当ブログでは2つブログランキングを登録していましたが、現在は退会しています。
ランキングから訪問頂いた方からコメントも頂いたり、応援のクリックをいただいたり、これまで本当にありがとうございました。
応援頂いてたかたから「何でやめたの?」と思われそうなので、理由を今回ご説明しておこうと思います。
結論からいえば、ブログランキングが必要だったのは検索からの流入がほとんどないブログをはじめて初期の段階だけでそれ以降は逆に不利益になってきたのでやめることにしました。
現状の集客はもちろん検索エンジンからの集客が主になっています。
集客の主体となる検索流入はラッコキーワードでキーワードの組み合わせを探して、検索順位チェックツールGRCでそのキーワードの組み合わせの順位をチェックしていくという方法が短期間でGoogle検索やYahoo!検索からの流入を獲得する手段として非常に有効でした。
特にGRCは毎日起床したら順位チェックで利用していますね。
ブログランキングからの集客の実態
ブログランキングを登録しておけば、そこからの流入も見込めるということだったので登録したのですが、このブログへの影響はユーザー数の構成比で分析すると0.169%という非常に少ない数値で終わっています。
直近1ヶ月の集客の主たるものは当然ながらGoogle検索です。
それ以外の集客を分析してみると4つの参照元で88%以上となり、それ以外の参照元になると構成比は1%もない状態でした。
参照元 | 構成比 |
60.32% | |
Yahoo! | 16.22% |
8.12% | |
bing | 3.57% |
ですので、申し訳なのですが影響力としてはごくごく軽微であると思います。
登録していたブログランキングは2つ
登録していたブログランキングは「人気ブログランキング」・「ブログ村」の2つでした。
ブログのランキングを上位にあげていくには、そのブログに設置しているバナーをクリックorタップしてもらうと「INポイント」が付与されて、ポイントが加算されてランキングが上っていきます。
逆に「OUTポイント」というものも存在して、ランキングからクリックしてもらえると「OUTポイント」が加算されます。
初期のころだとこのランキングをあげるために、自分のスマホで自己クリックをして「INポイント」をふやしてランキングをあげようとしていました。
ランキングをある程度あがっていましたが、実際の集客は1%にも満たない数しかなかったということです。
ブログランキングは影響力の割にはデメリットが多い
ブログランキングは「INポイント」をもらうためにバナーを設置するのですが、これも検索でクリックされてユーザーのスマホで表示される際にデーターを読み込まれます。
ところが最近のGoogle では、ページエクスペリエンスを極めて重視するようになっています。
実際にこの対策のためにAMP(アンプ)というスマホ専用ページに対応したところ、全体の順位は一足飛びで上昇し、すべてのページがAMP(アンプ)対応が完了していないにも関わらず14%もPVが向上しています。
このページエクスペリエンスを向上させるには、読み込み速度が速いことが大事なのですが、表示速度を落としてまで影響力の低いバナーを設置するメリットはあるのかということを考えなくてはなりません。
またAMP(アンプ)対応するとブログランキングのバナーはことごとくwidth=”~” height=”~”が記述されていないため、AMPのチェックでエラーを引き起こし逐一修正しなければならなかったので、その作業量を考えると削除するほうが簡単で、今後必要ないという判断になります。
ブログの初期の段階では必要なブログランキング
ただこれはPVが万単位になっているブログの話であって、スタートしはじめたばかりのブログでは、ブログランキングからの集客の構成比はやはり大きかったと思います。
このブログのようにWordPressで作ったブログは、最初の3ヶ月では検索からの集客はほぼなく、集客はSNS・ブログランキングに頼らざるを得ないからです。
また本格的な検索からの流入は、上手な方では100記事を超えたあたりで、自身の経験では200記事を超えたあたりです。
それまでの低空飛行の時期には、ブログランキングからの集客はやはり貴重だったと思います。
ですので100記事もしくは200記事をこえたあたりからは、主にSEO対策による検索からの集客をメインにして不要となるブログランキングのバナーなど効果を産まないものは外しても良いのではないかと思います。
ブログランキングに頼らない集客はどうやったら良いのか?
twitterやInstagramを上手に利用されて集客に使われている方もいますが、冒頭の集客の構成比から判明するように、大抵のブログの集客はやはり検索エンジンからの流入が主になります。
ブログを開始し始めた頃は、闇雲にタイトルをつけてh2(見出し)も特に意識しませんでしたが、2つのツールでタイトルとh2(見出し)をキーワードを意識して作成していったところ検索順位でも1位を取れるようになってきました。
ラッコキーワード
キーワードの組み合わせを考える時に非常に役立っているのが「ラッコキーワード」です。
登録していないとわずかなキーワードの分析しかできませんので、登録は無料なので登録しておきましょう。
使い方はシンプルです。
検索バーにキーワードを入力する
ラッコキーワードの検索バーに調べたいキーワードを入力し「虫眼鏡」のマークをクリックします。
キーワード候補が出てくる
今回はかなり大きめのワードですが、「楽天カード」を入力して調べました。
キーワード候補に従って記事を書く
基本的にはキーワード候補の記事を次々と書いていけば、狙ったキーワードを攻略に役立つわけですが、2個のキーワードの組み合わせだとかなりボリュームが多く競合が多くなります。
そのため最初に狙っていくのは3つのキーワードの組み合わせが比較的攻略しやすいキーワードの組み合わせになります。
実際にどれくらいの検索ボリュームがあるのか調べるのは、次の順位検索のツール「GRC」です。
検索順位チェックツールGRC
狙ったキーワードのボリュームと検索順位を追跡する際に非常に役立つのが、検索順位チェックツールGRCです。
質実剛健なツールで無駄なものがないのが特徴で、形式も非常に古めかしい内容ですがこれで十分です。
無料でも利用できますが、当然ながら機能は限られます。
できればベーシックプラン(月額495円/年額4,950円)もしくはスタンダードプラン(月額990円/年額9,900円)がスタートとしてはオススメです。
当ブログではスタンダードプランで追跡をしています。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | |
料金 | 月額495円/年額4,950円 | 月額990円/年額9,900円 |
検索語数 | 500 | 5,000 |
上位追跡 | 5 | 50 |
検索語数
登録できる総項目数、1日の順位チェック項目数の上限です。
1記事ごとに狙うべきメインのキーワードを設定して追跡すべきですが、網羅的に1つの記事でかなりの分量で説明している場合は、で3つ以上のキーワードで設計したh2(見出し)部分でもキーワードを狙えます。
この場合は、文字数では1万文字近くになる場合があります。
上位追跡
指定した検索語の検索結果上位サイトの順位履歴も記録する機能です。
GRC「SEOツールラボ」から引用
検索語ごとの順位を確認することも大事ですが、競合との比較をすることで自身のサイトで不足していることや気づかなかったことなどの気づきがあります。
まったくのオリジナルという記事は不可能で、やはり先輩たちの書いた内容を参考にしたり自身が狙っている検索意図で体験した内容や画像でオリジナリティを加えることで、はじめて検索意図に応える記事になってくると思います。
この「GRC」でその後の順位を確認しつつ、結果が出ななければ情報を集め直してリライトするなどの対策を打てます。
ただし検索エンジンの評価は早くて1ヶ月~3ヶ月後まで待たなくてはならず、すぐには結果は出てきません。
待ちきれなくてちょこちょこ修正をするのは正しい行動にはなりませんので、ある検索キーワード関連の記事を塊で何記事か作成し、内部リンクで連携させたら、別の検索キーワード関連の攻略にかかって、結果を待ってからリライトにかかるというのが良いと思います。
ラッコキーワード導入前と導入後ではPVは2倍に増加
「ラッコキーワード」でキーワードを特定し、「GRC」でボリュームと順位チェックをしてその結果からリライトを行うという施策を行った結果、PVは3ヶ月(結果が出るのは3ヶ月後ですので3ヶ月後の結果比較をしています)で2倍に増加しています。
その後も同じ手法で検索で上位に進出できるキーワード群を攻略していくことでPVは増加し続けています。
実際の「ラッコキーワード」・「GRC」導入初月度のPVなどのデーターは以下のとおりです。
次に3ヶ月度のPVなどのデータは以下のとおりです。
PVは倍増しましたものの、セッション時間・直帰率が悪化しているのが問題ですが、キーワードとその順位の把握はこれだけの結果の差を生み出しています。
確かにこれ以降では、ブログランキングの順位を上げることには興味がなくなり、影響が軽微なので順位も気にならなくなりました。
ブログ村・人気ブログランキングへの登録の効果と退会の理由まとめ
ブログ開始時のPVは誰しも見るも無残な内容ですので、3ヶ月に至って一定の結果を生み出してくるまでに辞めてしまう・放棄してしまうブロガーが30%は存在し、1年継続できるブログは30%つまりスタートの1年で30%・2年になると10%の生存率です(はてなブログの生存率)。
継続(生存)するだけでも、勝者になれそうですが実際に収益が6桁台にのっていくブロガーはさらにそこから30%以下だそうで、かなり低い確率です。
まるっきりPVが少ない3ヶ月以内という状態で、ブログの存在を知らしめるには、やはりSNS・ブログランキングの存在が欠かせないと思います。
しかしそれ以降は、ブログランキングの影響力は少なくなり、むしろバナーを読み込むデーターももったいないですし、AMP対応時のメンテナンスが非常に重荷になってきます。
今後、生き残って目的である収益を6桁にのせていくためには、そういったブログランキングではなく「ラッコキーワード」と「GRC」などのキーワードを選定して順位を確認していくツールが必須になってきます。
「検索順位チェックツールGRC」の本来の機能を使いこなすには無料版では十分な調査はできませんので、少なくともベーシックプラン(月額495円/年額4,950円)は選んでPDCAサイクルを繰り返すと、PVは数倍になり目的達成に近づくと思います。