こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
原油市場では上昇トレンドから勢いが停滞しており、当初はトレンド継続型パターン「下降ウェッジ」に移行したと考えていたのですが、2度も上昇を止められており、そのポイントを結ぶと平行チャネルを形成している可能性のほうが高いと認識しはじめています。
またこれまで上値を抑え続けてきた日足62EMA(黄太線)を明確に上抜けていない状態も続いているため、上昇波動3波で72.85ドル以上まで達するには、平行チャネルを終値でブレイク・62EMAも明確に上抜ける必要があると思います。
今回は、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、原油価格のトレードは、GMOクリック証券、DMM CFD、外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。
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原油価格(WTI・BRENT)12月第5週・1月第1週の見通し
12月第5週・1月第1週のWTI原油の見通しは、12月13日(金)の高値から発生した右肩下がりの平行チャネルをブレイクアウトできるかに注目したいと思います。
WTI原油週足分析)長期にわたって膠着したトライアングル上値抵抗線へのトライ
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それにはまず、トライアングルの上値抵抗線となっている72.50付近までの戻りを試すはずです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。WTI原油の向こう一ヶ月の上値目処は1バレル=73ドル半ばで推移すると想定しています。12月はWTI原油にとって、10月~11月の軟調な状態から反発する局面が見られる[…]
WTI原油日足分析)ブルフラッグをブレイクすると72.85が次のターゲット
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ブレイクした場合のターゲットは最初の急上昇の値幅を下降ウェッジの最深部に加えた数値になるため以下の計算で計測します。
- 高値71.38-安値66.94=値幅4.44
- 下降ウェッジ最深部68.41+値幅4.44=72.85
この数値は、USOIL/TradingViewで割り出した数値なのでこれに実際に取引している証券会社の配信レートとの差額を差し引きし、スプレッド分を減算して考えると72.70~70.75が妥当な数値になってくると思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。今回はチャートパターンの一つ『ブル(上昇)フラッグ』について解説します。『ブル(上昇)フラッグ』とは、上昇トレンドを保っている相場が調整によって右肩下がりの平行チャネ[…]
BRENT北海原油日足分析)トライアングルをブレイクすると200SMAがターゲット
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こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。相場はいつも一方方向で推移するわけではなく、どこかで売り方・買い方の勢力が拮抗し「持ち合い」が発生し方向性が一時的に失われることがあります。しかし均衡が破れどちらかの[…]
WTI原油1月度の季節性
1月の原油価格の季節性は、12月に比べて上昇しやすい環境で翌年6月まで続く上昇トレンドが始まりやすい月度です。
したがって上値を長期的に抑えてきた日足62EMAを上抜いて上昇トレンドがはじまると考えられます。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]
WTI原油の季節性インデックス
WTI原油1月曜日別アノマリー
一方でWTI原油は、1月度の曜日別平均騰落率では月曜日が顕著に弱い月度です。
そのため買いを狙うなら、下落しやすい月曜日は様子見として、下落したら火曜日から金曜にかけて反発を狙うという戦略は十分機能しそうです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油には、ランダムに動いていると思われがちですが、月度ごとで上昇しやすい曜日、下降しやすい曜日があります。こういった傾向をデータ化して、チャートを見て判断を下す際のフ[…]
WTI原油のチャート分析について
ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、週足・日足で概要を押さえつつ実際のトレードは4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントを重視したトレード手法を採用しています。
その手法とは、以下の3つです。
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
先週の2024年12月第3週までの状況は、①②については、すでに通過済みで、上昇トレンド継続型パターンである下降ウェッジのブレイクアウトを待つ段階に入っていると思います。
このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。
反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。
以上①②③のパターンについて説明しましたが、エントリーにはこれから説明するチャートシステムで分析したうえでエントリーすると良いでしょう。
①分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利
WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。
一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくい問題があります。
ですので、まずはGMMA(複合型移動平均線)を導入できるTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。
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②無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD
Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。
そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。
MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。
Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。
使い方の一例では、Xで楽天MT4CFDチャートを使った15分足平均足トレードのエントリー方法を具体的な内容で公開しています。
#WTI(#原油)15分平均足トレード基本パターンまとめ
①平均足・15EMA・遅行スパン・DMIのシグナルが一致
②トレンドラインタッチ後、もしくは上位足の押し目・戻り目を狙う
③水平線をブレイクしたところは抵抗がなく伸びる
④ADXの低下もしくはDMIの反転で手仕舞い pic.twitter.com/fvtAhAcI4n— cohamizu (@cohamizu1) September 1, 2024
【結論】WTI/BRENT原油2024年12月第5週・1月第1週見通し
2025年1月の原油価格は、長期にわたる季節性から考慮して、12月に比べて上昇しやすい環境で翌年6月まで続く上昇トレンドが始まりやすい月度であることから買いから入るべきだと考えています。
上昇の目処は、「ブルフラッグ」から計測される72.85ですので、余裕をもって72.70~72.75付近で利益確定できるポジションメイクが求められます。
ロングポジション構築のタイミングは、平行チャネルの上値抵抗線を上抜けてくるきたら、躊躇なくロングを行います。
一方でこの強気の見立てが無効化するのは、描画した上昇トレンドチャネルの下値支持線が破られた場合です。
この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、エントリータイミングを図るには、「楽天MT4CFD」のチャートを活用する方法を読者にはオススメしています。
したがってこの記事で、Trading Viewで週足→日足→4時間足もしくは1時間足で大枠の方向性とターゲットを算出して、楽天MT4CFDで精密なエントリーを行うことで難しいとされる原油市場の攻略を目指しましょう。