楽天カード公共料金改悪対策の切り札「Revolut」とは?

楽天カードは、楽天グループの楽天モバイル事業の赤字が原因でここのところ改悪続きでホルダーにとっては厳しい状態が続いていると思います。

特にメインで利用する方にとって一番痛かったのが、公共料金の還元率が1/5の0.2%に一気に低下したことですね。

今回は楽天カードのヘビーユーザーの方向けに、公共料金の還元率改悪をリカバリーして、かつ逆に高いポイント還元率を維持できる切り札「Revolut」を紹介しようと思います。

逆にこれから楽天カードを発行しようという方にとって、公共料金の還元率が0.2%というのは大きなネックだと思います。

しかし「Revolut」を併用すれば、0.2%どころか3%もの高還元率で公共料金の支払いができますので、安心して発行すれば良いのではないでしょうか?

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楽天カードの公共料金のポイント還元率は0.2%に改悪

楽天カードは、通常の利用は1%の還元率であることがよく知られていますね。

しかし公共料金の還元率は、2021年6月から一気に従来の1/5となる0.2%へ引き下げられています。

公共料金の具体的な対象は以下の3つになります。

  1. 公共料金(電気・ガス・水道)
  2. 税金(国税・都道府県税・自動車税など)
  3. 国民年金保険料

①に関しては家計に占める割合が非常に大きい項目なので、この還元率が0.2%に低下したのは非常に痛手だと思います。

au PAYが請求書払いに対応してきているので、au PAYにチャージして支払えばポイント二重取りで公共料金・税金も対応できますねと書きたいところですが、残念ですがこちらも7月からKyash・au PAYへのチャージはポイント対象外となってしまっていますので、au PAYルートも使用不可になっています。

ついでにPayPay請求書払い・LINE Pay請求書支払いなどのコード決済のサービス拡充に伴って、Yahoo!公金支払いというサービスも2022年3月31日から税金系の支払いができなくなっています。

この改悪は楽天カードの最大のメリット「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」のメリットを削いでしまっていますので、非常に落胆している方も多いと思います。

街での楽天カードご利用分がポイント2倍!

楽天カードは基本還元率1%のクレジットカードとして広く知られていますが、ある条件を満たすと楽天市場以外の利用が2%の還元率になります。

それが毎月行われている常設企画「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」です。

楽天カード街の利用でポイント2倍

ポイント2倍にする方法は、キャンペーンにエントリー後、楽天市場で2万円以上の買い物を楽天カードで決済することで達成できます。

これによって楽天市場以外の楽天カードの支払いが一部を除いて2倍(ポイント還元率2%)のポイントになります。

その条件などを確認しておきましょう。

  • 楽天カードを発行している楽天IDごとに
  • 楽天市場で月間20,000円以上(税込)楽天カードでお買い物
  • 街での楽天カード利用でポイント2倍/2%ポイント還元
  • 上限10万円の利用/特典ポイントは1,000ポイントまで(通常1,000P+特典1,000Pで2倍という意味)

最大で10万円までという制約はあるのですが、それほど厳しい条件でもなく2%まで還元率がアップようなカードは稀です。

しかし問題は一部の支払いがこのキャンペーン対象外であることです。

公共料金は「街の利用でポイント2倍」の対象外

ちょっと最近注意が必要なのが、楽天カードのポイント対象外です。

事前に告知があるので、まだマシなのですが楽天系の改悪にともなって段々と厳しさを増しています。

>>カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先

まずはコチラでポイント対象外か確認をしておきます。

確認できたら次は、「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」のポイント対象外の確認です。

基本的には非対面の利用が対象外となっており、他のインターネット通販や、公共料金、税金、通信費、保険、携帯電話の料金などが対象外です。

  • ネットショッピング(Amazon、Yahoo!ショッピング 等)
  • 携帯電話料金(au、ソフトバンク、NTTドコモ 等)
  • 電気・ガス料金(東京電力、東京ガス 等)
  • 水道料金(東京都水道局 等)
  • 税金(自動車税 等)
  • 年金(日本年金機構 等)
  • 格安SIM・プロバイダー料金(UQモバイル、LINEモバイル 等)
  • 放送料金(Hulu、WOWOW、J:COM、ネットフィリックス)
  • 保険(au損害保険、AIG損害保険 等)
  • 家賃(大東建託、大和ハウス 等)
  • 楽天サービス(楽天ETCカード 等)
  • その他オンラインでのご利用(Uber Eats 等)

引用:楽天カード公式

定額で支払うようなサービスも概ね「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」のポイント対象外になっています。

これだと非常に使い勝手が悪いので、こういった公共料金・定額払いのサービスで使える決済サービスにチャージ使えれば良さそうですが、Kyashはポイント付与対象外になり、税金を支払えるau PAYもポイント付与対象外になってしまっているので、「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」をどうやって上手に使うのかがカギになってきます。

毎月1%のキャッシュバックキャンペーンを行っているトヨタウォレットでは、「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」が使えるものの、基本プリペイドカードなので月々の支払いが発生する公共料金・定額払いサービス・通信料などは利用できません。

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そこで起用したウォレットサービスがRevolutです。

楽天カード×Revolutの組み合わせで公共料金を支払う

Revolutは次世代のデジタル銀行で海外への送金・複数の外貨への両替・デビットカードの発行などができます。

Revolutには有料プランを含むプランが3つあります。

スタンダード会員/無料プレミアム会員/980円(月)メタル会員/1,980円(月)
キャッシュバックなしキャッシュバックなしキャッシュバック1%
23通貨の両替が毎月750,000円まで無料23通貨の両替制限なし23通貨の両替制限なし
海外のATMでは1ヶ月25,000円まで無料海外のATMでは1ヶ月50,000円まで無料海外のATMでは1ヶ月100,000円まで無料
×優先カスタマーサービス優先カスタマーサービス
×LoungeKeyパスへのアクセスLoungeKeyパスへのアクセス
×フライトが1時間以上遅延したとき、本人と友人1名まで無料空港ラウンジパスフライトが1時間以上遅延したとき、本人と友人3名まで無料空港ラウンジパス

当方が保有しているのは、1%キャッシュバックされるRevolutメタルカードです。

Revolut

デジタル銀行ならアカウントの残高はATMからの入金か他の銀行からの入金をイメージすると思いますが、アカウントの残高には銀行からの入金だけでなくカードからもチャージすることが可能です。

RevolutはVisa・Mastercardブランドのクレカからのチャージでポイント二重取りが可能

つまり持っているクレジットカードとRevolutメタルカードとのポイント二重取りが可能になります。

また携帯電話料金・公共料金・定額払いサービス・ガソリンスタンドの支払いも可能です。

このRevolutメタルカードに楽天カード(Visa・Mastercard)からチャージすることで、以下のようなポイント二重取りができます。

月額会費が1,980円(年間一括なら19,800円)かかることがネックになると思いますが、楽天カードとの組み合わせで合計で3%の還元率を得られますので、少なくとも月額66,000円以上の利用があれば十分ペイできています。

それ以下になりそうだということであれば、手数料0%のスタンダード会員のデビットカードを発行しておきましょう。

この気になるリアルカードのスペックは以下のようになります。

項目Revolut
料金プラン(月額)スタンダード0円/プレミアム980円/メタル1,980円
国際ブランドVisa
還元率0%/メタル1%
発行手数料無料(通常配送なら送料も無料)
カード搭載非接触決済Visaタッチ決済
スマホ決済Apple Pay非対応
Google Pay→Visaタッチ決済
3Dセキュア
決済上限なし
チャージ上限使用履歴が増えるごとに引き上げられる
ユーザー間送金無料(カードチャージ残高は送金不可)

ちょっと残念なのがApple Payには対応していないことですが、3Dセキュア本人認証に対応しているため、PayPay・d払いといったコード決済に登録できます。

日本では小規模なお店だと、カード決済はできないけどPayPayはOKというお店は非常に多いので、街のお店の決済ではPayPayに登録できれば十分なのではないかと思います。

ただできるんじゃないかと思っていた、PayPayへのソフトバンクまとめて支払いによるチャージに対するキャッシュバックはなかったので、ソフトバンクまとめて支払いによるPayPayへのチャージでは別のカードを使ったほうが良さそうです。

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Revolutは公共料金・定額払いサービスの支払いができる

Revolutの最大のメリットは、楽天カードが改悪してしまった公共料金・定額払いなどの決済が可能な点です。

トヨタウォレットMIXI Mなどのプリペイドカードのサービスでは、公共料金などの支払いが非対応なのですが、Revolutならデビットカードの分類らしく支払いに設定可能でRevolutメタルカードなら+1%のキャッシュバックも期待できます。

例えばネットフィリックスの支払いに使ってみると、問題なく決済できました。

Revolutメタルキャッシュバック

さらに+1%のキャッシュバックに関しては、端数は切り捨てではなく四捨五入で切り上げてキャッシュバックしてくれています。

日数的には2日後くらいにキャッシュバックされています。

端数を切り上げてキャッシュバック

この他にもネットショピングはもちろんですが、携帯電話・電気・水道・ガスもOKです。

ただ税金は今期はPayPayで支払ってしまっているので未確認、年金はJQ CARD エポスゴールドで前払いしているでこれも未確認です。

保険は自動車保険を切り替えの際に試せそうなので、確認後画像をアップできそうです。

家賃は試せる環境下ではないので、どなたか確認できた方がいたら教えてほしいくらいです。

ホテル・ガソリンスタンドの支払いも可能

ホテルとかガソリンスタンドでは、カードで支払う金額が変わってくるのでプリペイドカードでは非対応になっています。

ですがRevolutでは可能です。

ということはかなりの部分をRevolutの支払いにすれば、会費を余裕でペイできそうです。

他にも自動車の整備・車検などもプリペイドカードではできなかったのですが、Revolutでは可能でした。

Revolut自動車関連支払い

もちろんキャッシュバックも行われています。

Revolutメタルキャッシュバック

注意点はこうやって様々な支払いを集中させている場合は、残高不足がないように一定額を常にチャージしておかなければならない点です。

手動だとうっかり忘れてしまいそうなので、活用したいのがオートチャージ設定です。

Revolutはカードからオートチャージもできる

「+チャージする」をタップすると右上にマークがあって(スクリーンショットは撮れません)、それをタップすると残高が一定額を下回ると1万円・2万円・4万円・10万円の刻みでチャージできるようになっています。

公共料金・定額払いをRevolutでこなす場合は、この設定が不可欠だと思います。

【まとめ】楽天カード公共料金改悪対策の切り札「Revolut」とは?

楽天カード×Revolutの組み合わせであれば、楽天カードが苦手な公共料金・定額払いサービスの支払をRevolutにチャージして支払うことで解決できます。

月々6.6万円を超える利用になるようなら、メタルプランにすることで+1%のキャッシュバックも獲得できます。

これなら「街での利用分がポイント2倍キャンペーン」で還元率が2%になるメリットを活かしつつ、楽天カードを今以上に有効活用できると思います。

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