楽天系の改悪が連発していてブログ記事のリライトが追いつかない今日このごろですが、ついに2022年7月1日以降、楽天カードからau PAYへのチャージもポイント対象外に改悪となります。
これまでは楽天カードの常設企画「街の利用でポイント2倍キャンペーン」で楽天市場で2万円カード利用という条件をクリアすればポイント2倍になるため、au PAYへチャージして以下のようにポイント4重取りができていたのですがこれもできなくなります。
ついでにd払いも6月からはdカード以外の支払いでは0.5%のポイントが対象外になったため、かつて利用していた以下のルートは過去のものとなっています。
- 楽天カード(2%)→au PAY プリペイドカード(0.5%)→Revolutメタル(1%)→d払い(0.5%)=4.0%
またついでにKyashへのチャージも対象外になるそうなので、楽天カードの使い道は楽天市場・楽天証券のクレカ投信積立&即売却でポイントを稼ぐだけの存在になってしまいました。
じゃあどうしているのかというと、三井住友カードゴールドnl(Mastercard)が後継と決まりました(厳密には自営なので三井住友カードビジネスオーナーズゴールド)。
なんでかというとMastercardブランドなら以下のように2%の還元率でau PAYにチャージできるからです。
三井住友カードゴールドnl or ビジネスオーナーズゴールド | 還元率 |
基本 | 0.5% |
マイ・ペイすリボ(手数料発生時) | +0.5% |
年間利用100万円 | +1%(10,000P付与) |
合計 | 2% |
- 三井住友カードゴールドNL(最大2%)→au PAY プリペイドカード(0.5%)→nanaco(Apple Pay)→楽天ギフトカード→楽天ペイ(1%)=3.5%
また最近はau PAYが税金への支払い(請求書払い)にも対応しだしたことで、対応している自治体なら最高の税金払いの手法となります。
今回は、楽天カードからのau PAYへのチャージがポイント対象外へ改悪するのに伴って、三井住友カードゴールドNL or ビジネスオーナーズゴールドを後継とした理由とこのカードで2%の還元率を叩き出す方法を解説します。
①今なら新規入会と利用で9,000円相当の新規入会特典
②年間100万円以上の利用で年会費永年無料・1万円相当のVポイント
③最大2%の還元率でau PAYにチャージできる高還元率カード
④SBI証券のクレカ投信積立で1%のVポイント還元
→ニフティポイントクラブ経由のカード発行で新規入会特典に加えて3,800円相当のVポイントが獲得できます。
①新規入会&利用特典1万Vポイント+5ヶ月目まで50万円利用でさらに1万Vポイントプレゼント
②最大2%の還元率でKyash・au PAYにチャージできる高還元率カード
③年間100万円以上の利用で年会費永年無料・1万円相当のVポイント
④Amazon・ETC・ANA・JALの利用は最大2.5%還元
→ポイントインカム経由のカード発行なら新規入会特典に加えて20,000円相当のポイント獲得
楽天カードからKyash・au PAYへのチャージがポイント対象外に改悪になった意味
au PAYへはau PAY ゴールドカードでチャージすれば2%の還元率で可能ですので、本来はそれで良いはずです。
ところが結構au PAYへ楽天カードからチャージしようという需要は根強くあるんですね。
なんでなんでしょ?
理由はau PAY ゴールドカードはauユーザーにとっては利用料を11%もポイント還元されるのでメリットがありますが、非auユーザー(UQ含む)では年会費が11,000円もかかるので特段のメリットがないからです。
ところが楽天カードなら「街の利用でポイント2倍キャンペーン」で条件をクリアしてポイント2倍になっていれば、au PAYへのチャージでも2%の還元率でチャージできたため便利だったのです。
しかし長いこと生き残ったこのメリットも連発する楽天系のサービス改悪の一環として消え去ることとなりました。
楽天カードからKyashCardへのチャージがポイント対象外になった意味
楽天カードはすでに、公共料金の支払は1%→0.2%と改悪が始まっているため、すでにメインクレカとして活用する術は失われています。
この仕打ちに対してKyahCardが公共料金の支払いに対応したことで、楽天カードでチャージしておけば依然として1%の還元率で使い続けられるのでは?という希望もあったのですが7月でKyahCardへのチャージがポイント対象外になったことでこれも藻屑と消えました。
またKyahCardにチャージすれば、トヨタウォレットにチャージすることで以下のようにポイント3重取りとなるメリットもやはり藻屑と消えています。
- 楽天カード(2%/街の利用でポイント2倍)+Kyash Card(0.2%)+トヨタウォレット(1%)=3.2%
「街の利用でポイント2倍キャンペーン」でポイント2倍になったとしても、こういったポイント多重取りで2%以上の還元率を叩き出せるのが容易になっている現在、楽天カードに何らかのメリットを見出すのが非常に難しくなっています。
楽天カードからau PAYへのチャージがポイント対象外になった意味
楽天カードからau PAYへチャージすれば、楽天カードの可能性を大いに引き出せるのですが、これもあっさりポイント対象外にされたことで何の面白みもないカードになってしまいます。
非auユーザーがau PAYの大規模キャンペーンに利用できなくなった
au PAYでは、2021年春から20%還元の「たぬきの大恩返し」というタイトルの大規模なキャンペーンを春・夏・秋・冬と連発し、2022年2月1日から最大10%還元となる「たぬきの大恩返し 春」を開催しています。
他ではドコモのd払いだとdカード・dカードGOLDの支払いじゃないとキャンペーン対象にならないとか、PayPayもソフトバンクユーザーが還元率で優遇されますが、au PAYでは他社のクレジットカードでチャージした残高も同じように対象となっているのでキャンペーンの恩恵を受けられます。
このとき「街の利用でポイント2倍キャンペーン」で条件をクリアした状態で楽天カードからau PAYへチャージすれば、高い還元率でチャージできau PAYのキャンペーンにも残高を活用できたのですが非常に残念です。
au PAY プリペイドカード→Revolutコースで3.5%の還元率達成が困難に!
イギリス発のデジタル銀行・海外送金サービスRevolut。
カードを発行して残高で決済することもでき、2022年1月20日からは1%キャッシュバックが適用されるメタルプランが登場しました。
この残高は銀行からチャージしても良いですが、au PAYと残高を共有しているau PAY プリペイドカードからもチャージできます。
そのため「街の利用でポイント2倍キャンペーン」で条件をクリアした状態で楽天カードから出発してポイント3重どりを完成させ3.5%の還元率を実現することができました。
還元率 | |
楽天カード(街の利用でポイント2倍キャンペーン適用) | 2% |
+au PAY プリペイドカード | +0.5% |
+Revolut(メタルプラン) | +1% |
合計 | 3.5% |
もちろんこれも7月からはできなくなります。
というかau PAY プリペイドカードからのRevolutへのチャージも2022年6月14日以降塞がれてしまっています。
1アカウントで複数端末で使えるので家族共有のお財布として利用できたのに・・・
実はau PAYは1つのアカウントで複数の端末で利用できます。
このメリットですが、1つの残高で家族で共有して使うなど便利な使い方ができますので、やっぱり楽天カードの可能性を開く非常に重要な機能でした。
なんでかというとau PAYは残高以上の利用はできないので使いすぎを防止できますので、例えば日々のスーパーなどの食費用など予算を決めておいて予めチャージして利用することで残高を意識した計画的な使い方に向いていたのです。
クレジットカードだと信用枠まで使えるので、どれくらい使ったのかあまり意識しないで使えてしまいますが、au PAY残高にチャージして利用することで使いすぎを自然と防止できますからね。
でもこれも7月からできなくなります。
7月は夏真っ盛りなのに切ない秋風が吹いていますね。
楽天カードからのau PAYへのチャージはエラーコード「ER323」は発生して結構面倒くさかった
これまで何回も楽天カードからau PAY プリペイドカードにチャージしていますが、時々できないことがあります。
経験があるのがエラーコード「ER323」の場合です。
このエラーがでる原因は以下の2つになります。
- 大きな金額をチャージする場合
- 同じカードから複数回チャージする場合
どうやらこの2つ「金額」と「期間」が複合的に組み合わさってリミッターが作動してチャージできなくなるようです。
その場合は、チャージ額を引き下げて再度チャージを行うか、問い合わせを行ってロックを解除してもらうか、別のカードをau PAYに登録してそのカードからチャージするかで対応することになります。
めんどいですね。
ですのでこれを機会にau PAYへのチャージは、もっぱら三井住友カードビジネスオーナーズゴールドになっています。
三井住友カードゴールドnlならau PAYへのチャージで2%還元!
au PAYへのチャージでポイント付与がなくなる楽天カードにかわって、チャージに利用しているのが三井住友カードゴールドnlです。
※自営・副業されている方は、三井住友カードビジネスオーナーズゴールドがほぼ同じスペックです。
年会費とか細かいスペックってどうなっているの?という方はコチラをどうぞ↓↓↓
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。このサイトでメインクレカ候補としてオススメしている三井住友カードゴールドNLは、特別な特典があり『100万円修行』といって年間100万円の利用を達成すると翌年以降の年会費(5[…]
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。三井住友カードのビジネスオーナーズカードの上位版「三井住友カードビジネスオーナーズゴールド」。自営業の方だけじゃなく、副業でも申し込みできるカードで、このサイトでも最[…]
結論から書くと以下のポイント加算を加えることで最大2%の還元率となり、au PAYへチャージができます。
ただしチャージできるのはMastercardブランドですので、ポイントサイト経由で発券する際はMastercardブランドで申し込みましょう。
三井住友カードゴールド(nl)or ビジネスオーナーズゴールド | 還元率 |
①基本 | 0.5% |
②マイ・ペイすリボ(手数料発生時) | +0.5% |
③年間利用100万円 | +1%(10,000P付与) |
合計 | 2% |
これで最大で2%の還元率を達成できますので、改悪が止まらない楽天カードの代替として活躍すると思います。
では早速ポイントアップの方法について一つ一つ解説していきます。
①三井住友カードゴールド(nl)の基本還元率は0.5%
三井住友カード陣営のカードは基本還元率は0.5%です。
200円につき1円相当のVポイントが付与されます。
では100円~199円の利用は無駄かといえばそうではないんですね。
三井住友カードは月間の合計利用金額に対してVポイントが200円につき1ポイント付与されます。
しかも三井住友カードゴールドnlはコンビニ3社(セブンイレブン・ローソン・ファミマ)とマクドナルドでのVisaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスの決済は5%還元という特典が付帯しています。
少額決済にも強いカードだといえますね。
②三井住友カードゴールドnlはマイ・ペイすリボで+0.5%
三井住友カードは「マイ・ペイすリボ」という制度を使いこなすことで本領を発揮できるカードです。
三井住友カードの自動リボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」とは、設定していた月々の支払い金額を超えると超えた金額がリボ残高として年率15%の手数料がかかる制度です。
一方で利用金額に対して普段の0.5%の還元率に加えて+0.5%となり、手数料が発生した月度の支払金額に対して1%の還元率となります。
三井住友カードの自動リボ払いサービス『マイ・ペイすリボ』。リボ払いは手数料が高額なので忌避していると思いますが、三井住友カード『マイ・ペイすリボ』のルールを熟知して手数料を最小化すれば、少額の手数料の負担で年会費無料・半額・ポイント[…]
③年間100万円利用で年会費永年無料&1万円相当のVポイント還元
三井住友カード ゴールドnlの場合は、初年度は5,500円の年会費が発生しますが、年間100万円の利用で翌年以降年会費が永年無料となり、ボーナスポイントとして1%相当の1万Vポイントが付与されます。
これを一般的に100万円修行と呼びます。
判定される期間は「入会した月度から11ヶ月後」になります。
ですので2022年5月度に申し込めば、翌年の4月末までが判定期間となりますので、ほぼぴったり100万円の利用に調整を試みようとされている方はこの日程を確認の上ご利用ください。
またこの年間利用100万円には以下のように対象外となる支払いがありますので、これもまた注意が必要になってきます。
- 年会費
- ETCカード年会費
- SBI証券の積立投資の決済
- キャッシングリボ
- 海外のキャッシングサービス
- リボ・分割払い手数料
- 電子マネーへのチャージ
- 三井住友系のプリペイドカードへのチャージ
- 「Vポイント」アプリへのチャージ
- 国民年金保険料
au PAYへのチャージでポイント二重取り2.5%還元!
au PAYへのチャージのメリットは、キャンペーンにのれば大きな還元率を叩き出せる点と、当方の場合はコストコでかなり活躍しています。
コストコはまとめ買いに便利なお店で、まとめ買いなので単価は非常に安いのですが、決済は現金とMastercardブランドのカードのみです。
そこでポイント二重取りしたau PAY プリペイドカードの出番なわけです。
今回主に説明していった三井住友カード ゴールドnlからau PAYにチャージすれば、ポイント二重取りとなる2.5%の還元率が達成できますので、コストコで一番活躍するカードになると思います。
還元率 | |
三井住友カード ゴールドnl | 2% |
+au PAY プリペイドカード | +1% |
合計 | 2.5% |
au PAY ゴールドカードもチャージは2%なのですが、年会費が1万円なので、年会費無料状態になった三井住友カード ゴールドnlのほうがメリットが大きいです。
また最近見逃せないのが、車税など税金・公金の支払いにも対応しだしたことです。
当方の自治体では非対応だったので残念でしたが、対応が可能になると三井住友カード ゴールドnlからau PAYにチャージして税金を払うのが主流になると思います。
会員制の大型ホールセールクラブ「コストコ」。現在の日本での展開は27店舗を展開しています。 独自商品も大変魅力ですが、ほぼまとめ買いに対応した大容量の商品が多いです。大容量であるものの単価が安く上手に利用すれば[…]
au PAY プリペイドカード→nanaco(Apple Pay)→楽天ギフトカード→楽天ペイなら3.5%還元
この電子マネー残高で楽天ペイで決済してもお店で支払えば1%の楽天ポイントが付与されますので、以下の公式となり3.5%もの還元率になります。
- 三井住友カードゴールドNL・ビジネスオーナーズゴールド(最大2%)→au PAY プリペイドカード(0.5%)→nanaco(Apple Pay)→楽天ギフトカード→楽天ペイ(1%)=3.5%
楽天ギフトカード裏面のスクラッチ状になっている部分を削るとPIN番号がでてきますので、このPIN番号を入力することで初めて受け取ることができます。
以下のボタンから楽天キャッシュの受取が行なえます。
【まとめ】楽天カードからau PAYへのチャージがポイント対象外に!二重取りの代わりのカードは?
楽天カードのみならず楽天系の相次ぐ改悪は残念ですね。
「街の利用でポイント2倍キャンペーン」でポイント2倍状態にしても特にメリットはないのであれば、使い道は楽天市場・楽天証券のクレカ投信積立&即売却でポイントを稼ぐだけの存在になります。
今後は三井住友カードゴールドnl・三井住友カードビジネスオーナーズゴールドが後継となるのは必然的な流れだと思います。
三井住友カードゴールドnl・三井住友カードビジネスオーナーズゴールドはMastercardで発券していただければ、au PAYへチャージできますのでポイント二重取りが完成し、コストコ・税金払いなどがお得に支払えます。
三井住友カードゴールドnlの発券はポイントサイトを経由することで新規入会特典に加えてポイントサイトからもたくさんポイントが貰えます。
その時に一番オトクなポイントサイトを経由しましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)のポイントサイト経由の発行は、ニフティポイントクラブ経由なら新規入会利用特典9,000Pに加えて3,800相当のポイントが獲得できます。
※個人事業主版「ビジネスオーナーズゴールド」は、ポイントインカム経由で20,000円相当です。
①今なら新規入会と利用で9,000円相当の新規入会特典
②年間100万円以上の利用で年会費永年無料・1万円相当のVポイント
③最大2%の還元率でau PAYにチャージできる高還元率カード
④SBI証券のクレカ投信積立で1%のVポイント還元
→ニフティポイントクラブ経由のカード発行で新規入会特典に加えて3,800円相当のVポイントが獲得できます。