無料送金アプリのPring(プリン)のサービス改悪後の送金対策、もしくは楽天銀行のハッピープログラムのステージ向上対策を解説します。
無料送金アプリのPringは、無料送金ができるアプリで家族間・友人間で送金をするのに非常に役立っていました。
しかし2020年7月から無料の範囲が著しく狭くなり、とくにATMでのお金の引き出しが月1回にまで減少したためすっかり出番がなくなっています。
日々の送金、ATMの利用はPring(プリン)さえあれば、無料で解決されてきたのですが、手数料がかかる条件設定になった以上、それに替わる代替案を見つけ出さないとまたATMに並ぶ羽目になります。
本記事ではPring(プリン)がこれまで担ってきた機能を何で補ったのか、また楽天銀行のハッピープログラムで過去には6件は対象件数が得られていた取引内容を何で補えばよいのか解説していきたいと思います。
Pring(プリン)の2020年7月以降の手数料体系
Pring(プリン)で結構使っていた機能は、以下の3つがありました。
- 一旦自身の資金をメイン銀行からPring(プリン)にチャージし別の銀行に出金
- 近くにセブン銀行ATMさえあれば、いつでも1日1回は現金を引き出せる
- 楽天銀行ハッピープログラムの対象件数(お金の出入金稼ぎ)
しかしこれができなくなるほど大幅に改悪となります。
手数料体系としては2020年7月以降は以下の通りになっています。
対象 | 入金(チャージ) | 出金 |
全銀行 | 1日上限50万円 | 1日上限50万円 月1回まで無料(2回目以降は220円) |
楽天銀行 | 月3回まで無料(4回目以降は220円) | 1日上限50万円 月1回まで無料(2回目以降は220円) |
セブン銀行ATM | 1日上限10万円 | 1日上限10万円 月1回まで無料(2回目以降は220円) |
セブン銀行ATMからの現金引き出しは、キャッシュカードが無くてもできるので、本当に技術の進化を実感しましたが、これも月1回ではかなり厳しいです。
このため当方としては代替案として住信SBIネット銀行を多用するようになりました。
Pring(プリン)の代替は住信SBIネット銀行を活用する
代替案として住信SBIネット銀行をどのような機能で代替したかですが、概ね3つの機能を代替させるようにしました。
- 自分名義の口座間の資金移動
- ATMをいつでもどこでも、キャッシュカードが無くても利用する
- 楽天銀行ハッピープログラムの対象件数稼ぎ
①についてはPring(プリン)では、任意の銀行口座への出金が1日一回は無料でしたが、月1回になりましたので、他の銀行からの資金移動を手数料無料でできる住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」を活用することにしました。
②については、これも一旦住信SBIネット銀行の口座に入金されれば、住信SBIネット銀行アプリで入出金できる「アプリでATM」を利用することで、余計なキャッシュカードを持ち歩く手間を減らすことにしました。
相手方にお金を送るという手段は、もともとPring(プリン)を利用している人自体が限られていたので、口座に直接振り込む手段がベターになりそうです。
こちらに関しても住信SBIネット銀行の優遇条件をクリアすることで回数を確保しほぼ無料で完結できるようしたため、楽天銀行のハッピープログラム対策もできることになります。
①自分名義の口座間の資金移動
住信SBIネット銀行は、ネット証券大手SBI証券を基幹としたSBIホールディングスの一員で実店舗を持たないネット銀行です。
ネット銀行の口座数は上位5位に入っていて最近400万口座突破したらしいです。
利用できるATMは、下記のラインナップで預け入れには手数料はかかりません。
・セブン銀行ATM
・ゆうちょ銀行ATM
・イーネットATM
・ローソン銀行ATM
ランク | ATM利用手数料 無料回数 | 他行振込手数料 無料回数 |
ランク4 | 15回 | 15回 |
ランク3 | 7回 | 7回 |
ランク2 | 5回 | 3回 |
ランク1 | 2回 | 1回 |
当方の場合は、【ランク3】をとある方法で手に入れているため、ATM利用手数料無料回数7回、他行振込手数料無料回数7回が確保できています。
スマプロランク3を確保する方法については以下の記事でもまとめていますので活用ください。
定額自動入金サービスで自分名義の口座間の資金移動を行う
この住信SBIネット銀行で自分名義の口座間の資金移動で注目したい機能は、定額自動入金サービスです。
これは自身の他行の口座から指定した金額を引き落として、自分の住信SBIネット銀行の口座に入金できるサービスです。
この指定する金額が毎月一定なら作業を自動化できます。
金額の範囲は1万円以上でそれ以降は1万1千円、1万2千円と千円単位で指定できます。
回数は月間5件までです。
自身の口座間の送金では、住信SBIネット銀行に一旦送金しておいて、スマプロランク3で確保した他行振込手数料無料回数で各口座に送金するという使い方をしています。
想定されるケースでは、給与が入る口座は会社から指定があって住信SBIネット銀行に指定できない場合など便利です。
さらに定期的に発生する振込先に毎月または毎週繰り返し振込できる振込を自動化できるサービスが住信SBIネット銀行には実装されています。
毎月の家賃・駐車場代・習い事の月謝・子供への仕送りなど、毎月定例・定額の振込に利用できますので、手間を省略できます。
登録件数は10件までとなります。
つまり定額自動入金サービスで一旦、住信SBIネット銀行の口座に移して、自動振込のパターンを作って自動で送金していれば、家賃や駐車場代や月謝など振込みによる料金支払いを行う場合、作業がすべて自動化し、スマプロランクのランク別で付与されている他行振込手数料無料回数分送金ができます。
②ATMをいつでもどこでも、キャッシュカードが無くても利用する
住信SBIネット銀行では「アプリでATM」という機能があり、キャッシュカードのかわりにスマートフォンアプリを使って、ATMでの取引きができる機能を実現しています。
キャッシュカードを持っていなくても「アプリでATM」サービスを使って、セブン銀行ATM・ローソンATMを利用して出入金できます。
「スマート認証NEO」の生体認証で認証するので、ちょっとキャッシュカードの暗証番号を覚えられなくなりつつあるのが、いまのところ問題かもしれません。
③楽天銀行ハッピープログラムの対象件数稼ぎ
住信SBIネット銀行のスマプロランクと同じく楽天銀行のハッピープログラムも取引をすればするほどランクが上がって、優遇を受けられます。
上位ステージのスーパーVIP・VIPになれば、対象取引件数1件毎に最大3ポイント付与されますので、それを狙ってPring(プリン)では、毎月3回入金して3回出金するという作業を繰り返していました。
ハッピープログラム対象取引回数でいえば6回に相当しています。
ポイントではVIP~スーパーVIPなら1件×3ポイントですので、3ポイント×6件=18ポイントを獲得しているわけです。
これを喪失してからは、以下の手順で6回分確保しています。
【手順2】:SBI証券
【手順3】:住信SBIネット銀行から楽天銀行へ振込(他行振込手数料無料回数分は無料)
【手順4】:これを合計3回繰り返す
SBI証券との連携が便利
住信SBIネット銀行とSBI証券は同じSBIホールディングスのグループ企業です。
そのため住信SBIネット銀行の口座とSBI証券と連携できる「ハイブリッド預金」だと普通預金金利が10倍の0.01%になる他、銀行口座の預金残高が、証券取引の「買付余力」に反映され、いちいち入出金する手間が省けます。
通常は証券口座に入金しておかないと株式や投資信託が購入できないのが普通ですが、SBI証券の口座残高がなくても住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」の残高があれば買付余力とみなされて自動振替されて証券の注文ができます。
ですので、住信SBIネット銀行とSBI証券はセットで口座開設したほうが有利と言えますね。
※SBI証券の口座開設は、ポイントサイト「モッピー」経由の口座開設で、ポイントサイトから4,000円相当のポイントが付与されます。
ポイントサイト「モッピー」の新規登録は、下記のリンクボタン経由の登録で最大2,000円相当のポイントプレゼントです。
まとめ
Pring(プリン)のメリットが急低下してしまったのは、大変痛手ですが、住信SBIネット銀行のスマプロランクを攻略しておけば、かなりの問題が解決されると思います。
スマプロランクも【ランク4】に挑戦することもできますが、実生活ではATM利用手数料無料回数7回、他行振込手数料無料回数7回付与される【ランク3】で十分ですね。
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住信SBIネット銀行は紹介キャンペーンを行っています(期間限定)。
住信SBIネット銀行の口座開設は、ポイントサイト案件などはありませんが、紹介キャンペーンを行っており、住信SBIネット銀行の口座保有者ですので、紹介することができます。
紹介によって得られる特典は500ポイント(=500円相当)です。
- 期限は2021年2月28日までに口座開設を完了していること。
- 3月14日時点でスマート認証NEOを登録していること。
- 3月14日までに「アプリでATM」サービスで1回以上入出金すること。
- 3月14日時点の円預金残高(円普通預金・円定期預金・SBIハイブリッド預金)が10,000円以上であること。
以上が諸条件になります。
■手順を記述しますので、よろしければご利用ください。
【手順1】:住信SBIネット銀行アプリをインストールします。
【手順2】:口座開設
「ff1031012257」
12桁のコードを入力ください。
【手順3】:住信SBIネット銀行アプリで「スマート認証NEO」を登録する
【手順4】:アプリを使って入金するセブン銀行・ローソン銀行のATMで「アプリでATM」サービスを利用して、1万円入金します。
※もらえる特典の500ポイントは、500ポイント以上100ポイント単位で、現金またはJALのマイルに交換可能です。
(現金への交換レート:1ポイント=1円相当。マイルへの交換レート:100ポイント=40マイル相当。)
住信SBIネット銀行は、Tポイントを利用できて1株単位でも株式に投資できるSBIネオモバイル証券・同じくTポイントを利用できて1通貨単位でネオモバFXに資金を即時入金できる唯一の銀行です。
Tポイントを使った投資をする場合やTポイントを現金化する手法を活用する場合は、必須の銀行といえます。
ポイント投資に対応している証券会社で投資信託を売買してポイントを現金化することができますが、最短でも半月以上も時間がかかるのが難点でした。ところがSBIネオモバイル証券が2020年4月から提供しているネオモバFXというFXサービスで[…]
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