キャッシュレス決済の入門編「デビットカード」おすすめ3選

デビットカードは、即時口座から引き落とされるため現金払いに近い感覚でありながら、クレジットカードのように幅広く利用できる利便性を持ちます。

日本は現金派が、まだまだ幅を効かせていますが、クレジットカードだと支出のコントロールが難しいですが、決済と同時に口座から引き去られるデビットカードは現金感覚に近く、口座の預金以上に利用することは不可能なので使いすぎる心配も少ないのが利点です。

特に、年齢制限などでまだクレジットカードが持てない方には、最初のキャッシュレス決済の入門としてデビットカードを利用してみてほしいと思います。

クレジットカードに対して不利な点は、ポイント還元率などがどうしても低いのですが、還元率としても優秀で、他にはない便利な機能が付帯しているデビットカードを3券種ピックアップしてみました。

当方がオススメしたいデビットカードは以下の3つです。

  1. Sony Bank WALLET(ソニー銀行)
  2. あおぞらキャッシュカード・プラス(あおぞら銀行)
  3. イオン銀行キャッシュ+デビット(イオン銀行)

①②は利用金額に対してキャッシュバックの制度、③はポイント還元となっています。

どれも他にはない特徴があって、非常に便利です。

以下、順番に解説していきます。

海外利用に強く最大還元率2%を叩き出せる「Sony Bank WALLET」

Sony Bank WALLETとは、ソニー銀行のキャッシュカード一体型のデビットカードです。

■年会費:無料
■国際ブランド:Visa
■還元率(キャッシュバック):0.5~2%
■海外の利用代金は外貨口座から即時引き落とし(足りなければ円口座から自動両替)
海外ATMで外貨口座から直接現地通貨を引き出せる(外貨口座がなくても円口座からご利用可能)
■ショッピング保険付帯:購入した商品の破損・盗難について、年間50万円を限度に購入日から60日間(自己負担額 5,000円/1事故あたり)
■Visaタッチ決済搭載

Sony Bank WALLETのキャッシュバック率は0.5%~2%とデビットカードとしては高めです。

ソニー銀行のキャッシュバックのルールとしては、毎月1日~末日までの利用に対して計算されたキャッシュバック額を、翌月25日までに円預金口座に入金する形式です。

しかし1%の還元率のクレジットカードが多数ある中では、やはり低めですね。

しかしソニー銀行Sony Bank WALLETのキャッシュバック率は「優遇プログラム Club S」のステージアップによって還元率も向上していきます。

ステージ 条件 振込手数料無料回数 SonyBankWALLET還元率
なし 2回 0.5%
シルバー ・月末の総残高(円預金・外貨預金・運用資産)/300万円以上
・外貨預金積立購入額/月間3万円以上
・投資信託積立プラン/月間3万円以上
4回 1%
ゴールド ・月末の運用資産残高(外貨預金・投資信託残高・Wealth Navi for ソニー銀行)/500万円~1,000万円 6回 1.5%
プラチナ ・月末の運用資産残高(外貨預金・投資信託残高・Wealth Navi for ソニー銀行)/1,000万円以上 11回 2%

条件としてはかなり厳し目だと思いますが、仮にプラチナ達成ならば、「Sony Bank WALLET」による決済の還元率は常時2%を維持します。

2%の還元率であれば、5万円の利用ならば1,000円相当のキャッシュバック、10万円の利用なら2,000円相当のキャッシュバックです。

ポイント還元率だと仮に高還元率でもポイントの用途が限られていたり、期限があったり交換までの単位が大きすぎてすぐに利用できないなどのデメリットがあります。

一方でキャッシュバック方式だと無駄がありません。

問題は、ソニー銀行の「優遇プログラム Club S」のステージアップの条件が結構ハードルが高いことです。

このステージアップの要件を満たすには、ソニー銀行で投資信託の積立を行って資産形成を行っていったほうが良いと思います。

Sony Bank WALLETは海外利用で最強のデビットカード

Sony Bank WALLETは海外での利用で、外貨預金残高から引き落とされます。

その場合のショッピング手数料は無料です。

経費と呼べるものは、円から対象の外貨に交換した際にかかったコストになります。

ドルであれば、15銭ですので約0.15%ですので非常に安いですね(例:三井住友カードでは海外利用の手数料は2.2%)。

Sony Bank WALLET利用時は外貨預金引き落としされますが、万が一不足していた場合は円預金口座から自動的に該当の外貨が購入されます。

クレジットカードではエポス陣営のクレジットカードは海外旅行の付帯保険が手厚いので、現地での決済でも利用したいところですが、手数料は1.63%と三井住友カードよりは安いですがSony Bank WALLETと比較すると断然、Sony Bank WALLETの利用の方が安くなります。

この格安の手数料で利用できる外貨は全11通貨。

円と合わせると11通貨でショッピング手数料が無料で使えるデビットカードなのです。

・ドル
・ユーロ
・スイスフラン
・ポンド
・オーストラリア・ドル
・ニュージーランド・ドル
・カナダ・ドル
・香港・ドル
・南アフリカ・ランド
・スウェーデン・クローナ

安全で早くて便利なVisaタッチ決済に対応

日本では非接触決済はSuica、WAON、nanaco、iDなどのFelicaを利用した電子マネーが一般的ですが、世界的にはNFCを利用したコンタクトレスという非接触決済が一般的です。

■Visaブランドでは「Visaタッチ」

■MasterCardブランドでは「MasterCardコンタクトレス」

という呼ばれ方をします。

Sony Bank WALLETならVisaのロゴの横にある扇型のマークが、コンタクトレス決済に対応していることを示すマークです。

対応する端末に「クレジットカード払い」であることを宣言して、上にかざすと決済が完了します。

Felica(Suica、WAON、nanaco、iDなどの電子マネー)の方が読み取りは早いはずなのですが、店舗での利用はコンタクトレスのほうが早いです。

推測ですが、カード側の読み取りの問題なのだと思います。

欧州ではコロナウィルスの感染拡大防止のために、菌を運ぶ役割になってしまう現金をやめてGoogle PayやApple Payなどの非接触決済に移行する流れが加速しています。

Sony Bank WALLETはカードをかざしてVisaタッチ決済できる機能のほか、この日本版Google Payに対応しており、カードを登録してスマホの内部に搭載されているNFCで、カードを持ち歩かなくても非接触決済が可能です。

非接触であれば感染症対策として非常に有効ですし、カードをお店側に渡さないので不正対策にもなります。

ただ海外では主流でも日本ではまだ主流ではないので、今後の利用シーン拡大に期待したいと思います。

はじめの2ヶ月Visaデビットで支払いを5回すると1,000円がもらえるキャンペーン

Sony Bank WALLET発行月の翌々月の末日までに、国内のVisa加盟店でのVisaデビットを利用回数累計5回以上で、もれなく1,000円がプレゼントされます。

応募登録は不要です。

また口座開設は紹介により最大4,000円プレゼントされます。

詳細は、以下の関連記事で紹介しています。

関連記事

ソニー銀行は、実店舗を持たないネット銀行です。 ソニー製の家電製品などをお持ちの方は、愛着が深く知名度も高いと思います。 ソニー銀行の最大のメリットは以下の5つです。 ATM出金手数料が月4回まで無料 他行振込手数料が月[…]

ソニー銀行の活用方法

最大1%の還元率「あおぞらキャッシュカード・プラス」

Sony Bank WALLETの還元率が最大2%になるといっても、預け入れ資産金額が1,000万円を超えていないと対象にはなりません。

あおぞらキャッシュカード・プラス

あおぞら銀行の「あおぞらキャッシュカード・プラス」は、BANK支店のキャッシュカードとデビットカードが一体化したカードで、複雑なルールはなく半年間の利用で還元率が変わります。

半年間の利用額 還元率(キャッシュバック)
15万円未満 0.25%
15万円以上30万円未満 0.5%
30万円以上60万円未満 0.75%
60万円以上 1%

キャッシュバックは現金で半年経過後の翌月10日に振り込まれます。

サイクルは2月1日~7月31日の半年の利用額に対しては、8月10日に振り込まれ、8月1日~1月31日の期間分は2月10日に振り込まれます。

「あおぞらキャッシュカード・プラス」の主なスペックは以下のとおりです。

■年会費:無料
■国際ブランド:Visa
■還元率(キャッシュバック):0.25~1%
海外ATMで直接現地通貨を引き出せる(自身の円預金から)
■Visaタッチ決済搭載
こちらもVisaタッチ決済が可能で、清潔で安全な非接触決済が可能です。

ゆうちょ銀行ATMを手数料無料で使えます。

「あおぞらキャッシュカード・プラス」の利点は、全国にある「ゆうちょ銀行」ATMを手数料無料で使える点です。

セブン銀行ATMであれば入金については無料です。

あおぞら銀行BANK支店口座開設(デビットカード申し込み)はポイントサイト経由がオトク

最大1%の還元率となるあおぞら銀行BANK支店「あおぞらキャッシュカード・プラス」の申込みは、ポイントサイト「モッピー」経由で、ポイントサイトから1,000円相当のポイントが付与されます。

さらに「モッピー」経由の口座開設・Visaデビット発行はVisaデビットを3万円以上の利用などの条件を満たすと、さらに3,000円相当がプレゼントされます。

ポイントサイト「モッピー」は下記のバナー経由の新規登録&入会後の利用で最大2,000円相当のポイントプレゼントです。

>>モッピーの新規登録キャンペーンで紹介経由で2,000円をもらう方法

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードとの違い

混同しそうですが、「GMOあおぞら銀行」は、GMOインターネットとあおぞら銀行が共同で2018年に開業したネット銀行です。

「GMOあおぞら銀行」が扱っているVisaデビット付キャッシュカードもありますので、どちらが良いのか迷うかも知れませんが、「GMOあおぞら銀行」の場合は、0.6%のキャッシュバック率からスタートですが、その後ランクを上げるための条件がソニー銀行と同じくらい厳しいです。

それなら海外での利用に強いソニー銀行のほうが良いのではないかと思います。

判定期間は3ヶ月で判定の条件は厳し目です。

GMOあおぞら銀行

1.0~1.5%の還元率になるには外貨預金を300万円~500万円預け入れる必要がありますので、ソニー銀行のほうが良いと思います。

ではなぜ載せているのかというとスタートしたばかりの個人事業主の場合、「GMOあおぞら銀行」ビジネスデビットカードなら、まだスタートして間がなく法人カードができない場合、このデビットカードが役に立ちます。

スタートアップに最適!GMOあおぞらネット銀行ビジネスデビットカード

「GMOあおぞら銀行」ビジネスデビットカードが有利な点は、法人カードだと大抵の場合は有料ですが、ビジネスデビットカードは年会費無料で1%のキャッシュバックですので経費節減に役立ちます。

 

メリットとデメリットでもあるのですが、デメリットは残高=信用枠では資金が足りなくなる恐れもある一方、利用すると即座に口座残高から引き落とされるので、立替精算などの手間が省けて、お金の出し入れが管理しやすいのがメリットです。

1%の還元率で経費節減に便利な、「GMOあおぞら銀行」ビジネスデビットカードの申込みは、ポイントサイト「モッピー」経由で、ポイントサイトから1,500円相当のポイントが付与されます。

ポイントサイト「モッピー」は下記のバナー経由の新規登録&入会後の利用で最大2,000円相当のポイントプレゼントです。

>>モッピーの新規登録キャンペーンで紹介経由で2,000円をもらう方法

税金の支払いがオトクに支払える「イオン銀行キャッシュ+デビット」

イオン銀行キャッシュ+デビットは以下の3つの機能が一つになった年会費無料のデビットカードです。

・イオン銀行キャッシュカード

・イオン銀行口座に紐付いたデビットカード

・電子マネーWAON

イオンカードでもイオンカードセレクトは、同じくクレジットカード・イオン銀行キャッシュカード・電子マネーWAONが一体化したカードですが、カード保有をしなくてもイオン銀行キャッシュ+デビットで大抵のことは代用できます(ショッピング保険を除く)。

最大のメリットは、WAONのオートチャージでチャージした金額の0.5%相当の「ときめきポイント」が付与されます。

このWAONはイオングループでの決済で1%の還元率なのでオトクなのは勿論ですが、さらにWAONではミニストップの収納代行で自動車税・軽自動車税・固定資産税・国民年金などが支払えます。

車の税金を現金で払ったりしても何もメリットはありませんが、イオン銀行キャッシュ+デビット付帯のWAONでオートチャージを設定して支払えば、0.5%の「WAONポイント」還元です。
※WAONポイントは電子マネーWAONに1ポイント=1WAONに交換できるポイントです。

このユニークな特徴を持つ、イオン銀行キャッシュ+デビットの基本スペックは以下のとおりです。

■年会費:無料
■国際ブランド:JCB
■還元率(ときめきポイント):0.5%(イオングループでは1%ポイント還元)
■毎月20・30日の「お客さま感謝デー」では5%off
■毎月10日の「ありが10デー」ではポイント5倍(2.5%ポイント還元)
■イオンシネマはいつでも300円引き・20・30日は1,100円
■給与口座にイオン銀行を指定すると10WAONポイント付与+他行振込1回無料
■各公共料金(NHK・携帯電話・電気・ガス)の口座振替1件あたり5WAONポイント
■WAONへのオートチャージで200円につき1WAONポイント
このイオン銀行キャッシュ+デビットをイオングループで利用する場合は、1%のポイント還元ですがWAONへのオートチャージで0.5%のポイントが付与され、同じくWAONでのイオングループでの支払いも1%のポイント還元ですので、ポイントの2重どりができますので、チャージしたWAONで支払ったほうがオトクです。

電子マネーWAONのオートチャージ使用で還元率を底上げ

イオンの電子マネーWAONへのオートチャージでポイントが付与されるのは、イオンカードセレクトとこのイオン銀行キャッシュ+デビットです。

オートチャージによって付与されるポイントは200円につき1WAONポイントですので、還元率としては0.5%です。

WAONのイオングループでの決済は1.0%の還元率ですので、チャージで付与される0.5%とあわせて合計で1.5%の還元率となります。

さらに特定の日には、割引orポイント付与が増加しますので把握されてできるだけその日に集中させたほうがよいです。

■毎月10日(ありが10デー)
 ・WAONによる決済2.5%
 ・イオン北海道・九州店舗の場合毎月10日は5%off+1.0%ポイント還元

■毎月20・30日は5%off+1.0%ポイント還元
※この日の決済がオートチャージも含め6.4%得する日になります。

税金・公金のWAON支払いで0.5%ポイント還元

コンビニエンスストア「ミニストップ」では、WAONで収納代行による自動車税・軽自動車税・固定資産税・国民年金などが支払いが可能です。

WAONで支払った際には、ポイントはつきません。

支払対象は、払込票のバーコード番号(91)に続く「6ケタの番号」が以下に記載されている番号の払込票のみです。

WAON収納代行

 

イオン銀行キャッシュ+デビットには電子マネーWAONが付帯しており、このWAONにオートチャージ設定を行うことで、オートチャージ時に0.5%相当のWAONポイントが付与されます。

税金は請求書を持っていって、レジで支払いの際に「WAON払い」であることを告げて支払います。

オートチャージは1,000円~49,000円の範囲で千円単位で設定ができます。

オートチャージ回数は、1回の決済につき1回でWAONの残高の限度は50,000WAONが限界です。

例えば、国民年金などを毎回30,000円支払いがあるとすれば、1,000円以下で30,000円オートチャージされるように設定すれば、毎回30,000円をWAONで支払え、端数を残してWAONを税金の支払いで有効活用できます。

>>【関連記事】WAON収納代行復活!税金のお支払いはお近くのミニストップで

還元率の底上げはANA JCB プリペイドカード+0.5~0.65%

イオン以外のイオン銀行キャッシュ+デビットのポイント還元率は0.5%です。

正直少ないですね。

そこでANA JCB プリペイドカードの登場です。

このプリペイドカードはJCBカードからチャージでき、チャージした金額にもポイントが付与され、ANA JCB プリペイドカードの利用では、0.5%のキャッシュバック(もしくはマイルの付与)となるプリペイドカードです。

チャージした金額が半年で12万円以上であれば、180円相当のキャッシュバック、24万円以上であれば、360円相当のキャッシュバックが付与されます。

これによりイオン銀行キャッシュ+デビットを合計で最大1.15%の還元率で運用することも可能になります。

>>【関連記事】JCBの提携カードの還元率をギャップアップできる「ANA JCB プリペイドカード」

イオン銀行キャッシュ+デビットカードの申込みはポイントサイト経由でポイントを獲得できます。

イオン銀行キャッシュ+デビットの申込みはポイントサイト経由で!
↓↓↓

税金・公金の支払いでWAON利用時のオートチャージで0.5%ポイント還元されるイオン銀行キャッシュ+デビットは、ポイントサイト「ライフメディア」経由の申込みでポイントサイトから1,200円相当のポイントが付与されます。

ライフメディアでは、2021年4月1日~4月30日まで合計で2,500ポイントがもらえる新規入会キャンペーンを開催中です。

まとめ

オススメのデビットカード3選は、キャッシュレス決済のスタートとして、キャッシュバック方式のほうがメリットが明確にわかりやすいと思います。

クレジットカードと違って、残高以上には利用することはできませんので、使いすぎを防止して家計を管理するのにも役立つと思います。

家族がデビットカードを持てる年齢であれば、それぞれに予算を渡して、デビットカードを利用することで、家計支出も管理できますし、予算を口座に送金された家族も、残高を意識せざるを得ないので無駄使いを自然と避けていくと思います。

ですのでオススメした3券種では、キャッシュバックタイプから解説していきました。

  1. Sony Bank WALLET(Visa)・・・海外利用に強く、預け入れ資産額によっては最大2%とクレジットカードをも上回るキャッシュバック

  2. あおぞらキャッシュカード・プラス(Visa)・・・半年間の利用状態によっては最大1%のキャッシュバック

  3. イオン銀行キャッシュ+デビット・・・WAONの利用でイオンでは最大6.4%お得になり、WAONで0.5%の還元率で税金や国民年金なども支払えます。ANA JCB プリペイドカード併用で1.15%の還元率も達成できます。

それぞれのデビットカードが紐づく銀行口座も非常に使いやすいので、開設しておくと今後も役立つと思います。