2025年第3四半期12週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、思いの外61.70のサポートが強く2度も売り方の挑戦を退けています。

しかし個人投資家のポジションは、かなり買いに傾いたままでポジションが整理されていませんし、それを示す高い出来高も出現していません。

そのため原油を売りから入りつつ、買い方の大きな損切りによるセリングクライマックスを待ちたいと思います。

WTI原油日足20250913
WTI原油日足/逆ヘッド&ショルダーズ
原油価格が大底を迎えるときは、典型的な底打ちパターンである「逆ヘッド&ショルダーズ」が度々出現するため、9月5日の安値を更新してヘッド部分で大底を形成するのを待つ必要があります。
できれば重要な安値を更新したと認識させてから、急反転して底打ちを示唆するスパイクローブリッシュリバーサルなどのプライスアクションが伴うと確信が持てると思います。

この記事では、このように2025年9月第2週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

原油CFD取引では、CFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化したIG証券を取引に活用してください。

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WTI原油 2025年9月第3週テクニカル分析

2025年9月第2週の原油価格の現状は、8月18日あるいは9月5日につけた安値を左肩とする逆ヘッド&ショルダーズを形成して底打ちする可能性が高いと推定します。

ヘッド&ショルダーズは、反転パターンの基本型であり他のパターンはこの応用であるため、基本路線としては中央部分に深い落ち込みを想定しておくべきです。

WTI原油日足/反発パスコース
WTI原油日足/反発パスコース

その大底を推定するには、これまでの高値・安値にトレンドラインを引けば、現在の原油価格がウォルフ波動を形成していることがわかるので、徐々に推定できるレベルになってきています。

ウォルフ波動は、通常内部で5回のリバーサルポイントがあり、最後の⑤でやや行き過ぎた動きをしてから反転します。

その後は、大きな反発局面に移行するため、来週は売りトレンドから脱却し、究極の買い場を模索する週だと言えそうです。

WTI原油週足分析)ウォルフ波動⑤のリバーサルポイントから初動は67ドルまで反発する

WTI原油週足/エリオット波動
WTI原油週足/エリオット波動

WTIは週足ベースでは、5月5日からの反発を衝撃波W1と仮定すると、次は修正波W2が進行していると考えてよいと思います。

  • 5月5日の安値55.30から6月23日の高値78.40が衝撃波W1
  • 6月23日の高値78.40から現在3波構成の修正波W2が進行中

この大底については、ウォルフ波動のリバーサルポイント⑤はスローオーバーする性質があるため正直推定するのは難しいですが、反発したあとは割りと推定することができます。

というのはウォルフ波動ではフォーメーションが完成して反発し始めると、①④を結んだラインまで戻る習性があります。

かつその周辺で最も価格帯出来高が大きいのがちょうど67ドル付近ですので、その前後まで大きな抵抗なく戻ってくると考えています。

その後は、修正波W2が終結し、67ドルまで戻ることで衝撃波W3がスタートすると考えられるので、W3のトップは以下のように概算計算できます。

  • W1の値幅=W1のトップ78.4-W1のボトム55.1=23.3
  • W2のボトム=推定59.8
  • W3のトップ=W2のボトム59.8+(W1の値幅23.3×1.618)=97.49

かなり上昇するという計算になりますが、原油は採掘には不断の投資が必要にも関わらず、低価格が継続したため必要な投資が行われておらず、FEDが金融緩和し需要を促進しだしたときに、需要に対して供給が追いつかなくなる局面が現れれば実現しないとは言い切れないと思います。

現実、原油の投機筋ネットポジションは、極端なショートに傾いており、これらがポジションを決済する行動は大きな買い戻しを伴うということになります。

原油投機筋ポジション

investing:原油 投機的ネットポジション

よって一旦反発しだすと手が付けられないラリーになることは十分あり得ることです。

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2025年第3四半期11週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)逆ヘッド&ショルダーズのボトムの目処

WTI原油日足/反発パスコース
WTI原油日足/反発パスコース

WTI日足では、すでに下向きのウェッジパターンが形成されており、これがウォルフ波動というパターンに近づきつつある点はすでに述べています。

やっかいなのは、最終リバーサルポイント⑤では、やや行き過ぎるケースが数多く見られるため、サポートライン上で反発と考えて逆張りでポジションを取ることはかなり危険なことです。

そのためできるなら、冒頭で述べた通り底打ちを示唆するスパイクローブリッシュリバーサルなどのプライスアクションを待って、その高値をブレイクした水準でエントリーすべきです。

ですがこれは、かなり積極的なトレードのプランであるため、ヘッド部分の大底付近でポジションを取ったとしても、急速な反発による流動性の空白を埋めるため、かなり引き戻されるリスクがつきまといます。

底打ちパターン

したがって、読者は逆ヘッド&ショルダーズのネックラインをブレイクするタイミングを狙えば引き戻されるリスクが少なく力強い上昇が期待できます。

または筆者が記述している、オーダーブロックの記事で説明しているポイントで待ち構えておくことで、大底とまではいかないものの、それにかなり近い好位置でロングポジションを構築できます。

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ヘッド・アンド・ショルダーズのチャートパターンと見つけ方

WTI原油4時間足分析)大底は5月30日に形成されているオーダーブロックが第1候補

WTI原油4時間足20250913
WTI原油4時間足/底打ち示唆

WTI 4時間足では、やはり61.7(筆者が水平線を描画しています)が重要なサポートとなりますが、ブレイクするとかなりの損切りを巻き込んでウォルフ波動の下値支持線付近まで下落が進む見込みです。

途中のサポートとしては、5月30日に形成されているオーダーブロックの水準が59.8~60.8の間であることと、6月2日に生じたギャップが埋められる水準が60.8であることからも60.8あたりが消極的な利益確定ポイントとして挙げられます。

ただその水準では、ウォルフ波動の下値支持線には達しないため、61.7のレジサポ転換を確認後、もう一段下げて下値支持線のサポートをテストしてくる可能性が高いと思います。

ただその付近で発生する値動きは、急反発したり反落したり複雑な動きをするため、反発を示唆するスパイクローブリッシュリバーサルなどのプライスアクションの出現を確認してからでも遅くないでしょう。

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オーダーブロックとは?手法・種類/原油CFDトレードブログ

WTI原油のエリオット波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2025年9月第2週の現状認識

先週の2025年9月第2週までの状況は、当初予想していたとおりには下がらず、いずれも上ヒゲを残した3連続の陽線のあと大陰線を形成し、週末には急速な反発を見せています。

しかし結局、反発は持続せず長大な上ヒゲを残して引けたことから、価格帯別出来高が大きな63.20~63.60で反発の機運を挫かれたと見たほうが良いかもしれません。

したがって61.70レベルのサポートをブレイクするかどうかにかかってきますが、下抜けてウォルフ波動の下値支持線をテストしはじめれば、ようやく大底を迎える状況が到来します。

WTI原油日足/反発パスコース
WTI原油日足/反発パスコース

ただし下落トレンドの最終局面では、買い方が一斉に損切りする局面が予想されますので、下値支持線ではサポートしきれずスローオーバーしてしまうケースには注意が必要です。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
外為ドットコム2.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.81(約530円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券3.810(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の4つです。

  1. IG証券顧客センチメント
  2. 期近~期先のスプレッドチャート
  3. 期待インフレ率
  4. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IG証券クライアントセンチメント

引用:IG証券

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人とって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまうことがあります。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第3四半期11週までの顧客センチメントは、80%→82%→81%→80%→84%→81%とあきらかに個人の買いポジションが整理されていないことから、まだまだ潜在的な売り注文のほうが多く、上値も彼らによる売り注文によって限定的になりやすいと考えられます。

現実、せっかく反発したのにそれが持続せずに引き戻されるのは、損失を欠かせた買いポジションが損失を最小化するために上昇したらすぐに決済したしまうという、損失は限定的で利益はできる限り伸ばすという経済的原理に反した行動をしていることが原因です。

つまりこの買い方が一斉に損切りするセリングクライマックスが発生することで、もはや売り手がいなくなってしまわない限り、本格的な上昇は見込めないということになります。

このIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


  1. CFD取扱銘柄が17,000以上と突出して多く取引機会が豊富
  2. ノックアウトオプションで損失を限定しつつ利益を狙ったり、CFDのポジションをヘッジするなど多彩な戦略を選択可能
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②期近~期先のスプレッドチャート

原油先物スプレッドチャート

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、見たこともない吹き上げ方から急落したあと、一貫して低下しており需給が弱まっていることを示しています。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

コンタンゴ

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

バックワーデーション

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

現状は、再びコンタンゴが進行気味

現状では、OPECプラスによる供給拡大姿勢に押されて、徐々に安値が切り下がっている状態ですが、まだ買い方が諦めきれていない売られ方です。

したがって買い方の僅かな望みを断ち切るような需給の緩みを反映した厳しい投げ売りが必要になってくると思います。

問題はその後、しっかりとしたバックワーデーションが発生するかどうかに注目したいと思います。

③期待インフレ率

原油価格は、あらゆる物価に影響を及ぼすため経済活動にとって非常に重要なものです。

この原油価格の先行指標ともいえるのが、市場が推測するインフレ率を示す「期待インフレ率/BEI(Break Even Inflation rate)」です。

期待インフレ率は、物価連動国債の売買参加者が予測する今後最大10年間(物価連動国債の残存期間次第で10年未満になる場合がある)における年平均物価上昇率を示しており、将来の実際の物価や景気に影響を与え、それらの先行きを予測するうえで重要な指標となります。

実際にこの期待インフレ率は、原油市場よりも大きな債券市場で決定されている点と、原油価格に同調または先行する特徴があるため、定期的に確認しておく必要があります。

今週末までの期待インフレ率は、やはり供給過剰が意識され下降気味に動いています。

期待インフレ率

引用:期待インフレ率

期待インフレ率は若干先行した動きをしており、追随したトレードをすれば良さそうに感じますが、一致する確率は68%~78%の間で2割~3割程度は外れることがあります。

そのためこの指標が下落傾向にあれば「原油は基本売りから入る」、上昇傾向にあれば「基本買いから入る」ことで無用なリスクを低下させることができる指標だと考えればちょうどよいと思います。

④原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば9月は数字の上では、ある程度持ち直す8月に比べて下落する傾向が強い月度になっています。

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

年初からの平均騰落率をインデックス化した場合、9月度はやはり横ばいに推移する傾向にあります。

ただそれ以降、11月に向けては軟化する傾向にあるので、買い方は注意が必要になってきます。

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こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]

原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2025年9月第3週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の反発は、思いの外61.70のサポートが強く2度も売り方の挑戦を退けて反発した場面もありました。

しかし結局63.20~63.60の価格帯に存在する売り注文に押されて引き戻されてしまっています。

WTI原油日足/反発パスコース
WTI原油日足/反発パスコース

ウォルフ波動は、右肩下がりのウェッジフォーメーション内で①②③④⑤と5回のリバーサルポイントがあります。

現在はすでに4回のリバーサルをカウントしているため、最終⑤のリバーサルポイントへの到達を待っている状態です。

したがってウォルフ波動の下値支持線まで下落するかあるいはそれをスローオーバーするレベルまで下落するリスクがあると思います。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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2025年原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
外為ドットコム2.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.81(約530円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券3.810(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、外為ドットコムといったところがベストですが、ヒロセ通商でも誤差の範囲でしょう。

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