こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)原油相場は、イラン紛争の激化から徐々に騰勢を強め、巨大なショートカバーを巻き込みながら週間でなんと35.63%もの歴史的な急騰を達成しました。
私自身は、以前から仕込んでいた62.036ドルのロングポジションを84ドルで利益確定し、現在はノーポジションで静かに週末を迎えています。

2024年4月、そして2025年6月。
過去のイスラエル・イラン間の衝突においては、事前に連絡がなされる「予定調和」の報復であったため、原油価格は一時的にスパイクした後に急落していきました。
今回もその「過去の2つのモデルケース」を過信し、原油価格の急落を狙ってショート(売り)を仕掛けた人たちは、今回の急騰によってことごとく破産し、機関投資家であれば間違いなく職を失ったことでしょう。
なぜなら、今回は過去のケースとは次元が違うからです。
私は先日、X(旧Twitter)にて読者の皆様へ今後の原油に関する「長期投資方針」をポストしました。
おそらく、多くの方にとって衝撃的な内容だったと思います。
今回の記事では、過去のショートモデルが完全に崩壊したファンダメンタルズの真実と、チャートが示す「これから原油市場で何が起きるのか」について、週足・日足の精緻な分析とともにお届けします。
日本において証拠金取引は、FXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。
近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。
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WTI原油 2026年3月第2週テクニカル分析

まずは、現在の狂乱相場の土台となっている週足の長期チャートから振り返りましょう。
私が数週間前から繰り返しお伝えしてきた通り、原油の長期チャートでは、数年にわたって上値を抑えつけてきた強固な「下降ウェッジ」がブレイクアウトされていました。
この長期フォーメーションの突破は、米シェールオイルの成長後退など「構造的な供給不足」をいち早く織り込んだ、極めて強力な強気サインでした。
つまり、原油市場はとっくに「爆発する準備」を終えて真空地帯に入っており、今回の中東での無差別攻撃という地政学ショックは、その発射台から価格を解き放つための「カタリスト(触媒)」に過ぎなかったのです。
Xのポストで示した長期方針の通り、原油は現在、過去のシルバー急騰の初期段階と非常に似た、巨大な強気サイクルの入り口に立っています。
#WTI #Crudeoil 原油月足、コモディティのブルマーケットが始まりました。
ゴールド→産業金属(シルバー・銅)→エネルギーというサイクルにおいて、当初はゴールドの長期投資、そしてシルバーの急騰への対応で筆者は投資における目標を達成しました。… https://t.co/wwq6Xk5kLu pic.twitter.com/ckKR79tCha— cohamizu (@cohamizu1) March 7, 2026
これを「一時的な地政学スパイクだからすぐに下落するだろう」と安易に逆張りした結果が、現在の歴史的なショートカバーによる踏み上げ相場を生み出しているのです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、強気ペナントをブレイクした状態で前日のローソク足の高値を上回った状態で引けています。今週末、中東情勢は歴史[…]
WTI原油日足分析)政権交代の長期化リスクと、止まらない垂直上昇

次に、日足チャートと直近のプライスアクションを分析します。
チャートをご覧の通り、先週の原油価格はこれまで意識されていたレジスタンスやオーダーブロックを次々と粉砕し、一気に90ドル台(高値92.61ドル)まで垂直に駆け上がりました。
現在のWTI原油は、過去の巨大な価格変動から導き出された「真空地帯」を猛烈な勢いで埋めるフェーズに突入しています。
今後の展開について、3つの重要なポイントから分析します。
1.$95最終防衛線とブレイカーブロック
2022年4月の安値から2023年9月の高値を結ぶ95ドルレベルのブレイカーブロックは、単なる心理的な節目ではありません。
長期的な需給の均衡が崩れたポイントが重なる、まさに「売り方の最終拠点」です。
ここを明確にブレイクすると、いよいよ3桁(100超え)への「青天井」モードへと突入することになります。
2.$78 〜 80ドルの「鉄板」サポート
かつて強固な上値抵抗線であった水準が、現在は日足レベルのブレイカーブロック(押し目買いの急所)へと完全に反転しています。
今後、95を攻める過程で仮に調整が入ったとしても、このゾーンで支えられる限り、上昇トレンドの継続性は極めて高いと判断できます。
Strong close above 80 will not only confirm the breakout from the range but also turn 78-80 area into support. #CRUDEOIL pic.twitter.com/koyYSssTB1
— Aksel Kibar, CMT (@TechCharts) March 6, 2026
一方でアメリカも手をこまねいているわけではなく、非伝統的な対策を次々と打ち出しています。
3.原油価格急騰に対するアメリカの対策
一方でアメリカ政府も手をこまねいているわけではなく、ベッセント長官はFox Businessで「洋上には制裁対象の原油が数億バレル漂っている。これらを『アン・サンクション(制裁解除)』することで、財務省は供給を作り出すことができる」と明言しています。
このロシアへの制裁解除による「洋上の数億バレル」の調達が実際に早く市場に届き始めると原油価格の下押し要因になります。
またトランプ大統領は「米海軍によるタンカーの直接護衛」を開始すると宣言しました。
米海軍の護衛下でタンカーが実際に1隻でも無事に通過したというニュースが出れば、週間35%という異常な上昇は一旦収束(利益確定売り)に向かうでしょう。
第1四半期第10週の結論
今後の展開について、前述の3つの重要なポイントから考慮しました。
週初こそ急騰して一時95ドルを試す場面も有り得そうですが、その後アメリカの打った対策が効果を出してくれば80ドル近くまで一気に後退する可能性があります。
垂直に上昇したときは、その時に生じたFVG(フェアバリューギャップ)を埋める動きに注意が必要になってきます。
そこで78~80ドルレベルのブレイカーブロックが死守され、逼迫した需給を背景に買いが殺到すると78~80ドルを金床として100ドルに挑戦する値動きとなる可能性があります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
WTI原油4時間足分析)徹底的な押し目買い:月間VWAPへの平均回帰を待つ段階

これに対してアメリカ政府側の矢継ぎ早の対応策が一時的な需給ひっ迫を緩和するきっかけとなる可能性があります。
その場合、80ドルレベルのサポートまで価格が流動性を求めて調整してくる可能性があります。
ここでさらに原油価格が高くなるという目論見で新たな買い手が次々と現れて調整を示した下降ウェッジをブレイクすると再びWTIは100ドル突破に向けて急騰しはじめます。
累積出来高デルタ(CVD)
4時間足チャート下部に表示している「累積出来高デルタ(CVD)」の異常なまでの積み上がりを御覧ください。
過去1年間を遡ってもこれほどの巨大なボリュームは発見できないほど、圧倒的な「成り行きの買い」が市場に殺到していることが分かります。
現段階において、このCVDに買い圧力の衰えを示す「弱気ダイバージェンス」は一切出現していません。したがって、「上がりすぎた」「過熱感がある」という感覚的な理由だけで売り(ショート)から入る行為は、まさに自殺行為です。
出来高を確認せずに値動きだけでエントリーするのは、成功確率が低く推奨できません。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。チャート画面の下に表示されている出来高(Volume)バーを見て、「これでどうやってチャートの方向性を見出すんだろう?」と悩んだことはないでしょうか?筆者もこれに手を[…]
オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)
オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向があります。
現在の原油価格では、2025年1月15日・2025年6月23日の高値で形成されたオーダーブロックが突破されたことで、これがブレイカーブロックに転換し、強力なサポートになっています。
ここで突破がさしたるプルバックを伴わずに貫通していることが大事です。
止めきれずに貫通したオーダーブロックには、ここで反落すると誤認した売り手が損失を抱えて残存しています。
つまり損失を最低限に抑えようとする売り方と上昇トレンドに乗り遅れて決定的な押し目を待っている買い方と少なくとも2者が買いを決意しているエリアです。
ここで買い戻されて形成された修正フォーメーションを突破したら「買い」です。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。トレードをする誰もが天井・大底でポジションを取れないか?押し目・戻り目を的確に捉えられないか?と考えると思います。しかし反発・反落を示唆するローソク足を確認してエント[…]
出来高加重平均価格(VWAP)と下降ウェッジブレイクパターン
VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。
固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。
VWAPの上で推移していれば強気、下で推移していれば弱気と判断されますが、±2σを表示すると行き過ぎたローソク足が、平均回帰で月間VWAPまで戻ってくることも期待されます。

したがって新規もしくは筆者のようにすでに利益確定して、週明けをまっている市場参加者は初動の上向きの動きに惑わされずに、月間VWAPまで戻ってきて一旦流動性を確保してから反発する動きを捕捉するべきでしょう。
その場合、画像のように下降ウェッジ(またはブルフラッグ)の形成が見られます。
これをブレイクアウトすることで再び上昇速度が乗った値動きが実現されます。
この前提が崩れるのは、地上戦でイラン全土をアメリカが占領下に収めて戦闘が終結したときなので、先が長い話になります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。VWAPとは、「Volume Weighted Average Price(出来高加重平均価格)」の略で、取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均したインジ[…]
WTI原油 2026年3月第2週ファンダメンタルズ分析
原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。

原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。
現在の原油先物のスプレッドチャートは、三角持ち合いから勢いよく放たれて、瞬間的に2025年6月のイスラエルのイラン攻撃の高値・ウクライナ侵攻当時の高値を超えています。
状況に進展が見られなければさらに上昇する可能性があります。
こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。
期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。
スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。
コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。
期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。
スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。
一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。
バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。
これまでのテクニカル分析で確認した圧倒的な強気相場を裏付けているのが、現在進行形で悪化し続けているファンダメンタルズ(基礎的条件)です。
今回の暴騰がこれほどまでに強烈なのは、以下の「不確実性」が重なっているためです。
1. 市場環境とニュースの深刻度:過去2回との決定的違い
序文でも触れた通り、2024年と2025年の衝突時とは状況が根本的に異なります。
交渉相手の不在(パワーバキューム)
最高指導者を含む上層部が死亡したことで、停戦合意を履行・担保できる実権者が不在です。
これは「いつ終わるか予測不能」であることを意味し、ショート(空売り)勢にとってロスカット以外の選択肢を完全に奪い去りました。
無差別な報復と海峡封鎖の実効化
報復は周辺国(UAE、カタール、クウェート等)のエネルギー施設にまで及び、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃と航行停止は、日量約1,500万〜2,000万バレルの供給喪失を「現実」に変えてしまいました。
「狼少年」だった空売り勢の自滅
過去の「急騰後の急落」を学習して今回も空売りを仕掛けた勢力が、記録的な買い戻しを余儀なくされています。
先ほどの4時間足分析で確認した「CVDの歴史的な買いの積み上がり」は、まさにこの空売り勢の自滅(踏み上げ)と実需のパニック買いが合わさった結果です。
2. 供給サイドの絶望的な渇望とマクロ的危機
これまでもお伝えしてきた「米国の生産減少」という下地がある中でこの危機が起きたため、市場にはショックを吸収するクッションが全くありません。
唯一のクッションは、ロシアに対する制裁で残存している「洋上の数百億バレル」のみです。
非湾岸諸国の限界
ガイアナやベネズエラ等の開発加速は「5年後」の解決策であり、来週の不足を埋めることは不可能です。
戦略備蓄(SPR)の放出限界
米政府はバイデン政権下で損耗した戦略備蓄を約4.16億バレル(貯蔵率 約58〜60%)まで回復しています。
これを放出することもできますが、備蓄から引き出せる最大速度は日量440万バレルです。
これは米国の全需要を賄うには全く足りず、あくまで「供給の一部を補う」ための装置である点に注意が必要です。
インフレの再点火
原油90ドル超えは、主要国のインフレ抑制策を完全に破壊します。
輸送コストの急騰により、農産物などへの資金流入も加速せざるを得ない「オイル・ショック」の様相を呈しています。
来週(3月9日週)の予測シナリオ:三桁(100ドル)への秒読みと「防衛線」
現在のWTI 90ドル台という水準は、単なるプレミアムではなく「石油という資源がこの世から一時的に消えるリスク」を反映し始めています。
週末に「停戦の兆し」が見えない限り、さらなるパニック買いが先行するでしょう。
来週の原油価格について、以下のシナリオを想定しています。
メインシナリオ
100ドル突破とオーバーシュート(105〜120)。
イランの残存勢力(革命防衛隊の現場指揮官など)による自爆的な攻撃が続く限り、価格は100ドルを突破してオーバーシュートすると予測します。
ホルムズ海峡の「物理的な封鎖」が1週間を超えて継続することが確定すれば、在庫枯渇を恐れた実需筋が価格を問わず買いを入れる「バイイング・クライマックス」が起こります。
この実需の成行買いによって、日足で確認した「95の最終防衛線(ブレイカーブロック)」が一気に踏み抜かれ、$100の大台突破へ向かう本命のシナリオです。
リスクシナリオ:急反落(
唯一の反落要因は、米軍が圧倒的な戦力でホルムズ海峡の「安全通行を強制的・完全に確保」し、タンカーが動き出す声明が出た場合となります。
しかし、現実的に指揮者不在のミサイル攻撃を短期間で抑え込むのは困難です。
仮にこの対応策が一時的な安心感を生んだとしても、4時間足分析で述べた通り、価格は新たな流動性を求めて「80レベルのサポート」まで調整するに留まります。
そしてそこから再び買い手が殺到し、高値更新を目指すことになります。
結論
過去の「急落」パターンを期待した空売り勢が掃討されたことで、78ドル~80ドルレベルの上値抵抗線は消失しました。
来週は、週初めに$95の最終防衛線を攻め、週半ばには$100を試す展開を本線とします。
特に「停戦交渉の主体が見えない」という点が市場の不安を煽る最大の要因であり、外交努力が空転するたびに価格は跳ね上がるでしょう。
引き続き、売り向かうことは避け、スプレッドの強さを根拠とした「押し目買い」を徹底していく方針です。
WTI原油の波動分析について
ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。
具体的には、以下の3つの波動ポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。
- 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
- 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
- トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
2026年3月第2週の現状認識
先週の2026年3月第2週までの状況は、イラン紛争の激化から徐々に騰勢を強め、巨大なショートカバーを巻き込みながら週間でなんと35.63%もの歴史的な急騰を達成しました。

チャートをご覧の通り、先週の原油価格はこれまで意識されていたレジスタンスやオーダーブロックを次々と粉砕し、一気に90ドル台(高値92.61ドル)まで垂直に駆け上がりました。
現在のWTI原油は、過去の巨大な価格変動から導き出された「真空地帯」を猛烈な勢いで埋めるフェーズに突入しています。
現状における最後のレジスタンスは95ドルレベルのブレイカーブロックですので、ここで売りの供給を受け(恐らくアメリカ政府も打てる手段を繰り出してくる可能性が高いです)80ドル台までプルバックを余儀なくされる可能性があります。
しかしここで流動性が確保され、実需のパニック買いも最後のチャンスを求めて殺到すると原油価格は再び垂直上昇するリスクがあります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
原油CFD取引できる業者間スプレッド比較
WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。
| WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
| FXTF | 0+取引手数料 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| ヒロセ通商 | 2.9 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| 外為ドットコム | 3.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMOクリック証券 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMO外貨 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| IG証券 | 3.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
コスト的に最安値は、ヒロセ通商がベストですが、外為ドットコム・GMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。
またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。
こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。
\高還元率ポイントサイト/
WTI原油の分析精度を高める指標
原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。
代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。
- IG証券顧客センチメント
- 金・原油比率
- 原油価格の過去20年月度別平均騰落率
①IG証券顧客センチメント
引用:IG証券顧客センチメント
IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。
CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。
基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。
なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。
そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。
しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人にとって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまいます。
つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。
2025年第4四半期の顧客センチメントでは一時88%まで顧客ポジションが高まっていましたが、それを頂点として買い戻しが進み先週の75%から現在は63%で推移しています。
これだけ個人の買いが整理できたということは、潜在的な売り要因が減少したのでかなり強気に振れ始めていると考えてよいでしょう。
このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。
IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。
- CFD取扱銘柄が17,000以上と突出して多く取引機会が豊富
- ノックアウトオプションで損失を限定しつつ利益を狙ったり、CFDのポジションをヘッジするなど多彩な戦略を選択可能
- Google二段階認証で堅牢なセキュリティ
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②金・原油比率
\利用登録無料の高機能チャート/
金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、急反落しトレンドが転換し、原油強気の方向に急加速しています。
方向性としては、ゴールドの価格の伸び悩みと原油価格の急騰が予想される方向であるため、原油価格の上昇に対してトレンドフォローで追随する手法が有効だと考えています。
③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

これまで原油価格は、2024年度7月から2025年12月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経てきました。
しかしようやく2025年6月の高値を突破し、これまで長期間続いたダウントレンドを打破しています。
原油価格は、11月前後こそ弱いですが、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。
グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。
それによれば3月は数字の上では、2月の強い状況からやや弱体化する傾向にあるため、上昇トレンドが一服したあとの調整には注意が必要です。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]
【結論】原油価格2026年3月第2週見通し
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、イラン紛争の激化から徐々に騰勢を強め、巨大なショートカバーを巻き込みながら週間でなんと35.63%もの歴史的な急騰を達成しました。

チャートをご覧の通り、先週の原油価格はこれまで意識されていたレジスタンスやオーダーブロックを次々と粉砕し、一気に90ドル台(高値92.61ドル)まで垂直に駆け上がりました。
現在のWTI原油は、過去の巨大な価格変動から導き出された「真空地帯」を猛烈な勢いで埋めるフェーズに突入しています。
現状における最後のレジスタンスは95ドルレベルのブレイカーブロックですので、ここで売りの供給を受け(恐らくアメリカ政府も打てる手段を繰り出してくる可能性が高いです)80ドル台までプルバックを余儀なくされる可能性があります。
しかしここで流動性が確保され、実需のパニック買いも最後のチャンスを求めて殺到すると原油価格は再び垂直上昇すると推定しています。
したがって読者は押し目買いから入るべきです。
「勇気とは、進む時だけでなく、止まって待つ時にも必要とされるものです。」
筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。
原油価格の見通しについて、アーカイブをまとめています。1年は52週あり、それをシーズンごとで4分割(春・夏・秋・冬)すると13週単位となります。今後は1シーズン13週分の記事を更新し、過去の反省もしくは振り返りに関しては、F[…]
原油価格についてよくある質問
原油価格についてよくある質問をまとめました。
原油価格は今後いくらになりますか?
この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。
「マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。
しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。
原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?
速報性としては、X公式・Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。
基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。
そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。
そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。
結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?
下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。
| WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
| FXTF | 0+取引手数料 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| ヒロセ通商 | 2.9 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| 外為ドットコム | 3.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMOクリック証券 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMO外貨 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| IG証券 | 3.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
コスト的に最安値は、ヒロセ通商がベストですが、外為ドットコム・GMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。
またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。
原油CFD取引では、国内シェア11年連続No.1で低コストな「GMOクリック証券」がおすすめです。













