2025年第3四半期11週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、当初は予測に反して63.66から反発をはじめ66ドルに達したものの、価格帯別出来高で最も大きな65.3~65.8前後の売り供給を受けて61.45まで急反落しています。

WTI原油日足20250907
WTI原油日足/価格帯別出来高

8月18日の安値61.45を下回りませんでしたが、下回った場合は画像に示したパスコースのように底値圏で逆ヘッド&ショルダーズが形成されることで、ようやく底を打ち、買い戻す動きが活発化してくるはずです。

問題は、月度ごとに開催されているOPECプラス会合で、4月~8月までの会合で決定された1層目の自主減産枠220万バレル(日量)の解除に加えて、2層目にあたる166万バレルの減産枠の解除も検討する可能性が出てきたことで、その決定の有無を巡って週初は大きな変動が予測される点です。

思い切った増産が決定されれば、スタートから急落し買いで耐えている勢力が売り切られて、意外な価格からスタートしてくることが予想されます。

この記事では、このように2025年9月第2週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

原油CFD取引では、CFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化したIG証券を取引に活用してください。

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WTI原油 2025年9月第2週テクニカル分析

2025年9月第1週の原油価格の現状は、8月18日の底値を左肩、そしてヘッドと右肩の形成を残した逆ヘッド&ショルダーズが形成され始めているとの認識です。

6月23日の急反落から続いてきたトレンドは、5月5日の底値を大底とする衝撃波W1に対応する修正波W2であり、そのボトムはW1のボトムを下回らないことが前提となります。

WTI原油日足20250907
WTI原油日足/価格帯別出来高
  • 5月5日の安値55.30から6月23日の高値78.40が衝撃波W1
  • 6月23日の高値78.40から現在3波構成の修正波W2が進行中

修正波W2が終息すると、次に待っているのは最も最長となりやすい衝撃波W3です。

エリオット波動

基本的な考え方からするとW3は、もっとも利益をあげやすいため、その底値を模索することは非常に重要だと考えられます。

WTI原油週足分析)W2のボトムはW1の起点を下回らない

WTI原油週足20250907
WTI原油週足/エリオット波動

WTIは週足ベースでは、先週のべたことと重複していますが、エリオット波動の原則から考えると修正波W2のボトムは衝撃波W1の起点を下回らないため、推定では55ドル手前で底打ちすると考えています。

また修正波の定義においても、修正波Aと修正波Cの長さは等しくなりやすく、その計算なら55ドルを下回らない56ドルレベルまでで下落は抑制されるという推定値になります。

もちろん安値を更新すれば、この目論見はキャンセルされますが、それが実現しない限り5月5日の安値より手前で買いポジションを狙うことは合理的な戦略になってきます。

その推定値をあらかじめ下記に計算しておきます。

  • W2-Aの値幅=W2-Aのトップ78.40-W2-Aのボトム64=14.4
  • W2-Bのトップ=70.51
  • W2-Cのボトム=70.51-14.4=56.11

ただ筆者の場合は、これより手前の57.70前後の水準からロングする計画があり、ここまで下落は進まないと考えています。

その理由は、紙面上の供給量の増加ではなく、実際にOPEC+が実現した供給量にあります。

あれだけ供給量を増加させると発表していたにも関わらず、現実の供給量はそれほど増えてはいません。

これは加盟国のほとんどが生産能力の限界に近いためで、市場に供給を拡大できるのはサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)のみでありデータもそれを裏付けています。

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2025年第3四半期10週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)逆ヘッド&ショルダーズの形成とブレイクをもって底打ちが確定する

WTI原油日足20250907
WTI原油日足/価格帯別出来高

WTIを日足で確認すると、8月18日の底値は逆ヘッド&ショルダーズの左肩に相当し、おそらく今回のOPECプラスの10月増産決定により、さらに底値を模索してヘッド部分を形成してくる可能性があります。

その決め手は安値更新時の出来高で、8月18日前後の出来高よりも低下傾向になっている場合、大底を打ってヘッド部分が確定すると、そこからネックラインまで急反発してくる公算が高くなります。

底打ちパターン

またその時の反発が、8月18日のボトムを上回っていることも重要です。

通常下降トレンドにおいては、直近のボトムにミティゲーションブロックが形成されレジスタンスとなり反発が抑制されます。

しかしそれが通用せず、ミティゲーションブロックが破られた場合、戻り売りを狙った売り方が損切りをはじめるため予想以上に価格が上昇するため、今度は高値・安値切り上げが実現しトレンドが変化していきます。

ただ現状では、大底がどこになるかは判然としていません。

そのため読者は、明確なエントリーポイントを模索しにくい逆ヘッド&ショルダーズを形成していくプロセスでは手を出さずに、ネックラインをブレイクするタイミングのみ狙うことも手堅い方法として採用すべきだと思います。

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オーダーブロックとは?手法・種類/原油CFDトレードブログ

WTI原油4時間足分析)大底予測は60ドル割れか57.70

WTI原油4時間足20250907
WTI原油4時間足/逆ヘッド&ショルダーズ
WTI原油4時間足では、日足レベルで大型のオーダーブロック(59.8~61.7)が当面のサポートとなりそうです。
もしくはOPECプラス会合の結果が、予測されている日量13.5万バレル増産を大幅に上回った決定の場合に5月5日の大底で形成された57.70まで下落するケースも考慮しています。
ロングは60ドルを割り込んだあたりが今のところ一番有望で、60ドル割れで底抜けと誤認させて急反転してくれば、フォールスブレイクアウト(偽りの突破)が成立して、新規参入者と売り方の裏切りが相次ぎ予想もしない急反発に直結することがあります。
問題は大底で捕捉したポジションをどこまで引っ張るかですが、基本的に価格帯出来高が2番目に多い63.45付近(先週の取引でいまや一番出来高が大きくなっています)が有望です。
しかしフォーメーションの形成途中の取引は、乱高下する動きを捕捉しなければならず、成功確率も低く資金を失いやすいフェーズです。
首尾よくそのポイントで反落したのを確認すれば逆ヘッド&ショルダーズのネックラインが形成されるため、そのラインのブレイクを狙うのが最も確実だと思います。
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ヘッド・アンド・ショルダーズのチャートパターンと見つけ方

WTI原油のエリオット波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2025年9月第1週の現状認識

先週の2025年9月第1週までの状況は、週初に予想外の反発があったものの、65.3ドル前後の流動性を吸収すると急反落し61.45まで軟化しています。

8月18日につけた安値は、大底ではなく逆ヘッド&ショルダーズの左肩であり、いよいよ来週にセリングクライマックスを迎えて、しがみついていた買い方を一掃すると予想しています。

WTI原油日足20250907
WTI原油日足/価格帯別出来高

一時的な反発局面の高値・安値を結ぶと下降トレンド継続型の上昇ウェッジが形成されており、それをチャートに反映すると57ドルジャストまで下落リスクがあると考えて良いと思います。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
外為ドットコム2.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.81(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券2.810(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商・IG証券でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の4つです。

  1. IG証券顧客センチメント
  2. 期近~期先のスプレッドチャート
  3. 期待インフレ率
  4. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IGクライアントセンチメント

引用:IG証券

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人とって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまうことがあります。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第3四半期10週までの顧客センチメントは、80%→82%→81%→80%→84%とあきらかに個人の買いポジションが整理されていないことから、まだまだ潜在的な売り注文のほうが多く、上値も彼らによる売り注文によって限定的になりやすいと考えられます。

つまりこの買い方が一斉に損切りするセリングクライマックスが発生することで、もはや売り手がいなくなってしまわない限り、本格的な上昇は見込めないということになります。

このIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


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②期近~期先のスプレッドチャート

原油先物スプレッドチャート

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、見たこともない吹き上げ方から急落したあと、一貫して低下しており需給が弱まっていることを示しています。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

コンタンゴ

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

バックワーデーション

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

現状は、再びコンタンゴが進行気味

現状では、OPECプラスによる供給拡大姿勢に押されて、徐々に安値が切り下がっている状態ですが、まだ買い方が諦めきれていない売られ方です。

したがって買い方の僅かな望みを断ち切るような需給の緩みを反映した厳しい投げ売りが必要になってくると思います。

問題はその後、しっかりとしたバックワーデーションが発生するかどうかに注目したいと思います。

③期待インフレ率

原油価格は、あらゆる物価に影響を及ぼすため経済活動にとって非常に重要なものです。

この原油価格の先行指標ともいえるのが、市場が推測するインフレ率を示す「期待インフレ率/BEI(Break Even Inflation rate)」です。

期待インフレ率は、物価連動国債の売買参加者が予測する今後最大10年間(物価連動国債の残存期間次第で10年未満になる場合がある)における年平均物価上昇率を示しており、将来の実際の物価や景気に影響を与え、それらの先行きを予測するうえで重要な指標となります。

実際にこの期待インフレ率は、原油市場よりも大きな債券市場で決定されている点と、原油価格に同調または先行する特徴があるため、定期的に確認しておく必要があります。

今週末までの期待インフレ率は、やはり供給過剰が意識され下降気味に動いています。

期待インフレ率20250907

引用:期待インフレ率

期待インフレ率は若干先行した動きをしており、追随したトレードをすれば良さそうに感じますが、一致する確率は68%~78%の間で2割~3割程度は外れることがあります。

そのためこの指標が下落傾向にあれば「原油は基本売りから入る」、上昇傾向にあれば「基本買いから入る」ことで無用なリスクを低下させることができる指標だと考えればちょうどよいと思います。

④原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば9月は数字の上では、ある程度持ち直す8月に比べて下落する傾向が強い月度になっています。

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

年初からの平均騰落率をインデックス化した場合、9月度はやはり横ばいに推移する傾向にあります。

ただそれ以降、11月に向けては軟化する傾向にあるので、買い方は注意が必要になってきます。

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原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2025年9月第2週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の反発は、当初は予測に反して63.66から反発をはじめ66ドルに達したものの、価格帯別出来高で最も大きな65.3~65.8前後の売り供給を受けて61.45まで急反落しています。

今後は8月18日の安値を更新し60ドル割れ、もしくは57.70まで下落する可能性が高いと予測しています。

WTI原油日足20250907
WTI原油日足/価格帯別出来高

57.70は4時間足オーダーブロックで観測されている水準であり、OPECプラス会合の決定が現状の予測値である日量13.5万バレルの増産を大きく上回る内容であれば、そこまでの落下はあり得ると考えています。

その後首尾よく反発してきた場合は、価格帯出来高が2番目に大きい63.45付近まで戻って再び反落して右肩を作る公算です。

多くの読者にとっては、乱高下するさなかでポジションを取るのはかなりのリスクを伴います。

したがって形成された逆ヘッド&ショルダーズのネックラインをブレイクした瞬間を狙ってロングする方法が最も確実だと思います。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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2025年原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
外為ドットコム2.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.81(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券2.810(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商・IG証券でも誤差の範囲でしょう。

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