こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
2025年5月のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、81ドル台まで上昇する5波構成の上昇波動が本格化するか、再度反落するかの微妙な位置にいます。
週足でチャートを確認すると長大な下ヒゲを伴うスパイクローから引き続き反発傾向を維持していることが確認できます。
先週は、OPECプラス内で減産止めたい派と秩序を維持しよう派との諍いが表面化して下げる場面もありましたが、市場がリスク回避からの混乱が沈静化による200SMAへの回帰で買い戻される動きもあってトライアングルが形成された均衡状態だといえそうです。

大局としては、下向きのクサビ形のウォルフ波動というフォーメーションですので、反発していけば画像のようなパスコースが想定できます。
来週は引き続き反発が継続すると考えていますが、前述したトライアングルを上にブレイクするのか、下に抜けてしまうかで戦略が決定するため、確定したのをまって行動したほうが良いでしょう。
この記事では、2025年5月第1週の原油価格の動向を考察しますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味して利益確定ポイント、損切りポイントを決定してからエントリーしてください。
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WTI原油5月テクニカル分析
現在の原油価格のフェーズは、ようやくヘッド&ショルダーズボトムという底打ちパターンをブレイクアウトしてようやく、上昇しはじめたところです。
といってもその間もOPECプラス会合もあるので、気の抜けない市場環境が続くと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
WTI週足分析)ウォルフ波動④~⑤ライン達成で84ドルまで反発するパスコース

先月序盤で反発を開始したと思っていたのですが、トランプ関税による混乱で一時55ドルまで下げた場面がありました。
その後、次々ニュースを材料にして繰り出される売りをこなしながら買い戻されていっています。
WTIは週足ベースでは、下向きの楔型「ウォルフ波動」を形成し、そのフォーメーションで観測できる①②③④⑤のリバーサルのうち、①~⑤まですべて完了したと推定しています。
「ウォルフ波動」では、⑤のリバーサルポイントから反発したら①と④を結んだラインまで戻ってくるという原則があり、そのとおりに原油価格が推移すれば、9月あたりでトップをつけると仮定すれば82ドルまたは84ドルまで上昇が期待できるということになります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。2025年4月のWTIは、序盤は押される場面もあるものの、81ドル台まで上昇する5波構成の上昇波動を再開すると考えています。[caption id="attachme[…]
なおテクニカル分析における名著「マーケットのテクニカル分析」においては、P196の”天井や底での反転パターンとしてのウェッジ”を参照していただければよいと思います。
WTI原油日足分析)シンメトリカルトライアングルを形成中

先週日足でみたWTIは、上昇したと思えば急速に下落したり方向感が見られませんでした。
水曜日に64.83まで減産計画を遵守していないカザフスタンが、2026年6月まで超過分を減産する計画に従わないと発言し、続けて他の加盟国も6月の増枠を求めたため原油価格は61.55まで急落しました。
しかしこの発言は、いちはやく取り消されてOPECプラスの計画にコミットする内容に訂正されているため、押し目買い優勢となり63ドルまで上昇して引けています。
この動きでOPECプラスの増産に関する供給超過懸念による下押し圧力と、堅調な需要と安価な原油価格を背景にした押し目買いで均衡が生まれてトライアングルパターンになっています。
来週は、シンプルにこれをブレイクした方向で方向性が決まってくると思います。
週足では、前述のように買いが徐々に優勢になっているので、基本的には押し目買い目線でトレードを執行していく方針です。

より詳細に確認すると、底値圏でヘッド&ショルダーズボトムが形成されて、それを次々に繰り出される売りに対して安価な原油価格を背景にした押し目買いも旺盛で、フォーメーションをブレイクしたものの膠着状態に陥ったと考えられます。
しかしこの膠着が敗れてヘッド&ショルダーズボトムのターゲットレベルが生きている場合は、70ドル前半まで反発する動きになると思います。
注意点は、5月5日に予定されているOPECプラス会合で、毎度のことながら方針が発表されるたびに売られるパターンが繰り返される可能性もありますのでロングしたまま会合を超えるのは危険です。
逆にパニック的に売られた場合、思わぬ安値で買え、最後の買い場が提供される好機になる可能性があります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、長大な下ヒゲを伴うスパイクローのローソク足実体を包み込む陽線で引けています。このアウトサイド(日本名:包み[…]
ヘッド&ショルダーズボトムのターゲット計測に関しては、名著「マーケットのテクニカル分析」を参照にされてください。
過去20年間におけるアノマリーでは5月は強気
原油は過去のデータからは、原油は過去のデータによると5月は、軟調な異常値も加えた単純騰落率では、実はもっとも強い月度です。
原油月度別平均騰落率

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グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。
これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。
しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過してし12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。
今年は1月こそ反発していきましたが、それ以降は下落トレンドから脱することができず今に至っています。
そのためシェールオイルの生産が不調となり、予想値を下回り続けた結果、年後半にかけて原油価格が高騰する可能性があります。

年初からの平均騰落率をインデックス化しても、全体的に9月まで上昇する傾向ですので、これまで低い価格で抑えられてきた反動はいずれ発生してくると思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]
WTI原油のトレードについて
ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、月度の見通しで週足・日足で概要を押さえつつ、週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。
具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。
- 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
- 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
- トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
先週の2025年5月第1週までの状況は、②ヘッド&ショルダーズボトムを通過済みで、70ドルに向けた上昇トレンドの発生を待っている状態です。
このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。
反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
原油CFD取引できる業者間スプレッド比較
WTI原油の取引コストは、手数料はありませんが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
GMOクリック証券 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
GMO外貨 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
外為ドットコム | 2.6 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
楽天証券CFD | 2.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日5:55 |
ヒロセ通商 | 2.8 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
それ以外では、GMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできます。
2025年5月WTI原油の見通しまとめ
5月のWTIは、度々原油価格を引き下げているOPECプラス絡みのニュースで下げる場面もあると思いますが、比較的堅調な需要を背景にして買い戻されていくと考えています。

確定するのは、日足レベルのトライアングルをブレイクした段階で、思惑に反して下抜ければ59ドル付近までの下値リスクがありますが、上抜ければ前述の通り70ドル前半まで価格が戻ると考えています。
70ドル台半ばにでもなれば、ある程度の産油に関する採算性があるため、価格の均衡がもたらされトライアングル型の修正波を市場にもたらすと考えています。
この記事では、2025年5月第1週の原油価格の動向を考察しますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味して利益確定ポイント、損切りポイントを決定してからエントリーしてください。
スプレッドはCFD取引におけるブローカーの実質的な手数料で、WTI原油では楽天CFD/2.0pips、外為どっとコムCFD/2.6pipsなどが低コストです。
WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
GMOクリック証券 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
GMO外貨 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
外為ドットコム | 2.6 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
楽天証券CFD | 2.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日5:55 |
ヒロセ通商 | 2.8 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
これらの証券会社への口座開設は、FX・証券会社等の口座開設でトップクラスの還元率を実現している「ハピタス」を経由するだけで、かなりの額のポイントを報酬として受け取ることができます。
筆者は、ハピタスの認定ユーザーですのでこのサイトからの登録で他のサイトよりも多い紹介特典も獲得することができます。