こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
先週のS&P Agriculture Indexは、11日連続となる上昇で引けています。
とくに数年来のカップ&ウィズハンドル型のフォーメーションをブレイクアウトした小麦は先週だけで12%も急騰しています。
実は小麦は、今年の金融市場でも突出して上昇しています。
- 小麦+54.79%
- WTI原油+45.27%
- BRENT原油+45.23
- NASDAQ100+33.7%
- 日経平均+27.08%
- 大豆+23.02%
- コーン+16.52%
- S&P500+12.12%
- 銅+9.98%
- GOLD+4.38%
チャート形状も典型的なスクーズパターンで大きな上昇が期待されます。
小麦は現在のウクライナ戦争が軍事施設の破壊だけでなく、製油所などの破壊から物流設備などのインフラ設備にまで及んでおり、範囲が拡大しています。
黒海地方は世界の小麦輸出の約30%を担う地域であるため、小麦は供給障害の脅威に直接的にさらされているため急騰しているのです。
小麦は確かにロングしているのですが、筆者は今後についてはコーンのほうが上昇トレンドが加速して小麦を追い抜くのではないかと考えています。
今回の記事では、次々と長期トレンドが上昇に転じた農産物の中でもコーンを取り上げます(ファンダメンタルズに関してはXアカウント:cohamizu1で発信します)。
日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油・農産物などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。
農産物CFD取引は、取り扱っている証券会社は極端に絞られますが「IG証券」なら、これらも含む17,000以上の銘柄を扱っており戦略の幅を大きく取ることができます。
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CORN(ZC) 2026年8月第5週市場分析
小麦が3年にも及ぶカップウィズハンドルを突破して急騰していることには触れましたが、筆者はこれ以降はコーンの上昇余地が非常に大きいと考えています。
なぜならホルムズ海峡が閉鎖され続けたため、ここから供給されていた窒素肥料の30%前後が供給途絶になっているからです。
農産物に与える肥料の中でも、窒素・リン酸・カリは重要なもので、特に窒素は植物の生育に直接的な因果関係があります。
そしてコーンは、農作物の中でも窒素肥料への依存度が非常に高い作物です。
すでに「ディーゼル燃料高騰」・「肥料価格高騰」・「輸送コスト上昇」が農家を直撃しています。
大豆は窒素固定が可能ですが、コーンはそうではありません。
そのため、このまま肥料価格上昇が続く場合、最もコスト上昇の影響を受けやすいのがコーンです。
市場は実際の不足が発生する前に将来の供給不足を価格へ織り込み始めるため、中長期では強い追い風になり得ます。
原油もそうですが、市場はホルムズ海峡が閉鎖されている問題をかなり軽視しているか無視してきました。
現在の農産物の価格高騰は、ようやく市場が窒素肥料の供給不足をリスクとして認識し始めたと考えられます。
テクニカル分析では、直近の上昇によってウクライナ戦争時のトップから固定したVWAP(緑線)に達しようとしています。
この下降トレンドを象徴するVWAPをクリアすると下降トレンドが否定され、コーンをショートしていた勢力が含み損に転落し、買戻しを行わざるを得なくなります。
そうなると週足では、6.689まで主要な抵抗がない状態です。
おそらくそこまで上昇するのに時間はかかりません。
アメリカ・イラン紛争により、ホルムズ海峡が閉鎖され窒素肥料の供給が途絶し、原油供給の10%が失われています。
原油価格に対しては、トランプ政権が価格高騰を極端に嫌い介入を繰り返しているため、思うように上昇しませんがディーゼル燃料価格はコントロールできないため止まることなく上昇しています。
おそらく原油を取引するよりも、農産物をロングした方がはやく上昇トレンドの波に乗れるでしょう。

コーン日足分析)いったんはプルバックを待つべき局面
週足で確認できる長期水平線をブレイクアウトした場合、強い上昇が発生しやすいのですがMFIが過熱気味になっている中で飛びつくのは、日足で描画したようにリセットが行われるリスクがあります。
長期的な水平線では、新たに買いを狙っている勢力と、すでに買っており追加を狙っている勢力と、すでに売っていてイーブンで買い戻したい勢力の3つが買いを決意しているところです。
しかし昨年のシルバーのように本格的な上昇トレンドが発生した場合は、浅いプルバックで終わって新たな買い手が次々現れて上昇してしまうリスクがあります。
買いのベストは、5.006付近までのプルバックであることは念頭においてもよいのですが、もう少し浅い箇所の押し目のポイントまたは、下降ウェッジなどの統合が出現するときを狙うのが適切でしょう。
なぜならコーンは、はっきりとしたエリオット波動衝撃波W3が進行中であることが確認でき、少なくとも修正波W4による一定の引き戻しが買いの好機になりうるからです。
ボトムパターンの特徴と活用方法-300x200.webp)
- 主力戦略は、先週のVWAP(黄線)まで浅い押しを待ち、売り吸収(Absorption)確認でロング
- 5.2まで下落してくるケースなら、レジサポ転換買い
- 週明けギャップアップではじまった場合は、FVGを埋めるまで待機です。
累積出来高デルタ(CVD)
4時間足では、価格の切り上がりとCVDの上昇が順行しており、非常に強い状況が確認できます。
したがって何らかのきっかけで急速に売られる場合を除いて、なかなか押し目が見つからない状況になりえます。

オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)
オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向にあります。
またこのオーダーブロックが、突破されると(できれば一発で抜ける状態が望ましい)ブレイカーブロックと呼ばれるものになり、押し目買い・戻り売りのポイントになります。
明確な流動性を吸収するポイントとしてはこういった明確なサポートがかなり遠くまで引き離された状態です。
あっても先週の取引開始直後にできたギャップ程度でしょう。

出来高加重平均価格(VWAP)
VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。
固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。
先週1週間の固定VWAPを黄線、8月月間VWAPを青線、この上昇トレンドの起点を緑線とすると、青線まで戻ることも非常に難しいと考えられます。

コーンCFD取引できる業者間スプレッド比較
コーンのCFD取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。
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こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。
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【結論】農産物市場見通し2026年8月第5週見通し
筆者は小麦をロングしていますが、これ以降強い上昇を達成するのはコーンであると考えています。
よって大豆を利益確定して、コーンへの配分を図る予定です。
筆者は、Xに日々の原油価格の分析・Instagram・Pinterestにも投稿を行っていますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

農産物市場見通しについてよくある質問
農産物市場についてよくある質問をまとめました。
コーンは今後いくらになりますか?
この記事では、主にコーンの価格動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。
「マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。
しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。
農産物市場見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?
速報性としては、X公式・Instagram公式で最新の見解を投稿するようにしています。
基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。
そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。
結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?
下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。
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