2026年第2四半期3週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、イスラマバード協議が決裂したことでギャップアップして105.63まで上昇しましたが、そこからトランプ政権側がメディアを総動員したフェイクニュースで上昇力を削ぎ、弱体化させる手段で78.9まで下落しました。

しかし来週のWTI原油相場は、このようにこれまで価格を無理やり抑えつけようとしてきた空売り勢が完全に破綻し、相場は制御不能な暴騰へと向かうと考えています。

WTI原油日足2026年第2四半期第3週
WTI原油日足2026年第2四半期第3週

その決定的な土台となるのが、2024年から2025年にかけて原油価格を強力に抑制し続けてきた「78ドル~80ドル」の価格帯です(リスク要因として67~68まで下落するリスクもあり)。

かつてのこの強固なレジスタンスは、今度は相場を買い支える鉄壁のサポート(支持線)へと完全に役割を転換するでしょう。

この盤石なサポートを背に、来週は2つの強力な上昇トリガーが引かれます。

1つ目は、5月限の取引期限である4月21日に向けた、ショート勢の強制的な買戻し(ショートカバー)の活発化です。

2つ目は、停戦期限の終了とそれに伴う軍事力行使の再開による、猛烈な原油先物の新規買いです。

膨大な空売りによって人為的に価格を抑えつける操作は、もはや限界を迎えています。

期限と実需という絶対に逃れられない現実を前に、原油価格は具体的なターゲットすら設定不要なほどの暴騰フェーズへ突入する見込みです。

今回の記事では、この空売り勢の崩壊と歴史的暴騰の裏付けとなるテクニカル構造、そして先物データや軍事動向といったファンダメンタルズの真実について徹底的に解剖していきます。

日本において証拠金取引は、FXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

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WTI原油 2026年4月第3週テクニカル分析

WTI原油週足2026年第2四半期第3週
WTI原油週足2026年第2四半期第3週

序文で結論付けた歴史的暴騰のメカニズムを、まずは大局を支配する週足チャートと市場構造の観点から解説します。

テクニカルな構造は極めて明確です。

2024年8月、2025年1月、そして2025年6月と、過去何度も相場の上値を抑えつけてきた「78~80ドル」の強力なレジスタンス(上値抵抗帯)は、すでに突破されたことで、現在は相場を下支えする鉄壁のサポート(支持帯)へとレジサポ転換しています。

この強固なサポートを背に、来週は一方的な買いが発生すると分析しています。

その理由は、イランとの停戦終了に伴う戦闘開始という地政学的要因に加え、「4月21日の5月限取引期限」という絶対に逃れられない市場構造が存在するからです。

当然ながら原油先物に介入した勢力は、これを取引期限までに買い戻す必要があります。

その具体的なメカニズムの一つが、原油ベアETFである「SCO(ProSharesUltraShortBloombergCrudeOilETF)」の動向です。

同ETFは戦争開始後に運用資産残高(AUM)が約10倍に急増し、前方限月にはほぼ触れず、主に流動性の低い後方限月(2026年7月、12月、2027年6月など)を大量にショートしています。

Bloomberg指数のロールスケジュールにおいて、5月限がスポット価格に収束する4月21日以降、指数構成上の「前方限月のウェイト」が自然に低下します。

これにより、SCOは機械的に後方限月のショートポジションを買い戻さざるを得なくなります。

結果として長期スプレッドの縮小(バックワーデーションの解消圧力)と市場全体の再評価が誘発され、この猛烈なショートカバーのエネルギーが21日に一気に集約されることになります。

これら介入勢力の先物買い戻しと実需の買いが重なることで発生する上昇の高値目処は、現在、次の週足オーダーブロックが存在する「135ドル付近」をターゲットとしています。

ただし、トレードにおいて警戒すべき明確なリスクが存在します。

現在の市場は、見出し(ヘッドライン)に対して容易に過剰反応する性質を持っています。

停戦期限までまだ時間が残されている中で、仮に「土壇場で和平合意に至った」といった虚偽のニュース(フェイクニュース)が流された場合、アルゴリズムの暴走によって、下値に唯一残されている窓(ギャップ)である「67ドル台」まで一時的に大きく下落させられるリスクについては、厳格に考慮しておく必要があります。

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WTI原油日足分析)強気の下降ウェッジ形成と堅牢なロング戦略の構築

WTI原油日足2026年第2四半期第3週
WTI原油日足2026年第2四半期第3週
週足で確認した市場構造を基に、日足チャートから直近のプライスアクションと、ギャンブル要素を排除した極めて確実性の高いエントリーポイントを探ります。
日足レベルにおける現在の相場構造の要は、「78〜80ドル」の価格帯です。
この水準は、2024年8月、2025年1月、そして2025年6月と、過去何度も相場の上値を強力に抑えつけてきた主要なレジスタンス(上値抵抗帯)でした。
これが突破されたことで、現在は相場を下支えするサポート(支持帯)へとレジサポ転換していると考えられます。
しかし、トレードにおいて「サポートに到達したから」という理由だけで盲目的に逆張り(ロング)を仕掛けることは、まだトランプ側に停戦期限まで時間が残されていることを考えるとリスクが高くなります。
よって確実に機能するかどうかが不明確である以上、ギャンブル要素が大きすぎます。
これを踏まえ、日足における堅牢なロングエントリー戦略として、以下の2つのアプローチを推奨します。

本命の戦略:下降ウェッジの明確なブレイクアウト

最も確実かつ期待値の高い方法は、価格が78〜80ドル付近でサポートされて反発を見せた後、この「下降ウェッジの上値抵抗線を明確にブレイクアウトしたタイミング」でロングエントリーを仕掛けることです。
トレンドの転換(下降ウェッジの突破)という明確なテクニカル的根拠と、4月21日に向けたショートカバーのエネルギーが重なるポイントに乗ることで、ダマシを回避しつつ安全に利益を伸ばすことが可能になります。

次点の戦略:67ドルギャップ埋めでの突っ込み買い

もう一つの堅牢な戦略は、下値リスクを逆手に取る方法です。前述した通り、5月限の取引期限を控えた介入勢力によるフェイクニュースの弾幕で、相場が一時的に78〜80ドルのサポートを割り込む可能性も捨てきれません。

万が一、アルゴリズムの暴走によってチャート上の唯一の窓である「67ドルのギャップ」まで下落させられた場合、そこはすべての悪材料が出尽くした底値となります。

このギャップを埋めるために突っ込んだ部分でロングポジションを構築することが、次点として極めて堅牢なエントリー方法となります。

いずれにしても、安易な値ごろ感でのトレードは避け、日足で形成された「下降ウェッジのブレイク」または「67ドルへの到達」という、優位性の高いポイントまで引き付けて勝負することが、来週の歴史的な暴騰相場を勝ち抜く最大の分かれ道となります。

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Liquidity Sweep(流動性の吸収)ボトムパターンの特徴と活用方法

WTI原油4時間足分析)強気の下降ウェッジと二番底(Partial Fill)からの強気転換

WTI原油4時間足2026年第2四半期第3週
WTI原油4時間足2026年第2四半期第3週

日足で構築した堅牢なエントリー戦略を、より精緻な4時間足チャートを用いてミクロな視点から解剖し、強気転換の決定的なタイミングを探ります。

現在の4時間足における基本路線として、明確な「強気の下降ウェッジ」が形成されていることが確認できます。

依然として下値に存在する67ドルのギャップまでドロップさせられるリスクは残っていますが、直近のプライスアクションを見る限り、金曜日の急落局面においてすでに大口による強力な「流動性の吸収(Liquidity Sweep)」が達成されている可能性が高いと分析しています。

これを前提とした場合、来週前半の具体的な値動きのシナリオは以下のようになります。

もし月曜日のオープンでギャップアップし、高い位置からスタートした場合、相場はそのまま一直線に上昇するわけではありません。

大口はいったん下値の流動性を再吸収するために、二番底(Partial Fill)を形成しにいく動きを見せるはずです。

我々が狙うべきは、この二番底の形成において「安値の切り上げ」に成功し、反発が開始された局面です。

そこから下降ウェッジの上値抵抗線を明確に突破した瞬間が、完全な「強気転換」のサインとなり、歴史的暴騰へ向けた絶好のロングエントリーポイントとなります。

この反発シナリオと強固なセットアップの内部構造をさらに裏付けるために、続いて「累積出来高デルタ(CVD)」「オーダーブロック」「VWAP」の3つの指標から詳細を確認していきましょう。

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累積出来高デルタ(CVD)が示す「強気ダイバージェンス」と買い集めの証拠

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができます。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

価格が明確に切り下がっている(安値を更新している)にもかかわらず、CVDが切り上がっている状態は、「強気ダイバージェンス」と呼ばれる強力な底打ち・反転シグナルです。
これがWTI原油で確認できます。
WTI4時間足CVD2026年第2四半期第3週
WTI4時間足CVD2026年第2四半期第3週
これは介入勢力を含めた市場参加者がこれ以上の売り叩き(成り行き売り)に興味を失い、売り圧力が枯渇していること、そして大口が密かに買い集め(蓄積)を開始していることをデータとして証明しています。
この強気ダイバージェンスを根拠とした上で、さらに勝率を高めるための決定的なエントリーシグナルは以下の2点が重なる(コンフルエンスする)瞬間です。
  1. CVDのゼロライン上抜け(プラス転換): 現在マイナス圏にあるCVDが0ラインを上回り、純粋なモメンタムとして「買いデルタ優勢」に転じたことを確認する。
  2. 下降ウェッジのブレイクアウト: 先ほどの4時間足分析で挙げた「下降ウェッジの上値抵抗線」を価格が同時に突破する。

この「出来高の買い転換(CVDプラス)」と「価格のテクニカル転換(ウェッジ抜け)」が同時に発生したタイミングこそが、ダマシを排除した最も確実な強気転換のトリガーとなります。

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オーダーブロックと価格帯別出来高プロファイルが示す「鉄壁の金床」

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向にあります。

またこのオーダーブロックが、突破されると(できれば一発で抜ける状態が望ましい)ブレイカーブロックと呼ばれるものになり、押し目買い・戻り売りのポイントになります。

WTI4時間足OB2026年第2四半期第3週
WTI4時間足OB2026年第2四半期第3週

画像右側に表示されている「価格帯別出来高プロファイル」には、売買の集中度を示す出来高の「山」と「谷」が明確に形成されています。

価格は基本的にこの山と谷の間でレンジを形成し、それぞれのポイントに引き寄せられるという強い習性を持っています。

今回金曜日の急落では、価格帯別出来高の山の部分から谷の部分に価格が移動したわけですが、厳密に出来高のやや大きいチャート下部の青い帯(4 Hours BB)までは達していません。

筆者としてはそこまで流動性を拾う公算が高いと考えています。

またもっと弱含んだ場合、ギャップアップした67ドル(価格帯別出来高が不在)まで下がって一方的な買いだったため取り残された買い注文をそこまで拾う(流動性の吸収)があれば、指値で拾っておけばベストなロングポジションが構築できます。

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オーダーブロックとは?手法・種類/原油CFDトレードブログ

出来高加重平均価格(VWAP)

VWAPとは、「Volume Weighted Average Price(出来高加重平均価格)」の略で、取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均したインジケーターです。

基本的には、上昇トレンドにおいてはトレンドが発生している期間VWAPを公正な価格と考えて、価格がVWAPを下回っている場合は売り優勢、上回っている場合は買い優勢として評価します。

また価格がVWAPに引き寄せられるマグネットの役割も果たすため、上昇トレンドなら押し目、下降トレンドなら戻り目として機能します。

WTI4時間足VWAP2026年第2四半期第3週
WTI4時間足VWAP2026年第2四半期第3週

固定VWAPを3月23日(限月交代後)から現在まで設定した場合、以下のことが評価できます。

価格はVWAPを大幅に下回って推移しており、出来高加重平均価格を基準とした売り優勢が継続しています。

VWAPは「その期間の公正な平均価格」として機能するため、現在84.00付近でVWAP(およそ97.99付近)を大きく下回っているのは、市場参加者が全体として売り圧力を維持していることを示しています。

一方でVWAPは価格を磁石のように引き寄せる性質があります。

現在の下降トレンドでは、VWAPが上方抵抗(戻り目)として機能しており、価格がVWAPに近づくと売り圧力が強まりやすい状況です。

3月23日以降の下降トレンドの中で、VWAPは緩やかな下降ラインを描いています。

価格がVWAPを下回り続けている間は、上昇トレンドへの転換はまだ確認できていない弱気構造です。

ただし、78〜80ゾーンのOBサポートとCVDの底上げ兆候が重なっているため、VWAPを上抜ける動きが出れば強気転換のシグナルとなります。

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WTI原油 2026年4月第3週ファンダメンタルズ分析

原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。

原油先物スプレッドチャート2026年第2四半期第3週

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、イラン戦争による供給懸念が高まっていった3月25日の起点にいったん戻っています。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

1. フェイクニュースの弾幕と「海峡封鎖」の冷酷な現実

週末にかけて、トランプ陣営は「協議進展」「ホルムズ海峡の完全開放」といったフェイクニュースを連発し、原油価格の引き下げ(市場心理の操作)を図りました。

しかし、イランのガリバフ議長およびアラグチ外相は即座にこれを否定。

「米国の7つの主張はすべて虚偽である」と一蹴し、海峡の開放は指定ルートや革命防衛隊の許可が必須であり、停戦実施後という極めて厳しい条件付きであることを明確にしました。

市場の希望的観測とは裏腹に、実際の船舶動向(KplerやLSEGデータ)を確認すると、タンカーはほとんど通過できておらず、Uターンが続出しています。

世界供給の約20%を担うホルムズ海峡の物理的逼迫は継続しており、数百隻に及ぶバックログ(渋滞)の解消には途方もない時間がかかります。

「開放宣言」は政治的なパフォーマンスに過ぎず、物理的な実態は「実質閉鎖」が維持されたままです。

そしてトランプ政権側が発した内容はすべて虚偽であるということが誰もに知れ渡ってしまっています。

2. ビッグなEIAドロー(在庫急減)と底堅い実需

供給が断絶する中、米国内の需要は驚異的な強さを見せています。

「2026年4月10日週米国の石油需給バランス統計報告書」のデータをご覧ください。

2026年4月10日週米国の石油需給バランス統計報告書

引用:2026年4月10日週米国の石油需給バランス統計報告書

戦略石油備蓄(SPR)やガソリン等の大幅な減少を含め、全体の在庫(Total Stocks Including SPR)は前週比で「-13.1(百万バレル)」という極めて巨大な減少(ドロー)を記録しました。

現在の高止まりした原油価格であっても「需要の破壊」は起きていません。

供給崖と強烈な需要が同時に進行しており、強気なファンダメンタルズは微塵も揺らいでいません。

3. マクロ的観点:4月21日の取引期限と「軍事力の集結」

そして最大のマクロ要因が、「4月21日」の5月限取引期限と「軍事行動の再開」のコンボです。

21日の期限に向け、これまで価格を無理やり押し下げてきた介入勢力による大量のショートポジションの買い戻し(ショートカバー)圧力が極限まで高まります。

21日を過ぎれば、米政府の情報操作や価格抑制ショーは完全に効力を失います。

同時に、裏では実戦に向けた動きが着々と進行しています。

空母打撃群3群と数千〜1万名規模の陸戦・海兵隊の集結が4月下旬に完了する見込みです。

東部時間の4月7日から開始された停戦期間は、正確には東部時間4月21日で終了を迎えます。

これを日本時間に換算すると、「4月22日の昼頃から停戦期限切れ」となり、エスカレーション(武力行使)のリスクが合法的に一気に高まることになります。

【結論】第2四半期第3週(4月20日週)の予測シナリオと戦略

前項のテクニカル分析とファンダメンタルズ分析から、来週のWTI原油相場は以下のスケジュールに沿って「暴騰のパスコース」を辿ると予測します。

20日(月)〜21日(火)/ 需給復活と取引期限日

先週トランプ陣営が流した「和平合意」がすべて虚偽であったことが週末に判明したため、週初はギャップアップでスタートする可能性が高いと見ています。

21日の期限まではトランプ陣営からのフェイクニュースが再び乱れ飛ぶリスク(一時的な下押し圧力)は残りますが、何度も虚偽の発言を行っているため効果は確実に低下すると推定されます。
さらにイラン側がIRGCとその司令官アフマド・ヴァヒディがイランの軍事と交渉プロセスを完全に掌握したため、先週のようにトランプ陣営による虚偽の主張に対し迅速な反論が行われると考えられます。
よって見出しに支配された先週の状況から一転し現物の供給逼迫を優先するフェーズに入ると思われます。

22日(水)〜24日(金)/ 停戦期限切れによるエスカレーション

日本時間4月22日昼の停戦期限切れに伴い、集結を終えた米軍の動向やイラン側の対応など、軍事的なエスカレーションによって価格は制御不能な上昇を引き起こす可能性があります。

来週のメインシナリオとリスク

来週の最も現実的で優位性の高いメインシナリオは、「78〜80ドルのサポートゾーンで安値切り上げ(二番底)を確認し、下降ウェッジの上抜けと共に反発(ショートスクイーズ)を開始する展開」です。

介入勢力の最後の悪あがきによって、チャート上の窓である「67ドル」まで一気に下落させられるテールリスクは依然として残ります。
しかし、CVD(累積出来高デルタ)が示す明確な底上げ兆候と、ホルムズ海峡の実質閉鎖というファンダメンタルズの現実を考慮すれば、その公算は中程度(30〜35%程度)に留まります。
4月21日の期限越えと停戦終了。
この2つの「時限爆弾」が爆発する今週、大口が用意した鉄壁のサポート(78〜80ドル)を背にして、冷静かつ大胆にロングポジションを構築していくことが、来週の基本戦略となります。

WTI原油の波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2026年4月第3週の現状認識

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、イスラマバード協議が決裂したことでギャップアップして105.63まで上昇しましたが、そこからトランプ政権側がメディアを総動員したフェイクニュースで上昇力を削ぎ、弱体化させる手段で78.9まで下落しました。

WTI原油日足2026年第2四半期第3週
WTI原油日足2026年第2四半期第3週

しかしこれらトランプ陣営が多くのメディアを使って発信した内容はすべて嘘でした。

そのため来週の原油価格はギャップアップしてスタートする公算です。

しかしこれまで虚偽を重ねてきた情報操作は、イラン側と和平合意ができるというものですので、停戦期間までは執拗に繰り出されるでしょう。

そのため20日~21日にかけて軟化する可能性も十分ありえますが、基本路線は78~80ドルのサポートで買い支えられ反発する公算が高いと考えています。

先週一度この下値支持帯にアタックしましたが、結局これは買いが入り急反発しています。

ですが筆者はこれはもう一度下押しが入る「流動性の吸収によるボトムパターン」になると考えています。

したがってもう一度押しが入ったときに安値を切り上げ、上値を抑え続けている下降トレンドラインをブレイクした時がロングの好機になると思います。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド(BRENT)最低取引数量(最低証拠金)取引時間
IG証券2.8~4.8(2.8)10(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.0(5.5)1(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム4.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商4.9(9.9)1(約530円)7:00~翌日6:00
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、GMOクリック証券でもよいのですがIG証券も取引が活発な時間帯では、とくに北海原油で非常に低コストなスプレッドを提示しています。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。

  1. IG証券顧客センチメント
  2. 金・原油比率
  3. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IG証券クライアントセンチメント2026年第2四半期第3週

引用:IG証券顧客センチメント

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人にとって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまいます。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第4四半期の顧客センチメントでは一時88%まで買いポジションが高まっていましたが、それを頂点として買い戻しが進み先週の64 %から現在は67%と乱高下しています。

これは原油価格を急落させた当局の介入と価格操作によるものですが、反対に考えるとさらに買い進める余地が広がったとみるべきです。

あとは極端な強気となる10~20%台まで買いポジションが縮小すれば、そろそろ利益確定の時期になると考えています。

このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


  1. CFD取扱銘柄が17,000以上と突出して多く取引機会が豊富
  2. ノックアウトオプションで損失を限定しつつ利益を狙ったり、CFDのポジションをヘッジするなど多彩な戦略を選択可能
  3. Google二段階認証で堅牢なセキュリティ

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②金・原油比率

金原油比率2026年第2四半期第3週

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金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、急反落しトレンドが転換し、原油強気の方向に急加速しています。

先週は当局の介入と価格操作により原油価格が急落したため、反発していますがおそらくブレイカーブロックで抑えられて30付近まで金/原油比率は下落するはずです。

そのためややもう一段階上げる可能性がありますが、それ以降は原油5月限の取引期限の到来から膨大な先物ショートを買い戻すと推定されます。

③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2023年度9月から2025年11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば4月はやや停滞しがちな3月を抜けると、アノマリー上では堅調な需要に支えられる時期に入ってきたと言えます。

つまり原油価格の高騰に一層の拍車がかかりやすいと考えてください。

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原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2026年4月第3週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、イスラマバード協議が決裂したことでギャップアップして105.63まで上昇しましたが、そこからトランプ政権側がメディアを総動員したフェイクニュースで上昇力を削ぎ、弱体化させる手段で78.9まで下落しました。

しかし来週のWTI原油相場は、このようにこれまで価格を無理やり抑えつけようとしてきた空売り勢が完全に破綻し、相場は制御不能な暴騰へと向かうと考えています。

WTI原油日足2026年第2四半期第3週
WTI原油日足2026年第2四半期第3週

日足レベルにおける現在の相場構造の要は、「78〜80ドル」の価格帯です。

その地点まで明確な「強気の下降ウェッジ」が形成されていることが確認できます。

しかし、トレードにおいて「サポートに到達したから」という理由だけで盲目的に逆張り(ロング)を仕掛けることは、まだトランプ側に停戦期限まで時間が残されていることを考えるとリスクが高くなります。
したがって確実に機能するかどうかが不明確である以上、ギャンブル要素が大きすぎます。
よって形成されている強気の下降ウェッジのブレイクアウトによるロングを第一案、またはトランプによる原油価格の売り崩しが成功してドロップした場合に3月2日に発生した67ドルのギャップを埋める時を狙ってロングする第二案が主要な戦略になります。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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2026年第2四半期原油価格見通しアーカイブ

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

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2026年第1四半期原油価格見通しアーカイブ

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド(BRENT)最低取引数量(最低証拠金)取引時間
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GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
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