こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
日曜日は1.5%の還元率でTポイントがたまるクレジットカード「Tカードプライム(Prime)」。
登場当初からau PAYやKyashCardを経由してTOYOTA Wallet(トヨタウォレット)にチャージしてポイント二重取り・三重どりできる点と貴重なTポイントが貯まる高還元率カードとして評判でした。
しかしジャックスは高還元率カードを出しては改悪するのが恒例でして、案の定2022年8月から、Kyash・WebMoney(au PAY)・TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)へのチャージ利用代金がポイント付与対象外になってしまっています。
しかしANA Payが今年の春から登場し、楽天Edyから楽天キャッシュへの相互交換が可能になったことで様相が一変し、また使い勝手の良いキャッシュレスプランとなっています。
今回はこのチャージルートについて解説していきます。
TカードPrimeはANA Pay経由なら最大3%還元!
TカードPrimeは、Tポイントが貯まる数少ないカードで日曜日の利用で1.5%にポイントアップするためポイント多重どりのカードとして注目されてきました。
当初はau PAY・KyashCard・TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)へのチャージが多用されてきましたが、ジャックスらしくこれは2022年8月から塞がれてポイント対象外になっています。
しかしその後、2023年になってANA Payが登場したことでこれをプロキシ(中継)として以下のポイント三重取りルートが開通しています。
課題は、スマホがAndroidでなければ「楽天Edy→楽天キャッシュ」間の相互交換ができないことですが、スマホがiPhoneでしたら楽天ペイがダメでもANA PayからTOYOTA Wallet(トヨタウォレット)へチャージすれば問題は解決されます。
- TカードPrime(日曜日1.5%)
- →ANA Pay(0.5%)
- →TOYOTA Wallet(1%)
- =最大3.0%
ということで今回はこの2つのルートと、ジャックスは結構改悪リスクが高いということを説明していこうと思います。
TカードPrimeは電子マネーの各チャージ利用代金がポイント付与対象外に改悪
2022年8月、TカードPrimeに改悪のお知らせがやってきました。
読者の方へはかなり前から、改悪リスクを説明していましたので特に驚きはないと思います。
日程は8月1日からKyash、WebMoney、TOYOTA Wallet、Tマネーなどの電子マネー各チャージ利用代金がポイント対象外となります。
またau PAY書いてないですよねという方もいると思いますが、au PAY残高はau PAYプリペイドカードと残高を共有しておりその実態はWeb MoneyなのでWeb Money加盟店=au PAY加盟店となります。
ジャックスの歴史は改悪の繰り返し
ジャックスは過去、高還元率のカードを作っては改悪し作っては改悪するということを繰り返してきたので、現状高い還元率だからといっていつまでも高い状態を維持するといいきれないのが難点です。
例えば悪名が高いところでは以下のカードがあります。
- リーダーズカード1.5~→現在は1.25%
- レックスカード1.75%→現在は1.25%
- エクストリームカード1.5%→現在は申込み終了
過去にリーダーズカードを保有していましたが、こういった動きがジャックスは多いのでメインカードとして発行することは避けています。
【Androidスマホの場合】TカードPrime→ANA Pay→Edyルートは3%還元
ANA Payは、2023年5月23日に再登場したばかりで、以前のコード決済は廃止予定で今回はバーチャルカードによる非接触決済に対応したキャッシュレス決済サービスです。
チャージ方法は、クレジットカード(Visa/Master/JCB/Diners)は勿論、au PAY・Kyash Cardからもチャージが可能です。
つまりANA Payが登場したことで、これに日曜日にチャージしてプロキシ(中継)として楽天Edyに流し込むことで以下のポイント三重取りルートが開通しています。
これまではポイント多重取りは、Apple Payが有利な点が多かったのですがこの方法では、Androidが「楽天Edy→楽天キャッシュ」間の相互交換が可能であるため有利な情況になっています。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 2023年7月25日、楽天Edyと楽天キャッシュの相互交換が可能になっています。 これによって例えば以下のようにポイント多重どりの方法に幅が広がっており、ただでさえ他のコー[…]
【iPhoneの場合】TカードPrime→ANA Pay→TOYOTA Walletルートも3%還元
Androidスマホが手元にない場合は、ANA PayからTOYOTA Wallet(トヨタウォレット)へチャージが可能であるため以下のチャージルートがおすすめです。
- TカードPrime(日曜日1.5%)
- →ANA Pay(0.5%)
- →TOYOTA Wallet(1%)
- =最大3.0%
この問題点は、TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)の決済方法は、スマホによるiDまたはMastercardタッチ決済、ネット決済ではMastercard決済であるため加盟店が限定されることです。
そのためモバイルSuicaへチャージすることで公共交通機関の利用でも活躍させる方法がより使い道を広げることが可能になります。
Tカードプライムの概要
Tカードプライム(Prime)とは、Tポイントがたまる「Tカード」と1%の還元率のクレジットカードの機能が一体となったカードです。
基本還元率は1%ですが、日曜日の利用では1.5%と還元率がアップするのがおすすめポイントです。
還元率 | 1%(日曜日の利用は1.5%) |
年会費 | 初年度無料(1,375円1回でも利用があれば翌年度も無料) |
国際ブランド | MasterCard |
ショッピング保険 | なし |
国内旅行損害保険 | 最高1,000万円 |
海外旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
家族カード | 不可 |
ETCカード | 無料 |
Apple Pay/Google Pay | 登録可。決済はQUIC Pay |
Tカードプライム(Prime)に関しては、月間利用額に対してポイントが付与されており、月末締めのときに端数の1円~99円の利用分が切り捨てられるだけになっています。
そのためTポイントのためやすさでは、Tカードプライム(Prime)は優れたカードだといえます。
TカードPrime注意点
日曜日に1.5%の還元率が狙えるTカードプライム(Prime)ですが、注意点もあります。
国際ブランドはMasterCardのみ
Tカードプライム(Prime)で選択できる国際ブランドは、Mastercardだけです。
世界的にはVisa・MasterCardでシェアを分け合っているため、どちらかがあれば大抵利用できます。
国際ブランド | 世界売上シェア |
VISA | 50% |
MasterCard | 26% |
UnionPay(銀聯) | 20% |
アメックス | 3% |
JCB | 1% |
ただしMastercardは、コストコがMastercardのみ対応している点で使い勝手が良い反面、何らかのポリシーがあるらしく使えないサイトも結構あったりします。
家族カード不可
Tカードプライム(Prime)は家族カードが申し込めません。
たまるポイントはTポイント
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 洗剤やシャンプー・コンディショナー・ボディソープ・・・いつも使う商品がタダで買えたなら・・・ こんな都合の良いことがウエルシア薬局で毎月20日に開催されている「お客さま感謝デー[…]
Tカードプライムが改悪!au PAY・Kyashがポイント対象外に!代わりの方法まとめ
Tカードプライム(Prime)は、日曜日の利用で1.5%還元という結構優秀なカードだったのですが、やっぱりジャックスらしく短期間で改悪になりました。
予想していたのでとくに驚きはないです。
この代替になる方法は、ANA Payにチャージしてプロキシ(中継)として活用することです。
Android端末の場合なら以下の方法でポイント三重取りができます。
課題は、スマホがAndroidでなければ「楽天Edy→楽天キャッシュ」間の相互交換ができないことですが、スマホがiPhoneでしたら楽天ペイがダメでもANA PayからTOYOTA Wallet(トヨタウォレット)へチャージすれば問題は解決されます。
- TカードPrime(日曜日1.5%)
- →ANA Pay(0.5%)
- →TOYOTA Wallet(1%)
- =最大3.0%
Tカードプライム(Prime)は、日曜日の利用で還元率が1.5%にまでアップするので、こういったポイント多重取りに非常に向いていますね。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 キャッシュレス決済では、詳しい人になってくると多数のウォレットサービスやプリペイドカードを組み合わせてポイント多重どりすることはいまや新常識になっています。 今回紹介するT[…]