2025年第4四半期1週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、膠着したシンメトリカルトライアングルをブレイクし一時9月2日の高値を抜けて66.42まで上昇しました。

しかし週末の利益確定売りに引き戻されて、上昇トレンドの転換を示唆する上ヒゲの長いスパイクハイ(またはピンバー)を示現し、高値を更新したにも関わらず累積出来高デルタ(CVD)は9月2日の水準より低く弱気ダイバージェンスを引き起こしています。

2025年第4四半期1週 WTI原油
2025年第4四半期1週 WTI原油

よって来週のスタートは、CVDの弱気ダイバージェンスを背景に価格帯出来高の大きい63.20レベルまで売りから入るべきだと考えています。

しかし週足の項で触れますが週足CVDでは、強気ダイバージェンスで買いシグナルが点灯しており、この水準で出来高・プライスアクションで反発が確認できれば押し目買いする方針をメインシナリオとします。

一方でリスク要因として、下落が止まらずトライアングルの下値支持線を下抜けるようであれば再びショートを再開します。

この記事では、このように2025年9月第5週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

原油CFD取引では、CFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化したIG証券を取引に活用してください。

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WTI原油 2025年9月第5週テクニカル分析

2025年9月第4週までの原油価格の環境認識は、シンメトリカルトライアングルのブレイクアウトから、リターンムーブで一旦ブレイクしたラインに戻る定番ともいえる動作をしはじめていると考えています。

WTI原油日足/シンメトリカルトライアングル
WTI原油日足/シンメトリカルトライアングル

つまり修正波W2がようやくボトムをつけ底値圏でトライアングルを形成し、これをブレイクしたことで衝撃波W3がスタートしたと考えています。

  • 5月5日の安値55.30から6月23日の高値78.40が衝撃波W1
  • 6月23日の高値78.40から8月18日の安値61.45まで修正波W2
  • 底値圏のトライアングルをブレイクアウトしたことで衝撃波W3がスタート

衝撃波W3は、5波構成となっているはずなので、先週の反発は衝撃波W3-1であり、次は衝撃波W3-2(修正波)がスタートしはじめていると推定しています。

もちろんこれは全体が強気と見た場合の考え方で、止まることなく下落が続きトライアングルの下値支持線を突破されたら、今度は逆方向に急速に落下し始めることになります。

この方向性を見極めるには、結局のところテクニカル分析に加えて出来高で買い圧力と売り圧力の趨勢を図るしかないと思います。

WTI原油週足分析)底値圏からの反発W3の初動は終了、修正波W3-2→衝撃波W3-3への移行フェーズ

WTI原油週足/W3エリオット波動
WTI原油週足/W3エリオット波動
WTI原油週足は、修正波W2の底値圏で累積出来高デルタ(CVD)の強気ダイバージェンスが確認でき、その後の力強いCVDの上昇も確認できます。
したがって現状の基本路線は強気路線です。

強気シナリオ

現状は強気転換したと考えますが、冒頭で述べたように価格帯別出来高が2番目に大きい65ドルhighで反落しており、この位置で売りを浴びて弱体化していますので、週初は修正波W3-2を捕捉してショートするか、絶好の押し目を待ってW3-3の底値を狙うかのいずれかになります。
反発すると予測している価格帯63.20は、出来高も最も多く取り残された買い注文が残っているはずなので、これを拾うことで力強い上昇トレンドが再開されるはずです。

その推定値は、エリオット波動で以下のようにある程度推定できますので、これを一つの目安として取り組みたいと思います。

  • W3-1の値幅=W3-1のトップ66.42-W3-1のボトム61.61=4.81
  • W3-2のボトム=推定63.20
  • W3-3のトップ=W3-2のボトム63.20+(W1の値幅4.81×1.618)=70.98

ただこれは63.20レベルの買い意欲が非常に強かった場合で、下落が止まらず下値支持線を割れてしまうと以下のように弱気シナリオが再開される可能性もあります。

弱気シナリオ

WTI原油週足弱気シナリオ
WTI原油週足弱気シナリオ

弱気シナリオは、底値圏で形成されたのはトライアングルではなく下降トレンド継続型のベアフラッグである場合です。

このシナリオが実現するのは、63.20レベルでは下落が止まらずに、そのまま下値支持線を割ってしまうと成立します。

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2025年第3四半期13週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)衝撃波W3(5波構成)小波W3-3のトップは70.98

WTI原油日足20250928
WTI原油日足/衝撃波W3
WTI原油日足においては、底値圏で形成されたシンメトリカルトライアングルを上方向にブレイクし、9月16日の高値も上回っています。
これで次にくる安値が起点を下回らなければ、上昇トレンドが確認できます。

移動平均線

2024年8月から、移動平均線の順列は62EMA(黄太線)<200SMA(青太線)<80SMA(緑太線)と下降トレンドが続いています。

しかし実線が日足62EMAを上抜いて、GMMAの短期線の束が長期線の束を上抜こうとしています。

修正波W3-2で取り残された買い注文を吸収して上昇を開始したときに、GMMAが反転して200SMAを抜いてくると市場は800SMAまで戻って下降トレンドを終了させます。

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オーダーブロック

5月30日のオーダーブロックでサポートされ反発していますが、6月24日の弱気ブレイカーブロックで上値が抑制されています。

今回もこれを一度はブレイクしたものの週末の利益確定売りに押されて、大きな上ヒゲを伴うスパイクハイで引けています。

よってレンジ内に引き戻されてしまうリスクが顕在化しています。

買い方の理想としては、修正波W3-2による下降トレンドが、9月22日のピンバーの高値63ドルまたは価格帯出来高が突出して大きい63.20でサポートされて反発することが望ましい反応です。

逆に突破されると先週の買い方の期待をすべて吹き飛ばすことになるので、一斉に損切りが行われ想定以上に下押す可能性が高まります。

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CVD(累積出来高デルタ)

価格が切り上がっているにも関わらず、累積出来高デルタ(CVD)が大きく切り下がっており、「強気リバーサル」に分類されます。
CVD
これは価格をさらに押し下げようとする積極的な売り手による多くの活動ありながら、彼らの成行売り注文は指値買い注文によって吸収されており、売り手の買い戻しにより上昇への反転が予想されます。
そして先週は、上昇への反転が現実になっています。
次は上昇トレンドの目標値に達したことで(筆者は66.80まで上昇すると予測したが、期先との価格調整で30pips程度安くなっているので、先週の高値66.42で十分だと考えて良さそうです)、修正波W3-2が開始されます。
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WTI原油4時間足分析)W3-4拡大フラット修正波

WTI原油4時間足20250928
WTI原油4時間足/修正波W3-2

WTI原油4時間足では、66ドル中盤に差し掛かったところで急速に売られて、異様に上ヒゲが長いスパイクハイが出現しています。

筆者が描画しているトレンドラインを下抜けると、価格帯出来高の大きい63.20付近まで下落するリスクが顕在化すると予測しています。

この衝撃波W3-1のあとに出現する修正波W3-2は、A-B-Cの3波構成で構成されます。

初動の上ヒゲではショートポジションを構築できていませんので、B波の戻り高値でショートする方法が、一番利益を実現しやすいと思います。

ちょうどヘッド&ショルダーズに酷似した形状となるため、ネックラインを割ってからショートで参入する方法も手堅い方法になりそうです。

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WTI原油のエリオット波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2025年9月第4週の現状認識

先週の2025年9月第4週までの状況は、ようやく修正波W2が終了して衝撃波W3がスタートしたという認識です。

しかし小波第1波(W3-1)は非常に短命であることが多く、目標値に近い66.42の高値から急速に売られた点からも、早くも小波第2波=修正波W3-2が開始されているという認識です。

WTI原油日足20250928
WTI原油日足/衝撃波W3

修正波W3-2は、深い落ち込みになるケースが多く第1波の上昇幅の多くを消してしまいます。

その落ち込みのときに、急速な反発についていけなかった流動性を刈り取ることで、新たな買い注文を吸収して強く長い衝撃波W3-3に移行すると考えています。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
外為ドットコム2.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.81(約530円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券3.810(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。

  1. IG証券顧客センチメント
  2. 期近~期先のスプレッドチャート
  3. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IGクライアントセンチメント20250928

引用:IG証券

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人とって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまうことがあります。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第3四半期6週~13週までの顧客センチメントは、80%→82%→81%→80%→84%→81%→81%→69%と、これまで高水準だったネットロングがかなり解消されています。

これはこれまで買いで損失を抱えていた勢力が価格の急上昇で含み益になり、「やれやれ」と決済していったことが原因です。

個人投資家の多くが、利益を伸ばさず、損失は先延ばしにする経済原理に反した行動がここでも見られるわけです。

一方で「これは上昇しすぎ」だと判断して売り手に回った勢力もいると思いますが、今度はこれが次の上昇トレンドで燃料となります。

このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


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②期近~期先のスプレッドチャート

原油先物スプレッドチャート

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、見たこともない吹き上げ方から急落したあと、一貫して低下していましたが、9月のFOMCで利下げが決定してから上向きに方向性を変えています。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

コンタンゴ

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

バックワーデーション

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

現状は、再びコンタンゴが進行気味

現状ではスプレッドはFOMCによる利下げを受けて上向きに変化していますが、週末にはCVDが軟化しています。

一方でファンダメンタルズでは、中国が戦略備蓄向けで3月から原油を大量に購入している点と、OPECが4月から増産枠を繰り返し拡大しているはずが実際輸出された原油はそれほど多くない点に注意が必要です。

これにFEDによる利下げによって需要増が拍車をかけるわけですが、アメリカをはじめとする非OPEC産油国はコスト高で、これまでの低価格継続で投資を抑制しており需要増に対して増産が追いつかない懸念があります。

ベイカーヒューズリグ稼働数

引用:investing/ベーカー・ヒューズ社発表の米石油採掘装置(リグ)稼働数

どん底まで低下した稼働リグ数は、ここ最近の需要回復で上向きになってきましたが、戻りは遅く需要の回復に追いつかない可能性があります。

③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば10月は数字の上では、9月に引き続いて軟調な傾向にあります。

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原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2025年9月第5週見通し

2025年9月第5週の原油価格は、シンメトリカルトライアングルのブレイクアウトから、リターンムーブで一旦ブレイクしたラインに戻る定番ともいえる動作をしはじめていると考えています。

おそらく価格帯別出来高が大きい63.20前後で流動性を拾ってから再度上昇トレンドに復帰すると考えています。

WTI原油日足20250928
WTI原油日足/衝撃波W3

リスク要因としては下落が止まらずに、下値支持線を割り込んで買い方の期待を全面否定するパスコースにも備えておきます。

この場合、損切りを次々巻き込むのでかなり深い下落になってしまう可能性が高いからです。

首尾よく衝撃波W3-3を捕捉できたら、70ドルレベルまでポジションを保有して利益を拡大させる方針です。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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2025年原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
外為ドットコム2.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.81(約530円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券3.810(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商でも誤差の範囲でしょう。

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