こんにちは、cohamizu(@cohamizu1)です。
原油価格は10月初旬の急上昇の維持に失敗して下落トレンドに転じてから、低迷が続いていますが$75.20または$77へ復活する可能性が高いと考えています。
$75.20レベルは10月14日の取引開始直後に生じた流動性ギャップで、流動性の高い原油市場でこれを埋めないことはまずありません。
よって今回は、$75.20に位置する流動性ギャップを埋める目論見でWTIをどこで買うかを考えて行きたいと思います。
この記事では、このように原油取引の見通しについて分析していますが、原油価格のトレードは、日本ではGMOクリック証券、DMM CFD 、外為どっとコムCFDネクストなどが低コストで使いやすい証券会社です。
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先週までのWTIの概況から考えられる買いポイント
先週のWTIは、ギャップを開けてレジスタンスレベル72.32まで上昇しましたが、3度も上抜けに失敗して11/8(金)は反落して引けています。
押し目買いレベルと考えていた流動性ギャップは、11/6(水)に埋めているため、すでにサポートレベルとしての効力は大幅に減じている状態でさらに下落するリスクは高くなっています。
プライスアクションで考えると11/7(木)の高値は両側の高値より高く、11/8(金)のローソク足に至っては前日の安値を抜けて引けていることから短期的な上昇トレンドが終了し反落のリスクが高い状態になっています。
このケースの場合、翌日以降の値動きは、Xアカウントでも述べている通り統計的に80%前後(2024年では78.9%)の確率で下落します。
したがって69.70~70.10レベルのオーダーブロック(OB)は、効力としては低く下抜けてしまう可能性を考慮して動く必要があると思います。
ということWTIは、どこまで下落してどこで買い戻せばよいのかが課題になってきます。
WTI原油は、11月第3週序盤はどこまで下落するのか?
まず環境認識としては、11/7(木)の高値は、前日の11/6(水)・翌日の11/8(金)の高値より高い状態です。
これは短期的な天井を示唆します。
次に11/8(金)のローソク足は、11/7(木)の安値を下抜いて引けていますので上昇トレンドは終了し、短期的な下落トレンドに移行することを意味しています。
ではこの環境認識から筆者を含む原油トレーダーは、11月第3週序盤の値動きでどのように利益を獲得できるのかを考えてみます。
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まず11/1(金)の引け間際の安値と11/6(水)の安値を結んだサポートライン付近には、オーダーブロック(OB)も形成されており11/8(金)の下落を一時的にサポートする役割を果たしています。
しかし前述したようにギャップ(FVG)は、11/6(水)の下落ですでに埋められており、強力なサポートとしての効力は失われているため、ここを起点に上昇する可能性は低く見積もっています。
したがって一旦は、11/8(金)の急落時に発生しているFVGを埋めてから、戻り売りを浴びて2023年12月13日の安値・2024年10月18日の安値水準まで調整するだろうと考えています。
ここには9/10(火)・10/1(火)の安値を結んだサポートラインも走っておりサポートレベルとしては強力だと思います。
したがって$68.48前後をサポートレベルとして下落する可能性は高いと見ていますので、FVG上限$70.90でショートし$68.48で買い戻すという戦略になります。
ただし10/29(火)の安値を更新してしまうと高値・安値を切り上げて$75.20を目指した上昇トレンドに復帰するという目論見は破綻します。
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WTI原油は、11月第3週ではどこで買うのか?
では短期的に下落しやすい環境としてどこで買い戻すかを考えたいと思います。
前述の通りサポートレベルは、$68.48と考えられますので取引している証券会社のスプレッドを考慮し$68.55付近の買い指値を設定するか、サポートライン上での反発が発生するか確認後してからでも問題ないと思います。
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その後首尾よく上昇していった場合、$72.32のレジスタンスレベルが気になるところだと思いますが、すでに3度ものアタックでこの水準に配置されている売り注文はこなされている可能性が高いでしょう。
したがってブレイクアウトして上伸し10/14(火)に形成されたFVGを埋めるため73.53まで上昇すると現時点では考えています。
その後、レジスタンスレベル$72.32がレジサポ転換したか再テストが行われて、$75.20を目指した上昇がトレンドが発生するはずです。
ここまで軟調な展開は、10月初旬に発生した$100を狙ったコールオプションが失敗に終わった敗残処理が長引いているのが原因だと思いますが、しかし現実的にアキュムレーション/ディストリビューション/ラインで確認すると軟調な推移の中でも着実に買いが入っています。
したがってこの出来高で確認できる買いトレンドが崩壊しない限り、押し目買い目線で対応する予定です。
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WTI原油のチャート分析について
ここまでWTI原油のトレードについて日足→4時間足で説明してきましたが、基本的にこの記事のトレード手法は4時間足でトレンドラインを引いて、1時間足を主に確認しつつ以下の3つのポイントを重視したトレード手法を採用しています。
その手法とは、以下の3つです。
主な手法としては、これらを使いまわしてより熟練度を高めようとしており、それ以外の値動きに関しては「得意ではない」という判断でスルーすることで勝率を高めることを狙っています。
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このように一見無限に存在しそうなチャートパーターンの中で効率よくリターンを得られるものだけ抽出し、そのパターンの出現を待ってエントリーすべきです。
反対にすべての場面で利益を獲得しようとすると無駄な損失を招く結果になるので、逆に遠回りになると思います。
以上①②③のパターンについて説明しましたが、エントリーにはこれから説明するチャートシステムで分析したうえでエントリーすると良いでしょう。
①分析チャートツールはダントツでTrading Viewが便利
WTI原油(または北海ブレント)のチャート分析では、Trading Viewを読者の方におすすめしています。
一般的なチャートシステムでは、この記事で掲載しているチャートのようなGMMA(複合型移動平均線)は標準装備されていないため、トレンドがどちらの方向に傾いているか直感ではわかりにくい問題があります。
ですので、まずはGMMA(複合型移動平均線)を導入できるTrading Viewの無料版からはじめてみましょう。
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②無料で便利なチャートツールは楽天MT4CFD
Trading Viewは、無料で閲覧できる高機能ツールですが、無料プランで表示できるインジケーターは2つまで、チャートを同時表示できないなど、十分な機能を使うには月額$12.95のエッセンシャル以上のプランにしなければ、機能に制限があるので不便に感じる場合があります。
そこで無料でありながらテクニカル分析を無限に追加できる楽天MT4CFDを使うことでその問題を解決することができます。
MT4で原油のチャートをチェックするには、USOILのシンボルを追加することで可能になります。
Trading Viewに対する利点は、楽天MT4CFD口座を開設していれば無料で機能を使えることとローソク足の動きが非常に速く(MT4ではトレンドに乗ったポジションを維持しやすくなるため平均足を使っています)判断を下しやすいことです。
使い方の一例では、Xで楽天MT4CFDチャートを使った15分足平均足トレードのエントリー方法を具体的な内容で公開しています。
【結論】WTI原油2024年11月第3週見通し
先週の2024年11月第2週までの状況は、景気後退による需要低迷を見込んだ原油価格の下落が支配的ですが、大統領選挙後に発生するであろうイラン=イスラエル間の紛争による供給障害懸念で反発する可能性を見込んでいます。
ただし別の記事で説明しようと思いますが、長期的にトランプ政権は経済対策に関しては利下げがもっともパワフルな政策の一つだと考えており、それによるインフレ懸念に対しては原油価格は大幅に引き下げることで相殺しようとしています。
ですのでイランの原油供給が失われた部分は、他のOPEC諸国の増産によって賄われるように対応することは明白ですし、民主政権下で規制されていたシェールオイルの規制緩和と増産・輸出を大規模に行うことは間違いないでしょう。
そのため原油価格の上昇は一時的なもので、状況によっては原油価格が低迷する時期があると思います。
この記事では、このように原油取引の週単位の見通しについてTrading Viewで分析していますが、エントリータイミングを図るには、「楽天MT4CFD」のチャートを活用する方法を読者にはオススメしています。
したがってこの記事で、Trading Viewで日足→4時間足もしくは1時間足で大枠の方向性とターゲットを算出して、楽天MT4CFDで精密なエントリーを行うことで難しいとされる原油市場の攻略を目指しましょう。