FXは投機的な取引だから難しいと考えているのであれば、それはやり方が間違っています。
なぜなら3通貨ペアを「3すくみ」にした組み合わせで為替変動リスクを極限まで抑えて、上がるか下がるかを予想せずにトラリピ(トラップリピートイフダンの略)を仕掛ける方法ならリスクを管理して運用すれば順調に利益が積みあがるからです。
今回はこの「3すくみ」で「トラリピ」を仕掛けるやり方を解説したいと思います。
オススメしたいFX会社は、ネオモバFXです。
しかもドル円のスプレッドは0銭と低コストです。
①Tポイントを使ってFX取引がスマホひとつでできます。
②26通貨ペアを1通貨単位から取引できます。
③ドル円のスプレッドは「ずっ~と 0銭」(1,000通貨まで)と低コストです。
④トラリピ最強の通貨ペアAUDNZDが取引できます。
⑤つまりトラップトレードに非常に向いている新しいFX会社です。
ネオモバFXの基本スペック
SBIネオモバイル証券が2020年4月27日より開始したFXサービスです。
TポイントでFXができるのがセールスポイントですが、Tポイントでも売買できるように1通貨単位でも売買できます。
しかも主要ペアのドル円(USDJPY)は1,000通貨単位までならスプレッドは0銭という驚異的なレートです。

サービス名 | ネオモバFX |
通貨ペア | 26ペア |
ドル円スプレッド | 0(1,000通貨まで) |
ユーロドルスプレッド | 0.3(1,000通貨まで) |
最低投資額 | 1通貨~ |
ポイントの利用単位 | 1ポイント以上1ポイント単位 |
ドル円の0銭というスプレッドは、これまではキャンペーンとして0銭を維持してきましたが、とうとう1,000通貨単位の取引であれば恒常的にスプレッド0銭に改善されています。
ネオモバFXのメリットをこれから説明していきますが、大きく3つあります。
以下、順に解説していきます。
①Tポイントが利用できる
他のFXサービスと比較してみてネオモバFXの最大の特徴は取引にTポイントが利用できるところです。
利用できる単位は1ポイント以上1ポイント単位から利用できます。
もっとも注文時には証拠金が入金されていないとTポイントを充当することはできませんでしたので、予め証拠金を入金してから取引をスタートしましょう。
ちなみにTポイントが利用できるポイント投資はSBIグループの中で以下のように分けられています。
- 投資信託→SBI証券
現物株式→SBIネオモバイル証券
- FX→ネオモバFX
それぞれ利用のメリットがありますが、当方としてはもっとも高リターンを上げられるのが、ネオモバFXだと思います。
リターン実績は表にしています。
②1通貨からの少額投資が可能
活用の途が広くなるのが、1通貨単位から通貨ペアに注文ができるところです。
大きな単位だと証拠金も大きく必要になりますが、1通貨単位からであれば証拠金自体が少額で抑えられます。
ネオモバFXのスペックでスプレッドのことを記述しましたが、ネオモバFXのスプレッドは1つではなく、取引単位が大きくなるほどスプレッドが大きくなるルールになっています。
ドル円のスプレッドであれば以下のように取引単位によって変化します。
取引通貨数 | ドル円(USDJPY)スプレッド |
---|---|
1~500 | 0.0 |
501~1,000 | 0.0 |
1,001~10,000 | 0.2 |
10,001~3,000,000 | 0.3 |
取引通貨数が多ければ多いほどスプレッド(コスト)が安いわけではなく、取引通貨数が少なければ少ないほどコストが安くなる仕組みです。
この少額取引のほうがコストが安いというルールを有効に活用できるのが、「3すくみ」で「トラリピ」をする方法、「トライアングルトラップトレード」です。
③トラップトレードに有利なAUDNZDが取引できる
「トライアングルトラップトレード」の詳細は後述しますが、通常FXはテクニカル指標などを使って上昇すると予想するならば「買い」、下落すると考える場合は「売り」注文を出します。
ですが「トラップトレード」では、そういった上昇・下落の予想をせず、特定の通貨の値動きのレンジを過去のチャートから想定し、IFDON注文を仕掛けるというものです。
IFDON注文というと馴染みがないと何のことかわからないと思いますので、イメージ図を作ってみました。

絵が下手で申し訳ないのですが、要するに通貨ペアが何年にも渡って形成しているレンジ内でレートが行き来すると想定し、下落時に「買注文」を指値で設定しておきます。
IFDON注文は「買注文」のとき同時に決済注文として利益確定の「売決済」注文をセットできる注文方法です。
逆に上昇時には、「売注文」を指値で設定し、同時に決済注文として利益確定の「買注文」を予め出しておくことになります。
理想的なのはレンジの上限付近で「売注文」を集中させ、下限付近で「買注文」を集中させれば非常に効果的です。
通貨どうしが同じ地域で相関性が極めて高い通貨どうしのペアは、レンジを形成していることが多く、レンジから外にレートが動くことは極めてまれです。
特にそれが顕著なのが豪ドルとNZドルのペアである「AUDNZD」です。
画像はAUDNZDの月足チャートですが、概ね1.43~1.00の間を行ったり来たりして、金利も大差がないため、レンジ上限で売って、レンジ下限で買うという戦略が非常に有効とされています。
ネオモバFXでは、この通貨ペアが2.8pipsというスプレッドで取引できる点が大変なメリットです。
しかもネオモバFXでは最少取引単位は1通貨からですので、資金に応じて小さな単位の注文を細かい刻みでセットすることが可能です。
ネオモバFXのデメリット
ネオモバFXのデメリットはSBIネオモバイル証券の口座をすでに開設しており、月額220円の手数料を支払っていないと利用できない点です。
といっても200円分の証券口座の株式の購入・FXの取引に利用できる期間固定Tポイントが200ポイント毎月もらえるので、実質負担は20円です。
またその手数料の支払いにはクレジットカード(デビットカード・Kyash Cardなども可)が必要となりますが、高還元率なクレジットカードを充てておけばクレジットカードのポイント分、実質的な負担はさらに下がります。
ネオモバFXを活用したトラップトレード
トラップトレードは損切り注文は出しませんので、レートが期待を外れて一方方向に進みすぎれば100%の証拠金維持率を維持できずにロスカットになる可能性があります。
それを根本的に避けるには逆相関になる通貨ペアを選択して組み合わせることでそれを緩和することができます。
FXの為替変動リスクを大幅に減らす「3すくみ」・「トラリピ」とは?
ネオモバFXでもっともコストが安いドル円(スプレッド0銭)でトラップトレードを行って、かつドル円との組合せでリスクがもっとも少なくなる通貨ペアの組わせが必要です。
それが以下の3通貨ペアの組わせです。
- ドル円(USDJPY)
- ユーロドル(EURUSD)
- ユーロ円(EURJPY)
以上の3つの通貨ペアの組み合わせによる「トラップトレード」です。
図にすると以下のような感じです。
この取引方法を説明すると、例えばそれぞれ1,000通貨単位で取引した場合で考えるとわかりやすいです。
- ドル円(USDJPY)→「買い」で円を売ってドルを1,000通貨を買った状態になります。
- ユーロドル(EURUSD)→「買い」で買ったドルを売ってユーロを1,000通貨買う。
- ユーロ円(EURJPY)→「売り」で買ったユーロを売って円を1,000通貨買う
- →①に戻る
以上のように3すくみでぐるぐる循環している状態になり、相場が急変動したときで変動がほとんどなくなります。
さらに常に同じ方向に注文をセットするのではなくてドル高かドル安かで注文のセット方法は変わってきます。
トライアングルトラップトレードのドル高・ドル安時の注文セット方法
このトライアングルトラップトレードは、ドル高時・ドル安時で注文方法をその都度変えていきます。
図にすると以下のような感じになります。
全部の通貨を確認するのではなくて、ユーロドル(EURUSD)を確認しておくのが適切だと思います。
ただし、同じ1,000通貨単位でもドル円(USDJPY)は1ドル103.96円、ユーロ円(EURJPY)は127.06円で等価ではありません。
そのため厳密にリスクを軽減するには以下のように計算して取引単位を変更します。
1,000通貨 × 84.3% = 843通貨
以上の計算式からドル円(USDJPY)1,000通貨に対しユーロドル(EURUSD)・ユーロ円(EURJPY)を843通貨取引すれば等価となり、ほぼ完全な「3すくみ」の状態を維持できます。
※為替相場の変動でレートは変わります。
ネオモバFXは1通貨単位で取引できるため、843通貨などの細かい単位で調整することが可能です。
またレンジの上限と下限が想定しやすいAUDNZDも加えるとレンジ上限での売り注文、下限での買い注文が判断しやすいです。
ネオモバイルFXの取引実績
期間としては2020年9月18日から運用を開始しています。
取引通貨ペアは、以下の4つです。
- ドル円(USDJPY)
- ユーロドル(EURUSD)
- ユーロ円(EURJPY)
- 豪ドルNZドル(AUDNZD)
以上の4通貨ペアとなります。
始まった当初は500通貨単位づつIFDON注文を仕掛けていましたが、預託金残高が増えてきたので、安いスプレッドが維持される1,000通貨単位で注文を仕掛けて運用しています。
最新ネオモバFX実績
預託金残高 | 追加ポイント | 実現利益 | リターン | |
2020/10 | 126,335 | 0 | 8,606 | 7.31% |
2020/11 | 174,269 | 18,238 | 29,695 | 20.54% |
2020/12 | 247,139 | 32,689 | 40,181 | 19.42% |
2021/01 | 281,951 | 5,262 | 29,550 | 11.71% |
2021/02 | 321,523 | 14,231 | 25,341 | 8.56% |
2021/03 | 384,235 | 0 | 62,712 | 19.50% |
合計 | 384,235 | 70,420 | 196,085 | 104.22% |
順調に増えているため、3月にはTポイントを充当することはやめています。
グラフにすると以下のような進捗状況です。
3月はドル円(USDJPY)が予想以上の上昇・ユーロドル(EURUSD)げ下落したことで、利益は大きかったのですが、正直淡々と注文を仕掛けているだけで、予測をしているわけではないので書くことが非常に少ないので、月次のレポートみたいな記事を書くことはやめています。
今後もただ増えていくだけだと思います。
Tポイントはどうやって集めるの?
Tポイントを取引に利用できますが、現金を投入していってもとくに問題はないです。
ですがTポイントをたくさん充当できれば現金の手出しは減りますので、たくさんTポイントを集められるのに越したことはないです。
また実はポイントのままの方が、交換時に増量したりするルートがあるためノーリスクで増やしていくことができます。
最大2.5%のポイント還元率!JQ CARDエポスゴールド
Tポイントがよく貯まるカードは最大2.5%もポイント還元される「JQ CARDエポスゴールド」です。
Tポイントが2.5%もの還元率で貯まるならみんなやっているはずですが、そうでないのは「JQ CARDエポスゴールド」はインビテーションによってしか保有できないクレジットカードだからです。
しかもインビテーションを受けて切り替えると年会費無料のゴールドカードになります。
なんで2.5%の還元率になるかは長くなるので簡潔に述べると以下のとおりです。
- エポス陣営ゴールドカードの特典、「選べるポイントアップショップ」に選択した支払先はポイント3倍の1.5%の還元率
- 年間100万円利用すると「年間利用ボーナス」が1%相当の1万ポイントもらえる
以上の2つの合計で2.5%の還元率になります。
たまるポイントはJRキューポという聞き慣れないポイントですが、ポイ活には必須のポイントサービスで、JRキューポはエポスポイント・Pontaポイント・Gポイント・Tポイントに等価交換できます。
さらにTポイントに至っては相互・等価交換できますので自由自在です。
①②について詳しく書くと、それぞれ余裕で1万字は書くことになりますので、読む方としたらかなりしんどくなります。
ですので多少端折って説明し詳細は別記事を見ていただきたいと思います。
①選べるポイントアップショップ
この3倍ポイントにできる支払先は3つしか選べず、1回決めると3ヶ月は変更できないのがデメリットです。
これには国民年金・Yahoo!公金払い(税金)などや普段利用するお店も選べますが、必ず選びたいのがMixiです。
Mixiを選ぶと招待制のバーチャルプリペイドカード「MIXI M」へのチャージが3倍ポイント適用になります。
「MIXI M」はネットのお店の支払いは勿論、ApplePay・GooglePayに設定するとQUIC Pay+で大抵のところは支払えるうえ、モバイルSuicaにチャージも可能なすぐれものです。
「選べるポイントアップショップ」の選択先のうち一つはこれにすれば、様々な支払いがポイント3倍になります。
「MIXI M」は招待制ですので、ご希望の方はtwitterでcohamizuまでDMをいただけましたら、招待いたします。
②年間利用ボーナス
エポス陣営のゴールドカードは、切り替えてからの1年間の利用に応じてボーナスポイントがプレゼントされます。
【年間利用50万円】:2,500円相当(0.5%相当)のボーナスポイント
【年間利用100万円】:10,000円相当(1%相当)のボーナスポイント
エポス陣営のゴールドカードは、「選べるポイントアップショップ」以外の利用で3倍ポイント(1.5%ポイント還元)ですが、それ以外の利用は0.5%のポイント還元率です。
ですが100万円以上利用すれば、1%相当のポイントが付与されますので、合計で実質1.5%の還元率で利用できますので、チャージでポイントが満額付与される楽天EdyへのチャージやauPAY残高(auPAYプリペイドカード)などへのチャージにも活躍します。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARD エポスからインビテーションで切り替えますが、JQ CARD エポスではポイントサイト案件が存在しません。
そのためハピタス経由のエポスカードの申し込みなら3,000円相当のポイントが獲得できますので、ポイントを受け取り終わったら「JQ CARD エポス」へ切り替えを行い、半年・50万円の利用を目安としてインビテーションに乗ってゴールドへの切り替えを行います。
さらにエポスカードは申込時に紹介者からの「ご紹介番号」を入力して申し込むとさらに500円相当のポイントが加算されます。
当方は「JQカードエポスゴールド」保有者なので、申し込まれた際に申込みシートに以下の「ご紹介番号」を入力ください。
「ご紹介番号」→22040186427
Tポイントを貯めるのも使うのもウエル活
ポイ活されている方なら、釈迦に説法ですがTポイントを貯める・使うのもウエル活です。
主戦場となるウエルシア薬局はイオン系ですが使いにくいWAON POINTではなくTポイントが110円につき1ポイントたまります。
しかも毎週月曜日はポイント2倍デーですので、貯めるなら月曜日です。
このときは「JQ CARDエポスゴールド」でチャージしたMIXI MによるQUIC Pay+で支払えば最大2.5%還元ですので、月曜なら4.5%もTポイントが貯まっている計算になります。
1.5倍(33%off)となる毎月20日のお客さま感謝デー
ためる話をしているのに使う話になっているのはどうかとも思いますが、1.5倍の価値になるため使うのも選択肢の一つです。
ウエルシア薬局では、毎月20日の「お客さま感謝デー」ではTポイントを支払いに使うと1.5倍の価値で利用できます。
つまり5,000円の支払いをTポイントでするならば、5,000ポイントではなく3,334ポイントで支払えますので33%offという嘘のような価格で買えることになります。
ポイントサイトでポイントを貯めてTポイントに交換する
Tポイントを2.5%もの高還元率のJQ CARDエポスゴールドでためていっても、10万円の利用でも2,500円相当のTポイントしか貯まりません。
そこで利用したいのがポイントサイトです。
ポイントサイトを登録して、ネットショッピングで経由したり、クレジットカードの申込みで経由するだけでポイントがもらえます。
オススメの高還元ポイントサイトは、ハピタス・ポイントインカムでどちらもためたポイントをポイント交換サイト「ドットマネー」に一旦交換すれば、無料でTポイントに交換することができます。
ハピタス・ポイントインカムはトップクラスの高還元ポイントサイト
ハピタス・ポイントインカムは企業の広告を会員向けに掲載しているサイトで、会員がその広告を利用することで企業から広告費が支払われて、その一部が会員に還元されます。
その還元度合いはポイントサイトによってかなり異なっており、同じ広告を利用するならハピタス・ポイントインカムが競って高いポイント還元を実現しています。
例えば楽天カードだと入会キャンペーンの時にポイントサイトのポイントもアップするのでわかりやすいのです。
ハピタス・ポイントインカムはこういった広告でもトップクラスの還元になりますので、両方登録しておいて競って高いポイントになったところで広告を利用するのが上手な使い方だと思います。
ちなみにネオモバはポイントサイト案件はありません。
ポイントインカムでは、このサイト経由の登録で150円+ポイント交換で100円相当のポイントに加えて、登録後合計5,000円相当の広告利用でさらに2,000円相当のポイントプレゼントです。
【まとめ】ネオモバFXによる3すくみトラリピのやり方
ネオモバFXは、Tポイントが利用でき、1通貨単位からの少額から投資が可能です。
ですので「3すくみ」で「トラリピ」での利用が最もTポイントを有効活用できると思います。
原資となるTポイントを貯めることに成功すれば、現金の手出しは確実に減りますので、今からでも実施してほしい内容です。
ネオモバ口座開設キャンペーン↓↓↓
Tポイントを使ったFX取引が1通貨単位でできるネオモバFXは、SBIネオモバイル証券口座を開設後、FX口座の申し込みで利用開始となります。