2026年第3四半期13週 貴金属市場見通し/CFDトレードブログ

2026年第3四半期13週 貴金属市場見通しCFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のシルバーは、今回の反発局面をサポートしているトレンドラインまで調整が進みましたが、そこで買いが入って反発して引けています。

Silver日足2026年第3四半期第13週

現在の水準は、反発局面の始点から始まったVWAPの水準であり、失えば貴金属はトレンドを失います。

しかし来週このVWAPとサポートラインで買い手が優勢を取り戻し直近高値72.05から引いたVWAPを突破し71.55をブレイクアウトするとカップウィズハンドルが完成し、価格が急騰する準備が整います。

今回の記事では、長期トレンド再度上昇に転じたと考えられる貴金属についてとりあげます(ファンダメンタルズに関してはXアカウント:@cohamizu1で発信します)。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油・農産物などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

貴金属CFD取引では「IG証券」であれば、株価指数・エネルギー・貴金属・農産物も含む17,000以上の銘柄を扱っており戦略の幅を大きく取ることができます。

目次

貴金属市場の現状

ここ1か月、貴金属を見るときの軸は「原油が上がるか」そのものより、原油とドルが同じ方向に動くかどうかだと考えてきました。

典型的な組み合わせは以下の内容です。

  • 原油 ↑ドル ↑ゴールド ↓

これは流動性ひっ迫によるもので、イラン戦役中一貫していた組み合わせです。

エネルギー高が金融環境を締め、ドルを押し上げ、利子を生まない貴金属とリスク資産に売りが波及します。

中東の供給ショックで原油が100ドルを超えて以降、9月の貴金属が軟調だった局面は、ほぼこのパターンの踏襲でした。

ただしこの相関は固定ではなく以下のように組み合わせが変わる瞬間が来ると考えています。

  • 原油 ↑ドル ↓

こちらはスタグフレーション寄りの考え方です。

実体のインフレ圧力が残る一方で通貨価値が毀損していくため、ゴールドは原油と同じ方向に戻りやすくなります。

シルバーも金利・ドルに敏感ですが、この型ではゴールドに追随しやすいです。

先週末金曜日は、まだ1日だけですが、後者に近い動きでした。

原油は介入や和平観測で先物の建値が振れやすいため、当ブログでは価格そのものより バックワーデーション(期近が期先より高い状態) を見ています。

先物が和平見出しで売られても、期近プレミアムが細らなければ「今すぐ欲しいバレル」は減っていないという読みです。

金曜日もカーブは依然として強く、現物逼迫が解消したとは言い切れない状況でした。

一方でドルは原油の強さに同調して切り上がらず下落しました。その結果、ゴールドとシルバーが反発しています。

これが意味するのは、「原油高=貴金属安」がこれからも機械的に続くとは限らないということです。

  • ドルが原油高に追随するか
    追随すれば9月前半までの流動性逼迫型。追随しなければ、金曜型のスタグフレーション寄りの反発が続きやすいです。
  • シルバー自身のスプレッド
    先週書いた通り、銀はまだ先物>スポットのコンタンゴです。原油カーブが強いのに銀スプレッドが緩いままなら、貴金属の現物逼迫はまだ価格に織り込めていません。銀のバックワーデーションが0を超えてスポットが先物を上回るなら、需給面でも「状況が変わった」と認識できます。

実際にスタグフレーションでは、原油が12倍に高騰したのに対してゴールドは20倍に高騰しました。

そのため、いずれは原油価格の上昇と同調してゴールドが上昇するという相関の切り替えを前提にした方がよいです。

原油の最終的な高値と資金繰りストレスがピークを打ったあと、原油がロールオーバーして成長・流動性への懸念が主役になる局面で、ゴールドが原油から切り離されて独歩高になるという戦略です。

いまはその前段階で、相関が何度もひっくり返りながらレンジを作る局面となる可能性も捨てきれません。

したがって金曜の反発は「トレンド転換確定」ではなく、これまでと違う組み合わせが発生した初動かもしれないと考えています。

来週以降も、シルバーのVWAPやサポートラインと並行して、原油カーブとドルの方向を同じ画面で確認する必要があります。

Silver(シルバー)2026年9月第4週市場分析

Silver週足2026年第3四半期第13週

シルバーは、昨年50ドルをブレイクアウトしてから驚異的なショートスクイーズで121ドルまで駆け上がりましたが、その直後の暴落から長期間の調整期間を余儀なくされています。

反転機兆しが訪れたのが、54ドルの大底を計測した7月17日、次いで1月29日のトップから継続していた下降ウェッジの上値抵抗線をブレイクアウトした8月10日です。

エリオット波動としては、121ドルのトップからの修正波ABCがおそらく終了しており、衝撃波W1に対する修正波W2が終了するかどうかという水準です。

思惑通り衝撃波W3が進行すれば、平行チャネルの上値抵抗線かそれ以上の上昇が期待されます。

シルバー日足分析)ショートラップパターンで85ドルのギャップ埋めまで急伸

シルバーの日足では、先週認識した下降ウェッジのブレイクアウトが維持できず再び下落して引けています。

テクニカル分析としては、安値を更新しなければプライスアクション「ショートトラップ」が成立し急騰するパターンであると認識しています。

プライスアクション「ショートトラップ」728

自分も含めシルバーは50ドルレベルまで下落すると考えていた参加者が多かったですが、予想に反して急落せずに逆に急反発した今回のケースにおいて、トレンド継続型パターンとして認識されるプライスアクションが「ショートトラップ」です。

累積出来高デルタ(CVD)で確認しても54ドルを示現した地点と今回の修正波終点を比べるとCVDは切り下がっているのに価格は切り上がっているので、売り手の勢いが指値で止められています。

これ以上の成果が得られないと判断した売り手は、内部から次々離脱しショートカバーで上昇していきます。

大底からポジションを取るのは非常に難易度が高いですが、一度急上昇した価格が「安値切り上げ+CVD切り下げ」という強気リバーサルを伴った場合は、さらなる急騰を狙うことができます。

シルバー4時間足分析)下降トレンド転落か上昇トレンド復帰かはまだ未確定

Silver4時間足2026年第3四半期第13週

先週末のシルバーは上昇トレンドライン・上昇トレンド起点VWAPをぎりぎりで防衛した段階です。

これを失うと上昇トレンドを失いますが、ぎりぎりで防衛されている段階では逆に買いから入る戦略に妙味があります。

この膠着した期間でFRVPを描画すると、この膠着した状態で蓄積が行われブレイクしたと誤認させて引き戻されるリスクがあります。

ですので、むしろこういったサポートで買った方が反発した時の利益も大きく、損切もサポートラインを防衛できなかったときですのでそれほど大きな損失にはなりません。

累積出来高デルタ(CVD)

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができるインジケーターです。

純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

直近のCVDは切り下がって売り手の成り行きの勢いが強いことを示しますが、価格は切り上がっていますので指値によって売りが吸収されています。

この場合、売り手がサポートラインのブレイクダウンに失敗すれば、弱い売り手から離脱しショートカバーによって反転上昇してくる可能性が高まります。

オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向にあります。

またこのオーダーブロックが、突破されると(できれば一発で抜ける状態が望ましい)ブレイカーブロックと呼ばれるものになり、押し目買い・戻り売りのポイントになります。

確認する限り上値抵抗として何重にもブレイカーブロックが配置されていて、突破は容易ではない状態ですが、71.3前後の水平線を突破すると抵抗がほとんどありません。

出来高加重平均価格(VWAP)・AVP

VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。

固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。

前述した上昇トレンド起点VWAP(青線)でサポートが維持されれば上昇トレンドが継続されます。

そして直近高値に設定したVWAP(黄線)を突破して定着できれば、下落を見込んだショートポジションをトラップにかけて燃料にして上昇することができます。

シルバーのCFD取引できる業者間スプレッド比較

シルバーの取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

CFD業者スプレッドpips最低証拠金取引時間
IG証券4.03,330円7:00~翌6:00
GMOクリック証券5.0530円7:15~翌6:00
楽天証券CFD3.85,300円7:00~翌5:55
外為どっとコム5.0640円7:00~翌5:55
ヒロセ通商5.05,300円7:00~翌6:00

最も低コストなのは、楽天証券CFDでその次にIG証券という順番になります。

また楽天証券CFDは、ハピタスにも広告を掲載しており、経由することでポイントも獲得できます。

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【結論】貴金属価格2026年9月第4週見通し

先週のシルバーは、トレンド継続型の下降ウェッジのブレイクアウトが失敗し下落しましたが、上昇トレンド固定VWAPでサポートされており、失陥しなければ主要トレンドは上です。

Silver日足2026年第3四半期第13週

衝撃波W1に対する修正波W2が完了していると考えていますが、それはやはり直近高値固定VWAPを突破しなければ衝撃波W3は確定できないと思います。

今のところは5波構成の衝撃波W3の初動のW1とW2が終了し最も距離が長いW3がスタートした可能性が高いと思います。

先週の投稿で触れたバックワーデーションが0を突破して、スポット価格が先物を上回っていく状況が確認されることが状況が変わったと認識できるシグナルです。

筆者は、Xに日々の見立て、Instagram・Pinterestにストラテジーを投稿しています。

利用しているSNSが該当していれば、フォローしていただいて随時最新の見通しを確認していただければと思います。

貴金属価格についてよくある質問

貴金属価格についてよくある質問をまとめました。

ターゲットはいくらか?売買判断は?

これは自分でストラテジーを立案していないと、突発的に逆行した時に対処できないので、ご自分で立案してください。

その際には、実際に取引しているCFD取引業者のレートで再計算し、利益確定・損切ポイントを再計算しエントリーしてください。

特に貴金属に関しては、X認定ユーザー以外の質問は拒否しており、問い合わせフォームからの質問に対してもその一切を回答する意思はありません。

基本的なトレード手法はどのように習得すればよいですか?

個人的にはテクニカル分析に関しては、この「マーケットのテクニカル分析」を読めば必要にして十分だと思います。

ただ近年は、筆者のようにオーダーブロック・累積出来高デルタ・VWAPを用いた分析手法が増えてきており、新たにこれらを網羅した書籍の出現が待たれます。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

シルバーCFDの取引コストが最も安い楽天証券CFDがお勧めです。

株価指数・原油・貴金属・農産物など広範な商品取引では、17,000銘柄も取引できコストも低廉なIG証券の口座開設が適切でしょう。

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