ベアフラッグをブレイクしたWTIは$60まで下落する/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI・BRENTは、ともにベアフラッグを下方ブレイクして大きく下落しています。

WTI日足/TradingView

ベアフラッグは、下落トレンド継続型のチャートパターンでブレイクすると急落します。

したがって戻ってくれば売りから入ってターゲットまでポジションを引っ張るスイングトレードに最も向いているチャートパターンといえます。

この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、原油価格のトレードは、GMOクリック証券、DMM CFD、外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。

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原油価格(WTI・BRENT)10月第1週の見通し

10月第1週のWTI原油価格の見通しは、先週ベアフラッグを下方ブレイクしましたので目標値$60までショートポジションを引っ張る戦略がワーク見込みです。

この$60という目標値は中期的なもので、途中一定の戻りをこなしつつ最終的に原油価格は、2023年5月から形成されているシンメトリカルトライアングルで計測された$50もしくはそれを割り込んで$47に達するリスクがあります。

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WTI原油週足分析)シンメトリカルトライアングルを下方ブレイクした長期ターゲットは.62

WTI週足/TradingView

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WTIは週足ベースでは、2023年5月から形成している長大なシンメトリカルトライアングルを下方にブレイクしています。

シンメトリカルトライアングルをブレイクアウトした際のターゲットを計測するには、通常トライアングルの底辺の高さを測り、下落トレンドが開始された起点から垂直に距離を測ります。

  • トライアングル底辺の高さ(36.90)
  • E波頂点84.52-底辺の高さ36.90=ターゲット47.62

先週まで反発してきた原油価格は、このトライアングルの下値支持線をテストして反落したため、この下値支持線の位置が確定しブレイクアウト後のターゲットも確定したと考えて良いでしょう。

原油強気派にとって週足200SMAと同じくこれまでの下落をサポートしてきた下値支持線の下方ブレイクは、シンメトリカルトライアングルが一般的なテクニカル分析の手法であるため買い方に心理的に大きな打撃を広範に与えています。

このように認識される下値目処が大きく広がれば、産油国で構成されているOPEC+の協調減産の意味がなくなり、役割を果たさなくなれば価格カルテルが解消され原油価格はリセットされるリスクがあります。

これは逆オイルショックと呼ばれており、2015年($107.68→$26.05)、2020年($65.65→$-40.32)に発生し、高コストの油田が採算割れで閉鎖して以下のように供給が大幅に低下することで調整されています。

引用:Investing

国際エネルギー機関(IEA)は、すでに非OPEC+の産油国の供給拡大によって、OPEC+が協調減産を続けても2025年には過剰供給に転落することを予測しているため、OPEC+の影響力はかなり弱体化しています。

しかし逆の発想でOPEC+が協調減産を解消すれば、原油価格は急落し非OPEC+の産油国が抱えている高コストな油田は採算割れに追い込まれ、逆に供給過剰が解消されます。

とくにアメリカのシェールオイルはこの影響を大きく受けます。

そのためサウジアラビアが2015年・2020年のような思い切った決断をする可能性は十分にあります。

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WTI原油日足分析)ベアフラッグ下方ブレイクによる中期ターゲットは

WTI日足/TradingView

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WTI日足チャートでは、8月13日を起点としている下落トレンドチャネルが描画でき、その上値抵抗線で原油価格が下落したことが確認できます。
その下落トレンドの角度が鋭角になってきたところで、先週は一時的な原油価格の反発が見られ、右肩上がりの平行チャネルが出現しています。
これはベアフラッグと呼ばれており、その前の急落をポールとして「旗」のように見えることからそのように呼ばれています。
ベアフラッグの特徴は、右肩上がりの平行チャネルを下方にブレイクすると下落トレンドが継続され急落する点です。
この目標値は、起点からポール部分の長さを引くことで下落ターゲットが以下のように求められます。
  • ポールの長さ($77.60-$65.27=$12.33)
  • 下落起点$72.40-$12.33=$60.07
ちょうど下落トレンドチャネル下値支持線まで下落すると仮定すれば、2024年10月8日(火)に$60.07を記録することが推定できます。
それまでシンプルにショートポジションを維持して大きな値幅を狙ったトレードをすることが重要だと思います。
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WTI原油1時間足分析)62EMAを上抜けば69.50まで戻った後に反落するパス

WTI1時間足/TradingView

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WTIは日足からは急落するパスが濃厚であるものの、底値圏で形成したトライアングルを上抜いて9月18日の安値レベル$68.60を奪回しています。
もしアジア時間で$68.60を上回って、先週急落した$69.50まで緩やかな角度で戻ってくるようなら再度ショートする好機になります。
想定しているのは、上昇ウェッジ(Rising Wedge)が形成されてその下値支持線を下抜いて急落が再開するケースです。
または1時間足62EMA($68.60)で叩かれて沈むようなら、考えられてきた以上に原油価格を構成してきたポジションは弱気に傾いており、含み損を抱えた買いポジションが一掃されるレベルまで下落しなければ、力強い反発が得られない可能性もあります。

BRENT北海原油日足分析)ベアフラッグ下方ブレイクによる中期ターゲットは

BRENT日足/TradingView

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BRENT(北海原油)は、WTIに比べてチャートがキレイでトレンドライン・水平線が的確にレジスタンス・サポートとして機能しています。
日足では、同じくベアフラッグが形成されており同じく下抜けています。
目標値はWTIと同じ方法で計算し$63と求められますので、かなりの下落余地を残しています。
こういった下落時のベアフラッグ、または上昇時のブルフラッグは、比較的短期間で急落・急騰するためトレードの好機であると捉えており、良いポジションを取ることで大きな利益に直結します。
そのため金曜日にある程度戻してきたことは、ショートの機会を逃した投資家にとっては絶好の機会が提供されたとみなして良いと思います。
一方で多少反発したからといって、買いから入ってしまうと戻り売りに直面して大きな損失を浴びる可能性が高いため、やはり売りから入るべきでしょう。
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WTI原油・BRENT北海原油のチャート分析について

ここまで原油価格(WTI・BRENT)のトレードについて週足→日足→1時間足で説明してきましたが、基本的にこの記事のトレード手法は4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントを重視したトレード手法を採用しています。

その手法とは、以下の3つです。

  1. 天井圏・底値圏でスパイクorリバーサルをともなうフォールスブレイクアウト
  2. 天井打ち・底打ちの後、1時間足62EMAで押し目・戻り目
  3. トレンド継続のブルフラッグ・ウェッジ(下落トレンドではベアフラッグ・ウェッジ)

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

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先週の2024年9月第4週までの状況は、③トレンド継続パターン「ベアフラッグ」のブレイクアウトが確認できている状態で、原油価格は急落するリスクがあります。

したがってその先週$69.50以上で構築したショートポジションは、ベアフラッグで確認できる$60のターゲットに達するまで利益を伸ばして引っ張るべきです。

このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。

反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。

以上①②③のパターンについて説明しましたが、エントリーにはこれから説明するチャートシステムで分析したうえでエントリーすると良いでしょう。

①分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利

WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。

WTI原油4時間足

一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくい問題があります。

ですので、まずはGMMA(複合型移動平均線)を導入できるTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。

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②無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD

Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。

そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。

MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。

Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。

使い方の一例では、Xで楽天MT4CFDチャートを使った15分足平均足トレードのエントリー方法を具体的な内容で公開しています。

このように短期売買になればなるほど、楽天MT4CFDを利用する優位性が活きてくるでしょう。

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【結論】WTI原油/BRENT北海原油2024年10月第1週見通し

原油価格(WTI・BRENT)の2024年10月第1週の見通しは、ベアフラッグのターゲット$60に向けた下落が進行すると考えられます。

WTI日足/TradingView

原油価格は週末には1%程度反発しましたが、上位足である日足・4時間足の下落トレンドを覆るには至っていません。

したがって週末のように若干の反発が見られれば、戻り売りを行う方針です。

買い勢力がこの劣勢を払拭するには、描画している下落トレンドチャネルをブレイクアウトして新たな上昇トレンドを形成する必要がありますが、FEDの利下げで需要が喚起されるまで時間差がかなりあり、景気後退に対して原油価格は極めて弱いことから下落方向にリスクが高いと考えています。

この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、エントリータイミングを図るには、「楽天MT4CFD」のチャートを活用する方法を読者にはオススメしています。

したがってこの記事で、Trading Viewで週足→日足→4時間足もしくは1時間足で大枠の方向性とターゲットを算出して、楽天MT4CFDで精密なエントリーを行うことで難しいとされる原油市場の攻略を目指しましょう。

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