、20万円利用で+1%UP |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円の海外旅行傷害保険 |
ショッピング保険 | なし |
支払日 | 末日締め翌月27日払い |
利用枠 | 40万円・60万円 |
年会費は初年度無料、翌年度は2,200円ですが年間5万円の利用で無料となります。
最近ではETCカードが無料というカードは珍しくなりましたが、この「Ponta Premium Plus」はETCカードが無料で発行できるなど利点が結構あります。
Ponta Premium Plusは毎年7月・12月は最大2%還元!
この「Ponta Premium Plus」を保有する最大のメリットが、この年に2回(7月・12月)の利用で最大2%還元となる特典です。
この最大2%を得られる条件は、以下のように最大20万円まで利用すればポイントアップする仕組みです。
基本還元率 | ポイントアップ率 | |
月間10万円以上利用 | 1% | +0.5% |
月間20万円以上利用 | 1% | +1% |
ですので「Ponta Premium Plus」は、7月・12月だけJAL Pay・ファミペイ等へのウォレットサービスへ計画的な分散チャージがオススメです。
計画的にJAL Pay・ファミペイへ一旦チャージしておけば、還元率2%でチャージした残高をそれ以降好きなタイミングで使えます。
以下に記述するのは、主要なチャージコースです。
【Ponta Premium Plus】JAL Payチャージコース
JAL Payとは、JALマイレージバンクアプリを使ったモバイル決済サービスで物理カードもコースによっては発行可能、Apple PayやGoogleウォレットによる街のお店の支払いやネットショッピングなどの還元率は0.5%と一般的なキャッシュレス決済です。
最大のメリットは、同じ航空機会社のウォレットサービス「ANA Pay」にチャージできて、マイルが還元される点です。
このチャージコースのデメリットは、楽天Edy⇄楽天キャッシュの相互交換がAndroid端末に限定される点です。
そのためiPhoneユーザーの場合、JAL PayからApple Pay経由でnanacoもしくはWAONによる楽天ギフトの購入が必要となります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。JAL Payとは、JALマイレージバンクアプリを使ったモバイル決済サービスで物理カードもコースによっては発行可能、Apple PayやGoogleウォレットによる街のお店の[…]
【Ponta Premium Plus】ファミペイチャージコース
一方でファミペイを活用したチャージルートは、スマホ機種に関わりなく活用できる方法であるため、誰でも取り組めるというメリットがあります。
デメリットは、ファミリーマートに出向いて楽天ギフトを購入しなければならない点です。
通勤途中ならともかく、わざわざ店舗に行かなくてはならないという手間と、必ずしも楽天ギフトの在庫があるとは限らないため、Android端末を使ったほうが簡単です。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。ファミペイとは、2019年7月にサービスを開始したファミリーマートの公式アプリでバーコード決済機能「FamiPay」を備えており、Apple PayやGoogle Payによ[…]
年会費無料なのに海外旅行傷害保険が充実
「Ponta Premium Plus」は、なぜか不思議なくらい海外旅行傷害保険が充実しています。
しかも利用付帯ではなく自動付帯です。
これをゴールドカードで保険も充実しているJQ CARD エポスカードと比較すると以下のようになります。
保険内容 | JQ CARD エポスゴールド | Ponta Premium Plus |
---|---|---|
傷害死亡 後遺傷害 | 最高1000万円 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 | 最高2000万円 |
救援者費用 | 最高100万円 | 最高200万円 |
携行品損害 | 最高20万円 | 最高20万円 |
これ間違ってないよね?というくらいの充実ぶりで、ゴールドカードとほぼ一緒の内容となっているのです。
「VポイントカードPrime」の代わり①Ponta Premium Plusまとめ
「Ponta Premium Plus」は7月・12月限定で最大2.0%の還元率でJAL Payへのチャージに活用できます。
しかし「VポイントカードPrime」と同じく、ジャックスが発行している点からも、末永く永続的に発行されるクレジットカードとは思えません。
いずれ新規発行がストップするという前提で活用することをおすすめします。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。JQカードエポスゴールドが選べるポイントアップショップのボーナス付与率が1.0%→0.5%に引き下げられ最大2.7%還元→2.2%還元へ低下するなど、高還元率クレジットカード[…]
常時1.5%還元!V NEOBANK デビットカード(Mastercard)
「VポイントカードPrime」は日曜日の利用に限り1.5%の還元率にアップしていましたが、「V NEOBANK デビットカード(Mastercard)」に関しては、特別な条件なく1.5%還元という好条件のカードです。
例えば、三井住友カードゴールドNLなどだと年間100万円利用をクリアする必要がありますし、前述のPonta Premium Plusだと7月・12月利用に限りますが、そういったポイントアップに関する特別な条件などなく1.5%還元されます。
項目 | 内容 |
年会費 |
|
家族カード |
|
ETCカード |
|
国際ブランド |
|
スマホ決済 |
|
基本還元率 | 1.5%(月間利用1,000円以上) |
旅行傷害保険 | なし |
ショッピング保険 | なし |
支払日 | 即時銀行口座から引き落とし |
利用枠 | 初期設定30万円/月 |
V NEOBANK デビットカード(Mastercard)のスペックとしては、なかなか便利そうですが問題はないのか確認しておきたいと思います。
V NEOBANK デビットカードは常時1.5%還元
「V NEOBANK デビットカード(Mastercard)」の還元率は1.5%のVポイント還元です。
お持ちのスマホがiPhoneならApple PayでMastercardタッチ決済・iD、Google PayでもMastercardタッチ決済により街のお店の支払いができ、バーチャルカード情報からカード番号・カード名義人・有効期限・セキュリティコードを取得することでインターネット上の決済にも使えます。
たまるポイントは、Vポイントですので、WAONPOINT交換しておけばウエル活毎月20日のポイント利用で1.5倍の価値で使えるため、かなり価値が高いと思います。
ただしポイ活民が期待するルート・・・つまりJAL Payへのチャージはできませんので、au PAYまたはANA Payへのチャージで活用する方法が順当な方法になりそうです。
【V NEOBANK デビットカード】au PAYチャージコース
au PAYの還元率は0.5%相当(200円につき1Pontaポイント貯まります)ですが、高還元率でチャージした残高で税金・公共料金が支払えるため非常に強力な決済手段としても期待できます。
通常はコード決済「au PAY」としてiPhone・Androidスマホで利用できますが、au回線・UQ回線・povo回線・auひかり回線の契約もしくは、au IDに紐付いたauじぶん銀行の口座があればau PAY プリペイドカードも発行することができます。
このプリペイドカードを発行すると、街のMastercard加盟店、カード情報からカード番号・カード名義人・有効期限・セキュリティコードを取得することでインターネット上の決済にも使えます。
それでも十分魅力的ですが、iPhoneだとApple Pay経由でnanacoチャージができるため(チャージ時の還元率は0%です)、楽天ギフトをコンビニで購入することで割と高いチャージルートを確保できます。
- V NEOBANK デビットカード/1.5%
- +au PAY(Apple Pay)
- +nanaco/0%
- +楽天ギフト(楽天キャッシュ)
- +楽天ペイ/1.5%
=合計3.0%還元
この方法におけるデメリットは、セブンイレブンに出向いて楽天ギフトを購入しなければならない点です。
通勤途中ならともかく、わざわざ店舗に行かなくてはならないという手間と、必ずしも楽天ギフトの在庫があるとは限らないため、Android端末を使ったほうが簡単です。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。au PAYは「KDDI」が2019年4月から提供を開始したスマホ決済です。チャージした残高で支払う方法が一般的で基本還元率は0.5%ですが、条件を満たしていると残高を共有で[…]
【V NEOBANK デビットカード】ANA Payチャージコース
ANA Payとは、ANAマイレージクラブアプリを使ったモバイル決済サービルで物理カードはなく、還元率は0.5%(200円につき1マイル)と一般的なモバイル決済です。
お持ちのスマホがiPhoneならApple PayでVisaタッチ決済・iD、Google PayでもVisaタッチ決済・iDにより街のお店の支払いができ、バーチャルカード情報からカード番号・カード名義人・有効期限・セキュリティコードを取得することでインターネット上の決済にも使えます。
これにチャージすれば十分な還元率が期待できますが、Android端末ならそこから楽天Edyにチャージできますし、モバイルSuica(チャージ時の還元率は0%)にもチャージできます。
- V NEOBANK デビットカード/1.5%
- +ANA Pay/0.5%
- +楽天Edy⇄楽天キャッシュ
- +楽天ペイ/1.5%
- =合計3.5%還元
このチャージコースのデメリットは、楽天Edy⇄楽天キャッシュの相互交換がAndroid端末に限定される点です。
そのためiPhoneユーザーの場合、前述のとおりau PAYに迂回してApple Pay経由でnanacoもしくはWAONにチャージして、楽天ギフトを購入する手順が必要となります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。ANA Payとは、ANAマイレージクラブアプリを使ったモバイル決済サービルで物理カードはなく、還元率は0.5%と一般的なキャッシュレス決済です。AN[…]
三井住友カードゴールドNL(Mastercard)は1.5%(既存は2.0%の場合も)
三井住友カードゴールドNLもしくは自営業ならビジネスオーナーズカードなら通常還元率は0.5%ですが、年間100万円利用で1万Vポイントがボーナス付与されるため、実質的な還元率は1.5%です。
筆者のような既存の会員でマイ・ペイすリボ特典を設定している場合は、リボ残高を残している場合、0.5%還元率がプラスされるので2.0%に還元率が膨らみます。
三井住友カード ゴールド(NL) | |
年会費 | 5,500円 ・年間100万円の利用で翌年以降永年無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度無料、次年度550円 ・年に1回でも利用があれば無料 |
スマホ決済 |
|
国際ブランド | Visa・MasterCard |
基本還元率 | 0.5% ・年間100万円の利用で1%分のボーナスポイント |
特約店 | セブンイレブン・ローソン・マクドナルドなど特定店舗でスマホのタッチ決済で7%還元 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円(自動付帯300万円)の国内・海外旅行傷害保険 |
ショッピング保険 | 年300万円 |
ビジネスオーナーズカードも基本同じスペックですが、年間100万円利用が超えなければならないハードルです。
そのためJAL Payへのチャージが可能なMastercardブランドを発行することが重要です。
三井住友カードゴールド(NL)は、年間利用100万円達成で1.5%還元
「Ponta Premium Plus」はジャックスなので改悪リスクがあること、「V NEOBANK デビットカード(Mastercard)」はJAL Payへのチャージルートが使えないことやV NEOBANK(Vポイント支店)の口座を別途保有しなければならない点で、メインとするには不安なところがあります。
その点、三井住友カードゴールドNL(Mastercard)は、三井住友カードの基幹カードの一つなので、急に改悪リスクが少ないため、やはり保有しておいたほうが得策でしょう。
これだけでも非常に優秀なのですが、主要コンビニ2社とマクドナルド・すき家・サイゼリア・ドトールなどの対象店舗では、スマホのタッチ決済で7%という破格の還元率を誇ります。
- iPhoneではVisaタッチ決済・Mastercardタッチ決済が可能ですが、AndroidによるGoogle PayではVisaタッチ決済のみ対応です。
- ビジネスオーナーズカードはスマホのタッチ決済で7%還元対象外です。
【三井住友カードゴールド(NL)】JAL Pay→ANA Payチャージコース
三井住友カードゴールドNLは、MastercardならJAL Payへ無料でチャージできます(Visaブランドの場合、2.75%の手数料がかかります)。
Android端末なら楽天Edy⇄楽天キャッシュの相互交換が可能ですので、JAL Payから以下のチャージルートが使えます。
=合計4.0%~4.5%還元
かなり安定的に高い還元率を実現できるので、7%還元対象の店舗以外ではこの決済方法が良いでしょう。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。キャッシュレス決済の中でも楽天キャッシュをもちいた楽天ペイが1.5%還元になったことで、以下のチャージルートによる楽天ペイ決済が最も還元率が高い決済手段となっています。[…]
【三井住友カードゴールド(NL)】JAL Pay→nanacoチャージコース
JAL Pay→ANA Payというコースは、Android端末で活躍するコースですが、手持ちの端末がiPhoneである場合は、JAL Pay→nanacoチャージで楽天ギフトを購入する方法が使えます。
- 三井住友カードゴールドNLorビジネスオーナーズゴールド/1.5%~2.0%
- +JAL Pay/(Apple Pay/0.5%)
- +nanaco/0%
- +楽天ギフト(楽天キャッシュ)
- +楽天ペイ/1.5%
=合計3.5%~4.0%還元
この方法におけるデメリットは、セブンイレブンに出向いて楽天ギフトを購入しなければならない点です。
ただセブンイレブンは、全国広域に展開しているので購入する機会は十分あると思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。「楽天キャッシュ」とは、楽天グループが提供する対象サービスに利用できるオンライン電子マネーです。電子マネーといってもFeliCaの技術を利用してオフラインでも使える楽天Edy[…]
三井住友カードゴールドNLとビジネスオーナーズゴールドの違い
三井住友カードゴールドNLとビジネスオーナーズゴールドの違いは、どちらも通常0.5%+年間利用100万円ボーナス1%相当で最大1.5%である点は変わりません。
ビジネスオーナーズゴールドが個人事業主を対象とするクレジットカードであることはわかると思いますが、三井住友カードゴールドNLは一般向けという以外でも特典が異なっています。
例えば、三井住友カードゴールドNLは、対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元になりますが、この点でビジネスオーナーズゴールドはこの特典がない点には注意が必要でしょう。
しかし、ビジネスオーナーズゴールドに加えてプロパーの三井住友カードを保有している場合は、Amazon・ETC・ANA・JALの利用は1.5%還元となるため、ボーナスポイントを加えると2.5%もの還元率になります。
この違いを把握したうえで、カード発行をすると良いと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。三井住友カードの中でも三井住友カードゴールド(NL)は、コスパに優れた高還元率カードとしてこのサイトでもメインクレカとしてオススメしています。今回解説する三井住友カー[…]
VポイントカードPrime新規発行終了!代わりの高還元率カードまとめ
日曜日の利用なら1.5%の還元率でVポイントがたまるポイ活民にとって重要なクレジットカード「VポイントカードPrime」。
しかしジャックスは高還元率カードを出しては改悪するのが恒例で、案の定2025年3月31日で新規発行がストップしてしまいました。
よって今後は、以下の3つのクレジットカード・デビットカードが代わりとなっていくと思います。
- Ponta Premium Plus(JCB)
- V NEOBANK デビットカード(Mastercard)
- 三井住友カードゴールドNL(Mastercard)
この中でメインとして有望なのは、三井住友カードゴールドNLですが、Ponta Premium Plus(JCB)なら7月・12月限定ながら2%もPontaポイント還元しますので「VポイントカードPrime」の代替として適切だと思います。