こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、サポート目標であるオーダーブロック(59.80~61.70)の手前で減速し、やや中途半端な位置にいます。
流動性の観点からも、やはりオーダーブロックまで下がって、本格的な買いを注文を吸収して上昇が開始される見込みで戦略を組み立てています。

8月13日でも底打ちを意識させるスパイクローが見られたのですが、出来高が低調であるため信頼性が乏しいと考えています。
したがってもう一度、大きく売られてオーダーブロックまで落下してくるタイミングで買いで入るべきだと予測されます。
この記事では、このように2025年8月第3週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。
日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。
近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。
原油CFD取引では、CFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化したIG証券を取引に活用してください。
WTI原油 2025年8月第3週テクニカル分析
先週の2025年8月第2週までの原油価格の見通しは、先週の記事の内容から変更なく、以下のように3波構成の修正波Cが進行しているという認識です。
- 5月5日の安値55.30から6月23日の高値78.40が衝撃波W1
- 6月23日の高値78.40から現在3波構成の修正波W2が進行中
3波構成の修正波はAーBーC波で構成されており、最終C波が終了すれば、次は非常に長い距離になりやすい推進波W3がスタートします。
したがって来週は、修正波Cによる下落トレンドの終了をできるだけ正確に予測して、次に始まる推進波W3を捕捉する準備に入る週だといえます。
WTI原油週足分析)ウクライナ問題が合意に向かって動き出すことで原油は大底をつける

現時点では、8月13日に示現した61.94が大底だと判断するには出来高が少なすぎるため、もう一度下値を模索する場面が必要になってくると思われます。
いわゆるセリングクライマックスが確認できるかどうかが来週の争点になります。
ここまででそういった動きは、何らかの大きなイベントが伴っていました。
逆にいえば、一斉に売買されるようなサプライズがあってこそ天井打ち・底打ちとなるともいえます。
5月5日の大底はOPECプラスによる増産拡大、6月23日の天井はアメリカによるイラン核施設の爆撃によって引き起こされ、その時に一斉に損切りが行われたことで3~4ドルものギャップが生じ、そのときにもはや売る者または買う者がいなくなってから反対方向に進行しています。
今回の場合は、15日(日本時間16日4時30分)に米ロ首脳会談が行われたあとの影響がどちらに出るかが焦点でしたが、会談自体はゼレンスキー大統領が参加しておらず、争点になっている領土問題に関して意思を示せるものがいませんでした。
したがって会談そのもので多くの人が期待した合意内容が示されることがなかったため、意味がなかったと考える人も多かったと思います。
しかし一方で、プーチン大統領が合同記者会見で「次回はモスクワで」とメッセージを発しており、事実週明けの18日ではすぐにゼレンスキー大統領がワシントンを訪れ首脳会談が行われます。
米ロ首脳会談ではなにも合意内容がなかったわけではなく、ウクライナが再び侵攻を受けないための安全保障を与えることで合意がされており、会談後の英国、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランド、NATO、欧州委員会の指導者たちおよびゼレンスキーとの電話会談で、NATOの第5条に類似した安全保障の保証をウクライナに提供する用意があると伝えたと報じられています。
ロシア側の方は、ウクライナ東部のヘルソン州とザポリージャ州の前線を凍結する代わりに、ドネツクからのウクライナ軍の完全撤退を提案しています。
これは先週、欧州およびウクライナの指導者たちによって提示され、ロシアに拒否されたのと同じ「合意」です。
おそらくこの会談では、ロシアが表面上大きな譲歩をした代わりに、経済的な実利面で大きなメリットが提供された可能性があります。
いずれにせよ大きな決定は、18日のゼレンスキー大統領のワシントン訪問によって確定します。
メインシナリオは、ここで講和条件がまとまり、トランプ政権よりモスクワを訪れる日程が発表されることで、原油価格は売り切られ大底をつける可能性があると思います。
こういった国家同士による大きな決定の際には、常識の範囲以上に動くため、一時的に60ドルを割り込むかも知れないと推定するにとどめておきますが、5月5日の安値を割り込むことがなければ、エリオット波動W2の「W1の安値は割り込まない」という原則が守られます。
したがってそれ以降は、原油が買い戻され最も長い上昇トレンドとなりやすい衝撃波W3が進行すると考えられます。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、7営業日連続で続落し、直線的に進みやすい修正波C波の特徴を裏付けた値動きとなっています。ただし下値目処は、[…]
WTIは先週、目標としていたオーダーブロックの上限61.70には届いておらず、急上昇時の流動性を十分に確保できていないと考えています。
冒頭で示した価格帯別出来高でも61.70付近がオーダーブロックの範囲内で一番ボリュームが大きく、この水準で失望した投げ売りに対する買い注文で価格の下落が止められやすくなります。
二番目は、OPECの増産決定によって発生した6月2日のギャップです。
この当時は、OPECが41.1万バレルの増産からさらに増産幅を拡大するという予想でしたが、予想に反して事前予想通りだったことで市場参加者ほぼ全員が不意を突かれて、前営業日終値60.76から40pips上窓をあけて61.18で寄り付き、そのまま78ドルまで上昇しています。
このときのギャップが必ず埋められると考えると60.70まで売り込まれるケースもあり得るでしょう。
ですがそれ以降は、出来高が縮小し続けて投げ売りに対する買い戻しが少なくなっていくため下値目処が明確ではありません。
予想以上に投げ売りが激しくなって上記にあげた安値目処を抜けているようであれば、逆張りは危険だと考えたほうが良いでしょう。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。トレードをする誰もが天井・大底でポジションを取れないか?押し目・戻り目を的確に捉えられないか?と考えると思います。しかし反発・反落を示唆するローソク足を確認してエント[…]
WTI原油4時間足分析)底値圏で逆ヘッド&ショルダーズを形成するパターン

8月13日にも底打ちを示唆するスパイクローが出現し、その後も包足(アウトサイド)で比較的大きい陽線が出現したことで、底打ちと判断する市場参加者もかなり多くなっていると思います。
しかしWTIの底値圏では、頻繁に逆ヘッド&ショルダーズが形成されており、これが仮に逆ヘッド&ショルダーズの左肩部分であれば、もう一度大きく下げる場面で捕まってしまいます。
今回の場合は、長期にわたって続いた戦争が集結する可能性があるため、日足の分析で述べた安値目処で止まらない下落になる可能性が排除できません。
したがってどこまで下落するのか正確にはわからないため、大底を狙う行動はリスクが高すぎるでしょう。
一方で逆ヘッド&ショルダーズが形成され、ネックラインが明確になったところで、そのブレイクアウトを狙う方法であれば、失敗する可能性がかなり少なくなります。
移動平均線で確認しても、現状では1時間足200SMAのボリンジャーバンド-2σを超える「行き過ぎた下落」がまだ確認できていないことから、現状の下落程度ではいわゆる「セリングクライマックス」には程遠いと考えてよいと思います。
したがってやはり逆ヘッド&ショルダーズのヘッド部分の大きく下落した証跡が確認できたときに、買いから入る準備をすべきではないかと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。移動平均線の組み合わせは、個々人のトレードの方法によって実に様々ですが、筆者はアリゾナルールの発案者であるロブ・ブッカーが提唱する62EMA・200SMA・800SMAを主に[…]
WTI原油のエリオット波動分析について
ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。
具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。
- 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
- 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
- トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
2025年8月第2週の現状認識
先週の2025年8月第2週までの状況は、4月23日の高値圏で形成されたブレイカーブロックを下抜けたことで、明確に修正波W2の形成が確認でき、最終C波が進行していると判断できます。
これは先週の分析と同一でまだ底打ちしたと考えられるような値動きは発生していません。

これまでの天井・大底では、損失に耐えていた勢力が一斉に損失を確定させたことで、ドル~2ドル程度の値動きではなく3ドルを超える大きな動きになっています。
現状は、修正波W2-C波が発生していると推定できるので、大底を打つためには市場参加者全員が「底抜け」と誤認するような値動きが必要だと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
原油CFD取引できる業者間スプレッド比較
WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。
WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
GMOクリック証券 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
GMO外貨 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
外為ドットコム | 2.6 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
ヒロセ通商 | 2.8 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
現状ではコスト的に最安値上記の5社が競っている状況ですが、取引時間にってスプレッドは拡縮があるため誤差の範囲ですので、上記のうちいずれかに口座を開設して取り組めばOKだと思います。
その中でも原油CFD取引では、以下の理由からデリバティブに特化したIG証券を取引に活用することをオススメしています。
IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。
- CFD取扱銘柄が17,000以上と突出して多く取引機会が豊富
- ノックアウトオプションで損失を限定しつつ利益を狙ったり、CFDのポジションをヘッジするなど多彩な戦略を選択可能
- Google二段階認証で堅牢なセキュリティ
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WTI原油の分析精度を高める指標
原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。
代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の4つです。
- IG証券顧客センチメント
- 期近~期先のスプレッドチャート
- 期待インフレ率
- 原油価格の過去20年月度別平均騰落率
①IG証券顧客センチメント
引用:IG証券
IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。
CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。
基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。
なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。
そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。
しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人とって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されるのです。
つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。
2025年第3四半期7週までの顧客センチメントは、76%→80%→82%と増加の一途となっていることから、潜在的な売り注文のほうが多く、上値も彼らによる売り注文によって限定的になりやすいと考えられます。
つまりこの買い方が一斉に損切りする状況が発生することで、もはや売り手がいなくなって買えば上昇する状態が提供されます。
このIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になります。
IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。
- CFD取扱銘柄が17,000以上と突出して多く取引機会が豊富
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②期近~期先のスプレッドチャート

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。
現在の原油先物のスプレッドチャートは、見たこともない吹き上げ方から急落したあと、一時持ち直しする動きを見せていましたが、再び低下し需給が弱まっていることを示しています。
こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。
コンタンゴ
期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。
スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。
コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。
バックワーデーション
期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。
スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。
一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。
バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。
現状は、再びコンタンゴが進行気味
現状では、8月13日の値動きで「すわ底打ちか!」と誤認したのか、一旦スプレッドは改善されましたが、翌日にさらに下方向に押し込まれています。
予測通りこのまま、大底を形成すべく売り込まれてさらに大きく下方向に放たれるか、可能性は少ないもののスプレッドが改善して逆方向に上放たれて底を打つのかそろそろ動きがはっきりしだすタイミングです。
③期待インフレ率
原油価格は、あらゆる物価に影響を及ぼすため経済活動にとって非常に重要なものです。
この原油価格の先行指標ともいえるのが、市場が推測するインフレ率を示す「期待インフレ率/BEI(Break Even Inflation rate)」です。
期待インフレ率は、物価連動国債の売買参加者が予測する今後最大10年間(物価連動国債の残存期間次第で10年未満になる場合がある)における年平均物価上昇率を示しており、将来の実際の物価や景気に影響を与え、それらの先行きを予測するうえで重要な指標となります。
実際にこの期待インフレ率は、原油市場よりも大きな債券市場で決定されている点と、原油価格に同調または先行する特徴があるため、定期的に確認しておく必要があります。
今週末までの期待インフレ率は、一時的な大きな下落傾向からある程度持ち直したような動きをしていますが、さらなる低下の前段階である可能性も排除できません。
期待インフレ率は若干先行した動きをしており、追随したトレードをすれば良さそうに感じますが、一致する確率は68%~78%の間で2割~3割程度は外れることがあります。
そのためこの指標が下落傾向にあれば「原油は基本売りから入る」、上昇傾向にあれば「基本買いから入る」ことで無用なリスクを低下させることができる指標だと考えればちょうどよいと思います。
④原油価格の過去20年月度別平均騰落率

\利用登録無料の高機能チャート/
これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。
しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。
グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。
それによれば翌月の8月は数字の上では、横ばいが続きやすい7月に比べて上昇する傾向が強い月度になっています。

年初からの平均騰落率をインデックス化した場合、8月度は春の価格上昇に比べてあまりインパクトはありません。
むしろ7月以降は軟調になりがちなので、スイングトレードで大きな上昇トレンドを捕捉するにはあまり向いていない期間だといえそうです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]
【結論】原油価格2025年8月第3週見通し
2025年8月第3週の原油価格は、下落を続けたトレンドが4月23日の高値圏で形成されたブレイカーブロックを下抜けたことで、現在は修正波W2の形成が確認でき、最終C波が進行している段階と判断できます。
そろそろ反発しそうですが、買い方が全員諦めるようなセリングクライマックスが発生しなければ、増加の一途を辿っている個人投資家の買いポジションが一掃されません。

そうやってロングが売り切られることで、売るべきポジションが整理され、ショートを継続するメリットを感じなくなった売り方が買い戻し始めることで、トレンドが転換します。
その水準は、常識的にはオーダーブロック(59.80~61.70)の範囲内ですが、予想を覆すような下落が発生することで、買いに転換するというこれまでの動向から考えても、それ以上下落する「意外な展開」があって然るべきだと思います。
筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。
原油価格の見通しについて、アーカイブをまとめています。1年は52週あり、それをシーズンごとで4分割(春・夏・秋・冬)すると13週単位となります。今後はすでに投稿されている1シーズン13週分の記事を更新し、[…]
原油価格についてよくある質問
原油価格についてよくある質問をまとめました。
原油価格は今後いくらになりますか?
この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。
「マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。
しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。
原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?
速報性としては、X公式・Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。
基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。
そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。
そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。
結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?
下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。
WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
GMOクリック証券 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
GMO外貨 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
外為ドットコム | 2.6 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
ヒロセ通商 | 2.8 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
コスト的に最安値は、GMOクリック証券・GMO外貨・外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商・IG証券でも誤差の範囲でしょう。
この記事で紹介しているポイントサイト「ハピタス」は、会員向けにさまざまな企業広告を掲載しているサイトで、ユーザーが広告を利用することで企業から広告費が支払われ、その一部がユーザーに還元されます。
とくに証券会社の広告では、飛び抜けた還元率を維持しているポイントサイトですので、新規で証券会社の口座開設をするときには忘れずに経由しましょう。