楽天ペイとSuica連携。アプリ上で発行・チャージ・利用が可能に

2020年5月25日、JR東日本と楽天ペイメントは、コード決済サービス「楽天ペイ」上で交通系電子マネーSuicaを発行・チャージ・利用できるサービスを開始しました。

発表から1年もの時間が経過していますね。
モバイルSuicaが年会費無料に切り替わったのが、2020年2月26日ですので、一日千秋の思いの「楽天ペイ」ユーザーもいらっしゃったかも知れません。

当初の期待としては、楽天カードからのチャージでポイントが満額付与してほしいというのが楽天カードユーザーの期待でした。

残念ですが、チャージしたときのポイントは200円につき1ポイント。
つまり満額からの半減となる0.5%となります。

ついでに楽天ポイントのチャージも期待されたのですが、現段階では不可というのも泣かせます。

また利用できる端末はおサイフケータイ対応のAndroidのみとなり、iOSユーザーが多い日本では落胆された方も多いのではないかと思います。

楽天ペイとSuicaの連携でできること

前述の通り「楽天ペイ」上で交通系電子マネーSuicaを発行・チャージ・利用できるため、Google Payと同じくチャージが簡単です。
この点、使いにくいモバイルSuicaと比較するとユーザビリティは格段に良いのですが、問題はチャージの還元率が0.5%でポイントの充当もできない仕様であることですね。

この点、楽天Edyが「楽天ペイ」で優遇されるのは当然で、Suicaはオマケ的な存在になっています。

還元率については捕捉できたと思いますので、それ以外の仕様についてまとめます。

楽天ペイでSuicaを新規発行・登録可能

Suicaのリアルカードがなくても、「楽天ペイ」上で即Suicaを発行できます。
現在、モバイルSuicaをインストールして利用している場合は、利用しているモバイルSuicaを「楽天ペイ」に登録することになります。
その場合、現状入力している情報は消えませんので、モバイルSuicaも「楽天ペイ」上のSuica両方利用できます。

チャージは楽天カードのみ

楽天ペイ」上のSuicaへのチャージは、楽天カードのみ可能となっています。
単位は1,000円以上で1円単位で可能です。
上限額は通常のSuicaと同じく20,000円です。
還元率はまさかの0.5%。

これなら「Kyash Card」に一旦、楽天カードでチャージ後にモバイルSuicaにチャージすれば「Kyash Card」の決済時はポイント還元されませんが、「Kyash Card」へのチャージはクレジットカードのポイント還元が満額付与されますので、楽天カードでチャージすれば1%分の楽天ポイントが付与されます。

またSuicaユーザー御用達の「ビックカメラSuicaカード」であれば、モバイルSuicaへのチャージで1.5%ですが、あいにくたまるポイント「JREポイント」はSuicaに交換する以外に利用価値がほとんどないのが課題ですね。

もっとも還元率が高いのは「エポスカード 」陣営のゴールドカード・プラチナカードで、「JQ CARD エポスゴールド」・「エポスゴールドカード」・「エポスプラチナカード」では選べるポイントアップショップにモバイルSuicaを設定すれば3%の還元率でモバイルSuicaが使えます。

そのため、わざわざ低い還元率の「楽天ペイ」上のSuicaを使用する価値はほぼ無いでしょう。
便利さ追求ならばApple Pay・Google Payで十分なのですが、まったく楽天のやっていることはさっぱり意味がわかりません。

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キャンペーン期間中はiOSでもポイントが獲得できます。

とはいえ春のリリースの予定を信じ、楽天カードの一本背負いに、iPhone片手で期待に胸をふくらませて、待っていたiPhoneユーザーからすれば、1年も待ってiOS版がないのは納得行かないかも知れませんね。

楽天ペイメントも機会損失を恐れたのか、一応救済措置となるキャンペーンを準備していました。
これを活用すれば、iPhoneユーザーも楽天カードからモバイルSuicaにチャージでき、0.5%ではあるもののポイントがたまります。
200円につき1ポイントたまる計算です。

気になる期間ですが、「未定」ですね。
ということはiOS版のリリースも未定という理解でよろしいのでしょうか。

交通系ICの相互利用ができます。

楽天ペイ」上のSuicaはいわゆる交通系ICですので、全国のICマークのある鉄道、バス、お店などで、Suicaとして利用できます。
ただし後払い方式の「ポストペイ」型 交通系IC「PiTaPa」に関しては相互利用できません。

日本では公共交通機関の決済は交通系ICが幅を効かせていますが、この方式はクローズドループといって、特定の決済手段しか使えないのがネックです。

一方で海外ではオープンループといって、決済手段はクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードに搭載されているNFCによる非接触決済(コンタクトレス決済)です。
もしくは海外版のApple Pay・Google PayもNFCによる非接触決済です。

交通系ICは都市部なら便利ですが、導入するコストが巨額で日本全国津々浦々の交通決済としてはすべてに導入されているわけではありません。
全国津々浦々に導入できないのであれば、他の国と同じようにオープンループで導入を図ってくれれば、いつも使っているカードで決済できるのですが、なかなかそういう構想って出ないのでしょうか。

ところで、「楽天ペイ」上のSuicaにチャージできる楽天カードは、Visa・MasterCardブランドの新規発行についてはコンタクトレス決済を装備しており、公共交通機関で運賃決済にコンタクトレス決済が利用されるようになればSuicaなしでも公共交通機関を利用できることになります。

楽天ペイ」上のSuicaにチャージできる楽天カードは新規入会・利用で楽天スーパーポイント5,000ポイント付与となります。

楽天ペイ上のSuicaはどんなニーズがあるのか

Apple Pay・Google PayがすでにSuicaを導入している現状とモバイルSuicaが年会費無料となった現状で、「楽天ペイ」上にSuicaが登場したところでメリットはほぼゼロに近いと思います。

あえていえば、旅先で突発的に交通系ICによる決済が必要となる場合で、交通系ICを普段から使用しておらず、楽天カードを保有し「楽天ペイ」を使用しているという非常に限られた場面のみ登場機会がありそうですが、現状ではほぼ保有のメリットはないと思って良いでしょう。

これならSuicaユーザー御用達の「ビックカメラSuicaカード」に搭載しているSuicaか、モバイルSuicaに「ビックカメラSuicaカード」でチャージするほうが1.5%の還元率を維持しているだけによっぽどメリットがあります。

ビックカメラSuicaカード」の発行は、ポイントサイト「ECナビ」経由で申し込むと、最大8,000円相当となるJREポイント付与となる新規入会特典にくわえて、ポイントサイト「ECナビ」から3,500円相当のポイントが付与されます。

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