こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
Revolutが改悪しました。
公共料金やサブスクリプションの支払いにも対応した優れたウォレットサービスでしたが、2022年12月にMastercardからのチャージが除外され、2023年4月17日からはクレジットカードからのチャージに1.7%の手数料が課金されるようになりました。
それならばとSony Bank WalletなどのVisaデビットカードからのチャージを代替案として考えていましたが、次々にキャッシュバック・ポイント対象外に転落したため、メタルプランの月1,980円の手数料を負担しながら保有する意味はなくなったと考えています。
したがって代替案を早速構築するわけですが、改悪リスクを踏まえるとやはりMIXI M・TOYOTA Walletが確実と考えています。
残念ながらどちらもリアルカードがないのが欠点ですが(MIXI Mの再リリースは未定)、それは記事中の比較で説明しますのでご自分のネットショッピングや普段のショッピングの環境に応じて選択するか使い分けていただければと思います。
具体的なルートを結論から申し上げます。
まずMIXI Mについては、確実なのは以下のルートです。
- JQ CARD エポスゴールド
↓(最大2.7%) - MIXI M
↓(0%) - =合計2.7%(PayPayへの紐づけがオススメ)
次にTOYOTA Walletについては、以下のルートが良いでしょう。
- 三井住友カードゴールドNL・ビジネスオーナーズゴールド・Oliveフレキシブルペイゴールド
↓(最大2%) - KyashCard
↓(0.2%) - TOYOTA Wallet(Mastercard)
↓(1%キャッシュバック) - 合計3.2%
当方は両方のルートを使っておりますが、どちらか一つということであれば、JQ CARD エポスゴールド→MIXI Mルートなら最終的にPayPayに紐づけることで利用できる店舗範囲が非常に広くなるため盤石です。
また後述しますが、楽天ギフトカードを購入する方法を使えばさらに還元率は最大で3.7%にまでアップします。
JQ CARD エポスゴールドは、Webで直接申し込めますが、最初にエポスカードをポイントサイト経由で発行して、Webで切り替える方法がもっともお得な発行方法です。
①ネットで切り替えを行えばJQ CARD エポスゴールドが保有できます。
②ゴールドカードの特典Ⅰ「選べるポイントアップショップ」ならポイント3倍の1.5%の還元率へ
③-1ゴールドカードの特典Ⅱ年間100万円利用で1%相当のボーナスポイントプレゼント
③-2ファミリーゴールドで家族で合計200万円利用で0.2%相当のボーナスポイント
■GMOポイ活経由の発行なら新規入会特典に加えて6,000円相当のポイントが獲得できます。
Revolut改悪!チャージ手数料発生+デビットカードもポイント還元対象外に!対策は?
まずは、Revolutの何が改悪したのかです。
- 2022年12月29日 Mastercardからのチャージが不可に
- 2023年4月17日 クレジットカードからのチャージに1.7%の手数料が発生
- 2023年4月17日 Sony Bank Walletなどのデビットカードからのチャージがキャッシュバック・ポイント対象外に
以上のように全滅状態です。
もはやRevolutは、1%キャッシュバックのメタルプランも通常のプランも解約待ったなしですが、Revolutってなんですか?という方のために一応基本情報も残しておこうと思います。
Revolutの基本情報
Revolutは、イギリス発のウォレットサービスでプリペイドカードと違って公共料金・定額払いサービスの支払が可能なのが魅力で、MIXI M・TOYOTA Walletと比べてもリアルカードによる決済が可能なのが使いやすさの点でも群を抜いています。
項目 | Revolut |
料金プラン(月額) | スタンダード0円/プレミアム980円/メタル1,980円 |
国際ブランド | Visa |
還元率 | 0%/メタル1% |
発行手数料 | 無料(通常配送なら送料も無料) |
カード搭載非接触決済 | Visaタッチ決済 |
スマホ決済 | Apple Pay非対応 Google Pay→Visaタッチ決済 |
3Dセキュア | 可 |
決済上限 | なし |
チャージ上限 | 使用履歴が増えるごとに引き上げられる |
ユーザー間送金 | 無料(カードチャージ残高は送金不可) |
次に具体的にどんな料金プランがあるか説明します。
Revolutの料金プラン
Revolutには有料プランを含むプランが3つあります。
スタンダード会員/無料 | プレミアム会員/980円(月) | メタル会員/1,980円(月) |
キャッシュバックなし | キャッシュバックなし | キャッシュバック1% |
23通貨の両替が毎月750,000円まで無料 | 23通貨の両替制限なし | 23通貨の両替制限なし |
海外のATMでは1ヶ月25,000円まで無料 | 海外のATMでは1ヶ月50,000円まで無料 | 海外のATMでは1ヶ月100,000円まで無料 |
× | 優先カスタマーサービス | 優先カスタマーサービス |
× | LoungeKeyパスへのアクセス | LoungeKeyパスへのアクセス |
× | フライトが1時間以上遅延したとき、本人と友人1名まで無料空港ラウンジパス | フライトが1時間以上遅延したとき、本人と友人3名まで無料空港ラウンジパス |
なかでも注目はメタル会員の1%キャッシュバックでした。
ただ、冒頭で説明したようにVisaカードからのチャージは1.7%の手数料課金、Mastercardからのチャージは不可となったことで、ポイント多重取りが不可能になったため月額1,980円のメタルプランを維持する意味はなくなったと思います。
Revolutの代わりのサービス、MIXI MとTOYOTA Walletの特徴を比較
早速、Revolutの代替として提案したい、MIXI M・TOYOTA Walletとの比較を行っていきたいと思います。
ただ、どちらもリアルカードを発行できませんので(※MIXI Mのリアルカード発行は現在一時停止状態ですが、ロードマップでは近日再開予定)、普段利用する店舗で対応しているかを確認しつつサービスを選択するか両方を使い分ける等の対応をしてください。
MIXI M・TOYOTA Walletを使ったポイント多重取りルート
MIXI M・TOYOTA Walletは、いずれもVisa・Mastercardブランドのクレジットカードからのチャージが可能で、クレカからのチャージ金額にもポイントが付与されます。
※TOYOTA Walletは三井住友系プリペイドカードなので三井住友カードからのチャージはポイント対象外です。
このウォレットサービスへのチャージによるポイント多重取りでは比較すると以下のような還元率になっていきます。
MIXI Mルート | TOYOTA Walletルート | |
チャージ元 | JQ CARD エポスゴールド(最大2.7%) | 三井住友カードゴールドNL(最大2%) ビジネスオーナーズゴールド(最大2%) Oliveフレキシブルペイゴールド(最大2%) |
中継手段 | →MIXI M(0%)→majica(0%)→楽天キャッシュ | →KyashCard(0.2%) |
最終決済手段 | →楽天ペイ(1%) | →TOYOTA Wallet(1%) |
合計 | 3.7% | 3.2% |
MIXI Mルートでは、還元率が最大値になる方法を提示していますが、gifteeでmajicaギフト購入/Apple Pay決済→楽天ギフトカード購入という手順を踏むためmajicaギフトの在庫が十分でないことも多いため安定しません。
そのため、MIXI Mルートは発行するバーチャルカードをVisaにしてPayPayに紐づけて街のお店で使う方法がもっとも使いやすい方法です。
TOYOTA Walletルートは、一見すると高い還元率ですが、街のお店の決済はiD・Mastercardコンタクトレスという非接触決済に限定されるため意外と使えない店舗が多く決済に困る場合があるのが難点です。
MIXI M・TOYOTA Walletの国際ブランド・Apple Pay/Gppgle Payへの対応
MIXI M・TOYOTA Walletの国際ブランドは、MIXI MはJCB・Visaを選択できます。
一方で、TOYOTA WalletではMastercard・JCBが選択できますが、JCBのほうはトヨタファイナンスが発行するクレジットカードしか選択できずメリットがありません。
そこでTOYOTA Walletでは、1%キャッシュバックされるMastercardのみを利用すると仮定し、などのスマホ決済への対応状態をまとめてみました。
MIXI M | TOYOTA Wallet | |
Apple Pay | ○QUIC Pay+/JCB | ○iD・Mastercardコンタクトレス |
Google Pay | ○QUIC Pay+/Visa・JCB | - |
おサイフケータイ | - | ○iD/Mastercard |
MIXI Mは、iPhone・AndroidどちらもQUIC Pay+で対応していますがコンタクトレス決済はできません。
一方でTOYOTA Walletは、iPhoneではiD・Mastercardコンタクトレス、AndroidではiDが対応しています。
コンタクトレス決済・電子マネー決済は、コンビニ・ドラッグストアでは大抵は使えますが、地場のスーパーになると使えないところがあるのが困りものです。
TOYOTA Walletは、Mastercardですので「Mastercardコンタクトレス」でコストコで使えます(上限2万円まで)。
ということは、TOYOTA Walletは上限があるもののコストコで最強の決済手段ともいえます。
会員制の大型ホールセールクラブ「コストコ」。 現在の日本での展開は27店舗を展開しています。 独自商品も大変魅力ですが、ほぼまとめ買いに対応した大容量の商品が多いです。 大容量であるものの単価が安く上手に利用すれば[…]
MIXI M・TOYOTA Walletのコード決済への対応
コード決済への登録は、セブンペイ事件があってから3Dセキュア本人認証を搭載していなければ、登録できないようになっています。
3Dセキュア認証は不正利用を防ぐために必要な機能で、MIXI M・TOYOTA Walletはどちらもこの3Dセキュアに対応しています。
※MIXI MはVisaブランドのみ対応
ただTOYOTA Walletは、発足当初にau PAYにチャージされまくった過去の問題からコード決済への登録はできなくなっています。
MIXI M | TOYOTA Wallet | |
PayPay | ○/Visa | - |
d払い | - | - |
au PAY | - | - |
楽天ペイ | - | - |
MIXI Mは、Visaブランドなら3Dセキュア本人認証に対応しているため、PayPayに登録することが可能です。
このメリットは非常に大きくて、日本ではコンビニ・ドラッグストアではApple Pay・Google Payによる非接触決済に対応していますが、スーパーになるとコンタクトレス決済や電子マネーに対応していないことが多々あります。
そういったお店では、利用者が圧倒的に多いPayPayを採用していることが多いので、PayPayに登録できるのであれば圧倒的に広い範囲で使えます。
MIXI MがアップデートされてVISAブランドのバーチャルカードが発行できるようになって何が変わったかですが、実はPayPayに登録して支払いができるようになりました。 MIXI Mは、それまではQUIC Payでしか街のお店の支払[…]
MIXI M・TOYOTA Walletはユーザー間での送金は?
友人とのお金のやりとりでも活躍するのが、このユーザー間の送金機能です。
MIXI Mは、残高を家族へ送金用として利用できますので、MIXI Mを擬似的な家族カードとして使うことができ非常に便利です。
クレジットカードの家族カードと違って、残高があるので使いすぎを防止できるのが非常によいですね。
一方で、TOYOTA Walletは個人間送金には対応していません。
三井住友カードゴールドNL×Kyash×TOYOTA Walletの組み合わせで最大3.2%還元!
三井住友カードゴールドNL・Oliveフレキシブルペイゴールド(自営の方はビジネスオーナーズゴールド)は、ゴールドカードですが年間100万円利用を達成すると、その後の年会費が永年無料となるコスパ最強のゴールドカードです。
とくに強調したいのは、Kyashへのチャージが最大2%の還元率で達成できる点ですね。
基本還元率は0.5%で年間利用100万円を達成するとさらに1%相当の1万Vポイントがボーナスポイントとして付与されます。
ということで世間一般では、実質1.5%の還元率で使えるカードという認識になっています。
ですが以下のように最大2%に還元率はアップできますので、非常に高還元率なクレジットカードだと思います。
三井住友カード ゴールド(NL)・Oliveフレキシブルペイゴールド | 還元率 |
基本 | 0.5% |
マイ・ペイすリボ(手数料発生時) | +0.5% |
年間利用100万円 | +最大1%(10,000P付与) |
合計 | 最大2% |
どうやって2%の還元率を達成するのか?ですがちょっと説明が長くなるので、詳細は関連記事を確認いただければ良いと思います。
このサイトでメインクレカ候補としてオススメしている三井住友カードゴールドNLは、特別な特典があり『100万円修行』といって年間100万円の利用を達成すると翌年以降の年会費(5,500円)が永年無料になり、1%還元相当の1万Vポイントがボーナ[…]
この内、年間利用100万円でもらえるVポイント1万円分は対象になる支払いが決められているのですが、KyashCardへのチャージは該当しているのでむしろ積極的にチャージで使ったほうが良いでしょう。
- 三井住友カードゴールドNL・Oliveフレキシブルペイゴールド・ビジネスオーナーズゴールド
↓(最大2%) - KyashCard
↓(0.2%) - TOYOTA Wallet
↓(1%キャッシュバック) - 合計3.2%
ところで、三井住友カードゴールドNL・Oliveフレキシブルペイゴールド(自営・副業されている方はビジネスオーナーズゴールド)は、スペックが良く似ておりどちらを選択すれば良いのか難しいかも知れませんね。
Oliveフレキシブルペイゴールドは、初年度年会費無料ですがVisaブランドしか選べません。
一方で三井住友カードゴールドNLは、初年度年会費5,500円ですがVisa・Mastercard両方が選べます。
※どちらも年間100万円を達成すると年会費永年無料になります。
Oliveアカウントとは、2023年3月からスタートしている三井住友系のサービスをまとめて管理できる新しい金融サービスです。 そのサービスとは、三井住友銀行普通預金・SMBCダイレクト・SMBC ID・Web通帳・Oliveフレキシブ[…]
JQ CARD エポスゴールド→MIXI Mルートは最大3.7%還元
エポス陣営のゴールドカードでは、エポスゴールドでも良いのですが、JQ CARD エポスゴールドがポイントの使い勝手が良いためオススメです。
JQカードでたまるポイントはJRキューポというポイントで、エポスポイント・Tポイント・Pontaポイント・Gポイントに等価交換できポイ活に欠かせないポイントハブとして機能するからです。
JQ CARD エポスゴールドは、「選べるポイントアップショップ」にmixiを選択するとMIXI Mへのチャージがポイント3倍となります。
さらに年間100万円の利用を達成していればボーナスポイントが10,000ポイント、二親等以内の親族の方を招待して夫婦もしくは二世帯で年間200万円利用を達成するとボーナスポイントに加えてファミリーボーナス2,000ポイントが付与されます。
これを合計すると以下のようになります。
MIXI Mへのチャージによる還元率 | |
選べるポイントアップショップ | 1.5% |
年間ボーナスポイント | 1%相当(10,000ポイント) |
ファミリーボーナス | 0.2%相当(2,000ポイント) |
合計 | 2.7% |
「選べるポイントアップショップ」は実は3つしか選べませんが、mixiを選択することでMIXI MでPayPayにカード登録したコード決済、Google Pay/Apple Payに登録したQUIC Pay+、バーチャルカードによるネット決済など多様なシーンで上記の最大2.7%の還元率で利用できます。
Mixiが運営するウォレットサービス「MIXI M」とエポス陣営のゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」の組み合せなら常時2.7%の還元率が実現できます。 今回は2.7%という高い還元率をさまざまな支払いで実現できるMIXI[…]
あとは年間100万円の利用でボーナスポイントがもらえるのですが、これは月8.3万円ほどです。
それはMIXI Mでの利用ができない公共料金や定額払いサービスで金額が大きいサービスを「選べるポイントアップショップ」で選択すれば、解決されると思います。
MIXI Mはリアルカードが登場したことで支払える場所が増えて圧倒的に使いやすくなりました。 そんなに還元率が高かったら、「月々払っている公共料金もMIXI Mで払えないの?」と考えると思いますが、プリペイドカードでは水道光熱費などの[…]
MIXI M→majica→楽天キャッシュ(楽天ペイ)なら最大3.7%還元
JQ CARD エポスゴールドからにMIXI Mチャージを行なえば、最大2.7%の還元率になることはわかったと思います。
MIXI Mのままで利用していっても十分高還元率です。
しかしギフト券を販売しているサイト「giftee」でmajicaギフト券をApple Pay経由で購入して、ドン・キホーテでmajicaで楽天ギフトカードを購入すれば、作業が煩雑ですが3.7%もの還元率を実現できます。
- JQ CARD エポスゴールド
↓(最大2.7%) - MIXI M
↓(0%) - →gifteeでmajicaギフト購入/Apple Pay決済
- ドン・キホーテで楽天ギフトカードをmajicaで購入/0%
- 購入した楽天ギフトカードで楽天キャッシュ受け取り(チャージ)
- 楽天ペイ/
↓(1%) - =合計3.7%
ドン・キホーテが近隣にあれば、3.7%の還元率を獲得できるのですからこれくらいの作業はしても良さそうですね。
楽天ペイは楽天が運営するQR/コード決済で、登録しているカード、楽天銀行口座預金、楽天キャッシュ、楽天ポイントで支払いをすることができます。 楽天カード/1%還元 楽天銀行/1%還元 楽天キャッシュ/1%還元→楽天カード・[…]
【まとめ】Revolutの代わりのMIXI MとTOYOTA Walletを徹底比較!
公共料金や定額サービスへの支払でも活躍したRevolutが大幅に改悪したのは非常に残念です。
代替案として今回提案した、MIXI M・TOYOTA Walletはどちらもウォレットサービスとしては非常に優秀なサービスです。
ただどちらもリアルカードがない点が大きなデメリットですし、非接触決済に対応していない店舗がまだまだ多い日本の現状では使えない場合もありえます。
そこを考えるとMIXI MならPayPayに登録するとどこでも支払いに使えて、残高を個人間送金できる点でウォレットアプリとして非常に便利ですね。
MIXI Mへのチャージで最大2.7%の還元率を叩き出す『JQ CARD エポスゴールド』は、Webで直接申し込めますが、最初にエポスカードをポイントサイト経由で発行して、Webで切り替える方法がもっともお得な発行方法です。
こういった単価の高いクレジットカード発行案件は、万一のことを考えてサポートがしっかりしているポイントサイトを選ぶのがベストです。
その点では、常時ポイント還元が高くカスタマーサービスが秀逸な『ハピタス』経由で発行するのがベストでしょう。
ハピタスへの登録は、このサイト経由で特別紹介特典として合計1,310円がプレゼントされます。
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