こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、先週から反落してOrderBlockで反発して引けています。

ここまで反落した要因はテクニカル的には、天井圏で形成されたトライアングルを下抜けてターゲットレベル58.20を達成した点と、ファンダメンタルズ要因では、OPECプラスが5月に続いて6月の原油生産量を増産する動きになったからです。
OPECプラス会合では、5月3日の会合で日量41.1万バレル引き上げることで合意しています。
これで安値を更新せずに反発すれば、上昇波動W3-3が開始されたとみなされるので、引き続きウォルフ波動で発生する5つのリバーサルポイントをすべて通過し80ドルを超える上昇トレンドに入る可能性が高まります。
この記事では、2025年5月第2週の原油価格の動向を考察しますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味して利益確定ポイント、損切りポイントを決定してからエントリーしてください。
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WTI原油 2025年5月第2週テクニカル分析
WTI原油は、4月9日につけた55.12を大底と仮定すると、4月23日の高値64.87までの上昇を5波構成上昇波動のW1だと推定できます。

4月9日につけた安値$55.12を更新しなければ、5波構成-修正波W2がどこで底打ちするかという場面です。
目下5月1日の安値56.39が前後のローソク足の安値より低く、安値の更新がなければW2は底打ちして上昇トレンドに移行すると考えてよいでしょう。
その場合、エリオット波動では、W1の値幅とW2の安値とでW3のターゲットレベルを推定できます。
- W1の値幅=W1のトップ64.87-W1のボトム55.12=9.75
- W2のボトム=56.39
- W3のトップ=(W1の値幅9.75×1.618)+W2のボトム56.39=72.165
W2はまだ市場が自信を取り戻していないため、今回のようにかなり深く調整してくるケースが多くなります。
その際に、急反発したときに発生した流動性を吸収するため、それ以降の上昇軌道が安定するのです。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。2025年5月のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、81ドル台まで上昇する5波構成の上昇波動が本格化するか、再度反落するかの微妙な位置にいます。週足[…]
WTI原油日足分析)ハーモニックパターン(バット)ではターゲットは70.30レベル

週足レベルでは、エリオット波動によりW3のトップを概算で72.165と導き出すことができますが、4月9日の安値を下回らければ日足レベルでハーモニックパターンでもターゲットを導き出せると思います。
定義的には「バット」によるD点=ターゲットレベル70.30付近が日足200SMAとも重複しており意識されやすいポイントです。
これまでのOPECプラス会合では、政策が発表された後、一斉に売られて損失を確定させるべきロングポジションが売り切られた状態になってから上昇していますので、今回も同様の推移を繰り返す期待があります。
よって5月5日の寄り付きでは、56.76で寄り付き一斉に売られて55.30まで下落していますので、ギャップを埋めると考えて55.598でロングし直しています。
リスクは、ここまでの値動きが上昇ウェッジであり、以下のように安値更新でさらに急落するリスクが顕在化した場合です。

このように46ドルまで下値余地が広がるケースは、明確な景気後退が企業の破綻などで明確化した場合やOPECプラスがさらに増産に走る場合などです。
1月中旬からの下落が5波構成だと考えた場合、先週の下落がW5に相当するため、この案も選択肢に乗せておく必要があると思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。今回はチャートパターンの一つ『ベア(下降)フラッグ』について解説します。『ベアフラッグ』とは、下降トレンドを保っている相場が調整によって右肩上がりの平行チャネルを形成[…]
WTI原油4時間足分析)底値圏で形成されたヘッド&ショルダーズボトムを形成すると推定

4時間足で詳細を確認すると5月5日の55.30までの急落でギャップが生じており、これを58ドルまで一旦埋めて流動性を確保すると考えています。
ギャップを埋めた後は、さらなる下落を想定した売り方の戻り売りにさらされると考えていますが、安値を更新せずに画像のように下降トレンドラインをブレイクすると、典型的なヘッド&ショルダーズボトムとなり61.50まで戻る動きとなります。
よって4時間足レベルでは、下降トレンドラインをブレイクするか否かに注目しておきたいと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。先週のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、長大な下ヒゲを伴うスパイクローのローソク足実体を包み込む陽線で引けています。このアウトサイド(日本名:包み[…]
WTI原油のチャート分析について
ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、月度の見通しで週足・日足で概要を押さえつつ、週単位では日足~4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しトレードを行っています。
具体的には、以下の3つのポイントを重視したトレード手法が取り組みやすいと考えています。
- 重要なトレンドライン・水平線の安値でフォールスブレイクアウトを示現し反発開始
- 急反発で発生した需要を埋めWボトム、ヘッド&ショルダーズボトムを形成
- トレンド継続のブルフラッグ・下降ウェッジ・ペナント(またはトライアングル)のブレイクアウト
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
2025年5月第1週の現状認識
先週の2025年5月第1週までの状況は、底値圏でWボトムを形成するか否かという場面で、上昇波動5波構成の修正波W2が発生している状態です。
下げ止まりが確認できれば、次は推進波W3に移行するため買いで対応することとなります。
エリオット波動は、原理原則のようなもので、パターンを予め示しておきますので、どのパターンとなるか認識して、W2は押しが深い点やW3は最も伸びる可能性が高いことを知っておくだけでトレードの幅が広がります。
他の場面はすべて捨てて、最も利益を得る値幅が大きくわかりやすいW3を補足するだけでも実際は十分だと思います。
逆にすべての場面で利益を得ようとするのは非常に難しいため、得意なエントリーポイントに絞り込むことも重要です。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。X(旧:Twitter)で日々、原油取引について投稿しているので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的にWTI原油取引で生計を立てています。そのためトレードの[…]
原油CFD取引できる業者間スプレッド比較
WTI原油の取引コストは、手数料はありませんが売りと買いの差であるスプレッドが実質的な手数料となります。
WTI原油スプレッド | 最低取引数量(最低証拠金) | 取引時間 | |
GMOクリック証券 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
GMO外貨 | 2.6 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
外為ドットコム | 2.6 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
楽天証券CFD | 2.0 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日5:55 |
ヒロセ通商 | 2.8 | 1(約530円) | 7:00~翌日6:00 |
IG証券 | 2.8 | 10(約5,300円) | 7:00~翌日6:00 |
それ以外では、GMOクリック証券・GMO外貨・ヒロセ通商では、0.1枚という1,000円以下の証拠金から取引をスタートできます。
こういった証券会社・FX業者等に口座を開設するときには、ハピタスを経由することで公式サイトからの特典とポイントサイトからも報酬がもらえます。
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WTI原油のファンダメンタルズ
原油は過去のデータからは、5月はデータ上の平均騰落率としては強気ですが、異常値を除くと平凡な数値です。
原油月度別平均騰落率

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これまで原油価格は、2024年度7月から11月まで原油価格は地政学リスクで急速に吹き上がる場面はあっても、基本的には徐々に高値・安値を切り下げて低下していくプロセスを経ています。
しかし原油価格の動向としては、この期間の調整は需要低迷期とも重なるため例年どおりの現象で、11月を通過してし12月に入ってしまえば暖房需要によって底を打ち、需要が強い春から夏にかけて上昇トレンドを形成する傾向にあります。
グラフはTradingViewに掲載されているものですが、オレンジ色のバーは通常の平均騰落率、白色のバーが異常な価格変動があった年度を除いた平均騰落率です。
それによれば5月は、異常値を除くと平凡な数値で、むしろ6月のほうが好調なことが多くなっています。
原油季節性インデックス

年初からの平均騰落率をインデックス化した場合、2月・4月の右肩上がりの傾斜角度は急角度で、通常はこのときに上昇する傾向にあります。
しかし今年は、2月も4月も軟調です。
例えば2023年では5月まで非常に軟調でしたが、6月から徐々に上昇を開始して9月末まで猛烈なブルトレンドを形成したことがありました。
このように価格が押さえつけられれば産油業界の設備投資が低下して急速に増加しはじめる需要に対応できず想像を超える上昇トレンドが年度後半に現れるケースもあります。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。原油価格についても株価指数と同様に季節性があり、買いから入ったほうが有利な時期と売りから入ったほうが有利な時期があります。[caption id="attachmen[…]
WTI原油 2025年5月第2週見通しまとめ
OPECプラスが5月に続いて6月の原油生産量を増産する決定を下したことで、原油価格は5月5日の寄り付きで55.30まで急落しました。

しかし原則として、4月9日の安値を下回らない限り、上昇波動5波構成のW1~W2をこなしているという認識になります。
むしろ下降トレンドラインをブレイクすれば、買い戻されターゲット72.165(もしくは70.30)とするW3が発生するでしょう。
確かに現状は弱気一色ですが、50ドル台が継続するということは、アメリカなどの産油コストの高い国で、掘削が止まり解雇が相次ぎ、産油が激減することになります。
この記事では、2025年4月第4週の原油価格の動向を考察しますが、実際のトレードはCFD取引を提供している各証券会社のレートで再計算し、スプレッドも加味して利益確定ポイント、損切りポイントを決定してからエントリーしてください。
スプレッドはCFD取引におけるブローカーの実質的な手数料で、WTI原油では楽天CFD/2.0pips、外為どっとコムCFD/2.6pipsなどが低コストです。
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筆者は、ハピタスの認定ユーザーですのでこのサイトからの登録で他のサイトよりも多い紹介特典も獲得することができます。