こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
WTI原油の現在のポジションは80.70・81.07・80.60ロング(買い)、上昇トレンドチャネル上値抵抗線までの上昇を見込んでいます。
年末に示現したモーニングスター(明けの明星)以降、緩やかな上昇トレンドチャネルを形成しており、先週に引き続き上昇トレンドチャネル上値抵抗線へのトライを続けていると判断しています。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 WTI原油の現在のポジションは78.30・80.35ロング(買い)、上昇トレンドチャネル上値抵抗線までの上昇を見込んでいます。 年末に示現したモーニングスター(明けの明[…]
原油需給バランスは、第二四半期は供給超過が懸念されてきましたが、EIAの2024年3月短観では、一転して供給不足が予測され原油価格高騰の支援材料とされはじめています。
この場合、WTI原油価格は2022年3月から続く長期下落トレンドを抜けて(北海BRENTはすでに上抜けている)、86.50付近まで上昇するはずです。
この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについて、Trading Viewで分析し、これから取引する方たちの参考になればと考えています。
しかしTrading Viewで十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので逆に使いにくい部分もあります。
そのため十分な機能でかつ無料で分析を行うことができる楽天MT4CFDも分析ツールとして優秀ですので検討して頂きたいと思います。
WTI原油はフィボナッチ61.8%以内の調整でブレイクなら急上昇し1.382=85.51を伺う展開へ
同じくWTI原油では、やはり「ブルフラッグ」を形成しており、調整が直近高値~安値にフィボナッチを引いた50%~61.8%以内で収まっています。
WTI原油の位置もすでに4時間足62EMA(黄太線)付近までの調整ですので、押し目をつけて反発し並行チャネルをブレイクした場合、1.382=85.51が上値目処となるでしょう。
現状は下落を日足800SMAが支えており(800SMAはトレンドが発進・終着する移動平均線)、新たなトレンドを形成する前の段階だといえそうです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 移動平均線の組み合わせは、トレードの方法によって実に様々ですが、押し目買い・戻り売りで非常に役立っている62EMA(62本指数平滑移動平均線)を紹介します。 この移動平[…]
WTI原油CFDトレード精度を高める指標
WTI原油のトレードの成功確率を高めるには、4時間足でトレンドラインを引いて以下の3つのポイントでトレードすると良いと考えています。
- 天井圏・底値圏でスパイクorリバーサルをともなうフォールスブレイクアウト
- 天井打ち・底打ちの後、1時間足62EMAで押し目・戻り目
- トレンド継続のブルフラッグ・ウェッジ(下落トレンドではベアフラッグ・ウェッジ)
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。 そのためトレードの[…]
勿論、人によって得意なパターンはあるため、これ以外でも新たな発見はあると思います。
これに加えて方向性を補強する指標も確認し、ブレイクアウトの方向が正しいのか確認しておきましょう。
代表的な指標としてチェックしてほしいのが以下の3つです。
- 期待インフレ率
- IGクライアントセンチメント
- 米国エネルギー情報局(EIA)/短期エネルギー見通し(STEO)
①期待インフレ率
原油価格は、あらゆる物価に影響を及ぼすため経済活動にとって非常に重要なものです。
この原油価格の先行指標ともいえるのが、市場が推測するインフレ率を示す「期待インフレ率/BEI(Break Even Inflation rate)」です。
期待インフレ率は、物価連動国債の売買参加者が予測する今後最大10年間(物価連動国債の残存期間次第で10年未満になる場合がある)における年平均物価上昇率を示しており、将来の実際の物価や景気に影響を与え、それらの先行きを予測するうえで重要な指標です。
実際にFEDが公表している期待インフレ率は、原油価格に同調または先行する特徴があります。
今週末までの期待インフレ率は以下のようになっており、一時的に押した後に急上昇し、原油価格の高騰を予期させる動きになっています。
ただ期待インフレ率はリアルタイムの動向はわかりませんし、相関関係を確認すると0.68~0.78の間であるため2割~3割程度は、外れることがあります。
そのためこの指標が下落傾向にあれば「原油を買いから入ることは避け」、上昇傾向にあれば「売りから入ることは避け」ることで無用なリスクを低下させることができるといえるでしょう。
現状の期待インフレ率から考えると原油価格は強気で臨むべきだと考えています。
②IGクライアントセンチメント
IG証券とは、イギリスに拠点を置く、金融オンライン取引サービスのプロバイダー「IGグループ」が日本で展開するサービスで、株式・株価指数・外国為替証拠金取引・商品先物・CFD・バイナリーオプションなどを提供しています。
日本ではFXオンラインジャパンという会社名でしたが、2011年に「IGグループ」に統合されています。
この証券会社が提供している「IGクライアントセンチメント」は、グルーバルに展開している「IGグループ」の顧客がどのようなポジションになっているか示すものです。
原油の個人ポジションを確認すると、先週と比べロングが+8.84%増、ショートが▼2.78%減少しています。
先週58.01%のネットロングだった勢力図は、64.84%のネットロングと未決済のロングが増加しています。
個人投資家にも優れた方はいますが、それは基本少数派で、大勢の投資家はトレンドと逆のポジションをとっています。
なぜかというと、訓練されていない個人投資家は利益は一刻も早く利益確定して、損失は先延ばしにする悪癖があるからです。
そのため強い上昇トレンドが発生するとロングが減ってショートが急増し、逆に強い下降トレンドが発生するとロングが急増してショートが減ります。
未決済のロングポジションが増えたのは、含み損を抱えて戻ってくることを祈っている状態なので、さらにレートが下落すると彼らの口座はパンクし耐えきれずに損切りするか強制決済されます。
いずれにしても投げ売りする作業が発生するため将来の売り勢力となり、これらの損失確定の決済注文で原油価格の下押し要因になることを予測することができます。
よって、「IGクライアントセンチメント」で確認できる未決済ポジション(おそらく含み損を抱えたポジション)を観察することで、常に自身のポジションが少数派に属していてトレンドに乗れているか確認しておくことができるでしょう。
③米国エネルギー情報局(EIA)/短期エネルギー見通し(STEO)
米国エネルギー情報局(EIA)が毎月発表している短期エネルギー見通し(STEO)は、毎月発表されており原油価格を左右する需給状況をつぶさに知ることができます。
【ロンドン=大西康平】国際エネルギー機関(IEA)は14日に公表した3月の石油市場リポートで、2024年の石油需給見通し…
分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利(代替は楽天MT4CFD)
読者の方におすすめしているWTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを使っています。
一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくいかも知れません。
ですので、まずはTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。
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無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD
Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。
そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことも手段の一つです。
MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。
Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。
そのため短期売買になればなるほど楽天MT4CFDの利点がいきてきます。
楽天MT4CFDならS&P500などの株価指数や金・銀・原油などの商品の高機能チャートMT4を無料で閲覧でき、リアルタイムでも取引ができます。
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低コストで少額資金からでも投資できるのはGMOクリック証券
チャートに関しては、Trading Viewまたは楽天MT4CFDで十分な分析ができます。
しかしWTI原油・北海ブレンド原油など世界中のあらゆる投資対象を現物株取引・CFD取引・FX取引により低コストで取引できるのは、GMOクリック証券です。
さらにアップデートにより例えばS&P500では、これまでCFD取引するのに必要だった最低証拠金65,000円前後が1/10の6,500円前後からでも取引できるように大きく改善され他の証券会社と比べて少額からでもスタートできるようになっています。
また実質的な取引コストであるスプレッドでも以下のように低コストです。
CFD取引会社 | S&P500 | WTI原油 | GOLD |
GMOクリック証券 | 0.3pips | 3.0pips | 0.4pips |
IG証券 | 0.6pips | 2.8pips | 0.3pips |
サクソバンク証券 | 0.5pips | 6.0pips | 0.3pips |
OANDA Japan CFD |
0.4pips | 3.0pips | 0.3pips |
DMM CFD |
0.5pips | 3.9pips | 1.2pips |
楽天MT4CFD | 0.5pips | 8.0pips | 2.7pips |
このようにGMOクリック証券はコスト面でも優れており、株価指数・商品・外国株を少額からでも取引できるメリットがあります。
そのためか取引高シェアにおいても証券CFDでは72%・商品CFDでは65%など「国内店頭CFD取引高9年連続No,1(GMOクリック証券調べ2014年1月〜2022年12月)」になっている証券会社です。
スタートは、GMOクリック証券からはじめてみましょう。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 ネット証券は国内株式手数料無料化に踏み切ったSBI証券・楽天証券の口座を保有してない方はいないと思いますが、今回紹介するGMOクリック証券は、両者と比較しても国内株式の手数料が安[…]