こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
クレジットカードは便利ですが、家族にも家族カードを渡しているといくら使ったのか、使いすぎていないかなどの家計管理が難しくなっちゃいますね。
それを解決するのが『かぞくのおさいふ』というウォレットサービスです。
このサービスはプリペイドカードなのでチャージした残高以上使うことができませんので、予算に応じて家族の残高に予めチャージしておけば、残高以上に使ってしまう心配がありません。
この「かぞくのおさいふ」とは主に3つの特徴があります。
- 予め毎月の予算分をクレジットカードで入金し、家族単位で管理する
- 食費・日用品などのテーマごと、もしくは子供ごとにプリペイドカードを発行し個々の財布としてチャージして利用する
- カード紛失時のロック機能や海外利用やネット決済の停止などの利用制限サービスも実装
これまでは「かぞくのおさいふ」は、0.25%のキャッシュバック率だったのですが、Vポイントがたまる三井住友カードからのチャージでも0.25%のポイントが獲得できるようにアップデートされています。
この家計管理が便利な「かぞくのおさいふ」が利用できる三井住友カードでオススメは、カード券面からナンバーがない先進的な機能を搭載し最大1.5%の還元率を誇る「三井住友カードゴールドNL(ナンバーレス)」です。
※個人事業主版「ビジネスオーナーズゴールド」は、ちょびリッチ経由で22,000円相当です。
①今なら新規入会と利用で10,000円相当の新規入会特典
②年間100万円以上の利用で年会費永年無料・1万円相当のVポイント
③最大1.5%の還元率でJAL Payにチャージできる高還元率カード
④SBI証券のクレカ投信積立で1%のVポイント還元
→ハピタス経由のカード発行で新規入会特典に加えて13,000円相当のVポイントが獲得できます。
「かぞくのおさいふ」は家族で使えるウォレットサービス
三井住友カードの『かぞくのおさいふ』とは、世帯の家計を共通・個別でキャッシュレスで簡単に管理できるサービスです。
筆者の場合は、子どものお小遣いをキャッシュレスで渡す目的で使っています。
この『かぞくのおさいふ』は、以下のように”共通のおさいふ”と”個別のおさいふ”の2つがあります。
- 「共通のおさいふ」にした場合は、1枚のクレジットカードと1つのプリペイドカード口座に最大2枚のプリペイドカード(家族カード)で世帯で利用する予算枠でコントロールするのに向いています。
- 「個別のおさいふ」にした場合は、1枚のクレジットカードと最大9枚のプリペイドカードで構成でき、それぞれのプリペイドカードに口座があり、それぞれで残高を管理するイメージです。
例えば仕送りや子供のお小遣いなどをこのプリペイドカード方式で渡すことで使いすぎを防止するのに便利です。
また家計を管理するお父さん・お母さんに家族が利用時にもメールが届くので、家族の利用も確認できます。
“共通のおさいふ”・”個別のおさいふ”とは
『かぞくのおさいふ』の「共通のさいふ」・「個別のさいふ」とは家族構成等によって使い分けられる機能です。
カードデザインは以下のように2種類×7色になります。
共通のさいふ
この機能は、本会員1枚につき1つのプリペイドカード用口座に最大2枚プリペイドカードが使えて、2名で共通のプリペイドカード残高を共有します。
例えば、食費・日用品で使用する予算枠を1つの口座にチャージして残高を共有して使う感じなので、夫婦で共通の残高を使うイメージが最も理解しやすいと思います。
個別のさいふ
本会員とは別に9枚プリペイドカードを発行でき、それぞれ別の残高を共有することができます。
例えば、大学生などの仕送りや、子供の人数だけ「個別のさいふ」を発行して、予算枠毎に残高をチャージして管理するほうほうに向いています。
利用の仕方のモデル
夫婦と子ども2人という家族構成なら、夫婦で「共通のさいふ」を利用し2枚のプリペイドカードで残高を分け合って食費や日用消耗品の予算として管理します。
一方、「個別のさいふ」で6歳以上になったお子さんに対し、個別にお小遣いとして残高をわけて渡して予算管理します。
「かぞくのおさいふ」(Visaプリペイド)基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
申込み条件 | 6歳以上(小学生以上) |
利用できる店舗 | Visa加盟店/Visaタッチ決済加盟店(非接触はiD加盟店) |
基本還元率 | 0.25%(翌月10日、残高にキャッシュバック) |
チャージ方法 |
|
残高上限 | 30万円 |
残高送金機能 | 相手を指定して1円単位で残高の移動が可能 |
オートチャージ |
|
カードデザイン | 2種類×7色=合計14種類 |
年会費 | 発行手数料無料 |
還元率が0.25%と非常に低い点は、家計を管理するという目的を考えればしかたがないと思います。
あと大多数の方が気になっていると思うのが三井住友カードでチャージしたらポイントは付与されるのか?という点だろうと思います。
2021年9月1日まではポイント還元がなかったのですが、アップデートされて9月2日から三井住友カードからのチャージで0.25%のポイントが付与されるようになっています。
つまりチャージで0.25%+利用で0.25%=0.5%となりますが、それでもお得というわけでもありません。
ですので『かぞくのおさいふ』は、ポイント還元率という”攻め”の部分よりも家計をしっかり管理して使いすぎを防止するという”守り”を重視した設計だと思ってもらったほうが良さそうです。
「かぞくのおさいふ」(Visaプリペイド)の便利な使い方
還元率はイマイチでも、プリペイドカードとしては便利な機能が充実しています。
送金機能
『かぞくのおさいふ』の便利な使い方は、家族間で相手を指定して1円単位で送金できるところです。
本会員が個別にチャージしたあと、どうしても足りないなどの問題があったとき、連絡して家族間で送金できるところは、PayPay・楽天ペイに似たところがあり、他のウォレットサービス同様の便利さがあります。
オートチャージ機能
またプリペイドカードなので、使いすぎる心配が無いのも良い点ですが、逐一残高にチャージしなくてもオートチャージする機能も備わっています。
この機能は本会員向けだと思います。
オートチャージの条件は以下のとおりです。
- 決済時に一定の残高を下回ったら、あらかじめ指定された金額を自動的にチャージできます。オートチャージを行う残高の水準やオートチャージする金額をご指定できます
- 毎月決まった日に、あらかじめ指定した金額を自動的にチャージできます。オートチャージを行う日程やオートチャージする金額を指定できます。
セキュリティ機能
Visaプリペイドは、プリペイドカードでありながら、本人確認(3Dセキュア)に対応していますので、ネット通販などにも対応できます。
この機能は、近年発行されてきたプリペイドカードには採用されている機能であり、不正に利用するには固有のパスワードを突破しなければならないので不正に対して強い設計です。
Apple Pay・Google Payへの対応
スマホ決済のApple PayまたはGoogle Payへは、iD決済で対応しており、スマホによる非接触決済が利用できます(子どもの年齢が13歳以上でなければGoogle Payなどは使えません)。
またカード自体でも、非接触決済でスタンダードになっているVisaタッチ決済が利用できます。
「かぞくのおさいふ」に1,000円以上チャージで1,000円残高プレゼント
個人的には、家族の予算管理につかっており(夫婦間ではau PAYを併用しています)、家族間で使う場合はメリットの大きいウォレットサービスです。
利用をはじめる際には、三井住友カードより利用促進のためのキャンペーンも展開していますので、おさえておきましょう。
キャンペーンの概要は、以下の通りです。
- 期間:2021年12月20日~
- 特典:プリペイドカードに1,000円分残高プレゼント
- 「かぞくのおさいふ」に家族の方が新規入会
- 入会月の翌月末日までに、「かぞくのおさいふ」に累計1,000円以上チャージ
- 入会月の翌月末日までに、「かぞくのおさいふアプリ」にログイン
「かぞくのおさいふ」にチャージできるオススメカード①Oliveフレキシブルペイゴールド

Oliveフレキシブルペイ(ゴールド)は、以下のように合計1.5%もの還元率を叩き出せるクレジットカードで、SBI証券×クレカ投信積立で1%ものポイントが還元されるカードとして選好されています。
項目 | 還元率 |
基本 | 0.5% |
年間利用100万円 | +最大1%(10,000P付与) |
合計 | 最大1.5% |
このスペックで初年度年会費無料、年間100万円利用達成で年会費永年無料にもなるのでメインカードの候補として十分です。
「かぞくのおさいふ」にチャージできるオススメカード②ビジネスオーナーズゴールド
筆者は、個人事業主なのでこのカードから『かぞくのおさいふ』にチャージしていますが、会社勤めでも副業として事業を届け出ていればこのカードを発行できます。
ビジネスオーナーズゴールドの気になる還元率は1.5%、最大2.5%ですので非常に高還元率なクレジットカードの一つだといえます。
項目 | 還元率 |
---|---|
基本 | 0.5% |
年間利用100万円 | +最大1%(10,000P付与) |
合計 | 最大1.5% |
これだけでも非常に優秀なのですが、さらにAmazon・ETC・ANA・JALの利用は基本還元率が1.5%にアップして年間100万円利用達成ボーナスと合算すると2.5%もの還元率になります。
家族向けに使える他のウォレットサービスとの比較
家族が増えて子どもが成長してくるとお店での支払い方法も考えなくてはならなくなってきます。
『かぞくのおさいふ』が利便性が高いのはもちろんですが、他のウォレットサービスも活用できないか比較してみましょう。
- PayPay
- 楽天カードプリペ
- エアウォレット
- Kyash Card
- MIXI M
①PayPay
MMD研究所によるとPayPayのQRコードシェアは49.5%と圧倒的で楽天ペイの25.9%を大幅に引き離しています。
利用者数も2023年10月4日時点で6,000万人を突破するなど2人に1人がPayPayを使っているので、子どもの最初のキャッシュレス決済としてPayPayを選択する方は多いと思います。
PayPay基本情報
子どもが利用する場合、年齢制限がなく、大抵の店舗で使えるのが大きなメリットですが、子どもにとってキャッシュバックではなくポイント還元というのが逆にデメリットだと考えられます。
この点では「かぞくのおさいふ」は、海外でも使えて、利用に対しては0.25%のキャッシュバックなので大きなメリットはないものの使いやすいと考えています。
申込み条件 | 年齢制限無し |
利用できる店舗 | キャッシュレス対応店舗ではほとんど使える |
基本還元率 | 0.5%~1.5% |
チャージ方法 |
|
残高上限 | 100万円 |
残高送金機能 | 1円単位~10万円 |
オートチャージ | PayPay残高での支払い時に残高が足りない場合自動的に不足額以上チャージ |
年会費 | 年会費無料 |
送金機能
PayPayは、残高の概念が3つあってPayPayマネー、PayPayマネーライトが送金できる金額の対象です。
PayPay残高の概念は、最も複雑で表にしないと理解できませんので、わからなくなったら下記の表を確認していただければよいのではないかと思います。
名称 | チャージ方法 | 出金 | 送金 |
PayPayマネー |
| ○ | ○ |
PayPayマネーライト |
| ✕ | ○ |
PayPayポイント | ✕ | ✕ |
PayPayの利用などでPayPayポイントは貯まるのですが、ポイントサイトからも貯めたポイントをPayPay残高に交換することは可能ですが、送金することはできません。
三井住友カード「かぞくのおさいふ」の使い方まとめ!
『かぞくのおさいふ』は、世帯の家計を一元管理できるという機能に特化したすぐれたプリペイドカードです。
無駄使いすれば高い還元率も意味はないので、攻めよりも守りを重視した家計管理に役立つウォレットサービスです。
子どもには、タッチ決済やGoogle Payなどの先進的なサービスを早めに使ってもらいたくて、子どもへのお小遣いを渡す手段として発行しています。
チャージに活用したいカードとしては、副業として事業を届け出ていれば発行できる『ビジネスオーナーズゴールド』が、還元率としては最大2.5%にもなるのでオススメです。