【Weekly】WTIは反落のリスクが高まる今後の下落目処は?/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

WTI原油は、先週想定した高値到達ポイント週足200SMAに達し、トレンド転換を示唆するスパイクハイを週足単位で示現しています。

WTI週足/20250120
WTI週足/TradingView

かつ2023年9月以来続いてきた下落トレンドラインの明確な上抜けにも失敗している点と、この下落期間中13週程度でサイクルを打っており、すでに14週目を過ぎているため、先週で当面の高値をつけた可能性があります。

WTI週足/タイムサイクル
WTI週足/タイムサイクル

したがって今回は、原油価格が高値を打ったという前提で、どこで押し目をつけて再上昇するのか、またそのポイントを下抜ければどこまで下落するリスクがあるのかを考えておいて対応しようと思います。

今回は、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、原油価格のトレードは、GMOクリック証券、DMM CFD外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。

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原油価格1月第4週の見通し(テクニカル分析)

先週の原油価格は、先週の見通し通り週足200SMAに到達しました。

その後、失速し週単位のローソク足でトレンド転換を示唆するスパイクハイを示現しています。

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【Weekly】WTIは上昇トレンド継続!下落トレンドラインにトライ/原油CFDトレードブログ

スパイクハイは上ヒゲが長く実体の短いローソク足で、原油を買っていた勢力がこれ以上の上昇余地を想定せず利益確定したことが推定できます。

したがって今後は、原油に対して新たな買い手が現れるまで原油価格の引き戻しが想定されます。

WTI週足/20250120
WTI週足/TradingView

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つまりシンメトリカルトライアングルのブレイクアウトに失敗したと判定できますので、一旦2023年9月と同水準の95ドルレベルへの到達はキャンセルされます。

問題は、新たな買い手が現れる水準はどこになるのかというところです。

具体的には、72ドル台から80ドル台までの上昇が急速であったため、流動性においてサポートされるポイントが少ない点を考慮すべきだと思います。

したがって上昇波動4波がサポートされ上昇を開始した11/7の高値水準=72.85がひとまず目安になります。

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【2025年1月第5週】WTIは底打ちを示唆するInverted Hammerが出現!/原油CFDトレードブログ

WTI原油日足分析)下落トレンドラインブレイク失敗(フォールスブレイクアウト)

WTI日足20250122
WTI日足/TradingView

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WTIは週足で確認するとシンメトリカルトライアングルのブレイクアウト失敗が確認できます。
したがってここから価格の引き戻しが、前述の72.85まで発生すると考えてよいでしょう。
複数のラインが引いてあってわかりにくいですが、ブレイクアウトに失敗したトレンドライン・水平線は主に以下の2つが挙げられます。
  1. 2023年9月から続く下落トレンドライン
  2. 2024年8月26日の高値水準から引いた水平線(もしくは10/8の高値更新に失敗した水準)

基本的に一旦ブレイクした水平線やトレンドラインの維持に失敗し再びラインを割り込んだ場合、フォールスブレイクアウト(偽りの突破)となって逆方向にトレンドが進みます。

弱気へのフォールスブレイクアウト

重要なトレンドラインや水平線では、こういった教科書通りのブレイクアウトに追随した勢力に高値で買わせて、売り崩すことで彼らの損切りを誘って急落を引き出すというケースが頻繁に見られます。

損切りが発生するのは、間違いなく画像で示した上昇トレンドラインが破られたところで、客観的に見ても買い方にとっては損切りするかドテンショートするか瀬戸際に迫られているように見えます。

したがって今週の動きは、上昇5波構成が終了し、修正波ABC波が進行している状態です。

その中で推進A波がどこまで伸びて、修正B波でどこまで戻って、推進C波で72.85へ到達するパスコースを画像で提示しています。

概ねこれに沿って作戦を立案すれば良いと思います。

このような教科書的なテクニカル分析の否定であるフォールスブレイクアウト(偽りの突破)は、意外と書籍にはまとめられているものは少ないため、プライスアクションの教科書で事前に習得すべきです。

>>パターンを覚えるだけで勝率7割超! FXチャートの読み方 〜欧米投資家が好んで使うプライスアクションの教科書65P

プライスアクションの教科書:陳満咲杜(著)

BRENT北海原油日足分析)長期下落トレンドラインへのリターンムーブ

BRENT日足20250121
BRENT日足/TradingView

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BRENTもWTIと同じく黒三兵を示現して引き戻されており、下落トレンドに陥った可能性があります。

黒三兵

引用:Strike/Three Black Crows

ただトライアングル内に引き戻されてしまったWTIと比べると、いち早く下落トレンドラインをブレイクしているため、一度ブレイクしたラインに戻ってくるリターンムーブである可能性も捨てきれない状況です。

ただその前提条件は、トランプ第二期政権が発表した「エネルギー非常事態宣言」による原油・ガスの採掘拡大が失敗に終わり、OPEC+による減産計画やイランへの制裁による供給停止分を補えない場合です。

そのため非OPEC+産油国の供給が予定を下回り続けているか、それとも想定以上にも伸びているのかを確認しておく必要があります。

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シンメトリカルトライアングルとは?トレードのタイミング(上抜け・下抜け・利益確定)は?

WTI原油1月度の季節性

原油価格には、季節性があり強気で問題ない時期と弱気になりやすい傾向の時期があり、1月度は強い月度です。

WTI原油月度別騰落率

1月の原油価格の季節性は、平均騰落率は+2.4%と1上昇しやすい環境で翌年6月まで続く上昇トレンドが始まりやすい月度です。

原油価格の季節性
原油価格の季節性/TradingView

しかし年度のスタートを100としたインデックスで見ると最初の上昇から中旬にかけて引き戻される傾向にあるようです。

したがってブロードニングフォーメーションのブレイクから続いたトレンドが終結するとあるていど後退することは十分有り得そうです。

原油価格の季節性

しかし2月は非常に強いので、その引き戻しは下落トレンドへの転落ではなく、単なる調整になりそうです。
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原油価格の季節性と売買方針について

WTI原油1月曜日別騰落率・勝率

WTI1月度平均騰落率・勝率

一方でWTI原油は、1月度の曜日別平均騰落率では月曜日が顕著に弱い月度です。

そのため買いを狙うなら、下落しやすい月曜日は様子見として、下落したら火曜日から金曜にかけて反発を狙うという戦略は十分機能しそうです。

1月第4週は、1/20(月)は米国市場が休場だったため、実質的な月曜日に相当するのは1/21(火)となり、大きく上昇した1月限の満期日であるため下方向に大きく振れるリスクに注意が必要でしょう。

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原油が強い曜日・弱い曜日とトレード方法/原油CFDトレードブログ

WTI原油のチャート分析について

ここまでWTI原油について日足で説明してきましたが、月度の見通しで週足・日足で概要を押さえつつ、週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。

原油トレード手法

これらを順番に説明すると以下のような内容となります。
  1. 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
  2. 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
  3. トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

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WTI原油CFDトレード手法/CFD投資ブログ

先週の2025年1月第3週までの状況は、①②③についてはすでに通過済みで、最後の5波目が終了したフェーズです。

したがって今度は修正波ABCに対応するオペレーションとなってきます。

このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。

反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。

以上①②③のパターンについて説明しましたが、エントリーにはこれから説明するチャートシステムで分析したうえでエントリーすると良いでしょう。

①分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利

WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。

WTI原油4時間足
WTI原油4時間足

一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくい問題があります。

ですので、まずはGMMA(複合型移動平均線)を導入できるTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。

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②無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD

Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。

そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。

MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。

Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。

使い方の一例では、Xで楽天MT4CFDチャートを使った15分足平均足トレードのエントリー方法を具体的な内容で公開しています。

このように短期売買になればなるほど、楽天MT4CFDを利用する優位性が活きてくるでしょう。

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【結論】WTI/BRENT原油2025年1月第4週見通し

2025年1月の原油価格は、目標値の週足200SMAに達したことと、ここ最近の13週~14週サイクルに達した点、そして重要な下落トレンドラインで週単位でスパイクハイを示現していることから反落するリスクが高いと考えています。

WTI週足/20250120
WTI週足/TradingView

加えて1月のアノマリーでも月曜日が極端に弱く、月曜日が休場だったことを考慮すると火曜日で大きく下落が再開されるリスクがあります。

ポジションメイクはスイングトレードで、72.85まで下落するパスコースを目標とします。

この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、エントリータイミングを図るには、「楽天MT4CFD」のチャートを活用する方法を読者にはオススメしています。

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