ドコモのカードといえば「dカードGold」ですが、ドコモにはdカードプリペイドというプリペイドカードも存在します。
プリペイドカードの利点は、未成年でも申し込めるところとチャージした金額内の利用となるところです。
使いすぎの心配がいらない分、世帯全体の家計の管理にとても向いています。
しかもdカードプリペイドは、通常のカードのように実店舗で利用できる他、3Dセキュアに対応し不正利用に強く、「d払い」の支払い元にも指定できます。
またiD決済により非接触決済もできる利便性を兼ね備えています。
ドコモのサービス利用でたまったポイントも利用できる残高として充当できることから、dポイントの出口戦略として重宝するプリペイドカードです。
dカードプリペイドはこんな方にピッタリです。

- dカードを持っていないが、d払いを活用したい方
- 1世帯家族内で家計支出を管理したい方
- dポイントを活用して現金支出を減らしたい方
dカードプリペイド使い方によってはお金の管理面でも大活躍する可能性が大ですので、その点に絞ってご説明します。
dカードプリペイドの概要
申し込み条件 | dアカウントを保有する12歳以上の方 |
国際ブランド | MasterCard |
カード残高上限 | 30万円(1回1,000~49,000円) |
ポイントチャージ | 通常dポイント(10,000pt/月) |
クレジットカードチャージ | VISA・MasterCard(dカード・三井住友カード以外は手数料204円/回) |
インターネットバンキングチャージ | 手数料204円/回 |
コンビニチャージ | ローソン店頭 現金/無料 |
ATMチャージ | セブン銀行ATM 現金/無料 |
非接触決済 | iD |
モバイル対応 | Apple Pay対応 |
スマホ決済 | d払いキャンペーン対象 |
セキュリティ | 3Dセキュア対応 |
還元率・特典 | 0.5%・ローソン3%割引 |
以上の概要となっていますが、現在のところ年会費は無料、発行手数料は無料となっています。
またMasterCardブランドですので、コストコなどMasterCardブランドでしか決済できない店舗の利用にも向いています。
dカードプリペイドはd払いにも登録できる
3大キャリア「ドコモ」が運営するスマホ決済サービス「d払い」。
強力な還元率施策を次々と打ち出して、dポイント投資をする方にとっては欠かせない決済ツールになっています。
「d払い」の大規模キャンペーン自体は、「dカード」・「dカードGold」・「d払い残高払い」を対象としたもので、dカードプリペイドが対象となっていない点については注意が必要です。
しかし、後述するdポイントによるチャージによって「d払い」の0.5%+dカードプリペイドの0.5%=1%の還元率にポイント利用の還元率を高めることができたり、高還元率カードからのチャージによって還元率を底上げすることが可能です。
dカードプリペイドのd払い登録手順
登録の際は、まず3Dセキュアを設定しましょう。
→プリペイドカードのログイン後の画面から「各種変更」
→インターネットショッピング本人認証サービスパスワード登録
次に「d払い」アプリにカードを登録します。
→「d払い」アプリ左上の「三本線」をタップ
→上から2番めの「設定」をタップ
→お支払い方法「+クレジットカードを登録」
にて3Dセキュアで上記で設定したパスワードの入力が成功すれば登録できます。
これで、あとはカードにチャージさえすれば「d払い」による0.5%+dカードプリペイドの0.5%=1%のポイント還元率でdポイントを日々の支払いに充当できます。
1世帯家族内で家計支出を管理したい
家計支出を厳密に管理したい場合などは、プリペイドカードによる家計管理は非常にメリットがありますね。
代表的なところでは、Kyash Card・au PAYプリペイドカードなどは残高自体を家族間で送金できますので、お子さんのウォレットが資金不足に陥ったときなど即座に資金を送ったり学生時期の仕送りという形式などでも便利です。
dカードプリペイドでは実は個別の残高間で送金する機能はありません。
ですがログイン後のクレジットチャージでは、本人名義以外のカードでチャージすることができます。
もちろんセキュリティのために3Dセキュアがかかったカードのみ利用可能です。
このときに親御さんのカードでチャージすることで、瞬時にプリペイドカードの残高という形式で送金ができるわけです。
しかもプリペイドカードなので、使いすぎる心配がありません。
「d払い」にはドコモ口座を利用したウォレット機能がありますが、これはdカードプリペイド残高とは別の管理になっており、結構不便です。
口座残高を送金できたり、決済分は「d払い」のキャンペーン対象ですので次第に便利にはなってはいます。
ここらへんの仕様ではau PAYプリペイドカードのほうが残高をコード決済「au PAY」とau PAYプリペイドカードで共有できるため便利です。
KDDIが運営しているスマホ決済サービス「au Pay」。残高をチャージして利用するプリペイド型のスタイルですが、「au PAY プリペイドカード」と残高を共有しており、コード決済が利用できる場合は「au Pay」を利用し、クレジットカ[…]
お金の管理が別立てになる上、利用しようという店舗で「d払い」が使えなければ意味がありません。
それならば、dカードプリペイドへのクレジットチャージで送金したほうが「d払い」のメリットも享受できるのでオススメですね。
チャージするクレジットカードについて
肝心のチャージするクレジットカードは、「dカード」・「dカードGold」・「三井住友カード」等のVJAカード以外のカードは1件204円の手数料がかかります。
楽天カードの還元率を2%にアップする「街の利用2倍ポイント」について解説します。
楽天カードは基本還元率1%のクレジットカードとして広く知られていますが、ある条件を満たすと楽天市場以外の利用が2%の還元率になります。条件とは、エントリ[…]
また注意点としてはVISA・MasterCard以外のカードではチャージできません。
一日あたりのチャージ上限は30万円と結構あります。
しかし、手数料が無料であるものの「dカード」・「dカードGold」・「三井住友カード」系のカードでチャージするとポイント付与の対象外となりますので意味がありません。
一方で楽天カードなど1%の還元率のカードで2万円以上チャージすれば、付与されるポイントで手数料は相殺されます。
この例で挙げた楽天カードは実は、月間で楽天市場
の利用が2万円を超えると、楽天市場
以外のカード利用が通常の1%から2%へ向上します。
一気に高還元率カードへ変貌するため、楽天市場を意識的に選ぶことで利用額が2万円以上になるのであれば、このボーナスステージ時にdカードプリペイドにチャージすれば1万円ほどのチャージで手数料がポイントで減殺され、還元率も高まります。
※楽天カードの申込みは、ポイントサイト「ハピタス」経由が最もポイント還元が高くなります。
「ハピタス」経由で公式からの新規入会特典5,000ポイントの付与に加えて、「ハピタス」から5,500円相当のポイントが付与されます。
ポイントサイト「ハピタス」への登録は無料で、下記のボタン経由と7日以内の500pt以上の広告利用で2,021円相当のポイントがプレゼントされます。
dポイントを活用して現金支出を減らしたい
dカードプリペイドの便利な機能が、dポイントのチャージです。
といっても月間で10,000ptと制限がありますが、当方のように様々なポイントを集約してdポイントに交換しているとこの機能があると便利ですね。
dポイントは資産としてdポイント投資にも活用できますので、ポイント数を眺めるという奇特な癖がない限りはdポイント投資に投入して資産を有効活用したほうが良いでしょう。
しかし、ポイントは日頃の消費の補助のために利用するとことであれば、それも非常に有益です。
なぜなら、dカードプリペイドにチャージして「d払い」に活用すれば、「d払い」の決済で0.5%+「dカードプリペイド」利用分0.5%のポイント還元が2重どりできます。
dカードプリペイド発行キャンペーン

現在「dカードプリペイド」では新規発行+チャージに対してキャンペーン特典を付与しています。
入会対象期間は2020年9月1日~2020年11月30日
チャージ対象期間は2020年9月1日~2020年12月15日(※1,000円以上のチャージ)
特典:新規入会対象者で100万円分山分け(山分け分は残高にチャージされます)
これから申し込もうという方にとっては朗報ですね。
dカードプリペイドまとめ
ユーザビリティでは、au PAYプリペイドカードのほうが残高をコード決済「au PAY」と共有できる点で利便性がありますが、auユーザー以外は、「au じぶん銀行」の口座を解説する必要があるので、敬遠されるかもしれません。 最後まで読んでいただきありがとうございます。
そういった場合やポイントをdポイントに集約させたい場合は、「dカードプリペイド」の利用価値があります。
またMasterCardブランドですので、コストコなどMasterCardブランドでなければ決済できない店舗などで利用できます。
自身が保有するメインのクレジットカードがVisaであれば、チャージするなどして利用範囲を広げることができますね。
「d払い」の支払い元に設定して、ポイントを有効活用できる点も見逃せないメリットだと思います。
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