2026年第2四半期7週 WTI原油価格見通し/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、週間で+5.87%の上昇と控えめでした。

しかしそれまで上値を抑えてきたプットオプションによる抑圧装置が完全に外れ、「地政学的リスク」と「物理的需給逼迫」のダブルエンジンによる上昇トレンド回帰が決定づけられた1週間と考えています。

WTI日足 2026年第2四半期第7週
WTI日足 2026年第2四半期第7週

日足レベルでは、介入勢力との攻防による「ダイヤモンドフォーメーション」の渦中にあります。

出来高の観点では、累積出来高デルタ(CVD)は、トレンド継続型の強気リバーサルを明確に示現しています。

これまで相場を急落させてきた情報操作(フェイクニュース)がインサイダー取引調査によって沈静化した今、底堅い実需の買い手が着実に相場を支配し始めています。

さらに、5月15日の大規模OPEX(オプション満期)が通過したことで、価格を一定レンジに縛り付けていた「ガンマピニング」が解除され、上値抵抗線(レジスタンス)を突破しやすい環境が整いました。

5月19日に取引期限を迎える6月限(CLM2026)はすでに「ブルフラッグ」を上抜けており、このブレイクアウトによってまずは117ドルのターゲットが完全に射程圏内に入ったと判断します。

地政学的リスクプレミアムの再燃と過去2番目の規模となる米原油在庫の大幅減少を追い風に、今週は押し目買い優勢で上値を追うトレード戦略を展開します。

今回の記事では、このメインシナリオに沿ったテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を解説します。

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②ノックアウトオプションで損失を限定しつつ利益を狙ったり、CFDのポジションをヘッジするなど多彩な戦略を選択可能
③原油価格の世界的な指標BRENT(北海原油)CFD取引は2.8pipsと低コスト

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WTI原油 2026年5月第3週テクニカル分析

WTI週足 2026年第2四半期第7週
WTI週足 2026年第2四半期第7週

週足チャート(WTI週足 2026年第2四半期第7週)では、長期下降ウェッジをブレイクアウトした後の累積的な保ち合いパターンとして「ダイヤモンドフォーメーション」が形成されています。来週はこの長期保ち合いの分岐点を迎えます。

現在の構造変化における重要なポイントは以下の3点です。

  1. 調整の浅さが示す売り手の弱体化: 直近の調整局面を過去のそれと比較すると、構造的な類似性を保ちつつも、値幅が非常に浅く小規模に留まっています。
    かつては需要(買い手)を見つけるために深い調整が必要でしたが、現在はより高い価格帯で買い手が即座に供給を吸収(Absorption)しています。
    これは売り手の圧力が限界に達している決定的な証拠です。

  2. 主要節目への圧縮(コンプレッション): 大相場の始動は、教科書通りのシグナルではなく下値追いの失敗が確認されて、軽い押し目買いレベルで買いが殺到する状況からはじまることが多いです。
    現在の週足構造はこの条件に近いような気がします。
    蓄積された力が上方向に解放された場合のパスコースとして、直近の117ドル、そして長期上値抵抗線が走る120〜130ドルエリアへの急騰を想定しています。

  3. 米債券利回り(Yields)との強気な同調: 現在、米国の債券利回りも同時にブレイクアウトのセットアップを形成しています。
    このマクロ環境において原油価格と金利が同時に上を向き始めるという事実は、インフレ圧力の再燃と金融引き締めの長期化を市場が織り込み始めている明確なシグナルです。

WTI原油は単なる単体のアセットのチャートを超え、今や「マクロ市場の先行指標」として機能しています。

純粋な価格構造から見ても、市場の力学は徐々に上放れ(120〜130ドル方向へのシフト)を強く支持していると判断されます。

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WTI原油日足分析)エリオット波動第3波の進捗と算出ターゲット「140.37ドル」

WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動
WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動

日足チャート(WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動)をエリオット波動の観点からカウントすると、現在は最も強力な価格の伸びが期待される強気の推進波「第3波(W3)」のインパルス(上昇波動)が本格化している局面です。

主要な波動構成とその現在地は以下の通り定義されます。

  • 修正波ABCの完了: 78.97ドルの強力なサポート帯で明確な底打ちを確認。

  • 推進波W1(第1波): サポートからの初動の反発により、110.93ドルの高値を記録。

  • 修正波W2(第2波): 人為的な売り崩しを実需が吸収し、88.66ドルの浅い押し目で完了。

W3の目標値算定ロジック

エリオット波動の定石に基づき、推進波第1波(W1)の値幅に対して1.618倍の延長(エクステンション)を修正波第2波(W2)の終点に加算することで、第3波(W3)の推定ターゲットが算出されます。

  • W1の値幅 = 110.93 – 78.97 = 31.96
  • W3の推定値幅 = 31.96×1.618 = 51.71
  • W3の目標値 =W2の終点 88.66 + 51.71 = 140.37

したがって、現在のW3におけるテクニカル的な最終到達目標は140.37ドルとなります。

実践的見通し:短期の壁と急騰へのパスコース

当面の戦略としては、すでにW2の終点付近で「流動性の吸収ボトムパターン」で流動性が吸収されている状況を確認できており順調な上昇を続けています。

しかしダイヤモンドフォーメーションの上辺や長期抵抗線が重なる117〜120ドルゾーンのレジスタンスに用心すべきです。

ここはいったん売り圧力が強まりやすいポイントです。

しかし、その節目に到達した際、供給される売り(ショート)を即座に飲み込むような強力な買い(実需の急増や軍事行動再開による戦域拡大など)が確認できた場合は、この真空地帯を一気に突き抜け、140ドルレベルまで急速に価格が跳ね上がるロジックが完全に成立しています。

構造的な優位性は完全に強気派に傾いているため、このターゲットを主軸に置いたロング戦略を継続します。

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Liquidity Sweep(流動性の吸収)ボトムパターンの特徴と活用方法

WTI原油4時間足分析)ブルフラッグ上抜けと、ノイズなき需給の完全反映

WTI4時間足 2026年第2四半期第7週
WTI4時間足 2026年第2四半期第7週

短期的なトレード戦略を決定づける4時間足、および1時間足チャートの分析では、つなぎ足ではなく主力限月である原油先物7月限(CLN2026)の構造を主軸に解説します。

現在のトレード状況としては、1時間足レベルで綺麗に形成されていた強気パターン「ブルフラッグ」の下値支持線、およびその後の明確な上抜け(ブレイクアウト)の局面でロングポジションの構築と追加が完了しており、極めて優位性の高い状態にあります。

このフラッグ分析のセオリーに従えば短期的には117ドル、さらに地政学的エスカレーションが加速した場合は140ドルをターゲットとして追跡する局面です。

日足レベルでは依然として介入勢力との攻防による「ダイヤモンドフォーメーション」の渦中にあり、買い方が完全に勝利を確定させたとは言い切れない警戒感は残ります。

しかし、出来高の内部構造を可視化する累積出来高デルタ(CVD)を確認すると、そこにはトレンド継続型の強気リバーサルが明確に示現しています。

また、5月19日に6月限が最終取引期限(Expiry)を迎えますが、すでに未決済建玉(オープンインタレスト)のロールオーバーはほぼ完了しており、残存する歪みはありません。

ここからは小細工なしに「シンプルな物理需給」がそのまま価格に反映されるため、これも相場を押し上げる強力な追い風となります。

何より心強いのは市場環境のクレンジング(正常化)です。

司法省(DOJ)によるインサイダー取引や予測市場への大規模な調査が開始されて以来、これまで大見出しを乱発して価格を急落させてきたAXIOSのジャーナリストらが一斉に沈黙しました。

不自然な情報操作の手が引いた今、市場は久しぶりに「本来のテクニカルと需給に集中できるクリーンな環境」を取り戻したと言えます。

累積出来高デルタ(CVD)

累積出来高デルタ(CVD)は、期間中の買いと売りの出来高を累積し出来高の勢いを方向性として表すことができます。
純粋にモメンタムとして0ラインから上に変化すれば「買い」、下に変化すれば「売り」と考えても良いですが、リバーサル・ダイバージェンスなどトレンド転換のシグナルとしても有効です。
CVD

例えば今回の原油価格のトライアングル内の値動きでは、直近の安値と現在の安値でCVDを比較すると、明確な強気リバーサルが確認できます。

WTI4時間足 2026年第2四半期第7週CVD
WTI4時間足 2026年第2四半期第7週CVD

売り方向のデルタは直近安値圏よりも切り下がってCVDの谷が深くなっているのに、価格は切り上がっている場合、積極的な成り行きの売りに対して、指値によってそれが抑えられている状況です。

この場合、価格下落を期待した勢力が指値による価格上昇によって損失を抱え始め、損切りして買い戻していくことで急速に上昇していきます。

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オーダーブロック(需要ゾーン・供給ゾーン)

オーダーブロックは、指値注文が集まるところで、価格のトレンドが止められやすい傾向があります。

特にトレンドが出ていて、以前のオーダーブロックを大きな抵抗なく突破すると、ブレイカーブロックに切り替わり、今度は重要な押し目買い・戻り売りのポイントになります。

ブレイカーブロック(Breaker Block)

現在の4時間足チャート(WTI4時間足 2026年第2四半期第7週OB)におけるブレイカーブロックの流動性回収プロセスは、すでに完了しています。

WTI4時間足 2026年第2四半期第7週OB
WTI4時間足 2026年第2四半期第7週OB

第一段階として、Liq cascade(流動性の連鎖巻き込み)による吸収は5月6日に完了しています。

かつての売り建玉のストップロスが密集していたこのブレイカーブロックゾーンは、5月6日に投下された「最後のフェイクニュース」に伴う急落の局面において、注文を連鎖的に巻き込むLiq cascade(リクイディティ・カスケード)を発生させました。

これにより、ゾーンに滞留していた流動性の第一段階の吸収が完了しています。

第二段階として、ダメ押しのPartial Fill(部分的確定注文の回収)が二番底で行われています。

価格が再度このゾーンを試す下押しを見せたものの、残存していた未執行注文(流動性)を完全に飲み干すPartial Fill(部分的補填)が完了。

価格が安値を切り上げるボトムパターンを形成したことで、ブレイカーブロック周辺の売り注文は綺麗に一掃(クレンジング)されました。

それ以降は、買い手がトランプ側にすでに手段が失われていることを気がついて、買いに回るまでゆっくりとした上昇を続けていますが、次の主要OBターゲットである117〜120ドルレベルまで、何の抵抗もなく急速に駆け上がる(ショートスクイズ)公算が極めて高いと判断されます。

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出来高加重平均価格(VWAP)

VWAPはイベント、出来高、価格を考慮したツールで、市場参加者の強気・弱気を判断するほか、抵抗線・支持線として機能します。

固定期間は、日・週・月で区切るのが通常ですが、下降トレンド・上昇トレンド期間で描画しても分析できます。

これまでの反発期間でVWAPバンドを描画すると、中央のVWAPがマグネットのように押し目になっています。

逆にいえば、このVWAPを失陥すると反落していくリスクが高まります。

WTI4時間足 2026年第2四半期第7週VWAP
WTI4時間足 2026年第2四半期第7週VWAP

5月6日に投下された介入勢力による最後の大規模なフェイクニュース(情報の弾幕)の局面では、このVWAP中央線を一度失陥しました。

しかし、この失陥はごく短期間のノイズに留まりました。実需の買い支えによってほどなくVWAP基準線を力強く「奪還」。それ以降は、このラインを割ることなくバンドの上辺を目指して順調な上昇トレンドを維持しています。

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WTI原油 2026年5月第3週ファンダメンタルズ分析

原油のファンダメンタルズ分析は、先物における期先・期近とのスプレッドをTrading Viewで複合チャートにすると視覚化できます。

原油先物スプレッドチャート2026年第2四半期第7週

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原油先物の期近と期先とのスプレッドは、需給状態を端的に表しており、Trading Viewでチャート化するとさらに状況判断がしやすくなりトレードに役立てることができます。

現在の原油先物のスプレッドチャートは、6月限の取引期限である5月19日に向け、限月交代の期近売り圧力が抜け反発しはじめています。

こういったスプレッドの状態は通常、「コンタンゴ」・「バックワーデーション」で分けられます。

期先の価格が期近の価格よりも高い状態をコンタンゴと呼びます。

スプレッドチャートでは下降トレンドになっている状態であり、在庫が多くダブついていたり将来的な供給過剰が予想される場合にこのような現象が見られます。

コンタンゴ幅の拡大は、一般的に弱気な市場心理を示す可能性があります。

期近の価格が期先の価格よりも高い状態をバックワーデーションと呼びます。

スプレッドチャートでは上昇トレンドになっている状態で、現在の需給が逼迫していたり、近い将来の供給不足が懸念されるケースが考えられます。

一般的に原油を必要とする買い手が、将来の原油よりも高い価格を支払っても良いと考えるため、このような価格差が生じるのです。

バックワーデーション幅の拡大は、一般的に強気な市場心理を示す可能性があります。

1. 市場環境:暴かれた虚報の弾幕と「インサイダー取引調査」の影響

これまで原油価格を不自然に急落させてきた、AXIOS(バラク・ラヴィッド)を筆頭とする「和平合意間近」といったフェイクニュースの乱発が、今週はピタリと止まりました。

司法省(DOJ)の介入

米司法省が石油先物市場におけるインサイダー取引、およびPolymarketやKalshiといった予測市場(賭け)に関する大規模な調査を開始しています。

これは公然の秘密として市場参加者によって疑われており、司法省がトランプ政権配下とはいえ、公然と以前のようなフェイクニュース+介入による大規模な売り崩しはし難いと考えられます。

情報操作の沈黙

当局の捜査の手が伸びたことで、AxiosのBarak Ravidなどの特定の当局・情報筋からの特権的アクセスを誇示していた著名ジャーナリストなどのアカウントが静まり返り、意図的な売り崩しが不可能になりました。

ノイズが消滅した結果、相場は実需層の着実な買いの積み上がりを素直に反映するクリーンな環境へと移行しています。

2. 需給データ:EIAが証明した過去2番目の巨額ドロー(在庫激減)

物理市場(現物)における逼迫は、歴史的な異常数値を叩き出しています。

15.46Mバレル(1,546万バレル)の激減

5月15日週の米原油在庫統計(EIAデータ)において、前週比-15.46M bblという、過去2番目の規模となる記録的な在庫激減(ドロー)が観測されました。

限界に達したSPRによる足止め

SPR(戦略石油備蓄)の放出圧力は完全に消化され、ホルムズ海峡の通行量は依然として平時の10%未満。

タンカーのバックログ(足止め)は35〜45日を超えており、実物市場の枯渇は一切緩んでいません。

3. マクロ的観点:債券・為替の混沌と「テック株から原油へ」の資金ローテーション

現在の金融市場は単なる原油単体のアセットを超え、グローバルな「マクロ信号」を発しています。

現在、金融市場は単なる原油単体のアセット予測を超え、グローバルな「マクロストレス信号」を発しています。

筆者がX(旧Twitter)で指摘した通り、いま起きている現象の本質は「エネルギー輸入依存国による猛烈なドル流動性逼迫」と「全資産のキャッシュ化」にあります。その因果関係の連鎖(メカニズム)は以下の通りです。

  • 原油現物価格の上昇
  • 現物購入に大量の「ドル」が必要となる
  • ドル調達のため、原油輸入国の自国通貨に猛烈な売り圧力がかかる(通貨安の進行)
  • ドル流動性を死守し、通貨安を食い止めるため外貨準備(米国債)、ゴールドを売却

ドル流動性ストレスが極限に達した時、市場では価値の優劣に関わらず「最も換金性の高い資産」から順番に現金化のための売りに晒されます。

足元でゴールドやシルバーが急落し、同時に米30年国債利回りが5.10%を突破するなどの世界的な債券利回り暴騰(債券価格の急落)が起きているのは、このドル確保に向けた強制売りのメカニズムが背景にあるからです。

この金利上昇と流動性引き締め(タイトな金融環境)のストレスは、これまで市場を牽引してきたハイテク株や半導体など、バリュエーションの割高な投機的セクターの株価を直撃します(リスク資産のダメージ)。

結果として、市場の余剰資金はこれらのマクロ環境のストレスに耐えられないセクターから、現物資産の裏付けがあり、なおかつ圧倒的な価格決定権を持つ原油、あるいは原油生産(アップストリーム)企業へと明確にローテーション(資金移動)を開始しています。

このドル流動性逼迫のサイクルそのものが原油セクターへの逃避フローを加速させており、市場の力学は原油価格のさらなる上振れ(120〜130ドル方向へのシフト)を強力に支持していると言えます。

WTI原油のエリオット波動分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、筆者は週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。

具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のフラッグ・ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

2026年5月第3週の現状認識

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、これまで原油価格の上昇を許さなかった様々な抑圧装置が完全に外れた状態になっています。

すなわち来週は「地政学的リスク」と「物理的需給逼迫」のダブルエンジンによる上昇トレンド回帰が決定づけられる1週間となると考えています。

WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動
WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動

日足レベルでは、介入勢力との攻防による「ダイヤモンドフォーメーション」の渦中にあり、ブレイクアウトが待たれている状態です。

出来高の観点では、累積出来高デルタ(CVD)は、トレンド継続型の強気リバーサルを明確に示現しています。

これまで相場を急落させてきた情報操作(フェイクニュース)がインサイダー取引調査によって沈静化した今、底堅い実需の買い手が着実に相場を支配し、CVDはプラス圏に伸び始めています。

5月19日に取引期限を迎える6月限(CLM2026)はすでに「ブルフラッグ」を上抜けており、このブレイクアウトによってまずは117ドルのターゲットが完全に射程圏内に入ったと判断します。

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こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]

WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

原油CFD取引できる業者間スプレッド比較

WTI原油の取引コストは、手数料は無料と謳われていますが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。

したがって以下の表の中で取り組みやすいコスト提示をしている業者に口座を開いてトレードすべきです。

WTI原油スプレッド(BRENT)最低取引数量(最低証拠金)取引時間
IG証券2.8~4.8(2.8)10(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.0(5.5)1(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム4.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商4.9(9.9)1(約530円)7:00~翌日6:00
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、GMOクリック証券でもよいのですがIG証券も取引が活発な時間帯では、とくに北海原油で非常に低コストなスプレッドを提示しています。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえますので、事前に登録し忘れずに経由しましょう。

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WTI原油の分析精度を高める指標

原油価格は、商品先物の中でも最もボリュームが大きく、その価格推移はあらゆる物価に影響を及ぼすため、その動きに影響を及ぼす情報がいくつかあります。

代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。

  1. IG証券顧客センチメント
  2. 金・原油比率
  3. 原油価格の過去20年月度別平均騰落率

①IG証券顧客センチメント

IG証券クライアントセンチメント2026年第2四半期第7週

引用:IG証券顧客センチメント

IG証券の口座開設者が閲覧可能なデータが、この顧客センチメントです。

CFD取引ができる業者は数あれど、実際利用している顧客の売買動向を確認できる業者は貴重な存在です。

基本的な考え方は、未決済ポジションが多いということは将来そのポジションが決済されたときに反対に動くと考え、未決済ポジションが増加している方向に進んでいくと考えます。

なぜならテクノロジーがどんなに発達しても、人は利益をすぐに欲しがり損失を先延ばしにするトレードに不向きな性質があるからです。

そのため含み益が出始めるともっと利益を伸ばせる可能性があるのにすぐに決済し、含み損が出始めるとプラスに転じるまで耐えるという、利益を積み重ねているトレーダーとは正反対の行動をとります。

しかし証拠金取引は、レバレッジをかけているため含み損が大きくなると本人とって精神的に耐えられないため損切りするポイントではないのに決済してしまったり、取引ルール的にロスカットといって自動的に決済されてしまいます。

つまり損切りポイントも決めずに「いつかプラスに転じるだろう」という非経済的な期待を持って祈っている敗者の心理を読むことができます。

2025年第4四半期の顧客センチメントでは一時88%まで買いポジションが高まっていましたが、それを頂点として低下がすすみました。

第5週ではフェイクニュースによる暴落が発生したため52%まで買いポジションの整理が進みましたが、第6週では62%まで買いポジションが戻っています。

このポジション推移は、決して強気とは言えませんが、圧倒的に弱気でもなく中立です。

このようにIG証券の顧客センチメントは、直近・日別・週別・月別で推移を確認でき非常に有用ですが、IG証券の口座開設が必須になりますので、開設しておきましょう。

IG証券はCFD・FX・ノックアウトオプションなどのデリバティブに特化した証券会社です。


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②金・原油比率

金原油比率チャート 2026年第2四半期第7週

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金/原油比率は、コロナショックの時のイレギュラーな数値に匹敵する危険な上昇が続いてきましたが、急反落しトレンドが転換しています。

これは原油価格にとって非常に大きな変化です。

方向性としては、ゴールドの価格の伸び悩みと原油価格の急騰が予想される方向であるため、原油価格の上昇に対してトレンドフォローで追随する手法が有効だと考えています。

③原油価格の過去20年月度別平均騰落率

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。

しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過して12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。

グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

それによれば5月は数字の上では、原油価格にとっては強い月度であり、続く6月も堅調な状態が期待できます。

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こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]

原油価格の季節性と売買方針について

【結論】原油価格2026年5月第3週見通し

先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、これまで原油価格の上昇を許さなかった様々な抑圧装置が完全に外れた状態になっています。

すなわち来週は「地政学的リスク」と「物理的需給逼迫」のダブルエンジンによる上昇トレンド回帰が決定づけられる1週間となると考えています。

WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動
WTI日足 2026年第2四半期第7週エリオット波動

日足レベルでは、介入勢力との攻防による「ダイヤモンドフォーメーション」の渦中にあり、ブレイクアウトが待たれている状態です。

出来高の観点では、累積出来高デルタ(CVD)は、トレンド継続型の強気リバーサルを明確に示現しています。

これまで相場を急落させてきた情報操作(フェイクニュース)がインサイダー取引調査によって沈静化した今、底堅い実需の買い手が着実に相場を支配し、CVDはプラス圏に伸び始めています。

5月19日に取引期限を迎える6月限(CLM2026)はすでに「ブルフラッグ」を上抜けており、このブレイクアウトによってまずは117ドルのターゲットが完全に射程圏内に入ったと判断します。

ただしエスカレーションが発生し、戦域が湾岸各国に広がった場合、140ドルへの強気ポジションへ切り替える予定です。

筆者は、X・Facebook・Blueskyいずれにも日々原油価格の見通しを投稿していますので、利用しているSNSが該当していればフォローいただいて、随時最新の見通しを確認していただきたいと思います。

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原油価格についてよくある質問

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この記事では、原油価格の動向を考察していますが、基礎的なテクニカル分析とターゲットの出し方は変わりません。

マーケットのテクニカル分析」などを読破して、ご自分でターゲットを算出することをおすすめします。

しかし実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味したうえで利益確定ポイント・損切りポイントを再計算してからエントリーしてください。

原油価格の見通しについて最新の情報を入手するにはどのSNSをフォローしたらよいか?

速報性としては、X公式Bluesky公式で最新の見解を投稿するようにしています。

基本的に1年は52週=13週×4シーズンで構成されており、月度ごとで見通しを立てるよりも1週間毎、1年間52週で戦略を立案してその都度軌道修正していくべきだと考えています。

そのため今後は、予め作成した13記事を残し、4シーズン×13週単位で更新していく方法をとります。

そして文字数の制約のないFacebookページで投稿した内容を今後の検証材料・アーカイブとして残す形式をとることにしました。

結局どのブローカーで取引を開始すればよいですか?

下記の表に有力なCFD業者を比較して掲載しています。

WTI原油スプレッド(BRENT)最低取引数量(最低証拠金)取引時間
IG証券2.8~4.8(2.8)10(約5,300円)7:00~翌日6:00
GMOクリック証券3.0(5.5)1(約530円)7:00~翌日6:00
GMO外貨3.01(約530円)7:00~翌日6:00
外為ドットコム4.610(約5,300円)7:00~翌日6:00
ヒロセ通商4.9(9.9)1(約530円)7:00~翌日6:00
FXTF0+取引手数料10(約5,300円)7:00~翌日6:00

コスト的に最安値は、GMOクリック証券でもよいのですがIG証券も取引が活発な時間帯では、とくに北海原油で非常に低コストなスプレッドを提示しています。

またGMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできるので、少額から取り組むには最適です。

原油CFD取引では、国内シェア11年連続No.1で低コストな「GMOクリック証券」、または原油CFDスプレッドが2.8pipsと低コストな「IG証券」がおすすめです。

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