会員制の大型ホールセールクラブ「コストコ」。
現在の日本での展開は27店舗を展開しています。
独自商品も大変魅力ですが、ほぼまとめ買いに対応した大容量の商品が多いです。
大容量であるものの単価が安く上手に利用すれば大幅な節約につながります。
コストコではカード決済がオトク
コストコは会員制の店舗です。
会員費は4,400円で会員証がなければ買い物することができません。
しかし前述のように商品が安いため、利用の仕方次第では元は十分にとれます。
決済方法はカード払い・現金払いのみですが、現金払いにはポイントがつくことはないため、オトクにお買い物をするためには、現金ではなくカード払いによるポイント・キャッシュバックなどの付与を活用しなければさらなる節約には結びつきません。
コストコで利用できるカードはMasterCardのみ
コストコで利用できるカードは、MasterCardのみです。
MasterCardは決済額においては世界でシェア2位/26%(1位はVisa/50%)です。
Visa・JCB・AMEXなどは利用できません。
従ってMasterCardブランドに対応していて高還元率のカードを探したいところです。
カードと記述しているのは、MasterCardであればクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードで対応可能であるためそれらを全てをトータルして最も高い還元率のカードを提案したいからです。
コストコ公式のコストコグローバルカードはイマイチ
コストコ公式のクレジットカードといえば、「コストコグローバルカード」です。
コストコでの利用では1.5%、その他の利用では1%のリワード(ポイント還元)が受けられますので、一見高還元率カードなので申込みたくなりますね。

しかしこのリワードは1月1日~12月31日までの利用に対して付与されたもので、最大1年後の付与なのです。
またポイントもコストコでしか利用できませんので、使い勝手としてはいまいちです。
コストコはau PAYプリペードカードの利用がオトク

KDDIが運営しているスマホ決済サービス「au Pay」。
残高をチャージして利用するプリペイド型のスタイルですが、「au PAY プリペイドカード」と残高を共有しており、コード決済が利用できる場合は「au Pay」を利用し、クレジットカード決済のみの対応店舗では「au PAY プリペイドカード」を利用するという方法で幅広い店舗で利用できます。
もちろん国際ブランドがMasterCardであるためコストコでの決済で利用できます。
最大のメリットは、「au PAY プリペイドカード」はクレジットカードでチャージできますので、クレジットチャージによるクレジットカードのポイント付与と「au PAY プリペイドカード」の決済額に対して0.5%のポイント還元でポイント2重どりできる点が最大のメリットといえます。
利用に関して把握していただきたい知識は以下のとおりです。
①残高にチャージできるクレジットカードは限定される
「au PAY プリペイドカード」はクレジットチャージでクレジットカードのポイント還元と「au PAY プリペイドカード」の0.5%のポイント還元のポイント2重どりができます。
残高にチャージできるクレジットカードは主にMasterCard・アメックスとなります。
他はVisa・JCBは一部、ダイナーズは不可です。
ブランド | 登録可能な発行元 |
---|---|
MasterCard | すべての発行元 |
アメリカン・エクスプレス | すべての発行元 |
Visa | au PAY・セゾン・UC・MUFG・DC・NICOS ・TS CUBIC・エポス |
JCB | セゾン・TS CUBIC |
ダイナーズ | ✕ |
MasterCardブランドはチャージ可能と記述していますが、中にはポイントがつかない微妙なカードも存在します。
アメックスもチャージはできるもののポイント付与半減です。
特に高還元率カードの「リクルートカード」・「JALカード」などはMasterCardであってもポイント付与対象外です。
従って本記事ではクレジットチャージを試してみて成功したカードで最も高還元率なクレジットカードのみ後半に記載しておこうと思います。
②残高にチャージできる銀行は「auじぶん銀行」・「ローソン銀行」
「au PAY プリペイドカード」は、au携帯電話またはauひかり/auひかりを契約したau IDが必要ですが、auユーザー以外は「じぶん銀行」口座と紐付けたau IDが必要です。
「auじぶん銀行」の口座と「au Pay」と連携していると、「au PAY プリペイドカード」の利用時の残高不足の際に「auじぶん銀行」の口座からオートチャージが可能になります。
当方など支出額が大きいコストコなどの支払いでは、予めチャージした金額を超えたときなどは「auじぶん銀行」の口座から不足分がチャージされるため、利便性を実感しています。
銀行ATMからの残高チャージは、セブン銀行・ローソン銀行
「au Pay」残高へ現金によるチャージはこれまではセブン銀行ATMでしたが、ローソン銀行ATMからも可能になりました。
そのためクレジットカードを保有していなくても、「au PAY プリペイドカード」へ銀行ATMから現金チャージを行って0.5%のポイント還元をうけつつコストコでショッピングが可能です。
後発で開業した「ローソン銀行」は次々と利便性を拡大していますが、2020年9月7日からローソン銀行ATMから「au Pay」残高へ現金によるチャージが可能になりました。

このサービス開始を記念して、2020年9月7日からローソン銀行ATMで10,000円以上チャージすると、抽選で50,000名に1,000円相当の「au Pay」残高をプレゼントする「ATMでau PAYにチャージできる!」キャンペーンを実施しています。
期間は2020年9月7日~2020年10月26日まで。
キャンペーン期間中、新規に「au Pay」を利用開始すると、10,000円以上チャージによる1,000円相当の「au Pay」残高をプレゼントの当選確率は5倍になります。
コストコでオトクなau PAYプリペイドカードにチャージできるオススメのカード
「au PAY プリペイドカード」へチャージしてポイントが満額になるクレジットカードは、「リクルートカード」などMasterCardであっても登録すらできなかったり、ポイントが付与されなかったり不明瞭です。
できないカードを明示していないところが、結構不親切なのですが、KDDIとしても「au PAY カード」以外は使ってほしくないところでしょうし、nanacoと一緒で他のグループのクレジットカードを利用できるという状況は、例外なのかもしれません。
とりあえずチャージをトライしてみて問題なかった高還元率カードだけ記述するしか対策はないですね。
色々試してみてチャージすべきクレジットカードは以下の2つだと思います。
①JQ CARD エポスゴールド
Visaも一部チャージ可能で、エポスカードが対応しているため、高還元率カードのJQ CARD エポスゴールドをチャージ用カードとして登録できます。
JQ CARD エポスゴールドによる「au PAY プリペイドカード」へのクレジットチャージは基本ポイント0.5%です。
しかし年間利用に対して付与されるボーナスポイントを勘案すれば1.5%の還元率だといえます。
エポス陣営のゴールドカードの特典の一つに、年間利用に対してボーナスポイントが設定されており、年間50万円の利用で2,500円相当、年間100万円の利用で10,000円相当がプレゼントされます。
これをトータルで考えると年間で1%に相当しますので、実質1.5%の還元率で「au PAY プリペイドカード」へのクレジットチャージができていることになります。
たまるポイントはJRキューポですが、このJRキューポはTポイント・Gポイント・Ponta・エポスポイントと等価交換が可能ですので、非常に使い勝手が良いです。
クレジットカードの中で、デフォルトでは最高の還元率を誇っているカードは「JQ CARD エポスゴールド」です。デフォルトの還元率は0.5%です。しかし、インビテーションによってゴールドカードに昇格すると以下の特典が付与されます。①年会費[…]
JRキューポをGポイントに交換すると、「JRキューポ→Gポイント→Vポイント→PEX→Tポイント」というポイント増幅装置が利用可能です。
ただしポイントサイト「ECナビ」でのエントリーが必須ですのでご注意ください。
JQ CARD エポスゴールドのもう一つの利点は、インビテーションによってレギュラーカードからゴールドカードへ切り替えを行うと年会費無料のゴールドカードとして保有できることです。
JR九州が発行元となっているエポス陣営のカード「JQ CARD エポス ゴールド」。インビテーションによって年会費無料で保有できる稀有なゴールドカードです。「JQ CARD エポス ゴールド」の主な利点は以下の3つです。 […]
JQ CARDエポスゴールドは、エポスカードのポイントサイト案件から切り替え→インビテーションのコースがオススメ
「JQ CARD エポスゴールド」はカードの名前からすると、「JQ CARD エポス」を最初に発行して、利用しながらインビテーションを待つのかと思いがちですが、「JQ CARD エポス」はポイントサイト案件が存在しないため、最初は各ポイントサイトの「エポスカード」発行案件に乗っかります。
その上で、切り替えを行うわけです。
「エポスカード」発行は、ポイントサイト「ハピタス」経由で、公式サイトからの入会特典に加えてポイントサイトから10,000円相当のポイントを獲得することができます。
「ハピタス」への登録は無料で、下記のリンクボタン経由と7日以内の500pt以上の広告利用で2,021円相当のポイントがプレゼントされます。
さらに「エポスカード」保有者は「ご紹介番号」を保有しており、それを新規発行の方は入力すると、さらに500ポイント加算されます。
当方は「JQ CARD エポスゴールド」保有者ですので「ご紹介番号」を案内できます。
ご紹介番号: 20100198469
②dカードGold
dカードGoldをMasterCardブランドで申し込めば、「au PAY残高」のチャージで利用できます。
dカードGoldは基本還元率1%です。
ドコモユーザーならドコモ利用料に対して10%ポイント還元される利便性があります。
しかし「dカード」と「dカードGold」は、「こえたらリボ」という制度があります。
リボといえば手数料が数十%もかかるので、忌避する方が多いのですが、カードの還元率を極限まで引き出すにはリボを制しなくてはなりません。
dカードGoldのこえたらリボでポイント+0.5%アップ
「dカード」と「dカードGold」の「こえたらリボ」とは、月々に支払う金額をあらかじめ設定できる制度です。
例えば月々5万円で設定すると、その5万円を超えた場合に超えた金額に手数料がかかります。
この手数料が発生した場合、月間の利用金額に対してポイント還元率が+0.5%アップします。
従って利用金額を50,100円など手数料が若干発生するようにすれば、手数料は年率15%で発生しますので、100円×15%=15円(月々1.25円)だけ手数料が発生します。
一方で50,100円に対する還元率は1%ではなく1.5%にアップしますので、1%のままであれば501円相当のポイントが751円相当へ250円相当加算されます。
これで基本還元率と合わせて1.5%の還元率が確保できましたので、他の支払いも「dカード」と「dカードGold」で気持ちよく支払えますね。
さらに「dカードGold」なら年間利用額特典として100万円では11,000円・200万円なら22,000円分のドコモグループのサービスで利用できるクーポンが付与されます。
dカードGoldの特典、年間利用ボーナスで+1%相当のクーポン還元!
「dカードGold」に限り、年間100万円利用でボーナスとして11,000円相当、年間200万円利用で22,000円相当の選べる特典が付与されます。
ドコモのスマホ、dトラベル、dファッション、dショッピング、dデリバリーなどの利用代金の割引としてこの特典が適用できます。
これを計算に入れると「dカードGold」は、合計で2.5%の還元率の強力極まるクレジットカードだと言えないこともないです。
これで0.5%ポイント還元である「au PAY プリペイドカード」にチャージしてコストコで使えば還元率は単純計算で3%ですので、「au PAY プリペイドカード」にチャージするカードとしてはかなり優秀なクレジットカードだといえます。
dカードGoldは「ハピタス」・dカードは「モッピー」経由がオトク
※ドコモ携帯料金が10%還元されるドコモユーザー必携の「dカードGold」発行は、ポイントサイト「ハピタス」経由の発行で、公式サイトからの新規入会特典に加えてポイントサイトから23,500円相当のポイントが付与されます。
※レギュラータイプの「dカード」の発行は「モッピー」経由が3,000円相当のポイント付与となっています。
「ハピタス」の新規登録は下記のボタン経由と7日以内の500ポイント以上の広告利用で、2,021ポイントがプレゼントされます。
③楽天カード
楽天カードもMasterCardブランドで申し込めば、「au PAY残高」のチャージで利用できます。
楽天カードは基本還元率1%です。
しかし、毎月楽天カードでは「街での楽天カード利用分がポイント2倍」というキャンペーンを行っており条件付きながら楽天カードのポイント還元率が2倍の2%になります。
街での楽天カード利用分がポイント2倍
街での楽天カード利用でポイント2倍の条件・概要は以下のようになります。
・楽天カードを発行している楽天IDごとに
・楽天市場で月間20,000円以上(税込)楽天カード
で支払う
・街での楽天カード利用&楽天ペイでの楽天カード
利用で、ポイント2倍/2%ポイント還元
・上限10万円の利用/特典ポイントは1,000ポイントまで(通常1,000P+特典1,000Pで2倍という意味)
以上の内容になります。
条件となる楽天市場利用範囲
このキャンペーンで該当する楽天市場で月間20,000円以上の利用というのは、
楽天カードの還元率を2%にアップする「街の利用2倍ポイント」について解説します。
楽天カードは基本還元率1%のクレジットカードとして広く知られていますが、ある条件を満たすと楽天市場以外の利用が2%の還元率になります。条件とは、エントリ[…]
・楽天市場(通常購入)
・楽天ブックス
・楽天Kobo
以上の3つを指しています。
楽天グループのサービスでありながら間違いやすい対象外のものは、
・楽天西友ネットスーパー
・楽天トラベル
・楽天モバイル
・ラクマ
・楽天保険(生命・損保)
・楽天でんき
・楽天ひかり
などが挙げられます。
楽天市場で2万円以上の利用という条件はやや難易度が高いかも知れませんが、たまたま2万円を超えたときに「au PAY残高」に上限10万円の利用になるように調整してチャージすれば、2%の還元率でチャージして好きなタイミングで利用できます。
コストコで利用できるオススメカードまとめ
いつもコストコでは+0.5%ポイントアップする「au PAY プリペイドカード」で支払いを行っていますが、auユーザー以外が入手するには、「au じぶん銀行」口座と紐付けたau IDが必要です。
コストコだと支払う金額も結構な額になるため、「au じぶん銀行」口座と「au PAY」が連携していれば最初にチャージした残高が足りなくてもオートチャージされますので利便性がかなり向上します。
基本的にはクレジットチャージしておくとクレジットカードのポイントも2重どりできるためオススメです。
おすすめできるクレジットカードは、
以上の2つがオススメです。
エポス陣営は国際ブランドはVisaですので、「dカードGold」をMasterCardにしておけば、国際ブランドの分散ができるので利便性がより高くなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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