S&P500は再び下落しFEDは利下げ加速に追い込まれる

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

8月5日のパニック的な暴落から市場は落ち着きを取り戻してリスク資産は徐々に買い戻されています。

VIX指数日足20240809
VIX指数日足/TradingView

しかし株価指数を1時間足で見ると一直線に上昇しているのではなく、何かあればすぐに下がって翌日にはそれを全戻しするという複雑な動きをしています。

S&P500/1時間足20240809
S&P500/1時間足/TradingView

これは2023年10月末を起点とした上昇相場と比較してもらうと明確で、その時に買い進めていった勢力に比べてかなり腰が座っておらず、ちょっと下げ始めるとすぐに売ってしまう浮ついた勢力が主になっていることを示していると思います。

単純に考えても株価はS&P500ではPER22倍と2023年10月末の17倍と比べるとかなり割高だし、景気後退がチラついている状況下でFEDが全力でフォローしてくれている状況でもありません。

こういった中で長期的な底値買いみたいな状況は起こるはずもないので、買ったのはせいぜい短期的なリバウンドを狙った勢力でしっかりとした上昇に繋がりにくい状況です。

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S&P500が現状不安定な理由と今後の見通し

S&P500日足20240812
S&P500日足/TradingView

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今後、S&P500がどうなるかというとヘッド&ショルダーズを形成して十分な調整を経なければならないと思います。

現状の株価指数の動向が不安定になってしまう理由

今回の場合は、次々経済指標が悪化しているものの急いで利下げするとインフレ再発リスクもあるわけで、景気をサポートする姿勢はまだ半身でしかない不十分な状態です。
コロナショック時には、二番底を期待した勢力が買いそびれてしまった失敗例がありますが、あのときはFEDは思い切った利下げと無制限量的緩和を出し惜しみすることなく次々と繰り出し、景気をサポートする姿勢を全力で示していました。
ということは、FEDの姿勢が変わるまで市場は利下げ催促の下落で応えてくるのは避けようがなく、FEDは想定外の利下げに追い込まれていくと思います。
また割安とはいえないバリエーションの状態でもあるので、多少のことではブレない強力な買い手も現れることもなく、せいぜいこれまでの押し目を逃してしまって2023年10月または2024年4月程度の調整が目に焼き付いている投資家がマワシを両手で掴んでいない半身の状態で取り組んでいる状態です。
となると日足ベースのヘッド&ショルダーズのネックラインを下抜けるタイミングで彼らが一斉に逃げ出すのは間違いないと考えています。

S&P500の今後の見通しについて

S&P500週足/TradingView
S&P500週足/TradingView

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 S&P500は現在、上昇トレンドチャネル内の動きになっています。
8月1日(木)から8月5日(月)にかけて発生した急落がサポートされたのは、ちょうどこの平行チャネルの下値支持線で一旦の目安として強力に意識されていることがわかります。
従って一旦は買い戻され9月18日のFOMCに至るまで利下げ期待を織り込みながら買い戻されていくと考えて良いと思います。
ただこの値動きは、いわゆるリターンムーブであって右肩部分がヘッドの高値を更新できなければ、ネックライン割れと同時に急落するリスクが極めて高いでしょう。
ヘッド&ショルダーズをブレイクするポイントがどこかによってターゲットは修正されますが、ざっくり前回の高値4,607あたりまでは下落リスクがあるとは考えています。

【結論】S&P500は再び下落しFEDは利下げ加速に追い込まれる

ということで、今回の急落はこれで終わりではなくもう一発あると考えているので、その理由を述べたわけですが、状況としては2007年8月のパリパショックの時に似ています。

5%を超える利上げ、急落直前に行われたFOMCは金利据え置き、急落後したときに中央銀行が状況を落ち着かせる対応をしていること(今回は直接の引き金になった日銀)などです。

おまけにFOMCの日程もほぼ一緒です。

おそらくジャクソンホール会議で市場を落ち着かせるために緩和姿勢を見せるとは思いますが、実際の9月18日のFOMCの金利引下げ幅に対して市場が不足と判定を下して下落し始めるリスクはかなり高いと思います。

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