当方は確定拠出年金は個人型で「SBI証券」で運用を行っています。
当初は企業型で積み立てていたものですが、退職したため個人型に切り替えを行っています。
確定拠出年金は掛金が所得控除の対象となり節税のメリットがあるだけではなく、利益確定時の課税がなく複利の効果が期待できますので利用しない手はありません。
そのため可能な限り通常時は期待利益の高い投資となる株式への投資を行い、アノマリー的に株式投資がパフォーマンスの悪い時期は債券にスイッチすることで、通常よりも高い利回りを叩き出そうとするのが本記事のテーマです。
11月はスタートから上昇を開始し始め、急速に上昇していきましたので、単月としては異例の11.92%のリターンとなりました。
10月の判断ミスを取り返しましたので、ひとまず「ホッ」としています。
11月度の評価損益

11月の株式投資の結果は異例の結果でした。
確定拠出年金では11・12・1月は株式市場は力強く推移するという前提で全投資金額をすべて「SBI・全世界株式インデックスファンド」に振り向けてリスクをとる方針で運用しました。
結果は+11.92%と良好なパフォーマンスで終了しています。
確定拠出年金ではスイッチングにより、リスクの低い投資対象へも切り替えることで、リスク資産の運用が不利と見た時期は債券などの運用に切り替えができます。
この際に利益を確定しても運用中は非課税です。
しかしデメリットとしては切り替え自体に1週間程度の時間がかかる点は考慮したほうが良いと思います。
そのため現物株のようにリアルタイムで、投資を行ったり、利益確定をするという作業はできませんのである程度株式市場のアノマリーを掌握した上で事前に計画を立てながら投資を行っています。
連年、アメリカを中心とする株式市場は11・12・1月は強いため、そこまでは基本的にはポジションを動かすことはなく株式での投資を続行します。
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11月の市場の状況
10月とは打って変わって11月の株式市場は絶好調でした。
大統領選挙前の株式市場は総じて低調になる傾向でしたが、直前には底打ちするアノマリーがあります。
今回もそのとおりになり、11月スタートから株式市場は絶好調で推移しました。
投資対象 | 10月終値 | 11月終値 | 前月比% |
S&P500 | 3,269.96 | 3,621.63 | 10.75% |
日経平均 | 22,977.13 | 26,433.6 | 15.04% |
金 | 1,877.20 | 1,780.90 | -5.13% |
原油 | 35.79 | 45.34 | 26.68% |
株式市場の環境もそうですが、ダメ押しだったのがファイザー・モデルナの対新型コロナウィルスワクチンです。
実に90%以上もの防疫効果があることが判明し、株価も原油も急騰しました。
その際にはこれまでコロナ禍で資金を集めたハイテク銘柄からは資金が流出し、いわばオールドエコノミーともいえる銘柄に資金が戻っていったといえます。
そうなると日本株がこの時期に強かったのはうなずけるかも知れません。
また原油も一時、直近の安値34ドルを更新して下抜けしましたが直後に巻き返し、26.68%もの大幅な巻き戻しを演じています。
こういったケースもあるので、S&P500で必ずしも高パフォーマンスになるわけではなく、時としてS&P500を上回るパフォーマンスの地域も出てくるため、やはり全世界株式に網羅的に投資しているのは決して間違った戦略では無いと思います。
アメリカ非農業部門雇用者数・小売売上高
非農業部門雇用者数 | 小売売上 | |||
月度 | 予想 (単位:万人) | 結果 (単位:万人) | 予想(前月比) | 結果(前月比) |
4月 | ▲2,200 | ▲2,053.7 | -12.0 | -16.4 |
5月 | ▲750 | 250.9 | 8.4 | 17.7 |
6月 | 323 | 480 | 5.0 | 7.5 |
7月 | 148 | 176.3 | 2.1 | 1.2 |
8月 | 135 | 137.1 | 1.0 | 0.6 |
9月 | 85 | 66.1 | 0.8 | 1.9 |
10月 | 60 | 63.8 | 0.5 | 0.3 |
11月 | 46 | 24.5 | - | - |
雇用統計は、通常月初の最初の金曜日に発表されるため、早々と指標が出ますが11月の小売売上はまだ発表されていません。
10月の小売売上はかなり鈍化しており、11月の雇用統計の数値も不安視されましたが、予想を大きく下回る数値にとどまっています。
通常時なら24.5万人の雇用増は異例の結果ですが、これまでの累積では新型コロナウィルスで854万人の雇用はまだ失われたままということになります。
この分だと11月の小売売上もかなり鈍化すると思われます。
アメリカのGDPを支えるのは個人消費ですので、実体経済はかなりきつい状態だと言えます。
少なくともアメリカの追加景気支援法第四弾が未成立のままで時間だけが経過した結果はまずかったのではないかと考察できます。
バイデン新大統領が強力な施策を行うということと、対新型コロナウィルスのワクチンの接種がはじまって新規感染者数が劇的に抑えられ消費が劇的に回復する状態が待ち望まれています。
2020年11月度 確定拠出年金 運用実績まとめ
11月はかなり急ピッチで株価指数は上昇しました。
このまま株式でハイパフォーマンスが継続するようなら、12・1月は株式のポジションはホールドしたままにする方針ですが、過去20年間のS&P500のパフォーマンスでは、2月は-0.58%と概ね低調であるため、一旦スイッチングし2月は様子見する可能性があります。
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