dポイント投資改悪による出口戦略

少し先の投資結果が読めて有利な投資ができていた「dポイント投資」。
2020年10月23日まででこの仕様は改悪され、投資したポイントの増減結果は更に1日後の結果に左右されるため、他の投資信託への投資と何ら変わりなくなりました。
むしろ信託報酬が割高な分、他の投資よりもむしろ不利と言えます。

従って、蓄積されたポイントをポイント投資から他に切り替えなければならなくなりました。
消費に充てるのは簡単ですが、資産として保有し続ければ、キャピタルゲインとインカムゲインを今後も期待できますので資産の拡大に充てたほうが長い目で見て資産の拡大に寄与しやすいと思います。

また「d払い」キャンペーンなども今後も大規模キャンペーンが期待できますので、大量にdポイントを獲得したときに活用方法はしっかり検討して決めておきたいところです。

dポイントの出口戦略としては当方としては以下の3つが有力です。

  1. 日興フロッギー+docomoで株式を買う
  2. dショッピングデーで20%還元でショッピングに利用する
  3. iDキャッシュバック・dカードプリペイドなど消費に充てる

1.日興フロッギーで+docomoで株式を購入する

当方としてはdポイントの出口戦略としては、ポイントを資産と考えて新たにお金を生み出す資産に投資するほうがポイントを有効活用できると思います。

2020年3月24日に「日興フロッギー」がdポイントによる個別株投資に対応したことで、dポイントの利用範囲が大きく拡大しています。
最大の利点は、従来の「dポイント投資」は、通常ポイントしか使えませんでしたが、「日興フロッギー」によるdポイント投資は、期間限定・用途限定ポイントも利用できます。
しかも、株式の買付手数料は無料という秀逸なサービスになっています。

日興フロッギーのサービスについて

日興フロッギー」とは、SMBC日興証券が投資に関する記事を書き、それを読んだ読者がそのまま株式を買えるというサービスです。

または銘柄を「日興フロッギー」サイト内で検索して株式を買い付けることも可能です。

買付のタイミングはリアルタイムではなく、
注文できる時間帯は限定されており、
約定タイミングは期間中の売買高加重平均価格になります。
詳細は以下のようになります。

注文日・時間帯約定タイミング
営業日 午前5:00~8:00当日 前場
営業日 午前8:00~11:30当日 後場
営業日 午後4:00~深夜2:00翌営業日 前場
土日祝日 午前5:00~深夜2:00翌営業日 前場

注文は他のポイント投資と同じく、100円以上、100円単位で購入可能です。
Tポイントを同じく株式の購入に充当できるSBIネオモバイル証券では、1株単位で購入する方式ですので、例えばKDDIの株価が3,160円であればそれ以上の資金とポイントが必要です。
しかし日興フロッギー+docomoの場合は、金株(キンカブ)という方式であるため株価が3,160円のKDDIの株式を、5,300円で購入すると以下のような計算式で株式が購入されます。

「支払金額5,300円」÷「単価3,160円」=1.67721株

注意点としては1回の約定で利用できるポイントの上限は30,000ptまでとなっている点です。
dポイント長者の方にとってはやや物足りないかも知れません。

購入金額に応じてポイント還元される

日興フロッギー」で株式を購入するとdポイントが還元されます。
還元される額は500円につき1ptとなり、還元率では0.2%となります。
月末に当月分の集計を行い、翌月中旬頃に還元ポイントが着弾するスケジュールとなります。
従って、先程の例のように5,300円分の購入では、300円分にはポイントがつきません。
そのためポイント投資の際には、500pt単位で購入すると無駄がありませんので、500pt単位で注文を出しましょう。

日興フロッギーのキンカブでは配当はあっても株主優待や議決権はありません

ポイントで株式を購入できるのは、他には「SBIネオモバイル証券」などがありますが、「SBIネオモバイル証券」は単元に達しない端株であっても株主ですが、「日興フロッギー」は100株に達してSMBC日興証券に口座振替をしない限り名義が自分のものにならず、株主優待・議決権を得ることができません。

この方式は金株といって、金額指定で株が買える仕組みですが、名義はSMBC日興証券となり、単元100株とならないと対象となる株主優待などの特典が受けられないということです。

ただし配当金に関しては、権利確定日(本決算のある月の月末)の保有株数に応じて受け取ることができます。
配当金の計算では1株あたりの配当金に株数をかけて計算された金額を受け取れますので、例えば1株20円の配当がある株式を10株分購入しているとすれば、「20円×10株=200円相当の配当」となります。

日興フロッギー+docomoのデメリット

最低100円でも株式が購入でき「日興フロッギー」のデメリットは、
・リアルタイムの注文はできない
・端株優待などが得られない(名義が自分ではなくSMBC日興証券)
などがあります。
他の課題としては、購入するときは0.2%のポイント還元が得られますが、売却するときには手数料がかかる仕組みになっています。
手数料体系は以下の通りになっています。
・100万円以下・・・0.5%
・100万円超・・・1.0%
しかし、このサービスはSMBC日興証券のサービスですので、単元100株に達すれば、単元株振替を行ってSMBC日興証券の口座に移してから売却すれば安上がりになります。

また上記のように、0.5%の手数料を支払うよりも遥かに安上がりで済むことがわかりますね。

もう一つデメリットをあげるとすれば、上場している全銘柄が対象ではないという点も注意が必要です。
しかし主要な銘柄も抑えてきており、ETFも対応銘柄を増やしてきたため「日興フロッギー」に関しては特段デメリットと言えるような問題はさほど無いといえます。

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2.dショッピングデーで20%還元率でポイント利用する

dショッピングは実はドコモユーザー以外誰でも利用できます。
特筆すべき利点はdポイントを期間限定・用途限定ポイントも通常ポイントもショッピングに利用できることです。
しかも、毎月20日に行われる「dショッピングデー」キャンペーンにエントリー後、税抜4,000円以上の購入で利用したdポイントに対しても普通の支払いと同じく20%還元の対象となります。

期間限定ポイントの消化に「d払い」を充てても、利用したポイントに対して還元率は適用されませんが、dショッピングは適用されるわけです。

毎月20日は月に一度のポイント20倍デー

dショッピングで通常貯まるポイントは、100円につき1円相当のポイントがたまるわけですが、この毎月20日の「dショッピングデー」では、キャンペーンにエントリー後、 合計4,000円(税抜・送料込)以上の注文完了で購入額100円(税抜)ごとに1ポイントの通常ポイントに加えてさらに19ポイント(期間限定・用途限定ポイント)がもらえます。
20倍とかわかりにくい書き方ですが、ようするに20%還元です。

そしてポイントで支払った金額分にも、ポイントが付与されます。
例えば、キャンペーンに該当する税込4,400円を支払ったときに1,000円分ポイントを利用するとすれば、残る3,400円分の税抜分3,091に対して通常ポイント30ポイント、期間限定・用途限定のポイントが587ポイントが付与されます。
使ったポイント1,000円分の20%となる200ポイントももらえるので、合計787ポイントがゲットできます。

d払いは使えない

dショッピングでは「d払い」できそうなものですができません。
ドコモが考えていることはよくわかりませんね。
できるのは
・クレジットカード(プリペイドカード可)
・ドコモ払い(携帯電話料金と合算払)
となりますので、Kyashを介したクレジットカード払いが還元率としては安定的に高いです。

ですがdカードを利用した支払い方法がdショッピングではもっとも還元率が高くなります。
dカードなら通常時のdカードの還元率1%に加えて(こえたらリボで1.5%)、
・対象ストア特典で+1%
・特約店ポイントで+1%
と合計で3%付与されます。
これに加えて20日の「dショッピングデー」のボーナスポイントが付与されます。

dショッピングデー」はLINEショッピング経由のショッピングでさらに1%のLINEポイントが付与されます。
加えて不定期に行われる「ポチポチフェス」では3,000円以上のお買い物で200ポイントが付与されます。

3.iDキャッシュバック・dカードプリペイド

dポイントは「d払い」などで支払いに充当してもポイント付与の対象になりませんので、一番つまらないポイントの使い方です。

せめて利用したポイントにもポイント還元率が適用になるとポイントの価値が上がりますのでそれを説明します。

支払いに利用したポイントにもポイント還元される支払い方法は、dカードプリペイドiDキャッシュバックですね。
メリットをざっくり書くと、
dカードプリペイドはカード利用では0.5%の還元率で「d払い」の支払い元に設定して「d払い」で決済するとさらに0.5%加算されますので約1%の還元率になります。
・iDキャッシュバックはdカードに付帯しているiDの支払いに充当できるサービスです。充当されますがポイントは1%付与されるため有利な支払い方法だと言えます。

dカードプリペイドで消費に充てる

dカードプリペイドの主な仕様は、
1)ドコモの回線が不要・審査不要
2)上限30万円(ただしポイントチャージは月10,000円)
3)Apple Payに設定可能(iDでの支払いになります)

国際ブランドはMasterで、Masterカード加盟店であれば、クレジットカードのように使用できるため、最もハードルが低い方法でしょう。
iDを利用した支払いも可能なので、Apple Payに設定しiDでの支払いが可能です。
気になるポイント還元は200円につき、1ポイントつまり、還元率は0.5%です。

この方法の問題は、クレジットチャージできる金額上限が30万円、現金では1回あたり1,000円~49,000円とそれなりの額ですが、ポイントチャージは10,000円/月というかなり使いにくい制限があるのが問題です。
dポイント投資で、結構な額に膨らんだ人にとっては、月に1万円ずつでは、いつ完了できるか途方にくれてしまいますね。

ただし、1アカウントごとに1枚ですので、複数アカウント運用を構築されていた方であれば、1ヶ月でそれぞれのアカウントのプリペイドカードにチャージすることはできますね。
バラバラだと使いにくいため、一本化するにはdカードプリペイドからAmazonギフト券を購入していく方法になります。

3Dセキュアに対応しており、「d払い」の支払い元にも設定することが可能です。
そのため「d払い」加盟店での支払いであれば、支払い元のdカードプリペイドの還元率が0.5%+「d払い」の還元率0.5%=1%のポイント還元率になります。

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iDキャッシュバックで消費に充てる

①の方法はわかりやすいですが、制限が多く使いづらいので、この方法がオススメです。
ここまでdポイント運用をしてきた人にとっては、dカードdカードGoldを保有しポイント獲得を加速させてきたはずです。
ということはすでにdカードを発行しているはずですので、この方法が使用できます。

iDキャッシュバックの主な仕様は以下のとおりです。
1)dカードdカードGoldを保有し対象となるiDはdカードに付帯するiD
2)交換上限は、月40,000ポイント(通常ポイント)
3)月間に利用したiD利用額にキャッシュバック
4)決済還元率は1%

これがシンプルで還元率の高い方法です。「d払い」でポイントを利用した支払い方法ではポイントは単に充当させ消費されるだけでポイントは付きません。
少しでも増やしたい場合は、iDキャッシュバックが順当な方法です。
必要な物品を店頭で購入し、iD支払いを行えば、購入した店舗のポイントとiDに対してもポイントが付くため有利です。

交換上限が月40,000円なのでプリペイドカードよりは多いですね。
増えまくったdポイントをまとまった額でキャッシュバックするにはこの方法が良いですね。

dポイント出口戦略まとめ

dポイント投資の改悪により2020年10月23日以降、ポイントを何に利用するのか喫緊の課題になっていると思います。

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dポイント投資に替わる投資法

個人的にはまた配当ないしキャピタルゲインという利益が期待できる株式に「日興フロッギー」で交換しておけばよいのではないかと思います。

ただ「dショッピングデー」も毎月20日までに、パソコンなど高額な家電を買う予定であれば、20%の還元率は非常に魅力ですので活用の価値があると思います。

iDキャッシュバック・dカードプリペイドはスーパーやドラッグストアなどの日々の支払いでポイントを充当して支払いを少なくしてポイントも獲得したい方にとって向いている方法です。

ポイントもdポイント投資でおわかりだと思いますが、立派な資産ですので有効活用していただきたいと思います。

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