【2025年3月第4週】WTIは2ヶ月続いた下降トレンドラインをブレイクアウト/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

WTI原油は、2ヶ月間も続いた下降トレンドラインをブレイクアウトして上昇トレンドに転換する可能性が高まっています。

上昇波動のカウントから考慮すると、現状は5波構成のW3-₃が進行中しており、CL1(WTI原油先物)のターゲットは71.28と計算されます。

【2025年3月第4週】WTIは2ヶ月続いた下降トレンドラインをブレイクアウト/原油CFDトレードブログ
WTI日足/TradingView

このW3を構成する5小波構成は、まず65.29の安値から68.50への反発を推進波W3-1、66.09までの引き戻しを修正波W3-2とカウントしており、現在は推進波W3-3が進行しておりトップは71.28で計画しています。

今回は、その理由と今後の買い戦略について解説していきます。

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WTI原油 2025年3月第4週テクニカル分析

WTI原油は、2ヶ月間も続いた下降トレンドラインをブレイクアウトし、ようやく上昇トレンドが確定しウォルフ波動の下値支持線と④-⑤から反発コースもほぼ推定できる状態になったと思います。

WTI週足20250323
WTI週足/TradingView

この右肩下がりの「ウォルフ波動」では、始点からリバーサルポイントを5つを経て反発局面にはいると①ー④を結んだトレンドラインまで反発する習性があります。

原油価格は12月で底を打ち翌年6月まで上昇していくアノマリーから考えると、6月末まで上昇が継続するパスコースを引けば84ドル付近まで反発する案が浮上してきます。

下降トレンドラインをブレイクしたばかりなので、いまはまだトレンドのごく初期段階でしょう。

したがって68ドル前後のレベルから84ドルまで23%もの上昇を狙えるのは非常に魅力的だといえると思います。

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WTI原油日足分析)5波構成の上昇トレンドW5のトップは最小値75.68、最大値は78.88

WTI日足20250323
WTI日足/TradingView

2ヶ月ぶりに下降トレンドラインをブレイクし、CCIもブルベアの境界線である0ラインを超えてきて強気転換しています。

ただしGMMAでは、長期線の束を実線・短期線の束がまだ上抜いておらず、強力な上昇トレンドはまだ発生しておらず、大きな引き戻しも散発的に発生する場面です。

環境認識は、WTI原油が3月11日につけた65.29の安値から68.50への反発を推進波W1、66.09までの引き戻しを修正波W2と推定しており、現在は推進波W3が進行しています。

エリオット波動

推進波W3がターゲットを達成後、修正波W4が発生しますが、W1とW2で形成された平行チャネルの上値抵抗線でサポートでされて最終推進波W5を形成するのが一般的です。

そのW5のトップは以下のように求められます。

  • W1の値幅=W1のトップ68.50-W1のボトム65.29=3.21
  • W5の最大値=(W1の値幅3.21×3.236)+W1のトップ68.50=75.68
  • W5の最小値=(W1の値幅3.21×3.236)+W1のボトム65.29=78.88

このターゲット値に関しては、W3のターゲットに比べて目安になるサポート・レジスタンスが見当たらないため、目標値としてはやや心もとない点があります。

よってW5に至る利益確定目安を特定するのは、かなり難しいかもしれません。

そこである程度の目安を特定するためにW5がピークアウトしたときにCCIが弱気ダイバージェンスとなったのを確認して利益確定する方法に頼るしかないかもしれません。

現在のCCIは、ブルベアの境界線である0ラインを2月20日以来に突破しており、上昇トレンドの発生はむしろこれからだと思います。

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WTI原油4時間足分析)W3のトップは71.28と推定される

WTI4時間足20250323
WTI4時間足/TradingView

2ヶ月ぶりに下降トレンドラインをブレイクし、日足とは異なりGMMAでは、長期線の束を実線・短期線の束が上抜いて、長期線の束も収束し上向きに反転し始めており上昇トレンドが発生する直前という環境認識です。

エリオット波動においてW3のターゲットは通常時は以下のように求められます(取引しているブローカーの提示しているプライスを当てはめて計算してください)。

  • W1の値幅=W1のトップ68.50-W1のボトム65.29=3.21
  • W2のボトム=66.09
  • W3のトップ=(W1の値幅3.21×1.618)+W2のボトム66.09=71.28

W3の長さは、W1×1.618である場合が一般的で、2.168倍・3.168倍にまで拡張する場合もあります。

先週の段階では、GMMAの反転が見られず、強力な引き戻しも発生しましたが乱高下の末、徐々に上昇トレンドが期待できる状況に変化してきたといえると思います。

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WTI原油の季節性・投機筋ポジション・センチメント

もうすでに3月どころか4月に入りそうな時期に差し掛かっていますが、原油は過去のデータによると4月は一転して強気になるケースが多いです。

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。

4月は、オレンジ色のバーでは3.1%、白色のバーでも3.1%と2月に次いで高い平均リターンです。

したがって上昇トレンドに入れば強気を維持すべきだと思います。

WTI原油季節性インデックス

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

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原油価格は2月が弱いですが、3月~4月が強い傾向になっています。

ここまで3月は強いというよりもむしろ横ばいですが、最終週は強い値動きを期待したいところです。

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原油価格の季節性と売買方針について

原油のセンチメント

bullish oil bets fall to near

出典:Bullish oil bets fall to near/Bloomberg

原油のセンチメントは、2010年以来の弱気に落ち込んでいます。

このようなセンチメントの弱体化は、これまでの事例からむしろ買いの好機であることが多く、65.30ドルレベルの安値は歴史的な安値になった可能性が高いと思います。

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原油の投機筋ポジション

原油投機筋ポジション

出典:CFTC Crude Oil Non-Commercial Net Positions

2025年1月15日を境に下降トレンドを続けてきた期間中、投機筋も一貫してロングポジションを減らしてきましたが、ここ2週間はネットロングの増加へ反転し買い集めている状況が見受けられます。

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原油のファンダメンタルズ-見過ごされがちなゆがみ

HFI RESEARCHによると原油のファンダメンタルズは、現状の価格が将来の急騰を招くと予測しています。

アメリカのシェールオイルは、パーミアンが中心的な役割で原油供給の7%を担っています。

バイデン政権下の脱炭素政策で投資を抑制された、同地域は供給を十分に拡大できない中で生産性の低い油井や新たな油井を開発する事はできず、生産を維持するための生産性の高い油井を優先的に掘ってしまっています。

このシェールオイルの生産量は、2023年11月にピークを迎えた後、生産量が伸びずむしろ低下しています。

枯渇のパラドックス

出典:The Depletion Paradox

対数ハバート線形化のツールでは、各盆地の採掘可能な埋蔵量を正確に推定し生産ピーク時期を推定できます。

そしてほとんどのシェール盆地は埋蔵量の30%が生産されると産出量がピークに達すると予測されており、すでにシェールオイルは28~32%、シェールガスは30~34%採掘されているため、今後6ヶ月で生産量が大幅なマイナスに転落すると予測されています。

採掘されていない場所で新たな油井を掘ればよいのではないかと思うかも知れませんが、採掘されていないのは地質が悪く効率が悪いために採掘されなかったという事実を見落としていると思います。

ということはアメリカのシェールオイル生産は、今後は市場が織り込んできたよりも少なくなってしまう可能性があります。

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なぜこの原油価格帯が、将来の価格急騰を招くのか…

【結論】WTI原油2025年3月第4週見通し

WTI原油は、2ヶ月間も続いた下降トレンドラインをブレイクし、反転上昇しようとしています。

先週までは68ドル半ばの上値抵抗帯で伸び悩みましたが、売り方がこの防衛に失敗し買い戻していく過程で急速に上昇していくと思われます。

WTI日足20250323
WTI日足/TradingView

そのターゲットは最低でも進行中のW3=71.28、W5=75.88が到達すべき水準だと考えられます。

いずれにしても供給が予測を下回り続けているファンダメンタルズに比べて、原油市場のセンチメントが極端に悪く、これは逆に売られすぎているとみなして買いをいれる好機だと判断しています。

この記事では、このように原油価格の見通しについて分析していますが、実際のWTI・BRENTのトレードは、日本ではGMOクリック証券、DMM CFD外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。

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