【Weekly】WTI原油は下降ウェッジを形成中上値目処は72.70/原油CFDトレードブログ

こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。

2024年も残り僅かになり、原油市場では上昇からトレンドが一時休止しフォーメーションの決定的なブレイクアウトが長引いている状態です。

WTI日足/TradingView

日足62EMAを一旦上抜けはしましたが、11/22の高値圏に存在する供給ゾーンで売られ、68.90~69.20レベルでサポートされて、トレンドのない統合フェーズになっています。

この価格レンジの高値安値にラインを引くと、やや「下降ウェッジ」気味ですので、それを上方ブレイクするタイミングが待たれます。

今回は、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、原油価格のトレードは、GMOクリック証券、DMM CFD外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。

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原油価格(WTI・BRENT)12月第4週の見通し

12月第4週のWTI原油の見通しは、12月13日(金)の高値からの統合フェーズをクリアできるか否かで決まってきますが、上昇トレンドの一時的な休止状態だと考えています。

原油先物の季節性は、春から夏にかけて上昇する傾向にあり、その上昇トレンドの起点となる大底は12月になるケースが非常に多いです。

したがって弱気だった10月~11月から一転して買いから入るべきです。

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WTI原油週足分析)長期にわたって膠着したトライアングル上値抵抗線72.50へのトライ

WTI週足/TradingView

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WTIは週足で見ると、2022年3月から長期にわたって続く下落トレンドラインに抑えられ2023年5月でつけた安値からトライアングルに近い統合フェーズが続いています。

2024年7月に2025年の供給過剰予測を懸念して売られるようになると、週足200SMA(200日単純移動平均線)を下抜けて、その移動平均線より下で軟調に推移するようになりました。

しかし2025年の供給過剰分は、OPEC+が12月5日の閣僚級会合で決定した減産延長により大半が消失しています。

よって季節性でも夏にかけて買い戻される点を考慮しても、現在の取引されているレンジを切り上げて週足200SMAにトライする動きをすると考えています。

それにはまず、トライアングルの上値抵抗線となっている72.50付近までの戻りを試すはずです。

無事にトライアングルをブレイクアウトすると二等辺三角形の底辺部分の値幅をブレイクしたポイントに加えるので85~86ドルに達する計算になりますが、EIA週間在庫を研究しているJSG氏によると在庫から割り出される適正価格は87ドルであるため到達しても不思議ではないと思います。

一方で下落リスクとしては、すでに取引レンジがシェールオイルの採算コストである65~70ドル内である点からも、景気後退リスクが顕在化しない限りそのレンジを下抜けて暴落するリスクは少ないと思います。

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WTI原油日足~4時間足分析)下降ウェッジをブレイクすると72.80が次のターゲット

WTI日足/TradingView

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WTI原油日足では、OPEC+会合後のポジション解消で売り尽くされたあと急反発しましたが、71.50レベルのレジスタンスで止められ調整しています。
しかし下値目処は68.90付近でサポートされており、これ以上は上昇しないだろうという勢力と69ドルを割れたら買いだと考えている勢力とのせめぎあいが徐々に下降ウェッジを形成しています。
WTI4時間足/TradingView

下降ウェッジは、急上昇のあとトレンドが一時休止した状況で、上値抵抗線を上方ブレイクすると再度急上昇が始まります。

決め手としては、4時間足で強気の反転パターンInverted Hammerが形成され、直後にダメ押しの大陽線で引けて買いに転換していることです。

CCIにおいても強気ダイバージェンスで、価格は低下しているのにCCIは安値を切り上げている状況であることから、強気への転換を示していると判断しています。

ターゲットは最初の急上昇の値幅を下降ウェッジの最深部に加えた数値になるため以下の計算で計測します。

  • 高値71.38-安値66.94=値幅4.44
  • 下降ウェッジ最深部68.41+値幅4.44=72.85

この数値は、USOIL/TradingViewで割り出した数値なのでこれに実際に取引している証券会社の配信レートとの差額を差し引きし、スプレッド分を減産して考えると72.70が妥当な数値になってくると思います。

その後、もう一度71.50レベルのレジスタンスに戻って再上昇すると考えています。

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ファンダメンタルズ)需給バランスは供給不足の可能性、在庫は非常に低水準

EIA(米国エネルギー省エネルギー情報局)の12月の短期エネルギー見通しによると、OPEC+の減産延長を評価し2025年の需給バランスは、日量31万バレルの供給過剰から日量8万バレルの供給不足の見通しに転じています。

OPEC+の減産延長によって失われる供給量は、2025年に供給過剰が予想されていた大部分に相当するため、これまで供給過剰という予測から供給不足という予測が出始めたことは不自然な内容ではないと思います。

ただし今後、OPEC+以外の産油国からの供給量の伸び方は定点観測が必要で、その推移によっては需給バランスが変わってきます。

一方で在庫に関しては、低水準の状態が継続しています。

出典:EIA

この在庫状態で、1月の最初の3週間には米国東海岸とヨーロッパに寒波が到来すると予想されており、もしそうなれば北半球の石油需要を急速に押し上げる可能性があります。

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WTI原油のチャート分析について

ここまでWTI原油について週足→日足→4時間足で説明してきましたが、週足・日足で概要を押さえつつ実際のトレードは4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントを重視したトレード手法を採用しています。

その手法とは、以下の3つです。

  1. 天井圏・底値圏でスパイクorリバーサルをともなうフォールスブレイクアウト
  2. 天井打ち・底打ちの後、1時間足62EMAで押し目・戻り目
  3. トレンド継続のブルフラッグ・ウェッジ(下落トレンドではベアフラッグ・ウェッジ)

主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。

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先週の2024年12月第3週までの状況は、①②については、すでに通過済みで、上昇トレンド継続型パターンである下降ウェッジのブレイクアウトを待つ段階に入っていると思います。

このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。

反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。

以上①②③のパターンについて説明しましたが、エントリーにはこれから説明するチャートシステムで分析したうえでエントリーすると良いでしょう。

①分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利

WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。

WTI原油4時間足

一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくい問題があります。

ですので、まずはGMMA(複合型移動平均線)を導入できるTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。

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②無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD

Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。

そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。

MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。

Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。

使い方の一例では、Xで楽天MT4CFDチャートを使った15分足平均足トレードのエントリー方法を具体的な内容で公開しています。

このように短期売買になればなるほど、楽天MT4CFDを利用する優位性が活きてくるでしょう。

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【結論】WTI/BRENT原油2024年12月第4週見通し

WTI原油の2024年12月第4週の見通しは、ようやく大底をつけて反発した原油価格が、上昇を一時休止して次の急上昇に向けて準備をしている段階だと思います。

WTI日足/TradingView

上昇の目処は、下降ウェッジから計測される72.85ですので、余裕をもって72.70付近で利益確定できるように、どこでロングポジションを構築するかが重要です。

この強気の見立てが無効化するのは、12月20日の安値68.47を終値ベースで割ってしまった場合です。

この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、エントリータイミングを図るには、「楽天MT4CFD」のチャートを活用する方法を読者にはオススメしています。

したがってこの記事で、Trading Viewで週足→日足→4時間足もしくは1時間足で大枠の方向性とターゲットを算出して、楽天MT4CFDで精密なエントリーを行うことで難しいとされる原油市場の攻略を目指しましょう。

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