コスパに優れた新生児からのチャイルドシート

新生児から使える回転式チャイルドシートはかなりコスパの悪い商品です。

トイザらスやアカチャンホンポの店頭で陳列している商品の価格と陳列量を見てみれば売れ筋が6万円台に集中していることがわかります。

6万円台のチャイルドシートを購入する前に4歳まで使えるとスペックでは記述がありますが、実際には1歳半くらいにもなれば窮屈で、1歳からのチャイルドシートに切り替えることになることが多いです。

だからといって単価の安いシートベルト固定タイプのチャイルドシートを選択すると、取り付けが安定せず安全性にかけます。

しかし安全性能が高い商品であっても、性能の割に価格がかなり抑えられた商品も存在します。

一つの商品ですべての機能を満たす商品はないため、自身の環境にあった商品を選択し、不要な機能を省けば納得の価格で安全性が十分なチャイルドシートを選ぶことは可能だと思います。

チャイルドシートの選び方

チャイルドシートを選択する際、抑えておきたいポイントは以下の4つです。

  1. 月齢(年齢)に適したチャイルドシートを選ぶこと
  2. チャイルドシートは1歳半で買い替えが必要になってくること
  3. 取り付け方法の種類(現在利用している車との適合)
  4. 便利な機能

以下、順に解説します。

①月齢に適したチャイルドシートを選ぶこと

日本では6歳未満の幼児にチャイルドシートの着用が義務付けられています。

チャイルドシートの着用は、万一の事故の際に子供を守るために欠かせません。

チャイルドシートは月齢によって3段階に分けられます。

0ヶ月~48ヶ月新生児からのチャイルドシート
12ヶ月~6歳1歳からチャイルドシート

3歳~6歳

ジュニアシート

新生児から6歳まで利用できる商品は、ほとんどないと言えます。

そのため途中で買い替えが必要になります。

②チャイルドシートは買い替えが必要です。


高額なモデルのチャイルドシートならヘッドレストが伸びたりするので、スペック通り48ヶ月まで使えると想定されている方は多いと思います。

最新の欧州安全基準i-SIZE(R129)では、身長・体重に関わらず「生後15ヶ月まで」必ず後向きで乗せる基準となっています。

乳児期の赤ちゃんは、体重に占める頭部の重量割合が非常に高く、前向きで乗せた時に衝突事故に遭うと、頭部が大きく前方に飛び出して首やショルダーベルトがかかる鎖骨の2点に衝撃が集中し、重傷を負うリスクが高くなります。

幼い間は、未発達な首や身体全体をチャイルドシートの背もたれでしっかりと支え、万が一の衝突時には、背中全体で衝撃を吸収、分散できる設計になっている「後ろ向き」で乗せるのが一番安全です。

しかし大抵の場合、「生後15ヶ月まで」を超えたあたりから目に見えて窮屈になってきます。

そのためまずは前向きに変更して、それでも物理的に窮屈になってくれば、1歳から4歳・6歳までを想定したチャイルドシートに切り替える必要がどうしても出てきます。

1歳からのチャイルドシートのコストは1~3万円で中央値は1万円後半です。

一方で新生児からのチャイルドシートの売れ筋は6万円台で利用期間は、実質0ヶ月~15ヶ月までの利用で終わるため、新生児からのチャイルドシートは期間が短い割には非常に高額、いいかえればコスパが悪い商品だといえます。

③取り付け方法の種類(現在利用している車との適合)

取り付け方法は、シートベルトタイプとISOFIXタイプがあります。

シートベルトタイプ

シートベルトタイプは、ほとんどすべての車種に取り付けられるのが大きなメリットです。

例えば帰省したときに「おじいちゃん」・「おばあちゃん」の車に付け替えることが可能です。

ただし2点式のシートベルトでは取り付けることはできません。

デメリットは取り付けが難しく、固定が安定しないことです。

ISOFIXタイプ

ISOFIXタイプは、車の座席に標準で搭載されている固定器具で、2003年の欧州委員会の規格が採用された国際規格で、日本でも2012年以降の新車には標準搭載されています。

この固定器具にISOFIX対応のチャイルドシートの金具をカッチと音がするまで(固定できたかをインジケーターで示す機種もあります)差し込むだけ確実な固定が可能です。

チャイルドシートは安全性が最優先されるためISOFIX固定式を優先的に選びましょう

シートベルトタイプを選択すると、取り付けに失敗しやすい形状でなので(JAFの調査ではシートベルト固定では6割がミスユースしている)、安全を確保できないものを購入してしまう本末転倒な結果になってしまいます。

JAF(日本自動車連盟)

チャイルドシートの着座状況について、2019年に全国で調査をおこなった結果をご報告します。…


安全性が確保できないチャイルドシートでは買う意味は乏しいと思います。

ISOFIXタイプはシートベルト取り付けタイプに比べ非常に取り付け方が簡単で、誰でも確実な取り付けができるため、検討するならばISOFIX固定式のほうがおすすめです。

④便利な機能

ISOFIXタイプを購入する前提で、機能別にタイプを提案します。

やはりライフスタイルによって選択するタイプはそれぞれです。

繰り返しますが、一つの商品ですべての機能を満たす商品はないため、自身の環境にあった商品を選択し、不要な機能を省けば納得の価格で安全性が十分なチャイルドシートを選んだほうが費用対効果が良い買い物になると思います。

  • 通常の場合(誰でも勧められる万能型)→乗せやすい回転タイプ
  • 長時間のドライブが多い場合→回転式のベッドタイプ
  • 共働き、3世帯家族など車同士のチャイルドシートの付替えが頻繁に発生する→軽量タイプ

乗せやすい回転式

回転式は、チャイルドシートの座席を車のドア側に向ければ、乗せ降ろしやベルトの着脱が簡単にできます。

回転式は片手で抱っこして片手で方向を変えることができるため非常に使いやすいです。

想定するのは腰が据わる7ヶ月~15ヶ月までこの回転式だと非常に助かるはずです。

JAFでは体重が10kgになると前向きの利用を推奨しており、大抵の場合は赤ちゃんの体重が10kgに達するのは、1歳4~9ヶ月です。

回転タイプなら0ヶ月~15ヶ月は後ろ向き、体重が10kg以上で足がはみ出して窮屈になりだしたら前向きに切り替えができるため、回転タイプはその点便利です。

デメリットは、回転タイプは大きく、重いことです。

そのため取り付けられない箇所(エアバッグがあるため助手席は避けたほうがよいです)や車種があります。

回転式のベッドタイプ

ベッドタイプはアップリカが有名著名です。

赤ちゃんの頭部の重さの比重が大きく(脳の重量だけで10%)、首は筋肉がまだ未発達です。

また腹式呼吸なので頭部が重くかがんだ状態になると、おなかが圧迫された状態になり呼吸が不安定になりやすいので、「平ら」な姿勢で寝かせてあげたほうが良いです。

そのため、回転式でも長時間のドライブなどを多く伴う場合は、ベッド型の方が赤ちゃんのとしては楽だと言えます。

このベッドタイプは、回転式なので0ヶ月~12ヶ月までは「平ら」な状態で使用し、12ヶ月~15ヶ月までは後ろ向き、15ヶ月以降は前向きに使用できます。

デメリットは、横に大きいため車が大きくないと取り付けができない、取り付けても手狭になるなどのデメリットがありますので、車種適合表を必ず確認し、できれば実機をセットしてみて展開してみたほうが良いです。

例えばアームレストなどがある箇所では展開できませんので、実機を使ったテストは必ず行ったほうが良い機種です。

軽量タイプ

軽量タイプなら車と車の間の付替えに便利ですが、オススメはトラベルシステムができるチャイルドシートのタイプです。

持ち手がついており、赤ちゃんを乗せおろしする時にチャイルドシートから抱えて出す必要がありません。

寝ている時にその作業をして起きてしまった・・・ということがなくなります。

5kgを切るような軽量タイプばかりで、シートベルト固定もISOFIX固定もできます。

ISOFIX固定の場合は、ISOFIXベースを別途用意する必要があります。

チャイルドシートと接続できるベビーカーなら(通常は接続アダプターが必要になります)、家・車・ベビーカーと赤ちゃんを一度も抱えて降ろすこと無く一緒に行動できます。

便利だったのは、飲食店などで座敷になっている場所だとバウンサーとして乗せたまま揺らしてあやすことができるので便利でしたね。

タイプ別のチャイルドシートオススメ商品

ここまでは選び方について解説していきましたが、ここからは具体的なタイプ別の商品をコスパに優れた商品から説明します。

実際に店頭でも、商品選定でも多くの商品に携わって、実際に自身の子供のためにも商品を購入してきたので、ベビー用品を実際に使用した経験は多い方ですので、商品選定の一助になれば幸いです。

Joie「アーク360°」シリーズが回転式では最もコスパに優れた商品


ジョイー Joie チャイルドシート Arc360°(アーク360°) ブラック&ネイビー 38704

■Joie(ジョイー)はイギリスのベビー用品メーカーです。

■このArc360°(アーク360°) は、人気の回転型でISOFIX固定式であるにもかかわらず市場価格は、ISOFIX・回転式で市場で出回っている商品の半額程度です。
※さらに安全性能を高めた側面の衝撃に対応しているタイプArc360°(アーク360°) GTも安いです。

■便利機能
 ・使いやすい回転式で回転操作は片手でできます(片腕に赤ちゃんを抱っこしながら操作できます)。
 ・取り付けが簡単で確実なISOFIX固定タイプ
 ・ヘッドレストと肩ベルトが連動するので、成長にあわせて肩ベルトを抜き差しする手間がありません(簡単です)。
 ・シートはすべて取り外して洗濯できます。
 ・前後リクライニングは5段階でできます。

【スペック詳細】
 ・サイズ(後ろ向き):幅46×奥行き65~68×高さ53~64cm
 ・サイズ(前向き):幅46×奥行き51~55×高さ63~78cm
 ・本体重量:11.9kg
 ・対象月齢:「後ろ向」新生児~4歳(体重目安18kg)まで、「前向き」1歳(体重目安9kg)~4歳(体重目安18kg)
 ・安全基準:ECR R44/04

メーカー:Joie(ジョイー)/新生児~4歳まで/ISOFIX固定 回転式チャイルドシート

⬇アーク360°より側面衝突に対応したサイドプロテクションを実装した「Joie(ジョイー) ISOFIX固定 回転式チャイルドシート Arc360°(アーク360°) GT サイドプロテクション 」がこちら

メーカー:Joie(ジョイー)/新生児からのチャイルドシート/ISOFIX固定 回転式チャイルドシート

ディアターンプラスISOFIXは回転式ベッドタイプでは最もコスパに優れた商品

ベット型はアップリカの独壇場なので、競争になるほど商品のラインナップはありません。

あとはグレードの問題ですが、前述のように新生児から使えるチャイルドシートは、0ヶ月~15ヶ月の期間の利用に限定されるケースが多いと思います。

15ヶ月から6歳まで使うチャイルドシートのほうが期間としては長くなりますので、その期間に1歳からのチャイルドシートで機能が十分な商品を充てるか、3歳まで利用してもっとコストが安くて済むメテオ スマートキッズベルトを利用するかのいずれかになります。

恐らく3歳まで使うのはかなり窮屈になります。

そのため、やはり期間が短い前提ですので、買い替えが発生する前提で必要な機能に絞って選定すると、ディアターン プラス ISOFIX ABがISOFIX固定でベッドタイプで利用でき、回転式ですので用途を満たしていると思います。


Aprica(アップリカ) ISOFIX固定 チャイルドシート 新生児から使える isofix 回転式 ベッド型 ディアターン プラス ISOFIX AB ネイビー 0か月~ (1年保証) 2107741

■ディアターンプラスISOFIX ABはアップリカのベッドタイプのチャイルドシートです。

■新生児期から1歳頃の赤ちゃんが呼吸をしやすい「平ら」なベッドになる回転式チャイルドシートになり、首がすわってから15ヶ月ごろまでは後ろ向きのイス型で、それ以降は前向きイス型と月齢によって使用方法を切り替えできます。

■便利機能
 ・使いやすい回転式で正面のレバーで片手で操作できます(片腕に赤ちゃんを抱っこしながら操作できます)。
 ・取り付けが簡単で安全なISOFIX固定式です。
 ・ヘッドレストと肩ベルトが連動するので、成長にあわせて肩ベルトを抜き差しする手間がありません(簡単です)。
 ・腰・お尻部分は速乾性のあるメッシュ生地を採用しています。


【スペック詳細】
 ・サイズ(横向きベッド時):幅75×奥行き62.5×高さ53.5cm
 ・サイズ(後ろ向き時):幅44×奥行き71~75.5×高さ60.5~67cm
 ・サイズ(前向き時):幅44×奥行き62.5×高さ66.5cm 
 ・本体重量:14.8kg
 ・対象月齢:横向きベッド:2.5kgから9kg未満、後向きシート:首すわりから13kg未満、前向きシート:9kgから18kgまで
 ・安全基準:UN基準(UN-R44/04)適合

メーカー:アップリカ/新生児からのチャイルドシート/ISOFIX固定 回転式 ベッド型

Joieベビーシートジェムは「ライトトラックス4」とトラベルシステムで使えるコスパに優れたベビーシート

Joieベビーシート ジェムは、軽量でシートベルト固定もISOFIXは固定もできるので車同士の付替えも便利ですが、もっと便利なのはベビーカーとトラベルシステムで使うことです。

別の記事でコスパに優れているベビーカーを紹介していますが、その中で取り上げた「ライトトラックス4」にトラベルシステムで接続して使えるのが、Joieベビーシート ジェムです。

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コスパに優れたベビーカー


Joie(ジョイー) ベビーシート ジェム エンバー 38835

トラベルシステムにすれば、家・車・ベビーカーと赤ちゃんを一度も抱えて降ろすこと無く一緒に行動できます。

屋内では赤ちゃんを乗せたままでバウンサーとして利用できますので、のせながらあやすこともできます。

■チャイルドシート、ベビーカー、キャリー、バウンサー、チェアと1台5役と色々な使い方ができます。

■Joieのベビーカーに取り付けて利用できるトラベルシステム対応です(別途アダプタが必要です)。
>>Joie マイトラックス・マイトラックス4ベビーシートアダプター 38827(Amazon)
>>Joie マイトラックス・マイトラックス4ベビーシートアダプター 38827(楽天)

■Joie インファントカーシート用 I-Baseを使用すれば車への乗せ降ろしが更に簡単になり、確実な固定ができます。
>>Joie インファントカーシート用 I-Base(Amazon)
>>Joie インファントカーシート用 I-Base(楽天)

【スペック詳細】
 ・サイズ(チェアポジション):幅44×奥行70×高さ52cm
 ・サイズ(ロッキングポジション):幅44×奥行71×高さ52cm
 ・サイズ(キャリーポジション):幅44×奥行66×高さ56.5cm
 ・本体重量:3.8kg
 ・使用対象年齢:新生児~13kg(1歳半頃)

メーカー:Joie(ジョイー)ベビーシート/チャイルドシート、ベビーカー、キャリー、バウンサー、チェアと1台5役/Joieのベビーカーに取り付けて利用できるトラベルシステム対応

どこで買うのがオススメ?

Amazonの購入の場合は、タイムセールか年中のAmazon Prime DayAmazon ブラックフライデー&サイバーマンデーなどのセール時に価格が下がったときが狙い目です。

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まとめ:コスパに優れたチャイルドシート

チャイルドシートは優先すべきは安全性だと思います。

そのためISOFIX固定式を優先的に選択して絞って、それぞれのライフスタイルに合った商品を選んだほうが費用対効果は高いです。

当方は、第一子・第二子は回転型、第三子はトラベルシステムでした。

車への乗せおろしはやっぱり回転式チャイルドシートのほうが楽でしたが、トラベルシステムのほうがUSJとかテーマパークやイオンモールなどの大型商業施設での行き来の使い勝手は良かったです。

Arc360°(アーク360°) は、万能型でありながら非常にコスパの良いチャイルドシートです。

さらに側面衝撃に対応したアップグレード版ならArc360°(アーク360°) GTが登場していますが、旧安全基準ECE R44/04よりさらに上の安全性を目指す新基準アイサイズ(ECE R129/02)に適合したJoieアイ・アーク360°キャノピー付が登場しています。

Joieアイ・アーク360°キャノピー付は、ISOFIX・回転式・側面衝突に対応・生後15ヶ月まで後ろ向きで使用することを前提とした設計でキャノピーもついたアップグレード最新版です。

メーカー:Joie(ジョイー)/新生児からのチャイルドシート/ISOFIX固定 回転式/側面衝突に対応した新基準R129に適合

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