こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、ベネズエラ・イランと相次ぐアメリカの軍事力行使の思惑で買いが先行し、一時59.77まで反発した場面がありました。
先週までは、下落リスクを見込んでいましたが、これにより買いに切り替えてリターンを得ることができました。
しかし引き続き上昇するかというと、供給面で大きな障害が発生する見込みは、現在のところ想定しにくく、依然として供給過剰であることから、上昇は一時的であると考えています。

そのため画像のように修正波W4で形成されたトライアングルパターンから次は下降トレンドを形成してくる可能性があると判断しています。
この記事では、このように2026年1月第2週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。
日本においてはFXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。
近年でも原油CFD取引できる環境は整ってきており、多くの証券・FX会社がシェアを競っています。
原油CFD取引では、実質的なコストであるスプレッドが2.8pipsと低コストな「IG証券」がおすすめです。
WTI原油 2026年1月第2週テクニカル分析
2026年1月第1週までの原油価格の環境認識は、2023年9月末から続く下降トレンドが続いており、イスラエル-イラン紛争で急騰した例外的な動きを除いて一貫して弱気相場が続いていることがわかります。
しかしこの下降トレンドもいつまでも続くというわけではなく、ようやく最終的な下降衝撃波W5を迎えるという認識です。
かつ修正波W4は、トライアングルパターンになりやすいため、すでにトライアングルを下抜けて一時戻ったところから大きな下降トレンドが形成されるか、現状までの値動きでトライアングルが完成してこれから下落していくかのいずれかになると考えています。
いずれもこれから説明するサポートラインを割り込むことで下向きの動きが増幅するため、逆張りで買う手法を好む投資家は注意が必要となります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、反発に持続力が見られず、再び軟調な状況に陥りつつあります。下値を支えているのは、56.85前後のブレイ[…]
WTI原油日足分析)60ドルの回復も難しく、リターンムーブにより47ドル台まで下落するリスクあり

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
WTI原油4時間足分析)56ドルレベルのサポートライン・オーダーブロックの下抜けで価格は50ドル割れへ

WTI原油4時間足でトライアングル上値抵抗線の突破に失敗しています。
このまま2日間の上昇で形成された上昇トレンドラインを割り込めば、今度は崩れだす可能性があります。
かつ下値支持線を割り込むとこれまでレンジ相場で価格が膠着してぃただけに大きく下方向に放たれる可能性も高いと思います。
累積出来高デルタでは弱気ダイバージェンスが確認できる
累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを表すことができます。
4時間足で高値が切り上がっているにも関わらず、CVDが切り下がっている弱気ダイバージェンス現象が見られているため、今度は価格が下落してくるリスクがあります。

決定打になるのは、もう一度価格が下落して形成された安値を結んだ上昇トレンドラインを割り込むことです。
できれば上昇ウェッジが形成されていくと、上値抵抗線でショートポジションを取ることも可能性ですが、下値支持線のブレイクを待ってエントリーしたほうが確実だと考えています。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。チャート画面の下に表示されている出来高(Volume)バーを見て、「これでどうやってチャートの方向性を見出すんだろう?」と悩んだことはないでしょうか?筆者もこれに手を[…]
主要なオーダーブロックは55.6~56.07、下抜けで50ドル割れへ
オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向にあり、VWAPはその固定期間の平均約定価格になります。

したがって原油価格は、反発局面のVWAPをを失陥して前述のトレンドラインを割り込むとこれまで上昇を支えてきた買い方がマイナスに転落するため、ポジションを投げ売りしてくる可能性が高まります。
またこのオーダーブロックが、突破されると(できれば一発で抜ける状態が望ましい)ブレイカーブロックと呼ばれるものになり、押し目買い・戻り売りのポイントになります。
現状下値を支える主要なオーダーブロックは、55.6~56.07で確認でき、それ以外には特には見当たりません。
したがってオーダーブロックを下抜けてしまうと、2025年の安値である54.98レベル付近まで下がって戻っても55.60程度までしか反発が期待できないことになります。
それ以降は勿論サポートは存在せず、47ドルまで急速に下落するリスクを抱えることになります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。トレードをする誰もが天井・大底でポジションを取れないか?押し目・戻り目を的確に捉えられないか?と考えると思います。しかし反発・反落を示唆するローソク足を確認してエント[…]
WTI原油 2026年1月第2週ファンダメンタルズ分析
原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。
原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。
現在の原油先物のスプレッドチャートは、スプレッドが0になる100ラインまで下落しては買い戻される動作を繰り返しており、弱い状況が継続しています。
こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。
期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。
スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。
コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。
期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。
スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。
一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。
バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。
最新ニュースの概要
イランでの抗議活動が激化し、死者増加と全国的なインターネット遮断が報じられ、供給中断懸念を強めています。
これによりリスクプレミアムが上昇し、WTIは2日連続の上昇を記録しています。
また、米国がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束し、石油販売を掌握したことで短期的な供給混乱が懸念され、価格を押し上げました。
ただし、長期的には米国企業(Chevronなど)の投資再開で生産増加が見込まれているため、これはベア要因となります。
ファンダメンタルズ分析
原油の需給は、供給過剰ですが、これが転換してくるのは少なくとも2026年下半期と見積もられています。
Everyone knows that oil market balances are going to be weak in the near term, but what about after that?
What happens to global oil market balances in 2027 and beyond?
We dive deeper in this piece.https://t.co/eKMYN0NHdX pic.twitter.com/E4Q9a3XO8S
— HFI Research (@HFI_Research) November 22, 2025
したがって供給過剰が継続すると考えられる第1四半期においては、原油を買いから入るファンダメンタルズではないことは明確です。
供給面の分析では、非OPEC生産が堅調で、米国、ブラジル、カナダ、ガイアナの増加傾向が続き、2026年に+100万バレル/日超の供給成長予想、これに加えてベネズエラの潜在生産回復(+100万バレル/日可能)が長期的に余剰を拡大しています。
浮遊在庫の低下は一部サポートですが、グローバル余剰(IEA予想: +200万バレル/日)が支配的です。
需要側の分析では、米国ISM製造業47.9と低下中であることと、中国の全体成長も依然として鈍化しており、IEAは2026年需要増加を+70万バレル/日と低水準予想(2009年以来最低、パンデミック除く)となっています。
需給バランスとしては、2026年のグローバル余剰は+200-384万バレル/日と予測されています。
マクロ的観点
グローバルGDP成長率2.2%予想と貿易関税が需要を抑制、Fedの利下げ期待(労働データ弱含み)が一部サポートだが、全体マクロ的観点は下向きです。
トランプ政権の低価格優先(インフレ管理)とベネズエラ掌握が供給増を促し、弱気継続は変更ありません。
イラン・ベネズエラ・ロシアのリスクがプレミアムを押し上げ(オプション市場でブル寄り)ますが、それは一時的なものになりやすいと考えています。
総合分析と来週の見解
これらを総合すると、WTI市場は地政学的リスク(イラン・ベネズエラ)が短期サポートを提供する一方、供給過剰と需要鈍化のファンダが支配的です。
マクロ的には経済・政策圧力が下向きで、余剰規模が上値を重くしています。
ニュースの影響で週間上昇しましたが、余剰予想がリスクプレミアムを抑制し、レンジ内推移が続きやすいと考えています。
現在はアメリカによるイランへの軍事介入が行われていませんので、発生すれば60ドルトライの可能性ありますが、ベースケースは下落によるサポート割れリスクです。
在庫データやOPEC+動向が変数で、56.8サポートテストのリスクが高く、下抜けで47ドル方向の加速下落を警戒したいところです。
WTI原油のエリオット波動分析について
ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。
具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。
- 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
- 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
- トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
2026年1月第1週の現状認識
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、ベネズエラ・イランと相次ぐアメリカの軍事力行使の思惑で買いが先行し、一時59.77まで反発した場面がありました。
しかしそれだけの支援状態がありながら描画しているトライアングルの上値抵抗線を奪回できておりません。
したがって供給面で大きな障害が発生する見込みが想定しにくい現状では、供給過剰懸念により上昇は一時的であると考えています。

そのため画像のように修正波W4で形成されたトライアングルパターンから次は下降トレンドを形成してくる可能性について対応する必要があります。
決定的な動きは、描画しているトライアングルの下値支持線割れです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
原油CFD取引できる業者間スプレッド比較
WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。
| WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
| FXTF | 2.7 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| 外為ドットコム | 3.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMOクリック証券 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMO外貨 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| ヒロセ通商 | 11.3 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
コスト的に最安値は、FXTF・IG証券といったところがベストですが、外為ドットコム・GMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。
またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。
こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。
\高還元率ポイントサイト/
WTI原油の分析精度を高める指標
原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。
代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。
- Liquidity Sentiment Profile
- 金・原油比率
- 原油価格の過去20年月度別平均騰落率
①Liquidity Sentiment Profile

\利用登録無料の高機能チャート/
Liquidity Sentiment Profileとは、Trading Viewに搭載されているツールで右のバーは価格帯別出来高、左はグリーンがネットロング・レッドがネットショートであることを示しています。
つまり出来高の中央値である58ドル前後に価格はマグネットのように回帰しやすいことを示していますが、センチメントはほぼ買い一色です。
現状の価格は、58.73ドルなので、先週の安値を更新するとこれらの新たな買い手が損失を抱えて、損切りを多発させる期待があります。
②金・原油比率
\利用登録無料の高機能チャート/
金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、一旦は長期トレンドラインで急反落しました。
しかしほどなくじりじり上昇が続いて、とうとうトレンドラインを超えた水準で推移するようになっています。
現状は一時的な膠着状態になっていますが、大きく上に放たれる(原油価格のクラッシュ・貴金属の高騰)リスクが続いていると思います。
③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

\利用登録無料の高機能チャート/
これまで原油価格は、2023年度9月から2025年11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。
しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。
グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。
それによれば1月は低迷し続けた期間を脱し、アノマリー上ではようやく堅調な需要に支えられる時期に入ってきたと言えます。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]
【結論】原油価格2026年1月第2週見通し
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、ベネズエラ・イランと相次ぐアメリカの軍事力行使の思惑で買いが先行し、一時59.77まで反発した場面がありました。
しかしそれだけの支援状態がありながら描画しているトライアングルの上値抵抗線を奪回できておりません。
したがって供給面で大きな障害が発生する見込みが想定しにくい現状では、供給過剰懸念により上昇は一時的であると考えています。

そのため画像のように修正波W4で形成されたトライアングルパターンから次は下降トレンドを形成してくる可能性について対応する必要があります。
決定的な動きは、描画しているトライアングルの下値支持線割れであり、トレーダーは50ドルを割り込んだ47ドルを狙うことができると思います。
筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。
原油価格の見通しについて、アーカイブをまとめています。1年は52週あり、それをシーズンごとで4分割(春・夏・秋・冬)すると13週単位となります。今後は1シーズン13週分の記事を更新し、過去の反省もしくは振り返りに関しては、F[…]
原油価格についてよくある質問
原油価格についてよくある質問をまとめました。
原油価格は今後いくらになりますか?
この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。
「マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。
しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。
原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?
速報性としては、X公式・Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。
基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。
そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。
そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。
結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?
下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。
| WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
| FXTF | 2.7 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| 外為ドットコム | 3.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMOクリック証券 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| GMO外貨 | 3.0 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
| ヒロセ通商 | 11.3 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
コスト的に最安値は、FXTF・IG証券といったところがベストですが、外為ドットコム・GMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。
またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。














