こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
先週の貴金属市場は、ゴールド・シルバーともに中間選挙の結果を受けて急上昇しました。

GOLD先物は、サポートレベル3901を一時下回りましたが、急速に反転し中間選挙の結果を受けて下降ウェッジをブレイクして引けました。
また株式市場が急落し、ついに金融政策をねじ曲げる必要が出てきたため、今後貴金属市場がそれを織り込んで上昇し始めると考えています。
今回の記事では、上昇に転じたと考えられる貴金属についてとりあげます(ファンダメンタルズに関してはXアカウント:@cohamizu1で発信します)。
日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油・農産物などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。
貴金属CFD取引では「IG証券」であれば、株価指数・エネルギー・貴金属・農産物も含む17,000以上の銘柄を扱っており戦略の幅を大きく取ることができます。
GOLD(ゴールド)2026年11月第2週市場分析

GOLD週足では、2026年1月末から始まった修正期間中にFRVPを設定すると、POC=4,142、VAH=4,718、VAL=3,950となっています。
この価格帯別出来高分析に従うと、VALを一時下抜けたものの買い戻されPOC(最も取引が多かった価格帯)で反発が落ち着いた状態です。
この場合、大局的にはVALの奪回はVAHに価格が到達する可能性が非常に高いと考えています。
GOLD(ゴールド)日足分析)下降トレンドの打破にはPOC・VWAPの突破が必須

日足レベルでFRVPを確認すると、少なくとも下降トレンドの起点から固定したVWAP(緑線)は価格より上にあり、下降トレンドは続いているという判断です。
したがってゴールドが継続的に上昇するにはこのVWAPを上抜いて安定させる必要があります。
POC=4,142レベルで反落している点で、売り手から見ればPOC再訪→反落というシナリオも成り立つため、まだ継続的な反発は確定的ではないと判断されます。
したがって買い手はPOC=4,142を突破して、Anchored VWAPを超えた価格で推移する必要があります。
大底を狙うよりも買い手に勢いがついた時期に押し目買いした方が強い上昇が得られます。
日足レベルのスイングトレードなら、Anchored VWAPの突破後に価格がVWAPに一時戻ってきた水準で押し目買いする方が堅実なトレードになるという認識です。
GOLD 4時間足分析)3990・3970レベルで段階的なロング

4時間足で確認すると重要な安値をいったん割れて反転急上昇後にややプルバックした状態で、週次POCで価格は定着しています。
ここから急上昇時のFVGを埋める動きを想定しています。
プライスアクションパターンは、「ショートトラップ」だと推定しています。

現状はこのプライスアクションパターンの第3段階~第4段階だと考えています。
チャート上部のインジケーターAccumulated Depreciation(CVDの補助として表示)が、安値を更新したにもかかわらず、価格が安値を切り上げる動きでロングポジションを構築します。
つまり「累積出来高デルタ(CVD)」の強気リバーサルですが、確定ではないことに注意が必要です。

累積出来高デルタ(CVD)
累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができるインジケーターです。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。
CVDが切り下がるも、価格が切り上がることが重要です。
これにより、さらなる売り手の積極的な参入があるにも関わらず、価格の下落が指値で抑制されていることが確認できます。

期間固定出来高プロファイル(FRVP)
AVP(アンカー出来高プロファイル)は、Trading Viewに実装されている機能で、手動で計算の開始点を選択してそこから利用可能なバーの終点まで、指定した価格の範囲内で出来高データを表示するインジケーターです。
これによって、その資産の価格変動全体ではなく、どの価格帯で大きな出来高が生じているから抵抗となるか否か、出来高が薄いから価格が動きやすいなどの判断が可能になります。

現状の判断は、急騰時に買いの出来高しか発生していないエリア(3970~3990)に向かって価格が引き寄せられると考えています。
一方的な価格上昇で未処理のエリアがある場合、売り注文が引き寄せられるため、価格がそこまで調整されるまで十分に待つ必要があります。

出来高加重平均価格(VWAP)
VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。
固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。
筆者の場合は、時間軸ごとにVWAPを引くのは作業が煩雑になるので、直近で絶対に意識しなければならない直近高値・安値には手動で固定し、それ以外はASVという自動アンカーVWAPを導入しています。

現状認識では、急騰後のトップ固定VWAP(緑線)より価格が下にあり、ボトム固定VWAP(黄線)より上に価格があるためトレンドを失った状態です。
ボトム固定VWAP付近は、先々週の週次POCにも相当するため買いの候補として有力です。
価格が不均衡帯(FVG)へ初めて戻ると、待機していた指値買い、新規ロング、ショートの利益確定買いが集中します。
この反応が出た場合は、不均衡帯(FVG)をすべて埋めることなく価格は上昇します(FVG初回反発パターン)。

ゴールドのCFD取引できる業者間スプレッド比較
ゴールドの取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。
| CFD業者 | スプレッドpips | 最低証拠金 | 取引時間 |
|---|---|---|---|
| IG証券 | 0.3 | 210円 | 7:00~翌6:00 |
| GMOクリック証券 | 0.8 | 3,300円 | 7:00~翌6:00 |
| 楽天証券CFD | 0.7 | 33,000円 | 7:00~翌5:55 |
| 外為どっとコム | 0.8 | 33,000円 | 7:00~翌5:55 |
| ヒロセ通商 | 0.8 | 3,930円 | 7:00~翌6:00 |
最も低コストなのは、IG証券でその次に楽天証券CFDという順番になります。
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【結論】貴金属価格2026年11月第2週市場分析

先週の貴金属市場は、ゴールド・シルバーともに中間選挙の結果を受けて急上昇しました。
急上昇だったために不均衡帯(FVG)が、残っておりこれらを流動性を吸収したのを確認して押し目買いするのが主戦略になります。
レジスタンスレベルは4,145・4,203、サポートレベルはFVG3,970~3,990、もしくはボトム固定VWAPもサポートとして適切です。
決め打ちではなく反発を確認して押し目買いを行うべきです。
筆者は、Xに日々の見立て、Instagram・Pinterestにストラテジーを投稿しています。
利用しているSNSが該当していれば、フォローしていただいて随時最新の見通しを確認していただければと思います。
貴金属価格についてよくある質問
貴金属価格についてよくある質問をまとめました。
ターゲットはいくらか?売買判断は?
これは自分でストラテジーを立案していないと、突発的に逆行した時に対処できないので、ご自分で立案してください。
その際には、実際に取引しているCFD取引業者のレートで再計算し、利益確定・損切ポイントを再計算しエントリーしてください。
特に貴金属に関しては、自分で分析せず人に頼った安易な質問に関しては、その一切の回答を拒否しており、問い合わせフォームからの質問に対しても回答する意思はありません。
基本的なトレード手法はどのように習得すればよいですか?
個人的にはテクニカル分析に関しては、この「マーケットのテクニカル分析」を読めば必要にして十分だと思います。
ただ近年は、筆者のようにオーダーブロック・累積出来高デルタ・VWAPを用いた分析手法が増えてきており、新たにこれらを網羅した書籍の出現が待たれます。
結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?
ゴールドの取引コスト(スプレッド)が最も安いIG証券がお勧めです。
株価指数・原油・貴金属・農産物など広範な商品取引では、17,000銘柄も取引できコストも低廉なIG証券の口座開設が適切となると思います。


