【2025年1月第5週】WTIは底打ちを示唆するInverted Hammerが出現!/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

WTI原油は、先週トレンド転換を示唆するスパイクハイを週足単位で示現した後、反発することなく下落し続けかなり弱気なチャートになっています。

WTI週足20250127
WTI週足

この状態だとさらなる下落を連想させますが、筆者は反発し86.~87ドルを再び奪還すると考えています。

WTI手書きチャート

WTI原油は、日足で確認すると理想的な5波構成の上昇波動の途中であり、1月第3週で第3推進波が終了し、先週は第4修正波が進行したので、読者はショートで利益を獲得できたはずです。

しかし原則として第4修正波は、第1推進波のトップと重複することはなく、第1波と第2波で作成した平行チャネル上値抵抗線で通常は反発します。

そこで先週ロングを敢行したのですが(おぼえている読者は多いと思います)、下落トレンドの上値抵抗線を突破できず、とどめのトランプ発言で平行チャネルの上値抵抗線を下抜けて、74ドル割れまで下落し売られ過ぎの状態になっています。

よって今回は、ここから反発するのかもっと下落するのか、反発するポイントはどこに位置するのかをテーマにして考察したいと思います。

今回は、このように原油取引の週単位の見通しについて分析していますが、原油価格のトレードは、GMOクリック証券、DMM CFD外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。

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原油価格1月第5週の見通し(テクニカル分析)

先週の原油価格は、先週の見通し通り週足200SMAに到達後、1週間下落し続け、期近~期先で大きくひらいた価格差(スプレッド)は、1月3日の急騰前の水準に是正されています。

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【Weekly】WTIは反落のリスクが高まる今後の下落目処は?/原油CFDトレードブログ

ここから調整は十分と見て反転を狙うか、売りの勢いが加速すると見て売り続けるか、判断は分かれるところです。

WTI週足20250127MT4
WTI週足/MT4

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筆者の判断は、描画している長期下落トレンドラインまで一旦戻る動作(リターンムーブ)をこなして反発が確認できれば、冒頭で触れた上昇波動の第5推進波に復帰すると考えています。

問題はどの水準で反転し、どの水準を上回れば反転したと判断できるのかという点です。

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WTI原油の見通し【2025年1月】/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)下落はブロードニングフォーメーションによる急騰前の水準で止められInverted Hammerを示現

WTI日足20250127MT4
WTI日足/MT4

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先週WTIは、72.85ドルまで引き戻しが発生すると記述しましたが、1月10日に発生したブロードニングフォーメーションのブレイクによる急騰が発生した水準で下落がとまり、底打ちを示唆するInverted Hammerが出現しています。
つまりトレンド継続型のフォーメーションをブレイクして急騰したときに発生したFVG(流動性ギャップ)を埋めて、それ以上は下がらなかったという結果になります。
つまり価格が引き寄せられる要素がなくなったと考えて良いと思います。
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①プライスアクション)Inverted Hammer

WTI原油が一旦ブレイクアウトした長期下落トレンドラインに戻ってきた(リターンムーブ)ポイントでInverted Hammerが出現しています。
Inverted Hammerは、天井圏で出現すると上昇トレンドが下降トレンドに変化した可能性を示唆しますが、下降トレンドの最中で出現すると意味合いが変わってきます。
Inverted Hammer
伸びた上ヒゲは、売り勢力が利益確定を行った痕跡であり、最後の売り手が参入して価格が抑えられたものの、高まりつつある買い圧力によって、最後の売り手が負けて買い戻しを行うと(翌日以降の陽線)、下降トレンドが逆転し上昇トレンドに転換します。
最近では、ゴールド市場で12月19日に出現し、弱気相場をひっくり返して上昇トレンドに転換させています(筆者は長期投資でゴールドに投資しており追加投資を行っています)。
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GOLD日足/MT4

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この事例一つとってもInverted Hammerは反転を示唆するプライスアクションであり、特に前日に大陰線が出現した状態では効力は大きいと判断できます。

なぜかというと、大陰線のあとに長い上ヒゲが出現したということは、もはや売り手が存在しなくなったため、売り方がこれ以上の利益を期待できないため利益確定を開始したという痕跡だからです。

確かに売り手が途中で参入したため価格は抑えられていますが、その売り手は最後にやってきた投機筋で新たな買い手により押し返され、彼らが損失に耐えきれず買い戻すことで売りトレンドが買いトレンドに覆ります。

もっとも確定的になるのは、翌日以降に新たな買い手が出現して大陽線となるかどうかにかかっています。

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②CCI)リバーサルシグナルで上昇トレンド継続

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WTI日足/CCI

CCIは0ラインより上は強気、下は弱気とされますが、強気相場では0ライン前後まで調整すると反転上昇するケースが非常に多いとされます。

CCIで弱気のダイバージェンスが出現して原油価格は下落しましたが、0ライン前後で反転した場合、前回の反転ポイントよりも低くなっているにも関わらず実際の価格は前回よりも高い位置であるため、トレンド継続を示すリバーサルシグナルが出現します。

もちろん月曜日以降続落すれば、0ラインを割り込んで弱気相場に突入したとみなされますので、やはり月曜日以降で大陽線が出現してCCIが反転する必要があります。

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③出来高)過去5本のローソク足を上回るボリュームで陽線が出現すること

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WTI日足/MT4

出来高で確認すると、1月13日以来低下が続いており、週足200SMAに達したところを頂点として、刻一刻と手放されていった状況が確認できます。

下落トレンドでは、陰線で出来高が大きくなるのが通常ですので、出来高が低下している現状は買いポジションを手放している状態で、「調整」だと判断できます。

したがって、底打ちを示唆するInverted Hammerが出現した以上は、それを確定付ける大陽線と過去5日間(下落トレンドだった先週)を上回る出来高が必要です。

それが確認できるとポジションを手放すという後処理のような動きではなく、新たな買い手が参入したことが立証されるからです。

BRENT北海原油日足分析)WTIと同じく新たな買い手が参入するか否かを確認する局面

BRENT日足20250127楽天MT4
BRENT日足/楽天MT4

先週BRENTは、黒三兵を示現して下落トレンドに転落する可能性を示唆しましたが、やはり1週間継続して下落しています。

しかし週末金曜日には、CCIが0ライン近辺まで調整しているところでWTIと同じくInverted Hammerを示現しています。

出来高ではなく出来高を元にしたA/Dで確認するとやはり、低下し続けて買いポジションが手放され続けてきたことがわかります。

したがって、やはりInverted Hammer単独で決定づけられるものではなく、このA/Dが上向くほどの出来高を伴う大陽線との組み合わせで買い参入するのが望ましいと思います。

WTI原油1月度の季節性

原油価格には、季節性があり強気で問題ない時期と弱気になりやすい傾向の時期があり、1月度は比較的強い月度です。

WTI原油月度別騰落率

1月の原油価格の季節性は、平均騰落率は+2.4%と1上昇しやすい環境で翌年6月まで続く上昇トレンドが始まりやすい特性がある月度です。

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

しかし年度のスタートを100としたインデックスで見ると最初の上昇から中旬にかけて引き戻される傾向にあるようです。

こういった事例は直近でも見られます。

  1. 2024年1月29日から▼9.94%反落し、2月2日になって底打ち
  2. 2023年1月27日から▼12.41%反落し、2月6日になって底打ち
  3. 2020年1月8日から▼24.87%反落し、2月4日になって底打ち

いずれの例も直前までは12月で底打ちして、売り込まれていた価格が是正されて上昇したあとの反動で下落しています。

原油価格の季節性

しかしその後、押し目をつけたあと2月は非常に強く推移し、3月まで上昇する傾向にあります。
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原油価格の季節性と売買方針について

WTI原油1月曜日別騰落率・勝率

WTI1月度平均騰落率・勝率

一方でWTI原油は、1月度の曜日別平均騰落率では月曜日が顕著に弱い月度です。

そのため買いを狙うなら、下落しやすい月曜日は様子見として、下落したら火曜日から金曜にかけて反発を狙うという戦略は十分機能しそうです。

1月第5週は、それまでの流れから月曜日の午前中は売り込まれる可能性が高いと思います。

しかしそこから買い戻されていくシナリオも考えられます。

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WTI原油のチャート分析について

ここまでWTI原油について日足で説明してきましたが、月度の見通しで週足・日足で概要を押さえつつ、週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

先週の2025年1月第4週までの状況は、①②③についてはすでに通過済みで、最後の大波3波の小波5最終波が終了して、大波第4修正波が発生している状況です。

したがって今度は、この第4修正波がどこで終了するのかという目処になります。

このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。

反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。

以上①②③のパターンについて説明しましたが、エントリーにはこれから説明するチャートシステムで分析したうえでエントリーすると良いでしょう。

①分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利

WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。

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WTI原油4時間足

一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくい問題があります。

ですので、まずはGMMA(複合型移動平均線)を導入できるTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。

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②無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD

Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。

そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。

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使い方の一例では、Xで楽天MT4CFDチャートを使った15分足平均足トレードのエントリー方法を具体的な内容で公開しています。

このように短期売買になればなるほど、楽天MT4CFDを利用する優位性が活きてくるでしょう。

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【結論】WTI/BRENT原油2025年1月第5週見通し

2025年1月の原油価格は、目標値の週足200SMAに達したことと、ここ最近の13週~14週サイクルに達して反落しています。

WTI日足20250127
WTI日足/TradingView

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しかしすでに第1波と2波を使って描画した平行チャネル上値抵抗線などの反発すべきポイントに差し掛かっています。

トランプ発言により、本来期待された反発ポイントから下抜けてしまっていますが、却って買い手の投げ売りが相次いだことでもはや売り手がいなくなり、翌日売り方による利益確定が行われた証跡であるInverted Hammerが出現しています。

つまり現在の位置は売られ過ぎだと思います。

よって1月27日以降、過去5日間を上回る出来高を伴い大陽線が出現すれば、上昇波動第4修正波が終了したと評価して、買いから入ることができます。

この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについて分析していますが、エントリータイミングを図るには、「楽天MT4CFD」のチャートを活用する方法を読者にはオススメしています。

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