こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
金(ゴールド)が2024年3月1日に急上昇を示唆するチャートパターン「ブルフラッグ」をブレイクし終値で史上最高高値を更新しました。
これによって金(ゴールド)・銀(シルバー)に再び上昇トレンドの機運が高まっています。
予めこの「ブルフラッグ」のターゲットを挙げると1トロイオンス=2,262.4ドルとなり、3/1の終値2082.7から+8.6%もの急上昇を達成する見込みとなります。
ただ貴金属に限っては「高い」・「安い」という概念はなくて、買った価格が適正価格なので上昇するときは際限がない点には注意が必要です。
今回は、この理由と金(ゴールド)以上に上昇期待が高い銀(シルバー)への投資についても説明します。
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金(ゴールド)のターゲットは「1トロイオンス=2,262.4ドル」
金(ゴールド)は、FEDによる利上げが限界を向かえた2023年10月頃から急上昇を開始していましたが、12/4にショートカバーで暴騰した後、ベアリッシュリバーサルリバーサルで値を消してから約3ヶ月もの間、右肩下がりの並行チャネル内での冴えない値動きが続いていました。
FEDの金融引き締めの出口が見え始めたことで、期待される金(ゴールド)の上昇が頓挫したことでかなり失望感が出たのだと思います。
この3ヶ月は、右肩下がりの並行チャネル内の取引なのでトレンドが発生せず、実際よくわからない値動きをします。
したがって利益をあげやすい環境になるまで取引を避けていました。
しかしこの右肩下がりの並行チャネルはいつかはブレイクされます。
金(ゴールド)は、ブルフラッグをブレイク
このように急上昇した相場が、右肩下がりの並行チャネルを出現させるチャートパターンは、「ブルフラッグ」といって急上昇を示唆するため、並行チャネルがブレイクされた現在では、これまでの「監視」から積極的な「買い」に方針転換すべきです。
今回の金(ゴールド)の上昇は一日単位としては異例の値幅で、これまでの膠着を一撃で打ち破って、終値ベースで史上最高高値を更新して引けています。
値動きが急速だったためか、これまで売り目線だった勢力も逃げ遅れており、IGクライアントセンチメントでもネットショートが52.86と過半数を超えています。
IGクライアントセンチメントは、利益をすぐに確定して損失を先延ばしにする悪癖を利用したもので、個人投資家のショートポジションが急増したということは含み損を抱えたショートが増えたということです。
その帰結は、損失の拡大に耐えられなくなって損切りをする(買い戻し)をする過程で金価格を押し上げる重要な要素になります。
金(ゴールド)のブルフラッグのターゲット
この「ブルフラッグ」のターゲットは、チャートパターンが形成されるまでの過去の急上昇したフラッグポール値幅278.08(もしくは急騰時の長さ338.54)を右肩下がりの並行チャネルのサポートライン最深部から反発した起点1984.305に加えた2,262.4となります。
この絶好期に対して金(ゴールド)にレバレッジを掛けたCFD取引で大きなリターンを狙うのも良いのですが、今回は非常にキレイなチャートになっているので金(ゴールド)の2倍~3倍の値幅で大きく変動する銀(シルバー)でロングから入ろうと思います。
こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 今回はチャートパターンの一つ『ブル(上昇)フラッグ』について解説します。 『ブル(上昇)フラッグ』とは、上昇トレンドを保っている相場が調整によって右肩下がりの平行チャネ[…]
銀(シルバー)CFDもブルフラッグをブレイク
銀(シルバー)も金(ゴールド)と比べると小規模ですが「ブルフラッグ」を形成しており、これを前日にブレイクして3/1には「リターンムーブ」をつけて地固めをして急上昇して「ブルフラッグ」ブレイクを確かなものにしています。
現状は、前回急上昇がレジストされた200SMA(青線)で上値が抑えられていますが、金(ゴールド)が堅調な値動きになるのであれば問題なく抜けていくと思います。
銀(シルバー)の上値目処は「よくわからない」
銀(シルバー)は、金(ゴールド)の値動きに対して、上昇・下降ともに2倍~3倍の値動きをする変動率の大きい銘柄です。
そのため保有しっぱなしだとリスクが高く長期投資には向かないのですが、金(ゴールド)のチャートが明確なシグナルを発しているときは、一方方向に力強く動きます。
直近では、2010年9月から発生した上昇トレンドで、本来ならアセンディングトライアングルの最大辺をブレイクポイントに加えた32ドル付近がターゲットであるのに対して、実際には49.8ドルまで猛烈な上昇を演じています。
ようするにほどを知らないのが銀(シルバー)の特徴で扱いが非常に難しいです。
なので、現在わかっている銀(シルバー)の長大なシンメトリカルトライアングルを放たれた場合、論理値の39ドル(+69%の上昇)までの上昇で完了するのかどうかは、さっぱりわからないというのが本音です。
もともと銀(シルバー)の取引コストは、割高なのでこういった大きな値幅でも狙わない限り頻繁に取引はできないはずで、反対にいえばそれ以外の取引は難しければスルーすることも選択肢の一つだといえそうです。
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銀(シルバー)への投資は、ETFもしくはCFD
この銀(シルバー)価格は、こういったブルフラッグなどの急上昇を示唆するチャートパターンの場合は、予想以上に伸びていく可能性が高いです。
外部環境で考えると、3/1に発表されたISM製造業景況感指数が47.8に低下(予想49.4)して長期金利が低下しましたが、原油価格が下落せずむしろ上昇していることから期待インフレ率が上昇しています。
これによって実質金利が低下しています。
よってこのまま、経済指数が悪化し続けた場合、実質金利が低下し続けることになり、貴金属にとっては支援要素になります。
銀(シルバー)への投資は、1542:純銀信託(ETF)、またはCFD取引(差金決済)による証拠金取引が可能です。
とくにCFD取引(差金決済)の場合は、下落を見込んだ場合は、ショート(空売り)からも入ることができます。
分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利(代替は楽天MT4CFD)
この記事で掲載しているチャートは、Trading Viewを使っています。
とくに同じく持ち合いを示すトライアングルパターンをa・b・c・d・eでカウンティング機能、またはエリオット波動のカウンティング機能は、かなり便利で広く世界中のトレーダーに使われています。
まずはTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。
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無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD
Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。
そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことも手段の一つです。
MT4で金(ゴールド)のチャートをチェックするには、XAUUSDのシンボルを追加することで可能になります(銀はXAGUSD)。
Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く判断を下しやすいことです(Trading Viewはリアルタイムの反応速度が少し遅いです)。
そのため短期売買になればなるほど楽天MT4CFDの利点がいきてきます。
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低コストで少額資金からでも投資できるのはGMOクリック証券
チャートに関しては、Trading Viewまたは楽天MT4CFDで十分な分析ができます。
しかし金(ゴールド)・銀(シルバー)など世界中のあらゆる投資対象を現物株取引・CFD取引・FX取引により低コストで取引できるのは、GMOクリック証券です。
さらにアップデートにより例えばS&P500では、これまでCFD取引するのに必要だった最低証拠金65,000円前後が1/10の6,500円前後からでも取引できるように大きく改善され他の証券会社と比べて少額からでもスタートできるようになっています。
また実質的な取引コストであるスプレッドでも以下のように低コストです。
CFD取引会社 | S&P500 | WTI原油 | GOLD |
GMOクリック証券 | 0.3pips | 3.0pips | 0.4pips |
IG証券 | 0.6pips | 2.8pips | 0.3pips |
サクソバンク証券 | 0.5pips | 6.0pips | 0.3pips |
OANDA Japan CFD |
0.4pips | 3.0pips | 0.3pips |
DMM CFD |
0.5pips | 3.9pips | 1.2pips |
楽天MT4CFD | 0.5pips | 8.0pips | 2.7pips |
このようにGMOクリック証券はコスト面でも優れており、株価指数・商品・外国株を少額からでも取引できるメリットがあります。
そのためか取引高シェアにおいても証券CFDでは72%・商品CFDでは65%など「国内店頭CFD取引高9年連続No,1(GMOクリック証券調べ2014年1月〜2022年12月)」になっている証券会社です。
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こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。 ネット証券は国内株式手数料無料化に踏み切ったSBI証券・楽天証券の口座を保有してない方はいないと思いますが、今回紹介するGMOクリック証券は、両者と比較しても国内株式の手数料が安[…]
【結論】銀(シルバー)上昇トレンド再開
金(ゴールド)は、急上昇を示唆するチャートパターン「ブルフラッグ」をブレイクし終値で史上最高高値を更新して引けています。
これによって来週から金(ゴールド)・銀(シルバー)に再び急上昇する機運が高まっています。
予めこの「ブルフラッグ」のターゲットを挙げると1トロイオンス=2,262.4ドルとなり、3/1の終値2082.7から+8.6%もの急上昇を達成する見込みとなります。
今回はチャートが非常にキレイなので、上昇・下降時に金(ゴールド)の2倍~3倍も変動する銀(シルバー)をロングしています。
銀(シルバー)のターゲットは、正直よくわからないので金(ゴールド)がターゲットに到達した段階で利益確定すれば良いと考えています。
この記事でリアルタイムチャートを確認している楽天MT4CFDの口座開設は、楽天証券FX口座の開設後に、楽天MT4CFD口座を申し込むことでチャートを閲覧したり実際にS&P500などの世界中の株価指数や金・銀・原油などの商品を取引できるようになります。
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