2026年第1四半期8週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、急上昇の後、トレンド継続を示唆する強気ペナントをブレイクアウトしました。

これまでお伝えしてきた通り、長期的なトレンドラインを突破した後のトレンド継続型フォーメーションは非常に強気のセットアップです。

WTI原油日足/20260221
WTI原油日足/2026年第1四半期第8週

今回の記事では、週足チャートに現れた「魔法のように完成された下降ウェッジからのブレイクアウト」、そして日足チャートにおける「カップウィズハンドル」の成立から導き出される、上値ターゲット「77ドル」への予測パスコースについて詳しく解説していきます。

この記事では、このように2026年2月第4週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

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WTI原油 2026年2月第4週テクニカル分析

まず週足の分析を行う前に、Otavio (Tavi) Costa氏のWTI原油月足のアウトルックを御覧いただきたいと思います。

このような魔法のようなサポート、そして長期にわたる下降ウェッジの突破を見てもわかるように、主要なコモディティの中で原油は市場において最も過小評価されているセグメントです。

しかし今後、急速な上昇を目撃することになると思います。

それは筆者のX投稿で2023年からシルバーへの投資を呼びかけたときと非常に似ており、多くの人の失笑を呼ぶかも知れませんが、ここから関連銘柄への株式投資を行った方は稀に見る大成功を収める可能性があります。

WTI原油週足/20260221
WTI原油週足/2026年第1四半期第8週

まずはWTI原油の週足チャートをご覧ください。 2022年6月から続いていた強力な下降トレンドですが、チャートが示す通り、魔法のように完成された下降ウェッジからの明確なブレイクアウトを示しています。

長期にわたる下降トレンドラインを突破し、このような綺麗なフォーメーションを抜け出したことは、相場環境が根本から強気に転換したことを強烈に示唆しています。

過去10年で最大のショートポジションを維持している投機筋も存在しており、このブレイクアウトによって不利を悟った勢力の大規模な買い戻し(ショートカバー)が発生しやすい、非常に期待値の高い局面に入ったといえるでしょう。

原油は、長期間低価格に苦しみ、採掘事業者にとって必須となる新規採掘投資を妨げて来ました。

これが将来的な需給バランスを崩し、近年のシルバーの急上昇のように原油価格の上昇を支える原動力となるはずです。

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2026年第1四半期7週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)ペナントブレイクアウトによるターゲットは77ドル

WTI原油日足/20260221
WTI原油日足/2026年第1四半期第8週

次に、日足チャートから読み解くこれ以降のWTI原油の予測パスコースです。

先週のWTIは、急上昇の後に一時的な持ち合いとなっていましたが、トレンド継続を示唆する強気ペナントをついにブレイクアウトしました。

トレンド継続型ペナントの目標値は、全体の値動きの中間点で現れる傾向があるため、ペナント形成前の上昇値幅をブレイクポイントに加算して算出します。

今回は、ペナント形成前の上昇幅である11.5ドル(直近高値66.48-起点安値54.98)を、今回のブレイクアウトポイントである65.50ドルに加算し、「77ドル(計算上は77.0ドル)」がメジャーな上値ターゲットとなります。

この力強い上昇予測を裏付ける根拠は大きく以下の2点です。

①ブレイカーブロック突破と「カップウィズハンドル」の成立

これまでの上値抵抗であったブレイカーブロック(D BB)を明確に突破したことで、典型的な強気パターンである「カップウィズハンドル」が成立しました。

これにより、テクニカル的にもさらなる上昇圧力がかかりやすい構造となっています。

②累積出来高デルタ(CVD)が示す強気リバーサル

チャート下部に表示している累積出来高デルタ(CVD)を確認すると、明確なトレンド継続を示す強気リバーサルが描画されています。

これは、売り方向のデルタが積み上がっている(積極的な売りが出ている)にもかかわらず、価格が切り上がっている状態を指します。

つまり、大量の売り注文が強力な指値買いによって吸収されており、下落を期待した勢力が損切りをして買い戻すことで、さらに急速に価格が上昇していくエネルギーが蓄積されている証拠です。

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WTI原油4時間足分析)再度の強気ペナント形成とワイコフ理論が示す「蓄積フェーズ」の完成

WTI原油4時間足/20260222
WTI原油4時間足/2026年第1四半期第8週

日足で大きなトレンド継続型強気ペナントをブレイクアウトしたWTI原油ですが、より短い時間軸である4時間足~1時間足チャートを確認すると、ブレイクアウトしたその位置で再度小さなペナントを形成していることが分かります。

セオリー通りにいけば、この短縮されたペナントを上抜け(ブレイク)することで上昇のモメンタムがさらに加速し、一気に71ドル辺りまで上値を急拡大させる可能性が高いと見ています。

さらに、これまでの4時間足レベルでの値動きの推移は、「ワイコフ理論(Wyckoff Theory)」における「蓄積(Accumulation)フェーズ」の典型的なパターンと非常に酷似しています。

ワイコフ理論の蓄積フェーズとは、大口投資家(スマートマネー)が価格を一定のレンジ内に抑え込みながら、個人投資家の売りを吸収(蓄積)して次の上昇トレンドへのエネルギーを溜め込む期間を指します。

チャートとワイコフ理論のモデル図を照らし合わせると、以前の上値抵抗であった「Short rekt(ショート勢が狩られるポイント)」の65.8ドルを突破したあたりで、この蓄積フェーズはすでに完成していると考えられます。

現状はそこからさらに押し上げられ、66.48ドルで引けているため、相場は極めて強気な状態にあると判断できます。

すでに発射台は整っており、いつ急反騰が起きてもおかしくない局面と言えるでしょう。

累積出来高デルタ(CVD)

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができます。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

4時間足では、緑色の上向きの矢印で示されているCVDの買いリバーサルポイントで、CVDのボトムを見ると「強気ダイバージェンス」が確認できます。

「強気ダイバージェンス」とは、積極的な売り方の勢いが見られるものの、価格は指値によって下支えされている状況であり、売り方の買い戻しによって反転することが期待される状況です。

そして反発は実現し、CVDは0ラインを勢い良く突破し、力強い買いの積み上がりを確認できます。

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オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向があります。

特にトレンドが出ていて、ブレイクした直近高値・安値水準でトレンド方向で最後に出現したローソク足をブロックで囲ったミティゲーションブロックが確認できます。

原油4時間足/ミティゲーションブロック
原油4時間足/ミティゲーションブロック

つまり押し目買い・戻り売りで機能するブロックだといえそうです。

Mitigation Block

このサポートによって支えられた原油価格はさらにスマートマネーの流入が追加されもう一段階上昇すると思います。

しかし出来高を伴うオーダーブロックが69ドルに存在しており、上昇力が一時減退する場面が見られる可能性があります。

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オーダーブロックとは?手法・種類/原油CFDトレードブログ

出来高加重平均価格(VWAP)

VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。

固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。

WTI原油4時間足VWAP
WTI原油4時間足/VWAP

さらに短い時間軸である4時間足の動きを、出来高の観点からより深く掘り下げてみましょう。

2月1日以降の期間でVWAP(出来高加重平均価格)を描画したチャートをご覧ください。

ここまでの値動きは、「ワイコフ理論(Wyckoff Theory)」における「蓄積(Accumulation)フェーズ」の典型的なプロセスを経てきたことがはっきりと確認できます。

具体的には、下値を探る局面において「Long rekt(ロング勢の投げ売りを誘発する動き)」が発生しましたが、それは罠であって、チャート下部に控えていた緑色のオーダーブロック(需要ゾーン)に価格が到達したことで売り注文の流動性が完全に吸収されています。

そして特筆すべきは、オーダーブロックで底打ちした後の反発局面です。

価格は、それまで上値を抑えていた「下降ウェッジ」を明確に上抜け(ブレイクアウト)しましたが、このタイミングで同時に、価格の中央値として機能していた「VWAP」をも力強く突破しているのです。

VWAPは市場参加者の売買コストの平均を示す重要なラインであり、これを下降ウェッジと同時に上抜けて、±2σバンドを押し広げて上昇したということは、出来高を伴った本物の強力な買い圧力が市場を支配し始めた明確な強気シグナルと言えます。

このように、大口投資家(スマートマネー)による「蓄積」が完了し、VWAPの±2σバンドを押し広げるボラティリティブレイクが発生した事実は、相場は極めて上昇しやすい真空地帯へと突入していると解釈できます。

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出来高加重平均価格(VWAP)とはどんなテクニカル指標?特徴・使い方を徹底解説

WTI原油 2026年2月第4週ファンダメンタルズ分析

原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。

原油先物スプレッドチャート2026年第1四半期第8週

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、上昇傾向から反落しており三角持ち合いよりも上昇トレンドチャネルに移行していると推定されます。

下値支持線まで下落したあと反発していることが確認できます。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

直近のニュースと価格動向

2月17日にイラン・アメリカ間で第2回会合が行われ、当初は「概ね合意」と報道され価格が下落しましたが、現実はイランはトランプ政権の要望を一切受け入れておらず急速に緊迫度合いが増しています。

ジュネーブの第2回会合は「前進」を演出していますが、また空っぽの2週間の猶予を話しているだけで、本当の相互譲歩の兆しはゼロだ。

トランプ大統領は、核プログラムの恒久制限だけでなく、弾道ミサイルの放棄、代理勢力(ヒズボラ、ハマスなど)の支援停止、人権改善を要求。

イラン側はこれらを「譲れないレッドライン」と位置づけ、核関連のみに焦点を絞った議論を主張。

アラグチ外相の発言でも、ミサイルや地域影響力については触れられておらず、合意は「核中心」の狭い範囲に留まっている模様。

やはり時間稼ぎである側面が大きいと思います。
なぜなら最初に到着したエイブラハム・リンカーン空母打撃群に加えて、ジェラルド・R・フォード空母打撃群が2月下旬にはカリブ海から中東に到着し、F-22とF-16の飛行隊を中東に移動させています。
これに加えてジョージ・H・W・ブッシュ空母打撃群も派遣準備命令が下っているからです。

イランも、米国かイスラエルの攻撃に対して、核施設のトンネル入口を埋め立て、弾道ミサイルを移動させていて、革命記念日を除くハメネイ師の予定がキャンセルされています。

大筋合意したとされる会合結果は、「ドラフト交換後、第3回の日程を設定」と述べているだけで、2週間以内にイラン側が詳細提案を出さなければなりません。

米国側も「詳細議論が必要」と認めており、合意文書作成に向けた継続を示唆しています。

つまり第3回会合の予定は「主張の隔たり」を示しており、合意は表面的なものです。

現在は今週末にも軍事行動が取られるのではないかと考えられています。

ファンダメンタルズ分析

原油の需給は、供給過剰ですが、これが転換してくるのは少なくとも2026年下半期と見積もられています。

したがって供給過剰が継続すると考えられる第1四半期においては、長期的に見てベアよりの環境であることは明らかです。

いま私たちは、米国シェール生産の「歴史的転換点」にあります。

米国の石油生産が2020年以来の年間減少を記録したことは、極めて重大なシグナルと捉えています。

シェールオイルは掘削から減衰までのサイクルが速く、継続的な投資がなければ維持できない特性があります。

しかし近年の「株主還元優先(配当・自社株買い)」の経営姿勢により、新規掘削への再投資比率が低下しており、これが実数値として「減少」となって現れ始めています。

毎年日量約600万バレル(世界第4位規模の喪失)の自然減を補うには、サウジアラビアの生産量の半分以上に相当する新規開発が毎年必要ですが、現状の価格水準($60台)では、その投資を誘発するのに不十分であるとの認識です。

米国の生産減少は「事実」として確定しつつあります。

  • EIAの最新見通しでも2026年は2020年以来の減少(日量10万バレル減)が予測されており、シェールガスの「高速サイクル」が限界を迎えていることは、価格の下値を強固に支えます。

  • 世界が日量600万バレルの供給喪失に直面している中、米国の増産余力がないことは、中長期的な「石油の希少化」を裏付けています。

「軍事衝突不可避」説の検証と分析

「ジェラルド・R・フォード」空母打撃群の接近と非常に維持費が高額なF-22の展開は、アメリカが本気であることを内外に示しています。

2003年以来の戦力集中

現在、中東周辺にはエイブラハム・リンカーンに加え、フォードが接近中で、最終的には4隻の空母が展開する可能性が報じられています。これは単なる「抑止」を超えた、開戦準備(侵攻レベル)の布陣です。

F-22配置の意味

F-22の投入は、イランの防空網(S-300等)を無力化するための「初撃」専用アセットです。仰る通り、維持費と整備負担が膨大な機体を前線に留める期間は限られており、「今月末から来月上旬」が軍事的なデッドラインであるという見方は、軍事ロジスティクスの観点から非常に合理的です。

外交の「隠れ蓑」

ジュネーブでのクシュナー氏らの会談は、イランに「最後通牒」を突きつける場であった可能性があります。

イラン側が「良い進展があった」と述べるのは、攻撃を回避するための時間稼ぎと捉えています。

来週(2月23日週)の見解:二つのシナリオ

現在の米軍の配置状況(F-22の展開や給油機の数)を鑑みると、市場は「攻撃の可能性」をまだ50%程度しか織り込んでいないように見えます。

来週、もしアメリカ軍の限定的な攻撃が開始されて週末を迎えれば、「恐怖の買い(パニック買い)」が加速し、価格は垂直上昇する可能性が高いと考えます。

シナリオA:電撃的な合意(下落)

トランプ氏が「大統領としての外交的勝利」を優先し(ほとんど考えられないが)、イランが核・ミサイルの完全放棄を(ロシアのドル復帰とセットで)受け入れた場合。

WTIは$65まで下落。

シナリオB:軍事衝突の開始(暴騰)

会談が決裂し、空母打撃群の到着に合わせて「ピンポイント爆撃」が開始された場合。あるいはホルムズ海峡での小競り合いが発生した場合。

WTIは一気に$80〜$90へ窓を開けて急騰。

WTI原油のエリオット波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2026年2月第3週までの現状認識

先週の2026年2月第3週までの状況は、急上昇の後、トレンド継続を示唆する強気ペナントをブレイクアウトしました。

これまでお伝えしてきた通り、長期的なトレンドラインを突破した後のトレンド継続型フォーメーションは非常に強気のセットアップです。

WTI原油日足/20260221
WTI原油日足/2026年第1四半期第8週

トレンド継続型ペナントの目標値は、全体の値動きの中間点で現れる傾向があるため、ペナント形成前の上昇値幅をブレイクポイントに加算して算出します。

今回は、ペナント形成前の上昇幅である11.5ドル(直近高値66.48-起点安値54.98)を、今回のブレイクアウトポイントである65.50ドルに加算し、「77ドル(計算上は77.0ドル)」がメジャーな上値ターゲットとなります。

その前に68.5以上に控えているオーダーブロックによって上昇力が一時止められて、68.5~70.5をレジスタンスとする「カップウィズハンドル」が形成されるケースも考えておきましょう。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
FXTF2.710(約5,300円)7:00~翌日6:00
IG証券2.810(約5,300円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム3.010(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商11.31(約530円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、FXTFIG証券といったところがベストですが、外為ドットコムGMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。

  1. 価格帯出来高分析
  2. 金・原油比率
  3. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IG証券顧客センチメント2026年第1四半期第8週

引用:IG証券顧客センチメント

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人にとって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまいます。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第4四半期の顧客センチメントでは一時88%まで顧客ポジションが高まっていましたが、それを頂点として買い戻しが進み現在は77%(先週)→73%で推移しています。

この場合、まだまだ弱気ですが、88%もの高水準の弱気傾向から徐々に回復しているため、50%レベルに達するまで大いに上値余地を残しているといえます。

このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


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②金・原油比率

金/原油比率2026年第1四半期第8週

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金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、急反落しトレンドが転換しています。

これは原油価格にとって非常に大きな変化です。

方向性としては、ゴールドの価格の伸び悩みと原油価格の急騰が予想される方向であるため、原油価格の上昇に対してトレンドフォローで追随する手法が有効だと考えています。

③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば2月は数字の上では、原油価格にとっては最も強い月度であり、テクニカル分析でも買いが優勢な状態ですので買いから入るべきだと考えています。

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原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2026年2月第4週見通し

2026年2月第4週の原油価格は、急上昇の後、トレンド継続を示唆する強気ペナントをブレイクアウトしました。

これまでお伝えしてきた通り、長期的なトレンドラインを突破した後のトレンド継続型フォーメーションは非常に強気のセットアップです。

WTI原油日足/20260221
WTI原油日足/2026年第1四半期第8週

トレンド継続型ペナントの目標値は、全体の値動きの中間点で現れる傾向があるため、ペナント形成前の上昇値幅をブレイクポイントに加算して算出します。

今回は、ペナント形成前の上昇幅である11.5ドル(直近高値66.48-起点安値54.98)を、今回のブレイクアウトポイントである65.50ドルに加算し、「77ドル(計算上は77.0ドル)」がメジャーな上値ターゲットとなります。

典型的な強気パターンである「カップウィズハンドル」が成立している点についても留意が必要で、ショートから入るのは非常に危険だと思います。

ですが一直線に上昇すると考えるのは短絡的で、その前に68.5以上に控えているオーダーブロックによって上昇力が一時止められるケースが考えられますので、筆者はその価格帯を中継点としてトレードする方針です。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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2026年第1四半期原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
FXTF2.710(約5,300円)7:00~翌日6:00
IG証券2.810(約5,300円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム3.010(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
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