2026年第4四半期2週 WTI・BRENT原油価格見通し/CFDトレードブログ

2026年第4四半期2週 WTI・BRENT原油価格見通しCFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、上昇トレンドチャネル下値支持線を破るか防衛されるかの攻防戦の末、買い方が押し返し上昇トレンドが再開される可能性が高くなってきました。

WTI日足2026年第4四半期第2週
WTI日足2026年第4四半期第2週

累積出来高デルタも売り方の勢いを指値が吸収している状態を示唆していますが、それにしてもデルタがまだプラス圏に浮上していないため、十分な買い方が戻ってない状態だと判断されます。

完全に買い方が有利になるには、106ドルの直近高値に固定したVWAPを上回って推移し、完全に買い方が主導権を取り戻すことが必須になります。

今回の記事では、買い方が主導権を握り始めたWTIまたはBRENTなど原油価格の見通しについて解説します(ファンダメンタルズに関してはXアカウント:@cohamizu1で発信します)。

日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。

原油CFD取引では、世界的な原油価格の指標であるWTI・BRENTのスプレッド(実質コスト)が2.8pipsと低コストな「IG証券」がおすすめです。

目次

WTI原油 2026年10月第2週テクニカル分析

WTI週足2026年第4四半期第2週
WTI週足2026年第4四半期第2週

現在の相場を支配するトレンドを把握するために、週足の長期チャートから全体像を確認します。

繰り返しお伝えしてきた通り、原油の長期チャートでは数年にわたって上値を抑えつけてきた強固な「下降ウェッジ」がすでに明確にブレイクアウトしています。

その後の急伸後、ブレイクしたポイントまで価格が戻り、新たな買い手を補充して上昇トレンドを形成していると考えています。

そのエリオット波動は、従来通り大きな衝撃波W3が5波構成で進行しており、現在は衝撃波W3ー小波W5だという認識です。

先週の攻防戦では、その上昇トレンドを維持してきた下値支持線が突破されるか否かのギリギリの位置で激しい攻防戦が行われ、後述する「フェイクアウトボトムパターン」が出現し急反発してひけました。

これにより売り方が急速に支配力を喪失して木曜日のNYタイムまでに原油価格は急上昇しています。

ただ日足で述べるようにまだ完全に買い方が主導権を握ったわけではないため、まだ下降トレンドに急転換するリスクが市場には残っています。

WTI原油日足分析)上昇トレンドチャネルの下値支持線割れはひとまず回避

WTI日足2026年第4四半期第2週
WTI日足2026年第4四半期第2週

WTI日足では週足で説明したように上昇トレンド下値支持線が死守され押し返した状態になっています。

パターン認識はフェイクセットアップ

日足レベルのプライスアクションとしては、安値をいったん割れて急速に買い戻されている状態から、「フェイクセットアップ」が有力なパターンです。

ただこれも直近高値96ドルレベルを上回っておらず、直近高値106から固定したVWAP以下の水準でまだ沈んでいるため、売り手はまだ優勢が続いている状況です。

パターン認識でも直近高値固定VWAPをいったん取り戻しても直後に引き落とされて突破を失敗すると大きく下落するケースが多いので、VWAPを突破しただけでなく、それを維持することが重要になってきます。

ブレントは下降ウェッジのブレイクアウトとリターンムーブによる流動性の吸収が完了

BRENT日足2026年第4四半期第2週
BRENT日足2026年第4四半期第2週

BRENTはWTIよりもはるかに強勢で、下降ウェッジを突破した後にリターンムーブで流動性を確保したという認識です。

かつWTIがまだ達成していない直近高値固定VWAPを上回って推移しており、BRENTでは買い手がすでに主導権を握った状態です。

その動きをなぞる限り、WTIも買い手はいずれ有利な方向に転換することは避けられないだろうと考えています。

WTI原油4時間足分析)フェイクアウトにより上昇トレンドが再開される見込み

WTI4時間足2026年第4四半期第2週
WTI4時間足2026年第4四半期第2週

4時間足では、先週までは「内部流動性ボトムパターン」だと考えましたが、さらに安値を割って素早く反転し直近の高値を奪回したため、「フェイクアウトボトムパターン」でボトムを打ったと推定しています。

フェイクアウトボトムパターン728

このフェイクアウト完成を判定するには、下降ウェッジの上値抵抗線を突破する必要がありますが、現実的には10月限と11月限をつなぐと大きなバックワーデーションで5ドル近い落差があるので判定は難しいと考えています。

そこで判定自体はCLX2026(11月限)単体チャートを用いることで判定しました。

その結果、トレンドラインの突破は確認されており、一時ブレイクアウトを確保できずに後退した際もVWAPによって下値を支えられて抜き返しています。

したがって基本路線は、「フェイクアウトボトムパターン」の第5段階を残すのみだと思います。

この点でトレードにおける失敗を未然に防ぐために、「累積出来高デルタ(CVD)」・「オーダーブロック」・「VWAP」という3つの指標を用いて多角的に内部構造を検証しています。

累積出来高デルタ(CVD)が示す「強気リバーサル(吸収)」

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができるインジケーターです。

純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

純粋にモメンタムとして0ラインから順調にデルタが積み上がっており、買い手が有利な状況に傾いており、弱気シグナルは見受けられません。

よって来週は買いから入るべきです。

オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向にあります。

またこのオーダーブロックが、突破されると(できれば一発で抜ける状態が望ましい)ブレイカーブロックと呼ばれるものになり、押し目買い・戻り売りのポイントになります。

オーダーブロック

4時間足は、以前の高値であるミティゲーションブロックで下落が食い止められており、比較的浅い調整で済んでいます。

一方で上値は、後述するVWAPで抑えられており、これを奪回することが「フェイクアウトボトムパターン」の第5段階を加速させる要因になります。

出来高加重平均価格(VWAP)・FRAVP

VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。

固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。

WTI4時間足2026年第4四半期第2週VWAP

筆者の場合は、週固定VWAPを黄線、衝撃波W3-5の起点となる直近安値固定VWAPを青線、高値(106ドル)固定VWAPを緑線としています。

これに週ごとのFRVPを設定すると出来高の観点から以下の点が判明します。

週初は週次VWAPを下回って売り方優勢で進んだものの、重要な安値を割った直後から強力な買いが入ったことで形成が逆転し週次VWAP・POCを完全に上回って推移しています。

この場合、売り手はほとんどが閉じ込められ含み損を抱えた厳しい状態になっています。

ここで形成されたVAHをブレイクアウトして原油価格が上昇し始めると、売り手はカバーリングを余儀なくされ、大きく価格が上昇します。

ただし高値固定VWAPが93.35に位置しているため、これを完全に抜いて安定した推移を始めることが必須になります。

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

CFD業者スプレッドpips最低証拠金取引時間
IG証券2.84,290円7:00~翌6:00
GMOクリック証券3.0690円7:00~翌6:00
楽天証券CFD3.06,900円7:00~翌5:55
外為どっとコム3.66,900円7:00~翌5:55
ヒロセ通商4.9800円7:00~翌6:00

最も低コストなのは、IG証券でその次にGMOクリック証券という順番になります。

また各証券会社は、ハピタスにも広告を掲載しており、経由することでポイントも獲得できます。

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登録+広告利用で紹介特典最大2,400円相当のポイント

【結論】原油価格2026年10月第2週見通し

先週のWTIは、上昇トレンドチャネル下値支持線を破るか防衛されるかの攻防戦の末、買い方が押し返し上昇トレンドが再開される可能性が高くなってきたという認識です。

WTI日足2026年第4四半期第2週エリオット波動

プライスアクションのパターン認識としては、「フェイクアウトボトムパターン」の最終段階である第5段階を加速させようとしています。

ただし完全に買い方が有利になるには、106ドルの直近高値に固定したVWAP=93.25を上回って推移し、完全に買い方が主導権を取り戻すことが必須になります。

来週はその水準を奪回するか、そこで反落するかを見極めることになります。

筆者は、Xに日々の見立て、Instagram・Pinterestにストラテジーを投稿しています。

利用しているSNSが該当していれば、フォローしていただいて随時最新の見通しを確認していただければと思います。

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

ターゲットはいくらか?売買判断は?

これは自分でストラテジーを立案していないと、突発的に逆行した時に対処できないので、ご自分で立案してください。

その際には、実際に取引しているCFD取引業者のレートで再計算し、利益確定・損切ポイントを再計算しエントリーしてください。

基本的なトレード手法はどのように習得すればよいですか?

個人的にはテクニカル分析に関しては、この「マーケットのテクニカル分析」を読めば必要にして十分だと思います。

ただ近年は、筆者のようにオーダーブロック・累積出来高デルタ・VWAP・AVPを用いた分析手法が増えてきており、これらをまとめた書籍はまだない状態です。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

原油CFDの取引コストが最も安いIG証券がお勧めです。

株価指数・原油・ゴールドといったメジャーな商品取引では、国内の取引高が最も多いGMOクリック証券も他の金融商品も揃っておりバランスが取れています。

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