2026年第2四半期2週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、停戦の報で117ドルから91ドルまで暴落しましたがトライアングルの下値支持線でサポートされ再び足場を固める週となりました。

今週のWTI原油相場は、市場が過剰に織り込んでいた「偽りの平和(停戦)」が完全に崩壊したことで、ショート勢を焼き尽くす無慈悲なショートスクイーズ(暴騰)を再開し、トライアングルの目標値154.5ドルに向けた上昇を本格化させます。

WTI原油日足2026年第2四半期第2週
WTI原油日足2026年第2四半期第2週

その大きな理由は、市場が週末にかけて期待していた米国・イランの「イスラマバード会談」が完全に破談したからです。

トランプ大統領は今、「外交的エスカレーション」か「大国としての屈辱」かの選択を迫られており、彼の性格上、屈辱を避けるために全力でイランを攻撃し始める(戦線が拡大する)ことは避けられない情勢となっています。

筆者は、イスラマバード会談は互いの主張から考えて歩み寄りはないと考えていたため、引け前にトライアングル下値支持線95.62でロングポジションをとっています。

おそらく介入勢力のショートの買戻しによる「ショートスクイーズを伴う暴騰」が発生し154.50の上値余地を追跡する展開になると予測します。

今回の記事では、この騙し討ちのような急落からの底拾い(4時間足分析)と、トランプ政権のエスカレーションを見据えた第2週の具体的なトレード戦略について徹底解剖していきます。

日本において証拠金取引は、FXが最初に普及していきましたが、株価指数・金・原油などのFX版ともいえるのが、CFD取引と呼ばれる証拠金取引です。

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WTI原油 2026年4月第2週テクニカル分析

WTI原油週足2026年第2四半期第2週下降ウェッジ
WTI原油週足2026年第2四半期第2週

序文で結論付けた「ショートスクイーズを伴う暴騰」を裏付けるテクニカルな理由(Reason)として、まずは大局を支配する週足チャートから解説します。

週足レベルにおいて、154.50ドルという途方もないターゲットが導き出される理由は、以下の2つの強固な構造的ブレイクアウトにあります。

  1. 大前提として、2022年3月から長期間にわたって相場の重しとなっていた巨大な「下降ウェッジ」をすでに明確に上抜けていること
  2. それに加え、3月の乱高下によって「トライアングルパターン」が形成されており、これをブレイクすると154.50がターゲットとなること

この数年がかりの下降ウェッジの突破と、直近のトライアングルのブレイクという強力なテクニカル的根拠により、相場は次なる論理的ターゲットである「154.50ドル」に到達するパスコースに乗ると考えています。

現実的に4月1日と4月8日は介入勢力による原油先物の空売りがありました。

これらの介入による空売りポジションは5月限の取引期限である4月21日までに現物を引き渡すか、買戻し決済しなければなりません。

人類史上最大の需給ひっ迫のさなかで引き渡せる原油を調達することは不可能ですので、介入勢力は4月13日~4月20日までの間に買戻し、それがショートスクイーズによる暴騰につながります。

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WTI原油日足分析)トライアングルパターンのABCDE波動と「E点」へのプルバック警戒

WTI原油日足2026年第2四半期第2週トライアングルパターン
WTI原油日足2026年第2四半期第2週
週足で確認した「154.50ドル」へのパスコースを現実のものとするために、日足レベルでの具体的な値動きのシナリオと、警戒すべきリスクを解剖していきます。
現在の極端な需給逼迫とショート勢の焦りを考慮すれば、このまま一直線に上値抵抗線をブレイクアウトしてほしいところです。
しかし「想定される調整リスク」は常に考慮しておかなければなりません。
テクニカル分析のセオリーにおいて、通常のシンメトリカルトライアングルは、内部で「A・B・C・D・E」という5つのリバーサルポイント(反転の波)を経てから、最終的なブレイクアウトを果たす傾向があります。
現在の相場は、上値抵抗線を試す動きの中で、まさにブレイクアウト直前の攻防を行っています。
ここで警戒すべきは、上抜けに一度失敗し、下値支持線である「E点」に向けて一時的なプルバック(引き戻し)が発生する可能性です。
なぜ、この「E点へのプルバック」をリスクシナリオとして織り込んでおくべきなのでしょうか。
それは、売り方にとっての絶対的なデッドラインである5月限の取引期日(4月21日)まで、まだ「6営業日」残されているからです。
この6営業日は、売り方(介入勢力)にとって「最後の悪あがき」ができる猶予期間です。
彼らは致命的なブレイクアウトを阻止するため、あるいは少しでも有利な位置で買い戻すために、一時的な売り浴びせを行って価格をE点まで押し下げようとする可能性があります。
しかし、前述の通り彼らが現物を調達することは不可能です。
したがって、このE点に向けた下落はトレンドの転換ではなく、単なる「時間稼ぎのノイズ」に過ぎません。
一直線のブレイクアウト(順張りでの追随)はもちろん歓迎ですが、仮にE点へのプルバックが発生した場合、それは4月21日に向けた爆発的なショートスクイーズに乗るための「最後の極上な買い場(押し目)」となります
一直線に抜けるか、E点を経由するか。
どちらのパスコースを辿っても、最終的に売り方が買い戻しを余儀なくされる結末は変わりません。
決して狼狽することなく、冷静に立ち回りましょう。
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シンメトリカルトライアングルとは?トレードのタイミング(上抜け・下抜け・利益確定)は?

WTI原油4時間足分析)Liquidity Sweepからの二番底(Partial Fill)とショートスクイーズの起爆点

WTI原油4時間足2026年第2四半期第2週
WTI原油4時間足2026年第2四半期第2週

日足で想定した「E点へのプルバック」の内部構造を、さらに精緻な4時間足チャートで解剖し、我々がどこで勝負を決定づけるべきかを確認していきましょう。

先週、117ドルから91ドルまで急落した局面は、まさに大口が個人投資家のパニック売りを吸収する「Liquidity Sweep(流動性の吸収)」でした。

大口の買いによって価格は一度自律反発を見せますが、相場はそのまま素直には上がりません。

大口は、この反発に慌てて飛びついた「早すぎる買い手」をもう一度振り落とし、さらなる流動性を再吸収するために「Partial Fill(二番底)」を試しにいきました。

そしてこの二番底の局面で、先ほど日足で確認した「トライアングルの下値支持線」が、鉄壁のサポートとして完璧に機能したのです。

この「下値を試す動き」の背景には、週末にかけて市場が過剰に期待し、原油を売り急いだ「米国とイランのイスラマバード協議」の存在がありました。

しかし、冷静にファンダメンタルズを分析すれば、この協議が成立するはずがないことは明白(それは子供でもわかる内容です)です。

ホルムズ海峡の「完全な開放」を主張するアメリカと、海峡の支配権を維持することこそが「国家の生存権」に直結するイランとで、妥協点など見出せるはずがありません。

当然のように交渉は決裂し、市場の「偽りの平和」は崩れ去り、週明けの力強い反発へと繋がりました。

二番底(95ドル台)で強固なサポートを確認した現在、売り方が完全に逃げ場を失い、買い戻し(ショートカバー)を余儀なくされる決定的なトリガーが存在します。

それが、「直近高値である102.7ドルの突破」です。

4月21日の5月限の決済期限が迫る中、この102.7ドルの防衛線を上抜かれた瞬間、売り方の買い戻しがパニック的に連鎖します。

それにより価格は真空地帯を駆け上がり、最終的には下落の起点となった「116.9~117ドルのオーダーブロック(供給ゾーン)」まで一気に戻りを試す展開になると推測しています。

累積出来高デルタ(CVD)が示す「強気リバーサル(吸収)」

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができます。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

4時間足で価格の安値は右肩上がりに切り上がっているにもかかわらず、画面下部のCVD(累積出来高デルタ)は右肩下がりに切り下がっています。
これは典型的な「強気リバーサル」のシグナルです。
この逆行現象(ダイバージェンス)は、市場のパニックによる「成り行きの売り圧力」を、大口投資家が下値に敷き詰めた巨大な指値注文で密かに買い集め、完全*吸収(Absorption)している決定的な証拠です。
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オーダーブロック(1時間足)が示すレジサポ転換と最終ターゲット

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向にあります。

またこのオーダーブロックが、突破されると(できれば一発で抜ける状態が望ましい)ブレイカーブロックと呼ばれるものになり、押し目買い・戻り売りのポイントになります。

WTI原油1時間足2026年第2四半期第2週
WTI原油1時間足2026年第2四半期第2週

4時間足レベルのオーダーブロックは範囲が広すぎて実際のエントリーには不向きなため、より精密なポイントを探るべく、「WTI原油1時間足2026年第2四半期第2週」のチャートで内部構造を確認します。

現在、価格の上値を抑える抵抗帯として機能しているのが「100.2~102.7ドル」の1時間足オーダーブロックです。

しかし、前述したショートスクイーズの起爆点(102.7ドルの突破)を超えた瞬間、相場のフェーズは一変します。

この抵抗帯は突破された直後に「ブレイカーブロック」へとレジサポ転換し、絶好の「押し目買いの急所」へと役割を変えるのです。

突破後に仮に押し目を作る動きがあったとしても、基本的にはこのブレイカーブロックで強固にサポートされます。

そして価格はさらなる流動性を求めて上昇を続け、最終的には売り方の防衛線である「114.5~117.63ドル」の巨大な上位オーダーブロックまで、一気に戻りを試す展開になると推測しています。

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オーダーブロックとは?手法・種類/原油CFDトレードブログ

出来高加重平均価格(VWAP)が示す「上昇力の回復」とショートカバーの連鎖

VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。

固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。

VWAPの上で推移していれば強気、下で推移していれば弱気と判断されますが、±2σを表示すると行き過ぎたローソク足が、平均回帰で月間VWAPまで戻ってくることも期待されます。

WTI原油4時間足VWAP2026年第2四半期第2週
WTI原油4時間足VWAP2026年第2四半期第2週

4時間足分析の最後に、出来高を伴う相場の基準線であるVWAP(出来高加重平均価格)の動きを確認します。

「WTI原油4時間足VWAP2026年第2四半期第2週」のチャートをご覧ください。

今回の上昇の起点から「固定VWAP(Anchored VWAP)」を描画して分析すると、トランプ政権の介入と停戦の一報による急落局面において、価格が明確にこのVWAPの基準線を下抜けて(失って)いることがわかります。

これにより、相場は一時的に本来の力強い上昇力を失う形となりました。

しかし、私たちが注目すべきはここからの値動きです。

今後、価格が再びこの固定VWAPのラインを上抜けて(回復して)くれば、それは出来高の観点から「売り方が完全に損失(含み損)を抱えている状態」に陥った決定的な証左となります。

VWAP(平均取得単価)を上回った瞬間、売り方は損失を限定するために慌てて買い戻し(ショートカバー)を迫られます。

したがって、このVWAP基準線の回復が起爆剤となり、売り方の強制的な買い戻しを巻き込みながら、再び上昇の勢いが劇的に増していくと考えられます。

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WTI原油 2026年4月第2週ファンダメンタルズ分析

原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。

原油先物スプレッドチャートWTI原油 2026年第2四半期第2週

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、力強い上昇をありもしない停戦を持ち出して日本政府に空売りをさせたことで無理やり崩した内容です。

ですが物理的な需要ひっ迫に無理な価格操作を行っても次々と買い手が現れるだけ無駄であるため、かえって爆圧力が高まり聖書並みの惨事になると思います。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

テクニカル面で導き出された「ショートスクイーズの起爆」というシナリオを、現在のファンダメンタルズが圧倒的な力で後押ししています。
週末にかけて市場が過剰に織り込んでいた「偽りの平和(停戦期待)」は完全に崩壊し、原油市場は再び絶望的な「物理的供給崖」という現実に向き合うことになりました。
今週の相場を支配する、極めて重要な3つのファンダメンタルズ要因を整理します。

1. イスラマバード会談の決裂:「合意ゼロ」で消えた希望的観測

市場が注視していた米国・イラン・パキスタンによるイスラマバード三者会談は、21時間超の協議の末、「合意ゼロ」で終了しました。

米代表団(JD・ヴァンス副大統領ら)は、イラン側が米国の条件を受け入れなかったと明言し退席。

パキスタン側は協議の再開を発表したものの、ホルムズ海峡の支配権、レバノンでの停戦、凍結資産の完全解除などを巡り、両者の主張は依然として絶望的なほど乖離しています。

これにより、市場を覆っていた「停戦」という希望的観測は完全に剥がれ落ち、中東の地政学リスクプレミアムが即座に再燃する材料となりました。トランプ政権側は強気の姿勢を崩していませんが、イランはホルムズ海峡の機雷図を保持したまま通行料徴収を継続しており、緊張状態は全く緩和されていません。

2. 絶望的な「物理的供給崖(Supply Cliff)」の現実

外交交渉が暗礁に乗り上げる中、現場の物理的な供給網は構造的に逼迫したままです。

  • 途方もないタンカー渋滞:ホルムズ海峡を通過する船舶数は依然として極めて少なく(通常140隻前後のところ、過去24時間でわずか5〜10隻程度)、数百隻規模のタンカーバックログ(渋滞)が発生しています。
  • 回復の絶望的な遅れ:仮に今すぐ海峡が開放されたとしても、このバックログの解消に「35〜45日」、さらに生産の正常化には「数週間」の遅れが生じます。
  • ドミノ倒し的な燃料逼迫:日量2,000万バレル超の「供給崖」は一切変わっていません。
    アジアや欧州では燃料の逼迫が継続しており、OPEC+の象徴的な増産も「紙の上だけの数字」に過ぎないのが実態です。
    原油だけでなく、肥料、プラスチック、医薬品など広範なサプライチェーンへの同時打撃が現実化しています。

3. マクロ的観点:「安全資産」としての原油買い

エネルギー価格の高騰はインフレ再燃リスクを急激に高め、市場における米FRB(連邦準備制度理事会)の利下げ期待を後退させています。

株式市場ではリスクオフ(投資回避)の圧力が強まる一方で、実物資産である原油自体には「究極の安全資産」としての買いが入りやすい環境が整っています。

【結論】第2四半期第2週(4月13日週)の予測シナリオと最大の警戒ポイント

以上のテクニカル・ファンダメンタルズの両面から、WTI原油は今週、売り方(ショート勢)を焼き尽くす「マークアップ(吊り上げ)フェーズ」を本格化させることになります。

イスラマバード会談の「合意ゼロ」という事実を受け、4月13日(月)のNYオープンでは、金曜終値近辺(96.5〜97ドル台)から+4〜5%という強いギャップアップ(97〜100ドル台スタート)となる公算が高いと見ています。

来週のメインシナリオ

市場の「希望的観測」が崩れ去り、物理的供給崖という冷酷なデータが再び市場に浸透することで、急反発をメインシナリオとします。
そして直近高値である102.7ドルを突破した瞬間、4月21日の期限に向けた爆発的なショートカバー(買い戻し)が連鎖し、一気に116.9~117ドルのオーダーブロックを目指す展開となるでしょう。

ボラティリティ急変のトリガー

 ただし相場のボラティリティは極めて高く、以下のヘッドラインによる急変リスクには警戒が必要です。
  • 上値スパイク(110ドル超): 協議の完全な決裂、あるいはイスラエルによる攻撃再開の報道。
  • 一時調整(下落ノイズ): 協議再開による「小幅進展」などの報道。
相場において、「物理的な現実(ファンダメンタルズ)が最終的には勝つ」というのが絶対の真理です。
安易なショートは極端なバックワーデーション下では自滅行為に他なりません。
現在のデータと需給環境に基づき、引き続き短期上バイアス・中期強気を維持し、128ドル、そして154.50ドルという歴史的ターゲットへの上昇トレンドに自信を持って追随していきましょう。

WTI原油の波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2026年4月第2週の現状認識

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、停戦の報で117ドルから91ドルまで暴落しましたがトライアングルの下値支持線でサポートされ再び足場を固める週となりました。

今週のWTI原油相場は、市場が過剰に織り込んでいた「偽りの平和(停戦)」が完全に崩壊したことで、ショート勢を焼き尽くす無慈悲なショートスクイーズ(暴騰)を再開し、トライアングルの目標値154.5ドルに向けた上昇を本格化させます。

WTI原油日足2026年第2四半期第2週トライアングルパターン
WTI原油日足2026年第2四半期第2週

しかしまだ問題となる5月限の取引期限まで6営業日あります。

この最中で再度売り崩しの策を考えつかないとも限らないことと(見出しだけで暴走する現在の市場は金融史上最も愚かです)、トライアングルパターンではリバーサルポイントが通常6か所計測される習性があります。

したがって、一気に突破していくケースもありえるもののトライアングル上値抵抗線をテストしてもう一度、流動性を拾って上昇するという2通りのパターンを予想します。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.91(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム3.010(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券3.810(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、ヒロセ通商がベストですが、外為ドットコムGMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。

  1. IG証券顧客センチメント
  2. 金・原油比率
  3. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IG証券クライアントセンチメント2026年第2四半期第2週

引用:IG証券顧客センチメント

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人にとって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまいます。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第4四半期の顧客センチメントでは一時88%まで買いポジションが高まっていましたが、それを頂点として買い戻しが進み先週の39%から現在は64%と乱高下しています。

これは原油価格を急落させた当局の介入と価格操作によるものですが、反対に考えるとさらに買い進める余地が広がったとみるべきです。

あとは極端な強気となる10~20%台まで買いポジションが縮小すれば、そろそろ利益確定の時期になると考えています。

このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


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②金・原油比率

金原油比率2026年第2四半期第2週

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金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、急反落しトレンドが転換し、原油強気の方向に急加速しています。

先週は当局の介入と価格操作により原油価格が急落したため、多少戻っていますがおそらく30付近まで金/原油比率は下落するはずです。

方向性としては、ゴールドの価格の伸び悩みと原油価格の急騰が予想される方向であるため、原油価格の上昇に対してトレンドフォローで追随する手法が有効だと考えています。

③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

これまで原油価格は、2023年度9月から2025年11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば4月はやや停滞しがちな3月を抜けると、アノマリー上では堅調な需要に支えられる時期に入ってきたと言えます。

つまり原油価格の高騰に一層の拍車がかかりやすいと考えてください。

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原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2026年4月第2週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、停戦の報で117ドルから91ドルまで暴落しましたがトライアングルの下値支持線でサポートされ再び足場を固める週となりました。

今週のWTI原油相場は、市場が過剰に織り込んでいた「偽りの平和(停戦)」が完全に崩壊したことで、ショートスクイーズ(暴騰)を再開し、トライアングルの上値抵抗線116~117まで戻る展開が濃厚です。

WTI原油日足2026年第2四半期第2週トライアングルパターン
WTI原油日足2026年第2四半期第2週

しかしこのトライアングルを突破すれば、論理的なターゲットは154.5ドルと一気に上値余地が広がるため、非常に大きな収益機会になります。

しかしまだ問題となる5月限の取引期限まで6営業日あります。

この期間中でトランプ政権が再度売り崩しの策を考えつかないとも限らないことと(見出しだけで暴走する現在の市場は金融市場最も愚かです)、トライアングルパターンではリバーサルポイントが通常ABCDEと6か所計測される習性があります。

したがって、一気に突破していくケースもありえるもののトライアングル上値抵抗線をテストしてもう一度、流動性を拾ってE点(トライアングル下値支持線)まで調整してから上昇するという2通りのパターンを予想します。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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原油価格の見通しについて、アーカイブをまとめています。1年は52週あり、それをシーズンごとで4分割(春・夏・秋・冬)すると13週単位となります。今後は1シーズン13週分の記事を更新し、過去の反省もしくは振り返りに関しては、F[…]

2026年第2四半期原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商2.91(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム3.010(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
IG証券3.810(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、ヒロセ通商がベストですが、外為ドットコムGMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

原油CFD取引では、国内シェア11年連続No.1で低コストな「GMOクリック証券」、または原油CFDスプレッドが2.8pipsと低コストな「IG証券」がおすすめです。

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