こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
三井住友陣営の三井住友銀行普通預金・SMBCダイレクト・SMBC ID・Web通帳・Oliveフレキシブルペイをまとめて一つのアプリで管理できる新しい金融サービス『Olive』。
その中でも、Vポイントアッププログラムで最大20%もの還元率を実現できるOliveフレキシブルペイは、キャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いが一体になったマルチナンバーレスカードで、Oliveアカウントを開設するとカードが発行されます。
今回は、このOliveアカウントサービスの中核的な存在であるOliveフレキシブルペイについて解説します。
Oliveアカウントで使えるマルチナンバーレスカード「フレキシブルペイ」とは?
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行の新サービスOliveアカウントに申し込むと発行できるカードです。
このカードは、キャッシュカード、デビットカード、クレジットカード、ポイントカードの4つの機能を1枚に集約したオールインワンカードです。
一つのアプリでデビットカード、クレジットカード、ポイント払いに切り替えられて、Apple Pay/Google PayのVisaタッチ決済で支払いが可能です。
カード番号や口座番号が非表示になっているナンバーレスカードなので、セキュリティも高い画期的な支払い方法です。
Oliveフレキシブルペイの基本情報:年会費、ポイント還元率、カードデザインなど
Oliveフレキシブルペイのカード券種は、一般・ゴールド・プラチナプリファードの3種類があります。
現状、三井住友カードで展開されているナンバーレスカードのスペックとほぼ一緒ですが、国際ブランドがVISAしか選択することができません。
その他の情報は、以下のとおりですが、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行口座とセットになったサービスですので引き落とし口座は、当然三井住友銀行口座一択になります。
一般カード | ゴールド | プラチナプリファード | |
家族カード | なし | なし | なし |
ETCカード | 年会費550円※1回の利用があれば翌年度は年会費無料 | ||
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
国内旅行傷害保険 | - | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
Oliveフレキシブルペイは初年度年会費無料
一般カードは年会費永年無料、ゴールド・プラチナプリファードも初年度は年会費無料です。
ただしゴールドカードは、三井住友カードゴールドNLと同じく、年間100万円の利用で翌年以降の年会費5,500円が永年無料になります。
この点で考えると、スタートから年会費無料になっているOliveフレキシブルペイゴールドはコスパが非常に良いゴールドカードだといえます。
Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード・デビットモード)の還元率
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードでは、Vポイント加算対象店舗(ファミマを除くコンビニ、マック・ガストなどの飲食店)のApple Pay/Google Payによるタッチ決済で7%もの還元率になります。
クレジットモードでは、これに家族ポイント最大+5%、Vポイントアッププログラム最大+8%が加算され最大20%もの還元率になります。
例えば誰でも達成できるポイントアップ方法では、「アプリログイン」×月1回で+1%ポイントアップしますので、特定店舗のタッチ決済は誰でも実質8%で使えます。
一方でクレジットモードの通常の還元率は、一般カードは0.5%、ゴールドは0.5%、プラチナプリファードは1.0%のポイント還元率と「ごく普通」です。
しかし一般カード以外なら、ゴールドなら年間利用100万円の特典として1%に相当する10,000P、プラチナプリファードでは100万円毎に10,000P(最大40,000P)が付与されます。
ですので実質的にゴールドカードは1.5%、プラチナプリファードは2.0%まで還元率を底上げすることができます。
一般カード | ゴールド | プラチナプリファード | |
クレジット・デビットモード還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
マイ・ペイすリボ(クレジットモード) | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
年間利用特典 | - | 100万円以上で1%(10,000P) | 100万円以上の利用毎に1%(10,000P) 最大40,000P |
合計 | 最大1% | 最大2% | 最大2.5% |
さらにクレジットモードでは、「マイ・ペイすリボ」で月に定額でいくら払うか設定でき、それを超えて手数料が発生すると月の利用額に対して付与されるポイント+0.5%アップします。
「マイ・ペイすリボ」は、いわゆるリボ払いですが、手数料が課金されるのはその「定額でいくら払う」か設定した金額を超えた部分だけです。
ですのでリボ残高を少額だけ残して、手数料を少額だけ発生させれば良いわけです。
例えば「マイ・ペイすリボ」を10万円で設定し、リボ残高を1,000円残しておけば毎月13円程度の手数料がかかりますが、ポイントアップ分は10万円×0.5%=500Pですので500円分-13円=487円分も黒字になります。
この手法をマスターすれば、Oliveフレキシブルペイを+0.5%アップした還元率で使いこなすことができます。
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Oliveフレキシブルペイ(デビットモード)の還元率
Oliveフレキシブルペイのデビットモードでは、どの券種でもVポイント加算対象店舗でタッチ決済しても0.5%の還元率です。
これにVポイントアッププログラム最大+6.5%が加算されるため、厳密には最大7.0%の還元率になります。
クレジットモードと異なって、審査も年齢制限もないのでOliveアカウント開設時から利用することができます。
Oliveフレキシブルペイ(ポイント払いモード)の還元率
「ポイント払いモード」では、どの券種の支払いでも0.25%のポイント還元になります。
「ポイント払いモード」は、以前からある「Vポイントアプリ」のことで、Vポイントを「Vポイントアプリ」の残高(Visaバーチャルカード)に交換してネットショッピングや街の店ではVisaタッチ・iDなどの非接触決済で支払いができるサービスです。
しかしVポイントは、カードの支払にキャッシュバックとして充当したほうが充当した金額にもポイントが満額付与されますので「Vポイントアプリ」の支払いに充当して0.25%のポイントを獲得したほうが効率的です。
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カードデザインは一般カードは3種類、ゴールドとプラチナプリファードは2種類から選べる
Oliveフレキシブルペイのカードデザインは、一般は3種類、ゴールドとプラチナプリファードはそれぞれ2種類から選べます。
カードには口座番号やカード番号などが表示されず、セキュリティーも強化されています。
カード情報は、どうやって確認するのかというと三井住友銀行アプリで確認をするという方法になります。
Oliveフレキシブルペイには家族カードはない
Oliveフレキシブルペイでは、家族カードが発行できないデメリットがありますが、世帯まるごと家計管理できる「かぞくのおさいふ」という仕組みを使うことができます。
「かぞくのおさいふ」というサービスは、クレジットカードとVisaプリペイドカードの利点を生かした決済サービスで、Oliveフレキシブルペイからのチャージで0.25%のVポイントが付与されます。
そして「かぞくのおさいふ」自体の還元率は0.25%なので合計で0.5%相当のVポイント還元率になります。
「かぞくのおさいふ」とは?
「かぞくのおさいふ」は、具体的には世帯の家計を共通・個別でキャッシュレスで簡単に管理できるサービスです。
主な利点は以下の3点です。
- 予め毎月の予算分をクレジットカードで入金し、家族単位で管理する
- 食費・日用品などのテーマごと、もしくは子供ごとにプリペイドカードを発行し個々の財布としてチャージして利用する(プリペイドだから使いすぎがない)
- カード紛失時のロック機能や海外利用やネット決済の停止などの利用制限サービスも実装
かぞくのおさいふの種類
「かぞくのおさいふ」の種類は「共通のおさいふ」・「個別のおさいふ」の2種類があります。
- 「共通のおさいふ」にした場合は、1枚のクレジットカードと1つのプリペイドカード口座に最大2枚のプリペイドカード(家族カード)で世帯で利用する予算枠でコントロールするのに向いています。
- 「個別のおさいふ」にした場合は、1枚のクレジットカードと最大9枚のプリペイドカードでそれぞれのプリペイドカードに口座があり、それぞれで残高を管理するイメージです。
例えば仕送りや子供のお小遣いなどで使いすぎを防止するのに便利だと思いますね。
また家計を管理するお父さん・お母さんに家族が利用時にもメールが届くので、家族の利用も確認できます。
この「かぞくのおさいふ」のその他にも以下の非常に便利な機能が備わっていますので、様々な活用方法があるプリペイドカードだと思います。
- 家族間の送金機能
- オートチャージ機能
- 3Dセキュアなどのセキュリティ機能
- Visaタッチ、Apple Pay・Google Payなどの非接触決済に対応
以上のように便利な機能も備えており、家族カードよりもはるかに便利だと思います。
還元率がどんなに高くてもちょっと無駄使いすれば一発で吹き飛びますので、しっかり家計管理されたい方ならこれを使いこなすことで高い還元率のカードよりも遥かにお金は貯まると思います。
クレジットカードは便利ですが、家族にも家族カードを渡しているといくら使ったのか、使いすぎていないかなどの家計管理が難しくなっちゃいますね。それを解決するのが「プリペイドカード」です。プリペイドカードならチャージした残高以上使うこ[…]
Oliveフレキシブルペイのお得な申し込み方法
Oliveフレキシブルペイは、Oliveアカウント開設時に同時に発行するカードです。
したがって三井住友銀行のOliveアカウントは、必須ですので以下の手順で申し込みます。
Oliveアカウントは紹介キャンペーンにエントリーして開設しよう
このOliveアカウントへの申し込みをするには、Oliveアカウント紹介プログラムで既存会員からの紹介コードを入力してエントリーしてください。
そして口座開設翌月末時点で口座残高が10,000円以上になるように入金をすると1,000円相当のVポイントが付与されます。
- Olive紹介コード【SF00149-0025173】をコピー
- Olive紹介キャンペーンページで紹介コードを入力してエントリー
- 口座開設翌月末時点で口座残高が10,000円以上になるように入金
- 条件を満たした翌月末までに1,000 Vポイント付与
Olive紹介コード
SF00149-0025173
\Olive紹介特典1,000円相当/
Oliveアカウントはポイントサイト経由で申し込む
Oliveアカウントへの申し込みは、前述のように公式からは紹介特典1,000円相当のVポイント、Oliveアカウント開設キャンペーンの28,600円相当のVポイントが付与されます。
さらにポイントサイトを経由するだけでポイントからも報酬を獲得できます。
現状のポイントサイト案件は以下のポイント還元になっています。
Olive新規開設+クレジットモード発行は、ECナビ経由で3,000円相当のポイント+5,000円分のボーナスポイントが獲得できます。
Oliveアカウント案件 | ポイントサイト経由のポイント | ポイントサイトの新規入会特典 |
ECナビ | 3,000円相当+5,000円ボーナス | 登録&ポイント交換で最大1,150円 |
ポイントインカム | 3,000円相当 | 登録&ポイント交換で最大1,300円 |
ハピタス | 3,000円相当 | 登録&広告利用で最大1,300円 |
POWL | 3,000円相当 | TDRSCHQAFP7 |
ワラウ | 3,000円相当 | 登録&広告利用で1,000円 |
↑↑ポイントサイト名をタップして登録すると当サイト限定紹介特典がもらえます。
Olive新規開設+クレジットモード発行は、ECナビ経由で3,000円相当のポイント+5,000円分ボーナスポイントが獲得できます。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。三井住友陣営の三井住友銀行普通預金・SMBCダイレクト・SMBC ID・Web通帳・Oliveフレキシブルペイをまとめて一つのアプリで管理できる新しい金融サービス『Olive[…]
Oliveフレキシブルゴールドは作るべき?メリットは?
Oliveフレキシブルペイでは、・カードランクが一般・ゴールド・プラチナの3種類あります。
この中でもOliveフレキシブルペイゴールドは、初年度年会費無料、年間100万円利用で年会費永年無料、最大2%の還元率、SBI証券のクレカ投信積立1%還元と非常にハイスペックなので一番オススメです。
Oliveフレキシブルゴールドの基本スペック
三井住友カード ゴールド(NL) | Oliveフレキシブルペイゴールド | |
年会費 | 5,500円 ・年間100万円の利用で翌年以降永年無料 | 初年度無料・翌年以降5,500円 年間100万円の利用で翌年以降永年無料 |
家族カード | 無料 | なし |
ETCカード | 初年度無料、次年度550円 年間1回でも利用があれば無料 | 初年度無料、次年度550円 年間1回でも利用があれば無料 |
国際ブランド | Visa・MasterCard | Visa |
基本還元率 | 0.5% ・年間100万円の利用で1%分のボーナスポイント | 0.5% ・年間100万円の利用で1%分のボーナスポイント |
リボ払いポイントアップ | マイ・ペイすリボ適用+0.5% | マイ・ペイすリボ適用+0.5% |
特約店 | セブンイレブン・ローソン・マクドナルドなど特定店舗でスマホのタッチ決済で7%還元 | セブンイレブン・ローソン・マクドナルドなど特定店舗でスマホのタッチ決済で7~18%還元 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円(自動付帯300万円)の国内・海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(自動付帯300万円)の国内・海外旅行傷害保険 |
ショッピング保険 | 年300万円 | 年300万円 |
三井住友カードゴールドNLとほぼ同スペックになりますが、OliveフレキシブルペイゴールドはApple Payと相性がよいMastercardブランドを選択できない点がネックになります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。三井住友陣営の三井住友銀行普通預金・SMBCダイレクト・SMBC ID・Web通帳・Oliveフレキシブルペイをまとめて管理できる新しい金融サービス『Oliveアカウント』。[…]
Oliveフレキシブルゴールドのメリット
基本還元率は0.5%ですが、100万円修行達成による10,000Vポイント(1%還元)と、三井住友カードの特徴である「マイ・ペイすリボ」を組み合わせると以下のように2%もの高還元率のカードになります。
Oliveフレキシブルペイゴールド | 還元率 |
基本 | 0.5% |
マイ・ペイすリボ(手数料発生時) | +0.5% |
年間利用100万円 | +1%(10,000P付与) |
合計 | 2% |
これに加えて、ファミマを除くコンビニ・マックなどの飲食店などの特典店舗のApple Pay/Google Pay・タッチ決済により最大18%もの還元率を叩き出せるVポイントアッププログラム対象のクレジットカードです。
OliveフレキシブルゴールドはPayPayチャージで3%還元
しかしメリットのある普段の使い方は、Oliveフレキシブルペイゴールドから、「ソフトバンクまとめて支払い」によってPayPayチャージすることです。
還元率としてもこの方法は際立っており、カードの最大還元率2%に加えてPayPay決済によるポイント還元率0.5%~1%が加算されてきます。
- Oliveフレキシブルペイゴールド(2%)
- →PayPay決済(PayPay残高払い/PayPayステップ達成1%)
- →合計3%
ただ、PayPayの通常還元率は0.5%でPayPayステップをクリアしないと還元率が1%にアップしませんので注意が必要です。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。PayPayが使えるお店は非常に多くて、大規模なチェーンストアで使えるのはもちろんですが、比較的小規模な店舗などでも「カードは使えないけどPayPayは使える」というケースが[…]
Oliveフレキシブルゴールドはクレカ投信積立なら1%還元
Oliveフレキシブルペイゴールドを作る動機として、SBI証券×クレカ投信積立で1%のポイントが付与されることが挙げられます。
クレカ投信積立は、ネット証券各社とも力を入れていて、楽天証券・SBI証券・auカブコム証券・マネックス証券が対応しています。
証券会社名 | 投信積立方法 | 還元率 |
楽天証券 | 楽天キャッシュ | 0.5%~2.5% |
SBI証券 | 三井住友カード | 0.5%~3% |
auカブコム証券 | au PAY カード | 1% |
マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% |
SBI証券では、提携している三井住友カードのカード券種によってクレカ投信積立の還元率が異なるようになっています。
年会費 | クレカ投信積立還元率 | |
三井住友カードNL | 無料 | 0.5% |
Oliveフレキシブルペイゴールド | 5,550円 | 1% |
三井住友カードプラチナ(ビジネスプラチナ) | 55,000円 | 2% |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 3% |
コスパに優れたカードとしては、Oliveフレキシブルペイゴールドで年間100万円利用を達成すると年会費が永年無料化しボーナスポイントも1%相当付与されるため非常に選好されやすいと思います。
【まとめ】Oliveフレキシブルペイとは?
Vポイントアッププログラムで最大18%もの還元率を実現できるOliveフレキシブルペイは、キャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いが一体になったマルチナンバーレスカードで、Oliveアカウントを開設するとカードが発行されます。
したがってOliveフレキシブルペイを利用するには、三井住友銀行のOliveアカウントは必須ですので以下の手順で申し込んでください。
Olive新規開設+クレジットモード発行は、ECナビ経由で3,000円相当のポイント+6,500円分ボーナスポイントが獲得できます。