2026年第2四半期11週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、アメリカ・イラン間の軍事行動を反映して一時反発する場面もありましたが、トランプ政権側の「覚書への合意署名が週末行われる」というフェイクニュースに押されて一週間では6%下落して引けています。

予測の結論としては、3月10日・4月17日の安値を結んだ下値支持線に向けて下落し、一時的に78~80ドルのサポートをテストしてE波を完了させるでしょう。

WTI日足 2026年第2四半期第10週
WTI日足 2026年第2四半期第10週

形成されているシンメトリカルトライアングルにおいて、最終E波は下値支持線へ未達であったり、逆に行き過ぎる(スローオーバー)が許される唯一の波です。

筆者はこれが単純な3波構成(a-b-c)ではなく、複雑化したW-X-Y-X-Zとなっている可能性が高く、82ドル以下の到達で最終E波が達成されると考えています。

ファンダメンタルズでは、アメリカ・イラン間の和平合意か戦争再開かに関係なく、ホルムズ海峡からの原油供給は2027年まで戻ることはありません。

そして原油価格を抑える目的で放出されてきた戦略備蓄ですが、ほとんどの人はリース分を計算していないケースが散見されますが、リースを考慮するとあと50日分を切る水準まで急減ししています。

またクッシング(アメリカ・オクラホマ州にある世界最大級の原油貯蔵・取引拠点)が急減しており運用面で支障をきたす水準20mbを来週割り込む可能性が濃厚です。

アメリカ・日本政府による原油価格に対する介入は、これらの戦略備蓄の急減少とクッシングに保管されている原油が低下したため、引き渡しに対して急ぎ入札を行うか、ポジションをクローズするしかなくなります。

つまり大量のショートポジションがスクイーズされる日程が迫っています。

今回の記事では、主にテクニカル分析において来週の原油価格を予測していきます(ファンダメンタルズに関してはXアカウント:cohamizu1で発信します)。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

原油CFD取引では、世界的な原油価格の指標である北海原油の実質的なコストであるスプレッドが2.8pipsと低コストな「IG証券」がおすすめです。

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③原油価格の世界的な指標BRENT(北海原油)CFD取引は2.8pipsと低コスト

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WTI原油 2026年6月第3週テクニカル分析

WTI週足 2026年第2四半期第10週
WTI週足 2026年第2四半期第10週

現在の相場を支配する巨大なトレンドを把握するために、週足の長期チャートから全体像を確認しましょう。

繰り返しお伝えしてきた通り、原油の長期チャートでは数年にわたって上値を抑えつけてきた強固な「下降ウェッジ」がすでに明確にブレイクアウトされています。

週足チャートが示す通り、これまで約1年間の上値を阻んできた78〜80ドルの強固なレジスタンスを完全に突破し、それがサポート(金床)へ完全に転換しています。

したがって描画した週足上昇トレンドチャネル下値支持線、または週足で観測されるブレイカーブロックまで介入勢力による抑制策により、弱いロングが叩き出され大きな流動性が吸収されると予測します。

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2026年第2四半期9週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)78~80のサポートで流動性の吸収ボトムパターンが形成されるか

WTI日足 2026年第2四半期第10週パス
WTI日足 2026年第2四半期第10週パス

日足チャートの具体的なプライスアクションに落とし込んで確認していきます。

先ほどの長期分析でも触れた通り、かつて強固な上値抵抗線であった「78ドル〜80ドル」のゾーンが日足レベルでもブレイカーブロックとして完璧なサポート(金床)の役割を果たしています。

したがって新たな買い手が現れるのは、そのサポートエリアである可能性が高いと思います。

つまり一度画像に描画した上昇トレンドチャネル、またはシンメトリカルトライアングル下値支持線を下抜ける動きをする可能性があります。

しかしおそらく時間切れとなります。

WTI先物7月限の取引期限は6月18日

WTI原油先物の取引最終日は「Delivery monthの前月の25日の3営業日前」です。

つまり以下の認識になります。

  • 契約有効期限 = 6月22日最終的な決済・清算関連
  • 取引最終日(新規取引が可能な最終日): 6月18日(木)

つまり6月15日(月)~6月16日(火)までは、介入勢力をはじめとする売り方は価格を徹底的に抑え込む(空売りを継続)傾向にあると思います。

しかし6月17日(水)~6月18日(木)では、クッシングの在庫が極限まで少なくなっているため、引き渡しに対して急ぎ入札を行うか、ポジションをクローズするしかなくなります。

したがって以下の動きが活発化していきます。

  • ロール(7月限 → 8月限)を急ぎで完了させる。
  • 引き渡しリスクが非常に高くなるため、空売りポジションをできるだけ減らす。
  • 物理的な引き渡しリスクを避けるため、一部強制的な買い戻しを始める可能性が高い。

7月限のOpen Interestとして128,861枚は、この時期としてはかなり多い水準です。

通常、限月最終日の1週間前でこの水準は高めで、大量の未決済ポジションが残っていることを示しています。

これだけ残っているということは、ロール圧力や買い戻し圧力が強くなりやすいことを意味します。

シンメトリカルトライアングルE波は複雑化しやすい

Elliott Wave理論の教科書的なルールでは、三角保ち合い(Triangle)の各波(A〜E)は基本的に3波動(a-b-c)で構成されるとされています。特にE波は「最終波」としてシンプルなジグザグ(a-b-c)で終わるケースが多いとされます。

しかし、実践的な市場分析では、特にE波に限って複雑な修正波になるケースは少なくありません。

  • E波は三角保ち合いの「最後の足」であり、レジスタンス・サポートに届かなかったり、逆に行き過ぎて複雑化しやすい性質があります。
  • 実際のチャートでは、E波がW-X-YやW-X-Y-X-Zのような複合修正波(Complex Correction)になることは、Elliott Waveの実践者でも認められているパターンです。
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WTI原油4時間足分析)下降ウェッジブレイクと強気リバーサルが示す140ドルへの道

WTI4時間足 2026年第2四半期第10週
WTI4時間足 2026年第2四半期第10週

4時間足でWTIを確認すると「流動性の吸収ボトムパターン」がまだ確認できません。

つまり売り方なら大量のポジションを買い戻すにはやはり、大量のロングの損切による売りに対して買い戻しをぶつけ(ショートカバー)、新規の大口の買い(新規入札)もそのフローを使う必要があります。

それを明確にチャート上に表してくれるのが、筆者が度々Xアカウントで説明している「流動性の吸収ボトムパターン」で、今回は日足分析の部分で述べた状況が重なるため大規模なものになると考えています。

累積出来高デルタでは強気リバーサルが確認できる

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができます。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

チャート下部のCVDに注目してください。

WTI4時間足 2026年第2四半期第10週CVD
WTI4時間足 2026年第2四半期第10週CVD

4時間足を確認すると、価格が切り下がっているにも関わらず、このようにCVDが切り上がっている状態は、買い方が参入している証跡です。

買い方は上昇方向へのトレンド展開に興味を持っており、筆者が説明した「流動性の吸収ボトムパターン」が確認できると反発に転じると考えています。

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オーダーブロック

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向があります。
4時間足のプライスアクションにおいてさらに注目すべきは、価格の反転を決定づけた「オーダーブロック(需要・供給ゾーン)」の存在です。
オーダーブロックは、大口の指値注文が集まる価格帯であり、トレンドが止められやすいという特徴を持っています。

特に今回のように84ドルのギャップが埋められ、さらにその下の流動性が存在すると考えられるオーダーブロックへ価格が突っ込んでスパイクローが確認できれば、大口の第一段階の買いが入ったと考えてよいでしょう。

それが確認出来たら、残った流動性を吸収する二番底でロングを開始する予定です。

80~81ドルまでの急落で思い切って買ってもよいですが、かなりのリスクを伴うためスパイクを確認してからのほうが確実だと思います。

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原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド(BRENT)最低取引数量(最低証拠金)取引時間
IG証券2.8~4.8(2.8)10(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.0(5.5)1(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム4.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商4.9(9.9)1(約530円)7:00~翌日6:00
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、GMOクリック証券でもよいのですがIG証券も取引が活発な時間帯では、とくに北海原油で非常に低コストなスプレッドを提示しています。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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【結論】原油価格2026年6月第3週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、アメリカ・イラン間の軍事行動を反映して一時反発する場面もありましたが、トランプ政権側の「覚書への合意署名が週末行われる」というフェイクニュースに押されて一週間では6%下落して引けています。

筆者は、WTIはシンメトリカルトライアングルを形成しており、3月10日・4月17日の安値を結んだ下値支持線へのテストを完了したのち、上昇トレンドに転換すると考えています。

形成されているシンメトリカルトライアングルにおいて、最終E波は下値支持線へ未達であったり、逆に行き過ぎる(スローオーバー)が許される唯一の波です。

したがって行き過ぎる場合が十分あり得るので、逆張りを敢行するのはリスクが高すぎます。

よって筆者は、このボトムエリアで「流動性の吸収ボトムパターン」が確認できたときに買いから入ろうと思います。

筆者は、Xに日々の原油価格の分析・Instagram・Pinterestにも投稿を行っていますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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2026年第2四半期原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないInstagramページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド(BRENT)最低取引数量(最低証拠金)取引時間
IG証券2.8~4.8(2.8)10(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.0(5.5)1(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム4.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商4.9(9.9)1(約530円)7:00~翌日6:00
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、GMOクリック証券でもよいのですがIG証券も取引が活発な時間帯では、とくに北海原油で非常に低コストなスプレッドを提示しています。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

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