長期投資でも必須なモメンタム分析

2020年2月以降は株式市場を始めとしたリスク資産にとって非常に厳しい状態となっています。
当方の場合は空売りによって、資産が却って加速度的に増加しましたが、空売りをせずともどこでキャッシュに替えておくか判断できるポイントは分かります。
長期投資であってもポジションを保持するポイントと手放すポイントは、ごくごくシンプルなテクニカル分析によって表されるので、Entry・Exit Pointの判定に役立つはずです。

市場の心理はチャートに投影される

中央銀行の対応であるとか、政府の要人の発言などで相場が動く場合もありますが、それは結果であり中央銀行の対応も政府要人の対応も実際は市場に織り込まれています。
最近で際立っているのが金融政策決定会合FOMCで、2018年末の相場の混乱時に市場の想定と異なる判断をFRBがしたことでかなり相場が混乱しリスク資産の価値の毀損が見られました。
そのためFRBは最近は、市場が織り込んだ政策金利に沿った決定を繰り返しており、サプライズはありません。
市場は結果を見て動いてはおらず、すでに各状況から価格を織り込んでいるため、結果を見てから動くのでは遅いといえます。
そのため投資家として指針となるのはチャートそのもので、それがすでに起こりつつある経済の変化とそれに伴う価値変動を示してくれます。

日経平均は売りにも買いにも適した銘柄

日経平均は日本経済の産業の置換が進んでいないためか、景気変動に弱く正直長期投資には向いていません。
そのため当方としては、長期投資はS&P500、短期的な空売りなどは日経平均と定めています。
例外もあり、安倍政権が誕生した当初はアベノミクスへの期待もあり、株価は非常に堅調でしたのでその場合は買いを行うべきです。
したがって、日経平均は長期で保持するには不向きで、売り・買い両方を行うべき銘柄といえます。

その日経平均の売りのポイント、もしくはポジションを手仕舞うタイミングはどこだったのでしょうか。
月足チャートから見てみましょう。

日経平均 月足

上記のチャートで見ると20,500円台で長期のトレンドラインを割っており、このポイントで長期的な買いポジションを手仕舞うのが通常の手順になります。

では売りのタイミングはどこになるでしょうか。

日経平均 週足

月足から週足にクローズアップして見ると、長期のトレンドラインでは相場が反発する可能性があるため、一度割り込んだ後、戻ってくる習性「リターンムーヴ」を待ってショートするというのがセオリーとなります。

より短期的なポジションメイクでは、上記の週足・日足でトレンドラインを引くと2019年8月から反発した値動きにトレンドラインを引くと今回の下落相場の開始は、一度トレンドラインを割り込んで→リターンムーヴ→下落→ロングポジションの手仕舞い。
という対応がより迅速にできたことがわかります。

日足のチャートでさらに見ると、新規建てのショートポジションは、リターンムーヴ後、前回安値を割り込んだところ(水平の黄色のライン)でギャップをつけて下落しており、このタイミングが適切と考えて良いでしょう。

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多くの投資家は10年の上昇相場に慣れすぎて、手仕舞いのタイミングを失った。

上昇トレンドが途切れれば、少なくともポジションを閉じなければならないのですが、今回はポジションが残存したまま損切りできないままとなった投資家が非常に多かったです。

リーマンショック以降10年もの上昇相場では、少し下落すればそれに対して逆張りを執行すれば、やがてはプラスに転じていきました。
代表的な例はトランプ大統領の大統領就任時の値動きです。

特に上昇が力強かったのが、S&P500などのアメリカの株式市場です。
特にAmazon・Google・Microsoft・Facebook・Appleは、従来の産業界を変え、資金を集め天井知らずの上昇をしていきました。

そのためS&P500を始めとするアメリカの株式指数や、アメリカの株式に投資すれば右肩上がりに資産が増加すると喧伝され(現にそうなった)、多くの投資家が参入してきました。

しかし10年続く上昇相場にも終わりがあり、ポジションを閉じなければならない時期があります。

S&P500 月足

上記のS&P500の月足チャートをご覧いただくと、まさに長期のトレンドラインを割り込むか否かのポイントに差し掛かっています。
かなり購入コストが安い投資家であれば、このポイントを割り込んだあたりでポジションを閉じても問題はありません。

しかし、それは随分悠長な話で、現実にはこの下落で相当の損失を被った方がいるのを見るとその判断基準では間に合わないでしょう。
ではその判断はどこでするのでしょうか。
S&P500の週足のチャートを見ていただければ、それは明確です。

少なくとも、週足のトレンドラインを割り込んだところで手仕舞いを執行しておけば、大きな怪我はなかったでしょう。

この上昇トレンドラインで買いポジションを取るタイミングは、これまで成功体験で行われていた下落したらとりあえず逆張りではありません。
それは何らかの経験則や実例に基づいていません。

そのタイミングとは、この上記チャートのように、前回の高値を更新する(水平の黄色のライン)をブレイクしたポイントになります。

これはモメンタム投資と呼ばれる伝統的でかつ堅牢な投資方法です。

しかし、今回のように下落が深いと次の高値更新まで随分時間を要すると思います。
その間上昇相場を指を加えて待っているかといえばそうではないです。

下落幅が大きいとモメンタムが歪んでしまうからです。
それを解決したのがチャートの下部に投描しているRSIです。

S&P500 日足

2018年末の株式相場の下落は、かなり大きめの下落でしたが、これの反発と高値更新を待っていたら次々と順調に相場が上昇しチャンスロスになります。

そのためモメンタムの歪みを補正するRSIを利用して、トレンドの変換を測り、ポジションをとります。

RSIが下落していく過程で、下落トレンドをブレイクしたろは、ちょうど前回の高値を抜いたところでもあります。
ここでポジションを取る方法は十分逆張りといえます。
ついで追撃のポジションを取るのは、ピンク色の遅行スパンが実線を上抜いたポイントです。
遅行スパンは一目山人が開発した一目均衡表の一つの指標で、実線の動きを26日後に動かしたものです。
相場との相性がよいのですが、一目山人も明確に何故良いのか説明しきれていません。
この遅行スパンが実線に達すると大きな売りや買いが発生します。
したがって抜ききらずに反落するようなら、反発は騙しになりますので、損切りし空売りを執行したほうが良いと判断できます。
また赤い指数平滑移動平均線が青い指数平滑移動平均線の束を抜く現象も見逃せないです。
こうなると少しの下落でも押し目買いを順次行うことで利益を稼ぎ出せます。
この押し目買いは、青い指数平滑移動平均線の上で赤い指数平滑移動平均線が推移している限り行っていって良いでしょう。
この指数平滑移動平均線の束による分析はGMMAチャートと呼ばれるものです。

このトレンドの終わりと反転時の補足はRSIにより行い、トレンドの推移分析はGMMAで行えばよいでしょう。

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まとめ

少なくとも明確な反発が生じているという判断は、ここに挙げたRSIなどのテクニカルな指標により、判定すべきです。
それがなくてもトレンドラインという伝統的な手法は、多くの投資家が見ており判断基準としています。
それを用いない投資方法は方位磁石のない航海のようなもので、非常に危険です。

次の反転時期を探るにあたってむやみにポジションを取らずに、入り口・出口をトレンドラインもしくはRSIによって判定したほうがよいでしょう。

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