こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
自動車税を始めとして、住民税などの地方税の支払いでも2023年4月より全国の自治体で請求書に印字されたQRコードによる地方税の納付が可能になりました。
地方税統一QRコード(eL-QR)は、納付書に付されたQRコードを読み取ることで納税でき、eLTAX(地方税共通納税システム)を通じて、地方公共団体に電子納付する仕組みです。
ただ、肝心の還元率では「PayPay請求書支払い」は2022年4月からポイント還元対象外、「au PAY 請求書支払い」も2023年4月から0.5%のポイントが付与されなくなりメリットは皆無です。
では最もメリットがあるコード決済はというと、今回紹介する『楽天ペイ請求書払い』です。
なぜなら楽天ポイント・楽天キャッシュがこの請求書支払いで利用可能で、楽天キャッシュに関してはこのサイトでも複数の記事で説明しているように高い還元率で調達することが可能だからです。
一例を挙げると以下の方法でポイント3重取りが可能になります。
- Ponta Premium Plus(JCB)/7月・12月限定2.0%
- +JAL Pay/0.5%
- +ANA Pay/0.5%
- +楽天Edy⇄楽天キャッシュ(Android)
- +楽天ペイ請求書払い/0%
=合計3.0%還元
よって去年に引き続き今年の住民税・自動車税も、楽天ペイ請求書払い一択です。
このチャージルートの起点となる『Ponta Premium Plus』は、7月と12月が期間限定で最大2%還元となる数少ないカードで、JAL Pay・ファミペイへのチャージで最も活躍するクレジットカードです。
Ponta Premium Plusの発行は、ワラウ経由の発行で2,210円相当のポイントが付与されます。
①7月・12月は最大2%Pontaポイント還元(通常1%還元)
②今なら最大8,000ポイントもらえるキャンペーン中!!
③初年度無料、次年度以降2,200円(年間5万円利用で次年度も無料)
→カード発行はワラウ経由の発行で2,210円相当のポイントが獲得できます。
請求書払い(税金・公共料金)は、楽天ペイ一択!
楽天ペイは、税金・公共料金の支払いができる「請求書払い」の対応を2023年4月17日から開始します。
他のコード決済では、税金・公共料金の支払いではポイント対象外が相次いでおり(PayPayは2022年4月~・au PAYは2023年4月~)、楽天ペイ請求書払いも請求書支払いの還元率はポイント対象外です。
ただ楽天ペイ請求書払いは、楽天ポイント・楽天キャッシュを支払いに使えるため、このサイトでも頻繁に紹介している楽天キャッシュの調達方法でチャージしておけば一番還元率の高い税金・公共料金の支払い方法になります。
そのため改悪が相次ぐPayPay請求書支払い・au PAY 請求書支払いに代わって、2024年も引き続き税金・公共料金の支払いで主役に躍り出てくるコード決済だと思います。
2024年は去年に引き続き楽天ペイ請求書支払いが税金・公共料金の支払いのメインになる
楽天ペイ請求書支払いは、送付されてくる請求書のバーコードを「楽天ペイ」アプリで読み取って支払えるサービスです。
請求書払いという方法は、PayPay請求書払い・au PAY 請求書支払い・ファミペイがすでに先行し、自宅にいながらにして税金・公共料金の支払ができるため2022年は主役級の働きをしていたと思います。
しかし冒頭のように、PayPay請求書払いに続いて次々ポイント還元対象外になるなど改悪が相次いでいます。
ところが2022年まで請求書払いには未対応だった「楽天ペイ」が、2023年4月17日から請求書払いができるようになり、これに楽天ポイント・楽天キャッシュが利用できる仕様であるためこれから主役級の働きをしてくれるようになりました。
どうしてかというと、楽天キャッシュは楽天カードからチャージすると0.5%のポイントが付与されますが、ANA Payというウォレットサービスを中継することで楽天Edyにもチャージして、楽天Edy⇄楽天キャッシュの相互交換も可能になったからです。
楽天ペイ請求書支払いで還元率は最大3.0%に!
楽天ペイ請求書払いの利点は、支払いに楽天ポイント・楽天キャッシュを利用できる点です。
楽天ポイントに関しては、楽天関連サービスの利用で貯まるので税金・公共料金を支払えるほど貯まることは稀ですが、楽天キャッシュなら楽天Edyと相互交換が可能になったため、高い還元率で楽天Edyにチャージできれば税金・公金を高い還元率で支払うことができます。
これを可能にしているのが、JAL PayとANA Payというウォレットサービスの存在です。
JAL PayはMastercard・JCBカードからチャージ可能で、ANA PayへはJAL Payを登録できます。
次にANA Payバーチャルカードを、楽天会員情報にカード登録してから楽天Edyへのチャージが可能になりますが、新規登録の場合は登録した翌日の12:00から利用可能になります。
ANA Payバーチャルカードから楽天Edyにチャージできるようになると、楽天Edy⇄楽天キャッシュの相互交換が可能になっているため以下のルートでチャージが可能になります。
- Ponta Premium Plus(JCB)/7月・12月限定2.0%
- +JAL Pay/0.5%
- +ANA Pay/0.5%
- +楽天Edy⇄楽天キャッシュ(Android)
- +楽天ペイ請求書払い/0%
=合計3.0%還元
請求書払いの還元率が3.0%にもなるのであれば、税金・公共料金は楽天ペイ請求書払いで決まりだと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。キャッシュレス決済の中でも楽天キャッシュをもちいた楽天ペイが1.5%還元になったことで、以下のチャージルートによる楽天ペイ決済が最も還元率が高い決済手段となっています。[…]
楽天ペイ請求書支払いで税金・公共料金もお得に!対象となる支払い先と手数料
楽天ペイ請求書払いで支払える税金・公共料金は、順次拡大予定だそうです。
ただ電気・水道・ガスといった公共料金は、対応するところがあまり広がりがありませんので、公共料金で最大2.7%の還元率に達する「JQ CARD エポスゴールド」の保有もしておいたほうが良いと思います。
楽天ペイ請求書払いの対象となる税金は?
楽天ペイを運営する「楽天ペイメント株式会社」では、自動車税種別割・軽自動車税といった税金はもちろん、固定資産税・住民税などの税金でも地方税統一QRコード(eL-QR)により納付書に付されたQRコードを読み取ることで納税できます。
地方税とは、都道府県税などは自動車税種別割が該当し、市町村税は軽自動車税・固定資産税・住民税が該当してきます。
詳細は以下のとおりです。
- 自動車税種別割
- 軽自動車税(種別割)
- 不動産取得税
- 個人事業税
- 個人市民税・県民税(普通徴収分)
- 固定資産税・都市計画税(土地・家屋)
- 固定資産税(償却資産)
- 国民健康保険料
この中でも、個人事業主の方や給与所得者の方も含めて、税金系で一番対象者が多いのは、自動車税種別割・軽自動車税だと思います。
いわゆる自動車税ですね。
2025年の自動車税の納付期限は5月31日
自動車税は、毎年4月1日0時 時点の車の保有者に課税され、今年の4月から来年の3月までの1年間の税金を前払いで支払います。
毎年税金の納付書は、一般的には5月上旬に送られてきて納付期限も明記されていますが、2025年の納付期限は以下のとおりです。
4月以降に車を購入した場合は、前述の通り自動車税は前払いの制度であるため、登録した月から3月まで月割で税金が計算され車の購入時に課税されます。
2024年5月の自動車税に関しては、d払い・au PAY・PayPayが次々改悪している中、楽天ペイ請求書払いは、冒頭で説明したポイント多重取りで他を圧倒する還元率になります。
ただ自動車税に関しては、直近の4月あたりでルール変更する場合が結構あるので直前まで情報収集が必要になってくると思います。
気になる自動車税の納付額
種類は普通車の場合は都道府県税、軽自動車の場合は市町村税になっていて、もちろん楽天ペイ請求書払いで支払えます。
気になる金額は以下のようになっています。
排気量 | 2019年9月までに購入 | 2019年10月以降に購入 |
軽自動車 | 10,800円 | 10,800円 |
排気量1,000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 |
排気量1,000cc超~1,500cc以下 | 34,500円 | 30,500円 |
排気量1,500cc超~2,000cc以下 | 39,500円 | 36,000円 |
排気量2,000cc超~2,500cc以下 | 45,000円 | 43,500円 |
排気量2,500cc超~3,000cc以下 | 51,000円 | 50,000円 |
排気量3,000cc超~3,500cc以下 | 58,000円 | 57,000円 |
排気量3,500cc超~4,000cc以下 | 66,500円 | 65,500円 |
排気量4,000cc超~4,500cc以下 | 76,500円 | 75,500円 |
排気量4,500cc超~6,000cc以下 | 88,000円 | 87,000円 |
排気量6,000cc超~ | 111,000円 | 110,000円 |
日本の車にかかる税金は世界でも類を見ないくらい高いです。
そのため今年は、楽天ペイ請求書払いを活用してできる限り負担を少なくしたいと考えています。
アメリカだと州によってはナンバープレート代で6千円程度で済むらしいので、日本の車関連諸税は異常です。
有権者の方は、キャッシュレスで節約するのと同時に選挙で投票するところを本気で考えるべきだと思います。
楽天ペイ請求書払いの対象となる公共料金は?
公共料金に関しては、営業努力で開拓しないといけないようなので、今後の楽天の営業力に期待したいところです。
具体的なラインナップは、まだまだ対応サービスが少なく改善の余地がかなりあります。
電気
- 関西電力
- 中部電力ミライズ
- 東北電力
- 東京電力エナジーパートナー
ガス
- 大阪ガス
- 京葉ガス
- レモンガス
- 小野金物店
- 西井商店
- 鳥取ガス産業
- 鳥取ガス
- 一関ガス
- 羽後ガス
- ヤマサンガス
- 宮崎マルヰプロパン
水道
- 東京都水道局
- 横浜市水道局
- 新潟県見附市
- 神戸市水道局
- 兵庫県加東市
- 兵庫県播磨町
- 愛媛県西条市
- 北九州市上下水道局
- 鹿児島県中種子町
その他
- NHK受信料
- 日本年金機構:国民年金保険料
楽天ペイ請求書支払いと他のQRコード決済サービスの比較!PayPayやau PAYとの違いは?
楽天ペイ請求書払いは、2023年4月17日からスタートであるため対応自治体・対応支払いサービスがまだ少なめです。
順次拡大とのことなので、そこは楽天の営業力に期待するとして現状の他のコード決済との比較をしておきましょう。
※d払いに関しては使いにくい残高払いのみ対応ですので除外しています。
楽天ペイ請求書払い | PayPay請求書払い | au PAY 請求書支払い | |
還元率 | 不明 | 0% | 0% |
残高チャージ還元率 | 0.5%~3.0% | 0% | 0.5~2% |
国税 | - | ○ | ○ |
都道府県税・市町村税 | ◯eL-QR | ◯eL-QR | ◯eL-QR |
公共料金・サービス料 | △ | ○(すべての政令指定都市) | △ |
支払い上限 | 納付書1枚あたり30万円 | 納付書1枚あたり30万円 | 納付書1枚あたり30万円 |
チャージ上限 | 1回50万円 1ヶ月50万円 | 24時間50万円 30日以内200万円 | au PAYカード→10万円/回・25万円/月 それ以外→5万円/回・5万円/月 |
残高上限 | 残高上限100万円 | 残高上限100万円 | 残高上限100万円 |
都道府県税・市町村税に関しては、2023年年4月から全国の自治体で地方税統一QRコードの運用が開始され、納付書に印字されている「地方税統一QRコード」(eL-QR)を利用して地方税の納付が可能となっているので、コード決済に限らず好きな支払い方法を選べます。
- クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
- インターネットバンキング
- 口座振替(ダイレクト方式)
- ペイジー番号を発行しATM等で支払う
- eL-QRに対応したスマートフォン決済アプリによる納付
このうち『eL-QRに対応したスマートフォン決済アプリによる納付』であれば、もちろん楽天ペイ請求書払いも選ぶことができます。
よって自治体間の地方税に関しては、キャッシュレス決済への対応は差がなくなっています。
au PAY 請求書払いは2023年4月1日から還元率0%・チャージもau PAYカード以外は5万円まで
「au PAY 請求書払い」は、チャージできるカードで高い還元率が実現できれば、請求書払いでも0.5%のポイントが付与されていたため、2022年度では最高の決済手段でした。
しかし、2023年4月からは請求書払いの還元率は0%に改悪し、au PAYカードからのチャージは還元率0%、au PAY ゴールドカードからでも1%に改悪されます。
他のMastercardブランドのカードからでもチャージはできますが、これも2023年4月からは月5万円までのチャージに限定されるため使い勝手としてはかなり低下することになります。
純粋に還元率だけなら、楽天ペイ請求書払いのほうが有利になるはずなので自治体がau PAY 請求書払い・楽天ペイ請求書払いの両方に対応しているのであれば、楽天ペイ請求書払いを選好することになると思います。
au PAYでは、『au PAY 請求書支払い』といって、税金・公金などの請求書をアプリで読み取ってau PAY 残高で支払えて0.5%のPontaポイントも付与される税金・公金支払いの切り札的な機能があります。今回は、税金・公金支[…]
【まとめ】楽天ペイ請求書払いで税金・公共料金を高還元率で支払う方法2025
コード決済の請求書払いによる税金・公共料金の決済については対応範囲が広がるにつれて、肝心の還元率は大きく改悪しています。
PayPay請求書支払いは2022年4月から、au PAY 請求書支払いは2023年4月から請求書払いに関してはポイント還元対象外になってしまっています。
そこで今年も、還元率としては最強になる楽天ペイ請求書払いを活用することにしました。
なぜなら楽天ポイント・楽天キャッシュがこの請求書支払いで利用可能で、楽天キャッシュに関してはこのサイトでも複数の記事で説明しているように高い還元率で調達することが可能だからです。
一例を挙げると以下の方法でポイント3重取りが可能になります。
- Ponta Premium Plus(JCB)/7月・12月限定2.0%
- +JAL Pay/0.5%
- +ANA Pay/0.5%
- +楽天Edy⇄楽天キャッシュ(Android)
- +楽天ペイ請求書払い/0%
=合計3.0%還元
チャージ元となる「Ponta Premium Plus(JCB)」は、7月と12月が期間限定で最大2%還元となる数少ないカードですので、準備しておいて損はないと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。JQカードエポスゴールドが選べるポイントアップショップのボーナス付与率が1.0%→0.5%に引き下げられ最大2.7%還元→2.2%還元へ低下するなど、高還元率クレジットカード[…]