2026年第1四半期9週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、強気ペナントをブレイクした状態で前日のローソク足の高値を上回った状態で引けています。

今週末、中東情勢は歴史的な急展開を迎えました。

現地時間の土曜日昼間、イスラエル・アメリカ軍の奇襲攻撃により、イラン最高指導者ハメネイ師を含む軍の上層部が一掃されるという衝撃的な事態が発生しています。

その結果、アフターマーケットの原油価格は67ドルから一時75ドルまで窓を開けて急騰し、現在は72ドル近辺となっています。

WTI原油日足/20260301
WTI原油日足/2026年第1四半期第9週

このようなセンセーショナルなニュースやイベントが起きると、相場は一時的に激しく乱高下します。

しかし、私たち原油取引に取り組む者にとって最も重要なのは、ヘッドラインの刺激に振り回されることではなく、「確かな実需と供給」、そして「長期的なチャートが示す真のトレンド」を見極めることです。

今回の記事では、歴史的な軍事行動を受けた日足のプライスアクションと今後のターゲット「77ドル」へのシナリオ、そして何より「ニュースで乱高下しようとも、長期で見れば原油は極めて強気である」ことを証明する週足の「下降ウェッジ」について詳しく解説していきます。

この記事では、このように2026年3月第1週の原油価格の動向を考察していますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

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WTI原油 2026年3月第1週テクニカル分析

2026年第1四半期9週 WTI原油週足
WTI原油週足/2026年第1四半期第9週

まず、現在のWTI原油市場の全体像を把握するために週足の長期チャートを確認しましょう。

日々飛び交うニュースで価格が上下に振らされると見失いがちですが、長期チャートを見ると、数年にわたって原油価格の上値を抑えつけてきた強固な「下降ウェッジ」がすでに明確にブレイクアウトされていることが確認できます。

この長期にわたる下降ウェッジの突破は、相場環境が根本から強気に転換したことを示す非常に強力なセットアップです。

実は、これまで世界の需給バランスを支えてきた「アメリカのシェールオイル」は、株主還元優先の弊害による投資不足で成長が後退し始めており、従来の需給モデルはすでに崩壊の兆しを見せています。

長期チャートにおける下降ウェッジのブレイクアウトは、こうした「構造的な供給不足への転換」をいち早く織り込んだ結果と言えます。

つまり、相場はすでに「いつでも上昇できる真空地帯」にあり、今回のイラン情勢という地政学リスクは、長期的強気トレンドを加速させるための”スイッチ”に過ぎないのです。

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2026年第1四半期8週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)強気ペナントブレイク後のターゲットは77ドル

WTI原油日足/20260301
WTI原油日足/2026年第1四半期第9週

次に日足チャートに焦点を当て、直近のプライスアクションと予測パスコースを分析します。

先週2月26日に行われたジュネーブ会談は、わずか15分で中断という結果に終わりました。

この会合中に一時63.60ドルまで軟化した原油価格ですが、そこから急速に買い戻され、なんと前日の高値を抜いた67.83ドルで力強くクローズしました。

この強靭な下値の堅さは、市場がすでに週末のアメリカ軍による軍事行動リスクを織り込み始めていた証拠です。

筆者はこのプライスアクション(長大な下ヒゲを伴うスパイクローと翌日の前日の高値を上回るアウトサイド)を確認して、週末の有事を想定し、利益確定の指値をメジャーな上値ターゲットである「77ドル」に引き上げていました。

この77ドルという水準は、以前形成されたトレンド継続型の強気ペナントのブレイクアウト値幅から算出されたテクニカル的に極めて重要な節目です。

現在アフターマーケットで72ドル付近まで急伸していますが(週末の非公式レートであるため参考値ではありますが)、今後のシナリオとしては以下の2つを想定しています。

  • イランの政権交代が泥沼化し、混乱が長期化した場合:供給懸念から原油価格は77ドルを突破しさらに上昇していく。
  • 米国主導ですんなりと傀儡政権が樹立された場合:地政学リスクのプレミアムが剥落し一時調整するも、構造的な強気トレンドに支えられ、テクニカルターゲットである77ドル近辺までの上昇に落ち着く。

いずれにせよ、短期的なニュースのノイズに惑わされず、長期の強気トレンドに乗る押し目買いのスタンスが、現在の市場において最も期待値の高い戦略であると確信しています。

そして日足ベースで重要なのは、上昇トレンドの鉄板パターン「カップウィズハンドル」が確認できることです。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

WTI原油4時間足分析)ワイコフ理論が示す「蓄積フェーズ」の完成と価格爆発

WTI原油4時間足/200260301
WTI原油4時間足/2026年第1四半期第9週

より短い時間軸である4時間足~1時間足チャートを確認すると、ワイコフ理論が示す「蓄積フェーズ」の完成が確認できます。

この理論は、主要な市場参加者が個人投資家から戦略的にポジションを取得する期間です。

つまり62.20~65.50の間で、ショートポジションを刈り取る「Short Rekt」、ロングポジションを刈り取る「Long Rekt」が発生し、主要な市場参加者が個人投資家が手放したポジションによって流動性を吸収しています。

したがってブレイクすれば価格は走るはずですが、原油価格の場合はアメリカ・イラン間の軍事的な緊張の中でさらに膠着を求められ、最終的な会合となった2月26日のジュネーブ会合で和平の期待から、もう一度流動性を確保すべく下押ししています。

そして和平期待が打ち砕かれるやいなや、買い戻しが開始され、間近に迫ったアメリカの武力行使を読み込み、これまでの高値を超えて価格がクローズしています。

累積出来高デルタ(CVD)

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができます。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。

CVD

4時間足では、2月26日のジュネーブ会合の期待による成り行きの売りで累積出来高デルタが切り下がっていますが、後述するオーダーブロック(ブレイカーブロック)により流動性が確保されて急上昇しています。

つまり強気リバーサルが確認できますので、買いポジションは継続すべきです。

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オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向があります。

現在の原油価格では、以前の下落トレンドの最後の高値で形成されたオーダーブロックが一発で突破されたことで、これがブレイカーブロックに転換し、強力なサポートになっています。

WTI原油4時間足/ブレイカーブロック
WTI原油1時間足/ブレイカーブロック

このブレイクパターンは筆者が多用する方法で、オーダーブロックに配置されている流動性を求めて価格が下降ウェッジを形成しながら調整し、そこで流動性を確保することで価格が急騰するパターンです。

それは累積出来高デルタが急速に増加していることでもはっきりわかります。

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オーダーブロックとは?手法・種類/原油CFDトレードブログ

出来高加重平均価格(VWAP)

VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。

固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。

WTI原油4時間足/VWAP
WTI原油4時間足/VWAP

さらに短い時間軸である4時間足の動きを、出来高の観点からより深く掘り下げてみましょう。

2月1日以降の期間でVWAP(出来高加重平均価格)を描画したチャートをご覧ください。

ここまでの値動きは、VWAPに対して±2σのレンジで流動性を確保すべくショートポジションを刈り取る「Short Rekt」、ロングポジションを刈り取る「Long Rekt」は発生して流動性を確保してきました。

そして最終的には、価格がマグネットのように引き寄せられて究極の押し目買いとなる「VWAP」レベルで反発して上昇トレンドが発生しています。

VWAPは市場参加者の売買コストの平均を示す重要なラインであり、ここで反発して下降ウェッジを上抜けて、±2σバンドを押し広げて上昇したということは、出来高を伴った本物の強力な買い圧力が市場を支配し始めた明確な強気シグナルと言えます。

このように、大口投資家(スマートマネー)による「蓄積」が完了し、VWAPの±2σバンドを押し広げるボラティリティブレイクが発生した事実は、相場は極めて上昇しやすい真空地帯へと突入していると解釈できます。

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WTI原油 2026年3月第1週ファンダメンタルズ分析

原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。

原油先物スプレッドチャート20260301
原油先物スプレッドチャート/2026年第1四半期第9週
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原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、上昇傾向から反落しており三角持ち合いよりも上昇トレンドチャネルに移行していると推定されます。

下値支持線まで下落し、一旦下抜けたと誤認させたあと急反発していることが確認できます。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

市場環境と週末の決定的ニュース

今週末に起きた一連の出来事は、原油市場におけるすべての前提を覆す歴史的な転換点となりました。

ジュネーブ会合の決裂と「外交の終焉」

2月26日に行われたジュネーブ会合がわずか15分で決裂したことは、米国・イスラエル連合軍にとって「外交的解決の不可能性」を確認する最終ステップでした。

イラン指導部の壊滅と過去最大規模の軍事作戦

そして2月28日(現地時間)、米国とイスラエルによる大規模な先制攻撃が実行されました。トランプ大統領は、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が死亡したことを公式に発表し、イラン国営メディアもこれを認めています。

この作戦には、イラク戦争以来の最大規模の戦力が投入され、F-22を含む最新鋭機200機以上によって、約500箇所の標的へのピンポイント爆撃が行われました。

ホルムズ海峡封鎖のリスクと報復

指揮系統に致命的な打撃を受けたものの、イラン革命防衛隊はイスラエルや中東の米軍基地へミサイル・無人機による報復を開始したと発表しています。

最も危惧すべきは、世界の石油供給の約20%が通過する「ホルムズ海峡」の封鎖を示唆している点です。

これが実現した場合、原油市場は日量約2,000万バレルの供給途絶という未曾有の事態に直面することになります。

ファンダメンタルズとマクロ的観点:崩壊する世界の需給モデル

刺激的なニュースだけでなく、現在の原油市場が抱える「構造的な脆弱性」を理解することが極めて重要です。

供給サイドの構造的脆弱性(シェールオイルの限界)

これまでもお伝えしてきた通り、米国の石油生産は2020年以来の年間減少を記録しており、かつてのように「価格が上がれば米国がシェールオイルを増産して価格を抑え込む」という余力はすでに乏しい状況です。

世界的な供給不足の顕在化

世界の油田は、年間日量約600万バレルの自然減を起こしており、これを相殺するための新規投資が圧倒的に不足しています。

この脆弱な需給バランスの土台の上で、中東からの供給が途絶えることは致命的と言わざるを得ません。

マクロ的反応:リスクオフとインフレ再燃

今回の事態による原油高は、インフレ期待を急上昇させ、主要国の金利見通しを根底から覆す可能性があります。

金利上昇よりも現物の上昇率がそれを上回り、いわゆる「オイル・ショック」型の相場展開が想定されます。

来週(3月2日週)の予測シナリオ

週明けの市場は、アフターマーケットでの急騰(75)を引き継ぎ、極めて高いボラティリティ(変動率)で始まると予想されます。
現在の状況と今後の展開を踏まえ、来週の原油価格について以下の3つのシナリオを想定しています。
シナリオ
予測価格域
発生条件・根拠
メインシナリオ
$78 〜 $88
ホルムズ海峡での散発的な衝突が続き、米軍によるさらなる空爆が継続する状態。
地政学プレミアムが価格を大きく押し上げる。
パニックシナリオ
$100 〜 $150
イランの政権交代がスムーズに行かず、残党によるテロ組織化と混乱が長期化。
イラン産原油の供給が途絶し、それをOPECプラス増産・非OPECプラスの供給拡大がリカバリーするまで供給減が常態化する。
沈静化シナリオ
$70 〜 $75
イラン軍が完全に無力化され、ホルムズ海峡の安全航行が米軍によって即座に確保された場合。
リスクは後退するものの、構造的な供給不足により価格は底堅く推移。
どのようなシナリオに発展するにせよ、これまでの「長期的な下降ウェッジのブレイクアウト」といったテクニカルの強気サインと、今回のファンダメンタルズの激変が完全に合致しています。
売り向かうのは極めて危険であり、押し目買いが基本戦略となります。

WTI原油のエリオット波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2026年2月第4週の現状認識

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、強気ペナントをブレイクした状態で前日のローソク足の高値を上回った状態で引けています。

WTI原油日足/20260301
WTI原油日足/2026年第1四半期第9週

その前日2月26日には、ジュネーブで行われた会合による和平への期待で原油価格は一時63.60まで下押しましたが、15分程度の確認で中断し破談になるやいなや買い戻され下ヒゲの長いローソク足になっています。

そして翌日のローソク足は、母線の高値を上回る強気のアウトサイド(包み足)で引けています。

そのため筆者は、原油価格に対して極めて強気です。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
FXTF2.710(約5,300円)7:00~翌日6:00
IG証券2.810(約5,300円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム3.010(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商11.31(約530円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、FXTFIG証券といったところがベストですが、外為ドットコムGMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。

  1. 価格帯出来高分析
  2. 金・原油比率
  3. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IG証券顧客センチメント

引用:IG証券顧客センチメント

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人にとって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまいます。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第4四半期の顧客センチメントでは一時88%まで顧客ポジションが高まっていましたが、それを頂点として買い戻しが進み直近では77%から先週の73%へ低下し、現在は75%で推移しています。

この場合、まだまだ弱気ですが、88%もの高水準の弱気傾向から徐々に回復しているため、50%レベルに達するまで大いに上値余地を残しているといえます。

このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

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②金・原油比率

金/原油比率20260301

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金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、急反落しトレンドが転換しています。

これは原油価格にとって非常に大きな変化です。

方向性としては、ゴールドの価格の伸び悩みと原油価格の急騰が予想される方向であるため、原油価格の上昇に対してトレンドフォローで追随する手法が有効だと考えています。

③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば3月は数字の上では、2月の強い状況からやや弱体化する傾向にあるため、上昇トレンドが一服したあとの調整には注意が必要です。

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こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]

原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2026年3月第1週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、強気ペナントをブレイクした状態で前日のローソク足の高値を上回った状態で引けています。

その前日2月26日には、ジュネーブで行われた会合による和平への期待で原油価格は一時63.60まで下押しましたが、15分程度の確認で中断し破談になるやいなや買い戻され、強い下値支持を示唆する下ヒゲの長いローソク足になっています。

そして翌日のローソク足は、前日の高値を上回る強気のアウトサイド(包み足)で引けています。

WTI原油日足/20260301
WTI原油日足/2026年第1四半期第9週

そのため筆者は、週末の軍事力行使をある程度見越して、指値をすべて77ドルに引き上げてポジションをロールオーバーしました。

そして現地時間の土曜日昼間、イスラエル・アメリカ軍の奇襲攻撃により、イラン最高指導者ハメネイ師を含む軍の上層部が一掃されるという衝撃的な事態が発生しています。

その後、残ったイラン政府の捨て身の行動により石油供給の20%を占めるホルムズ海峡が閉鎖されています。

おそらく来週の原油価格は急騰すると思います。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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原油価格の見通しについて、アーカイブをまとめています。1年は52週あり、それをシーズンごとで4分割(春・夏・秋・冬)すると13週単位となります。今後は1シーズン13週分の記事を更新し、過去の反省もしくは振り返りに関しては、F[…]

2026年第1四半期原油価格見通しアーカイブ

原油価格についてよくある質問

原油価格についてよくある質問をまとめました。

原油価格は今後いくらになりますか?

この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド最低取引数量(最低証拠金)取引時間
FXTF2.710(約5,300円)7:00~翌日6:00
IG証券2.810(約5,300円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム3.010(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.01(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商11.31(約530円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、FXTFIG証券といったところがベストですが、外為ドットコムGMOクリック証券でも誤差の範囲でしょう。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

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2026年第1四半期9週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ
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