こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
原油価格(WTI/BLENT)は、2024年4月23日のレポートの想定通り「ブルフラッグ」を上方ブレイクし、80.88→83.36へ3%もの急上昇を達成しています。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格(WTI/BLENT)は、週末の分析では下落を想定していましたが、現在はそれまでの下落トレンドチャネルを抜けたため調整を終えて再度上昇トレンドに復帰しつつあるという見[…]
WTI原油4時間足チャートを詳細分析すると、この3営業日で「ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム(逆三尊)」を完成させており、底打ちはもやは確定的な状況になりました。
この「ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム(逆三尊)」のターゲットは、ヘッド部分の安値からネックラインまでの値幅2.22をブレイクしたポイントである83.00に加えるとターゲットは85.22付近であると推定できます。
したがって、4月24日の展開はこのまま上昇を継続しターゲットである85.20を達成するか否かという展開が想定されます。
この記事では、毎週記述している原油価格の見通しについて、修正事項が発生すれば追記する目的となっています。分析方法は主にTrading Viewでテクニカル分析を行っています。
Trading Viewは分析ツールとして広く一般的に使われていますが、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので逆に使いにくい部分もあります。
そのため実際には、十分な機能でかつ無料で分析を行うことができる楽天MT4CFDのチャートでトレードのタイミングを図ったほうが、コストも掛からず取り組みやすいと思います。
WTI・BRENT(北海原油)テクニカル分析
原油価格(WTI/BLENT)を日足で確認すると、2022年3月から続いた下落トレンドラインをブレイクしており、上昇トレンドチャネルを形成しています。
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原油価格(WTI/BLENT)日足分析→修正波第4波終了→最終第5波形成中
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通常第5波は、第3波のトップを上回って推移する原則があるため、今回の上昇波動は87.60を上回る上昇波動となりそうです。
この上昇波動のトップは、今回引き直した上昇トレンドチャネルのレジスタンスラインに達したところになりやすいので、ターゲットはこの後の上昇角度によって大きく異なると思います。
したがって、その日毎に上昇トレンドチャネルにリミット(指値)を設定して、その日毎に更新すればよいと思います。
なぜなら、4/19のように突発的な事件で相場が急騰する可能性も捨てきれず、一気に上昇トレンドチャネルのレジスタンスレベルに達することもあるからです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。移動平均線の組み合わせは、トレードの方法によって実に様々ですが、押し目買い・戻り売りで非常に役立っている62EMA(62本指数平滑移動平均線)を紹介します。この移動平[…]
原油価格(WTI/BLENT)4時間足分析→ブルフラッグブレイク
原油価格(WTI/BLENT)を4時間足で確認すると、イスラエルがイランを急襲したとの一報で大きく反発した異常値を無視すれば一定の幅で推移する下落トレンドチャネルであったことがわかります。
今回は、この「ブルフラッグ」をブレイク後、さらにリターンムーブでダメ押しのプルバックもしていますので、いわば「上島さんのゴムパッチン」の世界で引けば引くほど勢いが強くなります。
「ブルフラッグ」はブレイク後は急上昇するトレンド継続型パターンとして知られています。
したがって中東情勢の緊迫化が緩和したことによる原油価格の下落を期待した勢力が、「ブルフラッグ」を認識し失敗を認めて損切りすることによって原油価格はさらに上昇することになります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。今回はチャートパターンの一つ『ブル(上昇)フラッグ』について解説します。『ブル(上昇)フラッグ』とは、上昇トレンドを保っている相場が調整によって右肩下がりの平行チャネ[…]
原油(WTI/BLENT)CFDトレードのポイント
ここまで原油価格(WTI・BRENT)のトレードについて日足→4時間足で説明してきましたが、基本的にこの記事のトレード手法は4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントでトレード方法を採用しています。
- 天井圏・底値圏でスパイクorリバーサルをともなうフォールスブレイクアウト
- 天井打ち・底打ちの後、1時間足62EMAで押し目・戻り目
- トレンド継続のブルフラッグ・ウェッジ(下落トレンドではベアフラッグ・ウェッジ)
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
他には、以下のようにキレイにチャートパターンをまとめて頂いている方もいますが、概ねこのチャートパターンを使い回すことで十分な成果を収めることができるでしょう。
#Traders #XAUUSD #Brent #NASDAQ100 #SPX500 pic.twitter.com/S5IJs8bifJ
— Pitan Invest (@strwp) March 29, 2024
要するに複数あるチャートパーターンの中で得意なものだけを集中的に行って、その方法論ではエキスパートになることが重要ということです。
今回の場合は、上昇トレンドの最終局面である「③トレンド継続のブルフラッグ・ウェッジ」を示現していると考えています。
また原油価格(WTI・BRENT)は前述のとおり、上昇波動の最終局面5波動を開始したと考えられるため、急上昇する相場に取り残されないように安易に利益確定せずできるだけ利益を伸ばす運用が求められます。
分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利(代替は楽天MT4CFD)
WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。
一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくいかも知れません。
ですので、まずはTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。
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無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD
Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。
そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。
MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。
Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。
そのため短期売買になればなるほど、楽天MT4CFDを利用する有用性が生きてくるでしょう。
楽天MT4CFDならS&P500などの株価指数や金・銀・原油などの商品の高機能チャートMT4を無料で閲覧でき、リアルタイムでも取引ができます。
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低コストで少額資金からでも投資できるのはGMOクリック証券
チャートに関しては、Trading Viewまたは楽天MT4CFDで十分な分析ができます。
しかしWTI原油・北海ブレンド原油など世界中のあらゆる投資対象を現物株取引・CFD取引・FX取引により低コストで取引できるのは、GMOクリック証券です。
さらにアップデートにより例えばS&P500では、これまでCFD取引するのに必要だった最低証拠金65,000円前後が1/10の6,500円前後からでも取引できるように大きく改善され他の証券会社と比べて少額からでもスタートできるようになっています。
また実質的な取引コストであるスプレッドでも以下のように低コストです。
CFD取引会社 | S&P500 | WTI原油 | GOLD |
GMOクリック証券 | 0.3pips | 3.0pips | 0.4pips |
IG証券 | 0.6pips | 2.8pips | 0.3pips |
サクソバンク証券 | 0.5pips | 6.0pips | 0.3pips |
OANDA Japan CFD | 0.4pips | 3.0pips | 0.3pips |
DMM CFD | 0.5pips | 3.9pips | 1.2pips |
楽天MT4CFD | 0.5pips | 8.0pips | 2.7pips |
このようにGMOクリック証券はコスト面でも優れており、株価指数・商品・外国株を少額からでも取引できるメリットがあります。
そのためか取引高シェアにおいても証券CFDでは72%・商品CFDでは65%など「国内店頭CFD取引高9年連続No,1(GMOクリック証券調べ2014年1月〜2022年12月)」になっている証券会社です。
スタートは、GMOクリック証券からはじめてみましょう。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。ネット証券は国内株式手数料無料化に踏み切ったSBI証券・楽天証券の口座を保有してない方はいないと思いますが、今回紹介するGMOクリック証券は、両者と比較しても国内株式の手数料が安[…]
【結論】原油(WTI/BLENT)ブルフラッグブレイク!最終第5波開始
WTI・BRENTの2024年4月第4週の見通しは、下落するという当初の目論見から日足62EMAからの反発成功で最終第5波動を開始する見通しへ変更します。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。来週の原油価格(WTI・BRENT)に関しては、下落を予想しています。ただ中東情勢は、突発的なアクシデントも十分あり得るため週跨ぎでポジションをもたずノーポジションで[…]
改めて4時間足を確認すると、底値圏で底打ちを示す「ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム(逆三尊)」を完成させ、上昇トレンド継続型の「ブルフラッグ」の右肩下がりの平行チャネルもブレイクしていることがわかります。
売り方にとっては、底打ち反発を示すパターンが出現している現状を自身の分析により認識するはずですので、ショートを維持しつづけると大きな損失を招く可能性を考慮し一斉に損切りを開始するはずです。
したがって今週は、未決済ショートポジションの損切りによって原油価格の急上昇が期待できます。