保険は実はギャンブルの一種

イスラム教では保険をギャンブルの一種として禁止しています。それは仕組みが似ているからです。多くの人の掛け金がプールされ極少数の運良く(不幸にして)あたった人に掛け金より支払われるからです。

これは確率の問題で火災事故や高度な医療技術を必要とする場合などの確率からプールする側が決して損をしない仕組みを作っています。

また入って実際に不幸なことが起こっても、条件がかなり複雑で、そう簡単には支払われない上に、特約条項をつけて複雑化させてそう簡単に比較できなくさせている。

保険というのはかなり当選確率が低い宝くじを買い続けているのと何ら変わりがありません。

日本における保険の構成比

ではこのような賭け事と変わらない性質の金融商品は家計の金融資産においてどれくらいの構成比を占めているかといえば、2017年3月末までのデータでは()は2012年3月末

「現金・預金」51.5%(55.2%)
「債券証券」1.4%(2.3%)
「投資信託」5.4%(4.0%)
「株式」10.0%(6.5%)
「保険」28.8%(27.9%)
上記のデータを見る限り、保険の構成比は第二位で大きな構成比を占めています。

これがアメリカの2017年3月末のデータだとこうなります。

「現金・預金」13.4%
「債券証券」5.6%
「投資信託」11.0%
「株式」35.8%
「保険」31.2%
公的保険が少ないアメリカでは、保険の保有もかなりのものになっています。

しかしアメリカでは株式の保有が大きく、日本のように50%も現金で寝かせておくという習慣はないようです。

ほとんどの保険は通常はカバーされている

どちらにしても、賭けと変わらないとは述べては見たものの、どの国でも一定の保険の保有はあるようです。違っているのは日本は増えもしない現預金の構成比が50%を突破しているのに対し、アメリカは株式が構成比としてはトップです。

では保険は本来どういった場合に必要になるのでしょうか。
それは「家計で賄うことができない日常におけるリスクに対して備えておくもの」です。

特に家計において最も所得が大きい世帯主に万一の自体が発起し、亡くなった場合は遺族が家族が金銭的に窮する、または病気や怪我で高額な治療費の支払いができない・ないしそれによる金銭的困窮がそれにあたります。

つまり貯蓄や切り崩し支払いにあてることができる資産ができるまでは、生命保険の加入もありえます。
ですが、企業には福利厚生が整備されているため、それを加味すると必ずしも必要で無くなるのが実情です。また公的保険がカバーしている部分も見逃さないことです。

例えば、健康保険では、健康保険証を窓口に出せば現役世帯では3割負担であり、なおかつ高額療養費制度により1ヶ月の自己負担の上限が定められ、一定額を超えると払い戻しが受けられます。

こうなってくると保険が不必要な人、必要な人は下記のようになります。
つまり本来は保険が不必要という人は、貯蓄が十分あって、会社の福利厚生で十分カバーされる人です。
反対に必要になってくる人は、貯蓄が十分無くて、自営業の方というのが、当てはまってくるでしょう。

民間の保険は心配を煽って商売にしているだけ

公的保険は税金で資金を補っているのですが、保険会社は事故や災害などで保険金を支払う確率が非常に少ないからこそ成り立っているのであって、支払いに該当する事案が相当数もあれば保険会社が潰れてしまいます。

簡単に言えば保険に加入して掛け金を払っている人から見れば、保険会社そのものがコストです。そのためどうやっても払戻金<掛け金になります。

残念ながら規約を見ると網の目のようになっており、例え不幸にして災害にあったり病気になっても、そう簡単には保険の払い戻しに該当しない。

結論から言えば、保険に払う資金を低コストのインデックスファンド・ETFに投資し、イザという時に支払える資金ないし資産を早めに構築したほうがマシなのです。

しかも、確定拠出年金を行っていれば、いざ自分が亡くなったときは、遺族に時価で一時金として積み立てた金額が支払われます。
また遺族年金の制度もあります。
利回りとしても、利益確定時に課税されない確定拠出年金は、非常に有効で生命保険は必要ないということがわかるのではないでしょうか。

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