Tポイントを増幅させながら交換するルートについて解説していきます。
ポイントは交換だけで増えるルートが存在し、それを複合的に組み合わせて、月あたり数%もポイント数を増やすことが可能です。
これは現金では勿論、株式投資しても数%も毎月増えていくというのはなかなかできないことです。
しかもポイント交換ですのでノーリスクです。
その中でも特に価値が高めやすいのは、TポイントですのでTポイントに焦点を絞って解説します。
後半ではもっとTポイントの価値を高めたい場合について解説します。
Tポイント概要と使い道
Tポイントは、Yahoo!ショッピングを利用される方がショッピングの度に貯まるポイントとして広く認知されているポイントです。
1ポイント=1円の価値でショッピングに利用することもできます。
ただ肝心のヤフーことZホールディングスがTポイントから距離をおきはじめ、たまるポイントがPayPayに集約されつつありますので、急速にTポイントの地位も揺らいできています。
ですが最近では、ドラッグストア「ウエルシア」でポイントサービスとして採用されており、毎月20日に開催されるお客様感謝デーでTポイントが1.5倍の価値で支払いに利用でき、月曜日には2倍のTポイントが貯まるいわゆる「ウエル活」がポイ活としては有名で、実際非常に効果的です。
>>Tポイント収集が加速するウェルシア薬局!倍速で貯まる方法を解説
また近年利用先が増えているポイント投資などは、さまざまなポイントサービスで導入が進んでいますが、Tポイントもポイントを利用した投資が可能になっています。
Tポイントを活用したポイント投資は以下の3つになります。
- SBI証券
・・・投資信託の購入に利用可能
- SBIネオモバイル証券・・・株式・ETF(1株単位)の購入に利用可能
- ネオモバFX
・・・FX取引に利用可能
ポイントが1.5倍の価値で利用できる「ウエル活」とポイントを資産として投資に利用できる「Tポイント投資」の2通りの使い道が出現したことで、一時あぶなかったTポイントの価値はかなり向上したと思います。
ポイントをたくさん貯めるには?
ポイントが1.5倍の価値で利用できる「ウエル活」とポイントを資産として投資に利用できる「Tポイント投資」どちらもかなり効果が実感できる量になるにはかなりのポイント数がほしいところです。
しかし日々の買い物でTポイントカードをこまめに出すだけでは、貯まり方としてはおまけ程度で、実感としてはかなり緩慢に感じると思います。
しかしクレジットカードやポイントサイトなどで貯まったポイントをTポイントに集約することができれば、効果が実感できるくらいのポイントが貯まり
ます。
あとは集約ルートと集約していく過程で増量するルートを通していけば、かなりのポイント数の増加を実感できます。
Tポイントを通常よりも多く貯める方法は大きく2通りあります。
- ポイントサイトのポイントからTポイントを集める
- クレジットカードのポイントからTポイントを集める
①②について順に解説します。
ポイントサイトのポイントからTポイントを集める
ポイントサイトとは、ネットショッピングやクレジットカードの申し込みなどの各種サービスをサイトを経由するだけでポイントがもらえるサービスです。 主に広告が収入源であり、利用者がサイトを経由して広告を利用することで広告主から広告収入を得てビジネスが成り立っています。
例えばポイントサイトを経由した楽天市場利用で0.5~1%、Yahoo!ショッピング利用0.5~1%、楽天トラベルの利用も0.5~1%のポイントが大抵のポイントサイトから付与されます。
高額なケースでは、クレジットカード・光回線の申込み・証券口座の開設なども高額なポイントの報酬が得られるため、申し込もうと思ったサービスは一度ポイントサイトで調べてから必ずサイトを経由して利用するとかなりのポイントが貯まります。
大抵のポイントサイトでは、Tポイントに交換できる機能が備わっていますが、直接交換するよりも複数の交換ルートを組み合わせることでポイントが増量するためそのルートを活用したほうが得策です。
ポイントサイトを利用したTポイント増量ルート
ポイントサイトから出発してTポイントが交換の度に増えるルートを説明する前に、ルートを図にしてみました。
ポイントサイトから出発してTポイントに交換するルートでオススメなのは以下のルートです。
起点となるポイントサイトのオススメは「ライフメディア」
「ライフメディア」 →「ポイント交換サイトPeX」というルートでは2%増量され手数料は無料です。
- 手数料:無料
- 最低交換ポイント:500ポイント
- ポイント交換単位:500ポイント
- 交換レート:1ポイント=10.2 PeXポイント
- 交換上限:1日10,000ポイント(=10,000円相当)
- リードタイム:交換申込日の翌営業日中
一方で「ライフメディア」ではランク制度はありませんので、サイトを経由して3万円のショッピングに対して、1%相当の300円相当のポイント獲得です。
その差は45円ほどです。
しかし、最大15%ボーナスがあるポイントタウン・ちょびリッチは、すべて15%のボーナスではなく、ショッピングを始め対象サービスは限られています。
ポイントサイト経由でネットショッピングをするのはいまや新常識ですが、より稼ぐには、証券口座・FX口座の開設、クレジットカードを定期的に申し込んで月あたり1万円位を安定的に獲得するほか、お友達紹介制度で活用してダウン報酬を得るほうが副収入を得るには遥かに効率的です。
しかしこれにはランクボーナスは付与されません。
そのため大きく稼げる案件で獲得したポイントを交換時に増やせるほうが得になります。
仮に大型案件で10,000ポイント獲得して同じPeXに交換したとすると以下のように増量するポイントが異なってきます。
ポイントサイト名 | 獲得ポイント | 交換で増量できるポイント |
ライフメディア | 10,000pt | 608pt |
ちょびリッチ | 10,000pt | 400pt |
ライフメディアとちょびリッチともにクレジットカードの案件などは同じくらいのポイント還元の高さなので、これならPeXに交換した時に増量するライフメディアほうが圧倒的に有利です。
「ライフメディア」では、2021年3月1日~3月31日まで新規入会キャンペーンを実施中です。
・5,000円以上の広告を利用し(2,000ポイント付与)
・ポイント交換を登録月の翌々月の7日までにポイント交換を行うと(400ポイント付与)
合計で2,500ポイントがもらえる新規入会キャンペーンを開催中です。
ポイント交換サイトPeX→Tポイント交換で4%増量には条件あり
「ポイント交換サイトPeX」→「Tポイント」のルートで4%増量させるためには、ECナビというポイントサイトも併用します。

このキャンペーンにエントリーし、ECナビ→PeX→Tポイントへ交換すると4%増量するというキャンペーンです。
PeXからTポイントへの交換は、通常は手数料として500ポイント(50円相当)がかかりますが、このキャンペーンに乗れば手数料分が戻ってきますので、実質無料化します。
- 「ウエル活応援!Tポイント交換特典」ページでエントリー
- 「ECナビ」のサービスを2件以上利用して、サービス利用履歴に反映
- 「PeX」→Tポイントへの交換が完了
この作業によって、手元のポイントが毎月4%も増量しますので、非常に大きいと思います。
>>稼げるポイントサイトECナビの稼ぎ方、活用方法まとめ
ECナビお友達紹介キャンペーン
↓↓↓
ECナビでは新規入会キャンペーンが行われており、下記のバナー経由で新規登録し90日以内の電話番号認証で、150円相当のポイントプレゼントに加えて、期間中ポイント交換まで完了するとAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされます。
クレジットカードのポイントからTポイントを集める
Tポイントの収集は、Yahoo!カードだと思っている方も多いですが、それ以上にTポイント収集に便利なのが、「JQ CARD エポスゴールド」です。


ところがこれは交換する際に多数の選択肢が用意されており、ポイントハブとして機能します。

交換先は以下の4通りあります。
- エポスポイント
- Pontaポイント
- Gポイント
- Tポイント
たくさんの交換できる選択肢があっても、あまり役に立たないと意味がありませんが、JRキューポの場合は、ポイント交換サイトでもあるGポイントに交換すると使い道がかなり広がりますのでかなり有用です。
冒頭の画像のルートでは、JRキューポ→Gポイント→Vポイント→PeX→Tポイントとなっていますが、さらにTポイントとJRキューポは相互交換が可能ですのでこのルートを回りながらPeX→Tポイントの交換コースで4%増の特典を受けることができます。
JQ CARD エポスゴールドは、2.5%の超高還元率カード
「JQ CARD エポスゴールド」は以下の3要素により2.5%ものポイント高還元率で利用できます。
①スタートはエポスカード

- モバイルSuicaを始め、交通系の支払いやETCも選べますので、交通費のみならず実店舗の決済でも3倍ポイントの恩恵を受けられます。
- Yahoo!公金払いも選べるため、税金(特に自動車税)などの公金払いもポイント3倍で支払えます。
- コード決済などが導入されていないニトリ・カインズなども指定できます。
②エポス陣営のゴールドカード・プラチナカードの特典2つ目は、年間利用額に応じたボーナスポイントです。
- 年間利用50万円で0.5%分(2千500円分)ボーナス付与
- 100万円で1.0%相当(1万円)ボーナス付与
- ※プラチナの場合、1,500万円までボーナスポイントが付与されます。
「JQ CARD エポスゴールド」に固定費の支払いを選べるポイントアップショップに集中させれば①+②で2.5%の還元率で利用できます。
>>驚異の還元率2.5% 「JQ CARD エポス ゴールド」
電子マネー・プリペイドカードチャージでもポイント満額付与
エポス陣営のカードの優れた点は、電子マネー「楽天Edy」、コストコで大活躍する「au PAY プリペイドカード」のチャージでポイントが満額付与される点です。
これらの電子マネー・プリペイドカードへのチャージで0.5%のポイントと年間利用100万円であればボーナスポイントの1%が付与されるため実質1.5%でチャージできていることになります。
まとめ買いで日々利用する食品などをまとめ買いできるするのに便利なコストコでは利用できるカードはMastercardです。
ところがエポス陣営のカードはVisaブランドなので利用できません。
そこでau PAY プリペイドカード(Mastercardブランド)の登場です。
au PAY プリペイドカード(Mastercardブランド)に「JQ CARD エポスゴールド」でチャージすれば実質1.5%の還元率です。
その上でコストコで決済すればさらに+0.5%のPontaポイントが獲得できるため還元率を底上げでき、合計2%でコストコで支払いができるということになります。
肝心のau PAY プリペイドカードにチャージできるカードは制限がありほぼMastercardブランドばかりです。
エポス陣営のカードはVisaブランドですので一見ダメそうに思えますが、実は例外的にエポスカードではau PAY プリペイドカードにチャージできて、ポイントも満額付与されます。
したがって、エポス陣営のカードをメインカードにしているためコストコで決済できないという問題点をau PAY プリペイドカードにチャージすることにより回避することができます。
固定費の支払いや電子マネー・プリペイドカードに強い「JQ CARD エポスゴールド」はそれだけでも高還元率カードですが、これに加えてJRキューポというポイントハブとして機能するポイントサービスが使えますので、これならTポイント収集がかなり捗るはずです。
「JQ CARD エポスゴールド」は、「JQ CARD エポス」ではポイントサイト案件が存在しないため、最初は現在最もポイント還元が高い「ハピタス」(9,300円相当のポイント)経由で「エポスカード」発行しポイントの2重どりを完了した上で「JQ CARD エポス」へ切り替えを行い、インビテーションを待ちます。 さらに「エポスカード」保有者は「ご紹介番号」を保有しており、それを新規発行の方は入力すると、さらに500ポイント加算されます。 当方は「JQ CARD エポスゴールド」保有者ですので「ご紹介番号」を案内できます。 ご紹介番号: 20100198469
増幅したTポイントの使い道
ポイントサイトで稼いだポイントと、クレジットカードで貯めたポイントをTポイント増幅ルートで増やしたあとの使い道は、「ウエル活」で1.5倍で利用しても十分なほど活用できているといえます。
しかしオススメの方法はポイントを投資に利用して、投資したポイントからまたさらにお金を生み出すことです。
Tポイントは投資に利用できる
Tポイントは冒頭に記述したとおり投資に利用することができます。
Tポイントを活用したポイント投資は以下の3つになります。
- SBI証券
・・・投資信託の購入に利用可能
- SBIネオモバイル証券・・・株式・ETF(1株単位)の購入に利用可能
- ネオモバFX
・・・FX取引に利用可能
個別株でうまくいくかは未知数ですが、リスクも高くなるため市場全体に投資して平均点をとる方法を選択するほうが無難でしょう。
SBI証券で投資信託を購入する場合なら全世界株式に分散投資するインデックスファンド、SBIネオモバイル証券なら同じく全世界株式に分散投資するETFを購入して運用したとシュミレーションすると全世界株式(ACWI)の30年率リターンは7.5%ですので、楽観論で毎年7.5%の利回りと想定すると以下のように資産は増大していきます。
資産のスタートは仮に10万円相当のポイントとして20年間運用したと想定しています。
楽観的なシュミレーションですが、10年で2倍、20年で4倍という計算になります。
これでも上出来の運用だと思います。
資金を追加すればさらに効果は上がると思います。
しかしこれは楽観的な見方で、実際には暴落があったり急速に上昇する時期もあります。
過去にはポイント投資でこのリスクを避けながら年率100前後の運用益を叩き出せた方法が存在しました。
dポイントで運用する「dポイント投資」です。
過去の投資ルールでは、裏技的にリスクを回避することが可能でしたが、2020年10月23日以降はその方法はできなくなっています。
ポイント投資でリスクを最小限にしながら運用する方法を模索していたのですが、可能性がある方法がありました。
TポイントをFX取引に利用できるネオモバFXで為替リスクを最小化して「トラップトレード」を仕掛ける方法です。
ネオモバFXでトラップトレードをやってみた結果
ネオモバFXでTポイントを利用して、「トラップトレード」を仕掛けて3ヶ月運用したところ、驚きの結果でした。
最新の運用実績は以下のとおりです。
10月 | 11月 | 12月 | |
預託金残高 | 126,335 | 174,269 | 247,139 |
資産評価額 | 111,441 | 156,431 | 204,100 |
追加ポイント | 0 | 18,238 | 32,689 |
評価損益 | -14,893 | -17,837 | -20,038 |
実現利益 | 8,606 | 29,695 | 40,181 |
リターン | 7.31% | 20.54% | 19.42% |
月利が20%近いというのは、驚異的なリターンだと思います。
仮にTポイント10万ポイントで、当方の実績のように月利20%を叩き出し続けるとどのように増えていくのか、シュミレーションしてみたいと思います。
時間軸は年ではなく月単位です。
20ヶ月目で383万円に達するシュミレーションになりました。
20ヶ月目では月間のリターンは64万円に達しています。
月の利益が、64万円なら確定申告で支払う税金分13万円を差し引いておいても、月の手取りは51万円です。
51万円なら経済的な自由を達成したと言えなくないでしょうか。
>>「ネオモバイルFXの活用方法」の詳細
このリターンが実現できた要因は、為替リスクを最小化するために3通貨ペアの組み合わせで3すくみの状態をつくりだし、為替相場の予測をせず「トラップトレード」を仕掛けることでした。
ローリスク・ハイリターンを狙えるトライアングルトラップトレード
ネオモバFXはスマホ1つで手軽にFX取引ができるサービスで、SBIネオモバイル証券が2020年4月27日よりサービスを開始したFXトレードのサービスでFX取引にTポイントが利用できて1通貨単位から取引できます。
FXはハイリスクというイメージがありますが、3つの通貨ペアを為替リスクを打ち消すために3すくみの状態で組み合わせ「トラップトレード」を仕掛けることでリスクを大幅に減らして為替相場から利益を得ることができます。
3すくみとは?
具体的に3すくみにするためにどの通貨ペアを組み合わせるかですが、当方が取り組んでいる内容で説明します。
取引に使う3通貨ペアの組み合わせはコスト面と流動性で最もメジャーな通貨ペアを組み合わせています。
- ドル円(USDJPY)
- ユーロドル(EURUSD)
- ユーロ円(EURJPY)
以上の3つの通貨ペアの組み合わせによる「トラップトレード」を行うことを独自にトライアングルトラップトレードと名付けています。
この取引方法を説明すると、例えばそれぞれ1,000通貨単位で取引した場合で考えるとわかりやすいです。
- ドル円(USDJPY)→「買い」で円を売ってドルを1,000通貨を買った状態になります。
- ユーロドル(EURUSD)→「買い」で買ったドルを売ってユーロを1,000通貨買う。
- ユーロ円(EURJPY)→「売り」で買ったユーロを売って円を1,000通貨買う
- →①に戻る
以上のように3すくみでぐるぐる循環している状態になり、実際に相場が急変動したときでも変動がほとんどありません。
トラップトレードとは?
「トラップトレード」はFXで一般的な上昇するか下落するかを予測して注文を出すのではなく、為替レートが一定のレートで行き来することを想定して、レンジの上部分では売り注文、下部分では買い注文を出して、為替レートが一定のレンジで行き来することを利用して利益を獲得します。
イメージしにくいかもしれませんのでイメージ図を用意しています。
為替のレンジを想定してレンジ上限では「売り」の指値注文、下限では「買い」の指値注文を行い、利益確定の指値注文と組み合わせることで為替相場が行ったり来たりする過程で、利益を獲得していきます。
増幅したTポイントのオススメの使い道はネオモバFXでのトライアングルトラップトレード
「ネオモバFX」は、Tポイントが利用でき、少額の投資ができるため、活用方法としては「トライアングルトラップトレード」の利用で為替リスクを打ち消しながら利用していくのに向いていると思います。
リスクを最小限にするために104~112円あたりでレンジを形成しつつあるドル円(USDJPY)と相関関係上変動を打ち消ユーロドル(EURUSD)とユーロ円(EURJPY)を同量取引すれば概ね完成します。
この通貨ペア編成で、始めた当初検証し始めた10月は除いて、11月20.54%、12月19.42%のリターンを叩き出しています。
ポイント投資の中でもFXは異色の存在で、当初は活用方法に悩んだのですが、Tポイントの有用な使い道はあるいはこれが正解の一つかも知れないと考えています。
Tポイントを増幅するポイント交換ルートとTポイントの使い道:まとめ
旧ヤフーことZホールディングスからかなり冷たい仕打ちを受けて最近影の薄いTポイントですが、この記事で解説した増幅交換ルートでは、ポイントサイトから出発したルートでは6%ものノーリスクでのポイント増幅が可能です。
またクレジットカードのポイントからスタートすると4%ものポイント増幅が可能です。
ポイントサイトから出発してTポイントに交換するルートでオススメなのは以下の6%増量ルートです。