公共交通機関で利用する交通系ICのなかでも、いつでもどこもでチャージできて様々な決済にも使えるモバイルSuicaは非常に便利です。
このモバイルSuicaへのチャージで高還元なのはViewカード系ですがその中で非常に便利なのが「ビックカメラSuicaカード」です。
今回はモバイルSuicaに高還元率でチャージできる「ビックカメラSuicaカード」を解説します。
ビックカメラSuicaカードの概要
「ビックカメラSuicaカード」の主なスペックは以下のとおりです。
- 交通系電子マネーSuicaへ1.5%還元でクレジットチャージできます。
- ビックカメラで最大11.5%の還元率で買い物できます。
- 年会費税抜477円は一度でも使えば無料
- 国際ブランドはVisa・JCB(JCBが優遇されています)
- 海外旅行保険は自動付帯
- 家族カード不可
- 定期券機能不可
- ETCカードは有料477円
文字通り、大手家電量販店「ビックカメラ」とSuicaを利用する時に力を発揮するカードです。
メインで利用していくには、ETCが有料であったり、家族カードが不可な点が難点ですね。
基本的にはサブカードとして活用していくべきクレジットカードだと思います。
ですが家族カードのところで後述する方法を利用いただければ、擬似的に家族カードのように利用でき還元率も向上できます。
①交通系電子マネーSuicaが1.5%還元でチャージできます。
Suicaチャージで貯まるポイントは1.5%でJREポイントです。
ポイントはクレジットチャージが対象で、毎月1~月末までの期間で利用されたチャージ額の1.5%分のJREポイントが翌月の15日に付与されます。
このポイントをSuicaに新たにチャージすることができます。
チャージに対してポイントが適用されるため、チャージされたSuicaは、何に使っても良くよくあるどこで支払ったら得なのかダメなのかということを考えなくても良いです。
オートチャージにしていたら残高をチェックしたりしなくても良いのでさらに便利です。
利用範囲はJR東日本エリアが有利とおもいきや、北海道でもSuicaのほうがポイント還元率としても有利です。
かなり幅広い範囲で利用できます。
>>Kitacaを使うならSuicaがオトク!最適なクレジットカードを解説!
②ビックカメラで最大11.5%の還元率で買い物できます。
この「ビックカメラSuicaカード」の通常のクレジットカードとして利用した場合のポイント付与は、少しややこしいのですがJREポイントが0.5%+ビックポイント0.5%=1%の還元率となっています。
ビックポイントはビックカメラのポイントでビックカメラのポイントプログラムで、1ポイント=1円として利用できます。
次に、ビックカメラのハウスカードなので、当然ながらビックカメラで決済に利用すると最も得をします。
ビックカメラでは、ビックポイントが現金決済の際に10%、クレジットカードだと8%還元なのですが、この「ビックカメラSuicaカード」はカード払いでも10%のビックポイントが貯まります。
クレジットカード自体のJREポイント0.5%+ビックポイント0.5%に関しては対象外となり10%の還元となります。
ですがSuicaのチャージは1.5%なので、「ビックカメラSuicaカード」でチャージしたSuica支払いを行えば、ビックポイント10%とSuicaチャージ1.5%の合計11.5%の還元が達成できます。
※Suicaへのチャージは2万円が上限です。
ビックカメラ.comでも11%還元!
ビックカメラ.comでは、購入金額に対してビックポイント10%とカード利用のJREポイント0.5%+ビックポイント0.5%が貯まりますので、合計11%のポイント還元率でお買い物ができます。
③年会費税抜477円は一度でも使えば無料です。
気になる年会費は税抜き477円です。
しかし、年間に一度でも使用すると年会費は無料になります。そのため実質年会費無料なカードといっても良いでしょう。
④国際ブランドはVisa・JCB(JCBが優遇されています)
グローバルに利用できるのはVisaブランドなのですが、JCBのほうが優遇されていますので入会時には慎重に選んだほうが良いです。
参考のために国際ブランド別の世界での決済シェアを確認ください。
国際ブランド | 世界売上シェア |
VISA | 50% |
MasterCard | 26% |
UnionPay(銀聯) | 20% |
アメックス | 3% |
JCB | 1% |
- VisaとMasterCardが76%も占めている状況です。
- JCBは世界的には1%ですので、海外利用は非常に困難だと考えて良いと思います。
- Visaブランドを選べば様々なところで利用できますが、「ビックカメラSuicaカード」の海外旅行保険は自動付帯ですのでVisaの選択もありえますね。
- 基本的にはその後の利用もJCBがキャンペーンも優遇されていますので、JCBがオススメです。
- 基本的にはサブカードとして活用ください。
⑤海外旅行保険は自動付帯
「ビックカメラSuicaカード」の海外旅行保険はもっているだけで適用される自動付帯です。
補償項目 | 補償金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 最高50万円 |
疾病治療費用 | 最高50万円 |
- 金額としては潤沢ではないですが、実質無料の年会費のカードとして十分すぎるスペックだと思います。
⑥家族カード不可
ここまでの説明はメリットの点を説明したのですが、デメリットも抑えておきましょう。
「ビックカメラSuicaカード」は家族カードが申し込めません。
ちょっと不便かも知れませんが、擬似的に家族カードのように利用できる方法があります。
しかも還元率もアップします。
方法は以下のとおりですがJCBの場合のみです。
- 【手順1】:ご家族の方が高校生以上であればANA JCB プリペイドカードを発行
- 【手順2】:「ビックカメラSuicaカード」を本人確認サービス「J/Secure」に登録
- 【手順3】:ANA JCB プリペイドカードに「ビックカメラSuicaカード」でチャージ(本人名義でなくてもチャージ可)
ANA JCB プリペイドカードは、プリペイドカードにしては珍しく本人確認サービス「J/Secure」に対応しており、ネットショッピングなどで本人確認のパスワードを入力しなければ決済はできませんのでセキュリティは強固です。
決済そのものの還元率は0.5%(キャッシュバック)、マイルの場合は1,000円毎に5マイルたまります。
>>JCBの提携カードの還元率をギャップアップできる「ANA JCB プリペイドカード」
このANA JCB プリペイドカードをご家族に本人名義で持たせて、プリペイドカードにチャージすれば擬似的ですが、家族カードのように利用できます。
むしろコチラのほうがプリペイドカードですので、残高以上は利用できないため家計の管理としては健全かも知れません。
⑦定期券機能不可
意外ですが、この「ビックカメラSuicaカード」には定期券機能が実装されていません。
定期機能を使う場合は、「ビュー・スイカカード」「ルミネカード」「JRE CARD」になります。
⑧ETCカードは残念ですが有料477円です。
残念な点が、ETCカードが有料である点です。発行すると年会費とは別に税抜477円が確実に課金されます。
そのため他のETCカードをオススメします。
下記の記事にまとめていますのでETCカードに関してはコチラを参照ください。
>>高速道路利用の前にオトクなETCマイレージサービス登録を
ビックカメラSuicaカードの新規入会キャンペーン
2020年10月1日~2021年1月31日まで「ビックカメラSuicaカード」は最大3,000ポイント付与となる新規入会キャンペーンです。
付与されるポイントはSuicaに等価交換可能なJRE POINTです。

ビックカメラSuicaカード新規入会キャンペーン
- 入会申し込み期間:2020年10月1日~2021年1月31日
- カード利用期間:202年3月31日まで
- エントリー:要
- 新規入会(JCBブランド限定)で1,000pt
- カードの利用50,000円ごとに1,000ptプレゼント(最大2,000pt)
まとめ
Suicaへのチャージで1.5%の高還元率で、ビックカメラの利用でも優遇される「ビックカメラSuicaカード」ですが、メイン利用にしては家族カードがない・ETCカードが有料というのがデメリットですので、メインカードにするには難しいところがあります。
車は使ってないということであればETCの部分は考慮せずに、ANA JCB プリペイドカードでチャージして擬似的に利用すればメインカードとしての利用は十分メリットはあるカードです。
ビックカメラSuicaカードの申込みは、ポイントサイト経由ならポイント2重どりです。
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モバイルSuicaチャージで1.5%の高還元率なクレジットカード「ビックカメラSuica(JCB)」カードは、ポイントサイト「ハピタス」経由の申込みで、新規入会特典3,000円相当のJREポイントに加えて、「ハピタス」から6,600円相当のポイントが付与されます。
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