小松製作所(6301コマツ)の株価とKOMTRAXで日本株と世界経済を先読みする方法

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

6301小松製作所は、建機シェア世界第二位のメーカーとして有名ですが、個人的には景気敏感株が多い日本株を買うべきか否かのバロメーターとして常にチェックしています。

チャートは10年間の6301小松製作所とTOPIXの比較ですが、コマツの株価が上昇するときTOPIXも角度を上げて上昇している一方で、下げているときにはTOPIXも持ち合いになるか下落しているのがわかります。

TOPIXvs小松製作所株価比較
TOPIXvs小松製作所株価10年比較

これはコマツ先行指数理論といって、要するに「コマツが下がっているときには日本株を買っちゃダメ」という至ってシンプルな理論です。

日本株は時価総額の大きい銘柄に景気敏感株が多く、アップダウンが激しく長期投資に向かない点がデメリットですが、そのかわり普段から買われずに非常に割安で放置されているため一度景気が上向いて買われだすと猛烈に上昇します。

これを先行指数的に引っ張っているのが『6301小松製作所』の株価で、建設機械の出荷額の動向も景気先行指標として重視されます。

今回はこのコマツ先行指数理論とコマツが世界の景気動向を的確に捉えるために毎月まとめている貴重なデータ「KOMTRAX(コムトラックス)」についても解説したいと思います。

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6301小松製作所の株価の動向は個別株全体に影響する

コマツ
引用:コマツ企業サイト

『6301小松製作所』は、米キャタピラーに次ぐ世界第二位の建機メーカーです。

建機の需要は、景気動向を知るうえで欠かせない情報ですが、決算資料の中でも『6301小松製作所』の資料は非常に緻密に経済動向を精査しており、今後の景気動向を知るうえで非常に貴重な資料になっています。

小松製作所第1四半期決算資料
引用:小松製作所第1四半期決算資料

直近の第1四半期決算資料では前年同期比で18%もの売上増加となっており堅調な業績で、一部の暴落論者が唱える景気後退はまだ発生してないといえます。

この会社の強みは、こういった景気動向をリサーチする情報分析能力の高さと、建設機械のIT化「スマートコントラクション(自動運転が作る建設現場)」です。

世界のインフラを作るコマツのスマートコントラクション

特に日本の企業として建設現場に携わることで直面する問題が、2025年には4割も不足すると予測されている建設技能労働者不足です。

この問題に対してコマツは、建設機械での施工をICTで自動制御する取り組み(スマートコントラクション)により、現場に投入する作業員やオペレーターを削減することができ生産性の著しい向上を図っています。

首相官邸:「スマートコントラクション」のご紹介
首相官邸:「スマートコントラクション」のご紹介

そういった意味で『6301小松製作所』は、日本によく見られるITを活用できない旧態依然とした大会社ではなく、ITを積極的に活用した生産性の向上に非常に積極的なグローバル企業の代表格だといえるでしょう。

「スマートコントラクション」のご紹介

小松製作所の株価は世界の景気動向に大きな影響を受けている

小松製作所は建設機械の世界的なリーディングカンパニーであり、その株価は世界各国や地域の経済活動や景気動向に影響を受けます。

そのため、小松製作所の株価は日本の景気動向だけでなく、海外株や金利、為替などの要因を含めた総合的な景気判断を示した指数ともいえます。

一般的に内需型の企業の株価は景気動向に左右されにくい一方で、外需型の銘柄は景気動向に株価が左右されやすく、日本では国内の内需は低迷し続けているため内需型企業の時価総額はそれほど大きくなく、日本株のイニシアティブを握っているのは外需型の銘柄といえます。

その代表格が全世界に向けて建機出荷している建機メーカーの株価であり、その株価は世界各国や地域の経済活動や景気動向に大きく影響を受けているといえます。

コマツvsTOPIX

現実、『6301小松製作所』の株価はTOPIXに相関しており上昇期間では他の個別株も上昇していきますが、下落している期間では上昇しにくくなっています。

世界経済を先読みするKOMTRAX(コムトラックス)

世界経済の動向を判断するのに代表的な経済指標としてGDPがありますが、各国の経済指標を比較してみるのは非常に大変で判定基準や集計方法も異なる経済指標を使ってどこが景気が上向いているか下向いているか判断するのは非常に難しいと思います。

例えば中国のGDPを信じている人はまずいないと思いますが、では本当はどれくらい経済成長しているのか知る方法がありません。

他にも製造業景況感指数とか非製造業景況感指数とか、いやいや小売売上だとかどれを判断基準にするのかは、なかなか難しいですし前月比なのか前年同月比なのか指数なのかこれも非常に見にくく速報性にも欠けると思います。

そこで非常に参考になるのが小松製作所が提供している「建設・鉱山機械 主要7建機需要伸び率」と毎月10日に提供している「KOMTRAX(コムトラックス)」です。

建設・鉱山機械 主要7建機需要伸び率で地域ごとの建機需要がわかる

建設・鉱山機械 主要7建機需要(台数ベース)伸び率
引用:建設・鉱山機械 主要7建機需要伸び率

小松製作所が提供している「建設・鉱山機械 主要7建機需要伸び率」は、受注があった建機需要で各地域の経済活動がわかります。

これで仮に発表地域の集計方法に信頼がおけなくても「建設・鉱山機械 主要7建機需要伸び率」を見れば経済がどれくらい伸びているのかハッキリわかります。

GDP発表と同じくらい集計に時間がかかるので各地域の経済活動の伸びを知るのに役立ちますがいち早く状況を知るのには少し遅いと思います。

そこで毎月10日に発表される「KOMTRAX(コムトラックス)」を見てみましょう。

小松製作所 需要・受注・稼働データ

KOMTRAX(コムトラックス)で最新の経済動向がわかる

「KOMTRAX(コムトラックス)」は建機の稼働状況を示す指標で、小松製作所が自社製品の稼働状況を確認するためにGPSを備え付けておりそこから稼働状況を確認して集計したものです。

稼働状況は前年同月比で比較されており非常にわかりやすい内容になっています。

「KOMTRAX(コムトラックス)」
引用:KOMTRAX(コムトラックス)

この指標は、建設機械の需要や景気動向を反映すると考えられており、世界各国や地域の経済活動の先行きを予測するのに役立ちます。

「KOMTRAX(コムトラックス)」とは、小松製作所の建設機械に搭載されたGPSや通信機能を利用して、稼働時間や燃料消費量などの情報をリアルタイムで送信・管理するシステムです。

このシステムにより、小松製作所は自社製品の使用状況や故障状況を把握することができるだけでなく、顧客に対してメンテナンスや部品交換の提案などのサービスも提供できるようになりました。

「KOMTRAX(コムトラックス)」で示されている稼働率とは、建設機械が1日に稼働した時間の平均値であり、この稼働率が高いほど、建設機械の需要が高く、経済活動が活発であることを意味します。

逆に、稼働率が低いほど、建設機械の需要が低く、経済活動が低迷していることを示します。

KOMTRAX(コムトラックス)

6301小松製作所の株式の購入のやり方

6301小松製作所週足チャート
6301小松製作所週足チャート

6301小松製作所の株価は、チャートのように2021年3月から2年以上も2590~3550の間でレンジになっており、力強い上昇が見られませんでしたが2023年6月にこのレンジをブレイクしてから4511まで上昇しています。

そのためここ1年(2023年10月14日現在)のパフォーマンスは、ここ最近の下落で減ってしまっているものの+45.26%と日経平均+22.42%、トヨタ自動車+35.02%をしのいでいます。

前回の個別銘柄では4755楽天グループを紹介しましたが、これから成長するポテンシャルを評価している楽天に対して、6301小松製作所は市場に提供している財・サービスはすでに成熟しているため事業の可能性よりもシェアを伸ばしているか?利益をどれくらい伸ばしているか?をチェックしていったほうが適切でしょう。

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6301小松製作所のファンダメンタル分析

2023年度6301小松製作所 業績・株価指数前年比変化率
売上3兆5,435億円+26.4%
純利益3,264億円+45.1%
株主資本利益率/ROE13.68%+26.08%(前期10.85%)
株価収益率/PER10.33倍
1株あたり利益345.2237.9円

この中で注目したいのは、「株主資本利益率/ROE」です。

なぜならこのROEという数値は、株主が投資した金額に対しどれくらいのリターンがあるのかを示しているからです。

6301小松製作所は、貴方が100万円投資すればその資金から13.68万円のリターンを生み出すことができる企業ということなのですが、日本企業の2022年度のROEは9.07%に過ぎませんので日経平均よりも生み出すリターンは大きいと評価できるでしょう。

小松製作所業績
Google Finance:小松製作所業績

小松製作所 業績・財務ハイライト

6301小松製作所のテクニカル分析

6301小松製作所日足チャート
6301小松製作所日足チャート

すでに2年もの停滞していたレンジをブレイクしたあとでできることは、ニコラス・ダーバスのボックス理論にもあるように「跳躍する前に一度屈み込むとき」がチャンスになります。

すなわち一度ブレイクした水平線に引き寄せられるように戻ってきたところです。

ちょうど日足チャートなら200日移動平均線(青線)が推移している水準であり、投資家にとっては約1年間の平均コストにあたります。

この水準は株価にとって重要なチャートポイントであるため反発が期待できる一方で下抜けるとかなり大きな下落があるので、反発したのを見届けてからポジションを取る方法が適切です。

そして6301小松製作所が長期低迷するということは、2023年に入って打って変わって絶好調だった日本株も低迷する可能性が高いことも意味していますし、世界経済もこれから失速していく可能性も示唆することになります。

是非200日移動平均線で劇的な反発をしてほしいものです。

配当株としても日経平均よりも優秀

また6301小松製作所は、市場的には成熟した企業でもあるため配当利回りが高いことでも知られています。

現状の配当金は1株=年間139円(中間64円・期末75円)となっており現在(2023年10月14日現在)の株価3,837円で計算すると3.62%もの高配当株です。

2021年2022年2023年(予想)
中間40円64円69円
期末56円75円70円
年間96円139円139円

一方で日経平均などをETFで保有した場合の配当利回りは1.96%にとどまりますので日経平均よりもハイパフォーマンスなのに高配当であると断定できます。

【まとめ】小松製作所の株価とKOMTRAXで日本株と世界経済を先読みする方法

6301小松製作所は、小松製作所は建設機械の世界的なリーディングカンパニーで、その株価は世界各国や地域の経済活動や景気動向に影響を受けます。

外需による景気に敏感な日本株が時価総額に含める割合が大きい日経平均・TOPIXなどの株価指数は、この6301小松製作所の株価が上向き時には好調ですがそうでないときは軟調な地合いになります。

そのため6301小松製作所のチャートをチェックするのは欠かせない作業であり、個別でも6301小松製作所の株式を売買する意味は大きいと思います。

また小松製作所も世界経済の動向をどの会社よりも綿密に分析しており、特に毎月10日に公表される「KOMTRAX(コムトラックス)」は世界経済の動向を端的に知り得る貴重なデータで無料なのがおかしいくらいです。

株式投資をする方にとって、これからの景気動向はぜひ知りたい情報だと思います。

これからは是非「KOMTRAX(コムトラックス)」を参考にして戦略を組み立ててもらいたいと思います。

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