こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
8月5日のパニック的な暴落から市場は落ち着きを取り戻してリスク資産は徐々に買い戻されています。
しかし株価指数を1時間足で見ると一直線に上昇しているのではなく、何かあればすぐに下がって翌日にはそれを全戻しするという複雑な動きをしています。
これは2023年10月末を起点とした上昇相場と比較してもらうと明確で、その時に買い進めていった勢力に比べてかなり腰が座っておらず、ちょっと下げ始めるとすぐに売ってしまう浮ついた勢力が主になっていることを示していると思います。
単純に考えても株価はS&P500ではPER22倍と2023年10月末の17倍と比べるとかなり割高だし、景気後退がチラついている状況下でFEDが全力でフォローしてくれている状況でもありません。
こういった中で長期的な底値買いみたいな状況は起こるはずもないので、買ったのはせいぜい短期的なリバウンドを狙った勢力でしっかりとした上昇に繋がりにくい状況です。
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今回の分析に活用しているTrading Viewは、分析ツールとして広く一般的に使われていますが、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので逆に使いにくい部分もあります。
そのため実際には、十分な機能でかつ無料で分析を行うことができる楽天MT4CFDのチャートでトレードのタイミングを図ったほうが、コストも掛からず取り組みやすいと思います。
S&P500が現状不安定な理由と今後の見通し
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現状の株価指数の動向が不安定になってしまう理由
S&P500の今後の見通しについて
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【結論】S&P500は再び下落しFEDは利下げ加速に追い込まれる
ということで、今回の急落はこれで終わりではなくもう一発あると考えているので、その理由を述べたわけですが、状況としては2007年8月のパリパショックの時に似ています。
5%を超える利上げ、急落直前に行われたFOMCは金利据え置き、急落後したときに中央銀行が状況を落ち着かせる対応をしていること(今回は直接の引き金になった日銀)などです。
おまけにFOMCの日程もほぼ一緒です。
5%台のFFレートを据え置いた8月のFOMCで一旦上昇したもののそこから急落した2007年8月~10月のS&P500の推移です。
・8/7FOMC(金利据え置き)で一旦上昇
・8/8~8/16にかけて急落(円キャリートレード崩壊)
・8/16混乱をうけて公定歩合緊急引き下げ
・9/18FOMCで5.25%→4.75%へ利下げ… pic.twitter.com/eZ6bSsoVYV— cohamizu (@cohamizu1) August 7, 2024
おそらくジャクソンホール会議で市場を落ち着かせるために緩和姿勢を見せるとは思いますが、実際の9月18日のFOMCの金利引下げ幅に対して市場が不足と判定を下して下落し始めるリスクはかなり高いと思います。
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