d払いは、2022年5月1日からd払いの利用回数で最大3%までポイント還元率がアップする「d払いステップボーナス」プログラムを実施しています。
参加要件は、ドコモ回線に紐付いた「dアカウント」で「d払い(コード決済)」を利用したユーザーが対象です。
結論からいくと改善しています。
従来は上級国民対象のギガホプランを契約しているユーザーに+0.5%の還元率上乗せでしたが、これが5月から撤廃されて月間の決済回数で還元率が左右されるようになります。
2022年5月からd払いで3%のdポイント還元率を達成するには前月に以下の条件を達成する必要があります。
- 基本還元率0.5%(dカード・dカードGOLD)による支払い
- 80回以上/月の決済で+1.5%
- dカードによる支払い+1%
多分ここで一番多い疑問は、料金が2,970円とドコモのプランの中では最安の「ahamo(アハモ)」は、このプログラムに参加できるかどうかだと思いますが、対象になりますので契約するなら「ahamo(アハモ)」がおすすめです。
今回は3%還元可能な「d払いステップボーナス」と疑問点の解消を解説しようと思いますが、非ドコモユーザーであったりと達成できそうもない方向けに代替方法も解説していきます。
①月額2,970円でデータ容量は20GB、国内通話5分無料
②オンラインで24時間いつでも契約可能
③追加料金不要で、海外82の国・地域でデータ通信が使えるコスパ最強のプラン
④d払いユーザーなら電話料金合算払いでクレカとのポイント二重取り
⑤Amazonでd曜日なら+3.5%還元、ポイントも支払いに使えます。
d払いステップボーナスとは?
「d払いステップボーナス」プログラムとは、ドコモユーザーが前月のd払いの利用回数に応じて還元率がアップするというもので、還元率は最大で3%にまでアップします。
3%のdポイント還元を達成するには、ahamo(アハモ)を含むドコモ回線の利用とdカード・dカードGOLDによる支払い、一覧表の通りかなりの決済回数をこなす必要があります。
1~4回の決済でも+0.1%アップするのでahamo(アハモ)を含むドコモユーザーならやらない手はないと思います。
ここらあたりはPayPayステップの30回の決済回数よりも、利用回数に応じて5段階の還元率アップが用意されている分良いのかもしれませんが、80回も利用するのというのはちょっと無理じゃないかと思っています。
例えば、前月に20~49回のd払い決済をこなした場合、翌月には以下の還元率が達成できます。
問題はどのドコモ回線契約にするかですが、ギガホプラン7,205円(割引等なしの場合)などという上級国民の方が使いそうな料金設定では、たかが0.5%の還元率の上乗せ程度では吹き飛んでしまい特にメリットはなさそうです。
ですのでどちらかといえば月額2,970円と料金の安いahamo(アハモ)の契約を前提として考えたいと思います。
d払いはドコモユーザーじゃなくても誰でも使えるコード決済
d払いは、ドコモが運営するコード決済です。
支払い方法は、登録したdカード・dカードGOLDで支払う方法と、アプリのウォレット機能の残高にチャージした「d払い残高」で支払う方法の他には、ドコモユーザーなら電話料金合算払いが利用できます。
基本還元率は0.5%と低めでして正直もうちょっと欲しいところです。
このd払いで高い還元率を叩き出すにはこの「d払いステップボーナス」を活用するか、非ドコモユーザーの方であれば後述する方法でそれを上回る還元率を叩き出すことが攻略の鍵になります。
※「d払いステップボーナス」の対象となるのはdカード・dカードGOLDによる支払い、電話料金合算払い、d払い残高支払いです。
非ドコモユーザーの方ならdアカウントを開設していれば利用が可能です。
>>dアカウント発行
d払いステップボーナスはdカード・dカードGOLDが必須
d払いにdカード・dカードGOLDを登録して支払いに利用すれば、ポイント二重取りで以下のように1.5%のdポイント還元率になることは広く知られていると思います。
これに対して「d払いステップボーナス」では、dカード・dカードGOLDを登録して支払いに使うことが必須条件で、コード決済の回数に応じて0.1%~1%まで加算されます。
コード決済の回数は無理に増やすこともなく普段の利用をd払いにすればよいのですが、当方の家庭では嫁さんにメインの支払いをd払いにするように話し合って使っていったところ月間では44回の利用が最大でした。
ですので50回とか80回というと常軌を逸した回数で、達成するのは至難の技だと思います。
正直、無理に支払回数を増やしたところで+1.5%の還元率では無駄使いで吹っ飛ぶ程度のポイントしかもらえません。
ですので次に説明する方法で還元率を+0.5%アップさせる裏技がdカード・dカードGOLDの攻略法として必須だと思います。
dカードGOLDは、現在ポイントサイト案件はありません。
こえたらリボで還元率+0.5%アップ
dカード・dカードGOLDには「こえたらリボ」という制度があり、自身で設定した金額を超えると超えた金額がリボ払いとなる制度があります。
リボ払いになる金額には年率15%の金利がかかるため避けるのが常道だと思いますが、手数料が発生すると利用金額1,000円につき0.5%相当の5ポイントが付与される仕組みになっています。
ですので利用額をコントロールしリボ手数料を最小限にすれば、負担は最小限で常時1.5%で利用できるクレジットカードとして使うことが可能になります。
例えば、月々5万円で「こえたらリボ」を設定すると、その5万円を超えた場合に超えた金額に手数料がかかります。
この手数料が発生した場合、月間の利用金額に対してポイント還元率が+0.5%アップします。
手数料を最小化するには、利用金額を50,100円など手数料が若干発生するようにすれば、手数料は年率15%で発生しますので、100円×15%=15円(月々1.25円)だけ手数料が発生します。
一方で50,100円に対する還元率は1%ではなく1.5%にアップしますので、1%のままであれば501円相当のポイントが751円相当へ250円相当加算されますので、支払う手数料を最小化すれば還元率を高められます。
あとはリボ残高を数百円残して、設定金額まで使えば延々とリボ手数料が少額だけ発生しつつ、還元率は+0.5%アップするという裏技が使えます。
dカード・dカード GOLDの還元率を+0.5%アップさせることができる「こえたらリボ」攻略法を解説します。過去にはリボにすることで+0.5%になるクレジットカードといえばエポスカード でしたが、リボ払いへの変更によるポイントアップ[…]
ドコモ回線はahamoで契約すべし
この「d払いステップボーナス」の前提条件はドコモ回線を保有していることです。
今どき月額7,000円~8,000円もするようなキャリア回線契約は上級国民しか使わないのではないかと思います。
ですので我々庶民のオススメは、月額2,970円のahamo(アハモ)です。
もともとは楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」に対抗したドコモの新料金プランで国内通話料金5分無料、データ容量は20GB/月で2,970円と従来のプランに比べて非常に安く、この「d払いステップボーナス」のドコモ回線対象となります。
「d払いステップボーナス」はdカード+こえたらリボ+ahamoで最大3%達成
ahamo(アハモ)の回線契約でスマホにかかるランニングコストを抑えておいて、各項目を抑えると以下のように高い還元率を叩き出せます。
- 基本還元率0.5%
- 50回以上/月の決済で+1%
- dカードによる支払い+1%
- こえたらリボ+0.5%
- 【合計】3%
できれば普段利用するスーパーなどでd払いが使えれば、かなりの回数を稼ぐことは不可能ではないと思います。
1回でも利用すれば0.1%還元率がアップしてくるので、ドコモ回線であれば利用する価値は十分にあります。
d払いのデメリット
ここまでは「d払いステップボーナス」を利用したポイントアップ方法について解説しましたが達成したとしても最大で3%です。
実は3%以上の還元率を叩き出す方法は他にもあり、こんなに決済をこなさないと還元率が上がらないd払いのメリットはかなり減っているような気がします。
NTTの子会社になってから、大きな還元施策がめっきり減っていてデメリットも目立ってきたためその点にも触れておこうと思います。
デメリット①ドコモ回線保有者以外のメリットが少なくなった
NTTの子会社になってから大規模還元施策がなくなって、キャンペーンで利用することがめっきりなくなっています。
ですのでドコモ回線保有者以外の方は、これまではd払いに他のdカード以外のカードを登録して支払っても+0.5%のポイントが付与されてきたので、多分多くのユーザーは2022年4月まで還元率が2%だったVisa LINE Payクレジットカードを登録して利用するなどしてポイント二重取りを行っていたと思います。
ところが2022年6月からdカード・dカードGOLD以外のカードを登録した支払いはポイント対象外となります。
当方もRevolutにポイント多重どりした残高をチャージしてd払いで使っていたのですが、これも5月で終了となります。
ですのでd払いは、まったくドコモユーザーがdカード・dカードGOLDを登録して利用するコード決済へと姿を変えていくことになります。
デメリット②起動時間が長い
あまりに気にしてないかもしれませんが、3大キャリアが運営しているコード決済は色々欲張った機能を盛り込んでいるせいか、起動までの時間が非常に長いのがデメリットです。
au PAYだと20秒超で23秒ということもあるなど、商品をとってから立ち上げてレジに並ぶという無駄なテクニックが必要です。
ではd払いはどうなのかというと、16秒から20秒くらいとあまり大差なくイライラさせてくれます。
この点で有利なのは楽天ペイで、ものの6秒位でコードが表示されます。
【まとめ】d払いで最大3%還元できるステップボーナスとは?
最大3%のdポイント還元が達成できる「d払いステップボーナス」について解説しました。
最初にこのプログラムを見た時、200円の決済回数が80回じゃないと還元率が最大値に達しない点がムリゲーだと思ったので、50回以上でクリアできる方法を考えてみました。
もちろんドコモユーザーの方なら、dカード・dカードGOLDで「こえたらリボ」を活用することで3%もの高い還元率を叩き出せますので、「d払いステップボーナス」の十分利用価値はあります。
ですのでドコモの月額2,970円のネット限定の新料金プランahamo(アハモ)なら、料金も安く「d払いステップボーナス」のドコモ回線対象なので利用価値が非常にあると思います。
①月額2,970円でデータ容量は20GB、国内通話5分無料
②オンラインで24時間いつでも契約可能
③追加料金不要で、海外82の国・地域でデータ通信が使えるコスパ最強のプラン
④d払いユーザーなら電話料金合算払いでクレカとのポイント二重取り
⑤Amazonでd曜日なら+3.5%還元、ポイントも支払いに使えます。