Amazonをよく利用する方にとっては、かなり痛手となりそうな変更がありました。
2021年2月15日以降の商品発送分から、各ポイントモール・ポイントサイト経由のAmazonの利用に対して、ポイントが付与されるのは、Amazonデバイス・Amazon Fashionに大幅に変更されています。
それ以外の商品は対象外です。
ポイントサイトでも唯一、メリットのあったECナビでも対象外カテゴリーのショッピングは、「お買い物承認回数」にカウントされなくなったことでメリットが大幅に無くなってしまっています。
一番の打撃はOki Dokiランド・オリコモール
これで打撃が大きそうなのが、Oki Dokiランド、オリコモールです。
いずれもモール経由でAmazonを利用することでポイントが得られることが、Oki Dokiランドを運営するJCカード・オリコモールを運営するオリコカードのメリットだったからです。
特に、JCBの高還元率カード「JCB CARD W・JCB CARD W plus L」などは、2021年1月1日からAmazonでの利用で30%還元を新規入会特典にしていただけに、その後の利用でメリットが低下したとなると特典だけ受け取って退会してしまう方も続出する可能性がありますね。
同じことはOrico Card THE POINTなどのオリコのカードも言えることです。
もっともこういった措置はこれが最初ではなく、2008年には一斉にポイントサイト・ポイントモール経由のポイント付与が消滅しましたが、その後復活しています。
多分売上的にかなりの打撃があったのではないでしょうか。
ですのでこれがずっと同じ状態になるかどうかは不明です。
>>JCBカードWの新規入会キャンペーンでAmazonのショッピングが30%還元!
Amazonのハウスカードの存在感が急浮上
各カード会社が自社のカードを利用してもらうことを目的にポイントアップモールを運営していますが、Amazonが期待できないということだと大幅にメリットが低下します。
逆にAmazonのハウスカード「Amazon Mastercardゴールド(最大2.5%ポイント還元)」は大幅にメリットが大きくなります。
「Amazon Mastercardゴールド(最大2.5%ポイント還元)」は、プライム会員の費用がすでに年会費に含まれているため、マイ・ペイすリボによって年会費を半額に抑えることによってプライム会員年会費を実質割引価格で利用できるからです。
JCB CARD W・JCB CARD W plus L | Orico Card THE POINT | Amazon MasterCard Gold | |
クレジットカードからのポイント還元 | 1.5% | 1% | 2.5% |
OkiDokiランド経由のポイント | 0.5%→✕ | - | - |
オリコモール経由のポイント | - | 1%→0.5% | 0.5%→✕ |
合計 | 1.5% | 1.5% | 2.5% |
この措置は一斉に行われているため、Amazonとしてはポイントサイトもポイントモールも集客として必要ないと判断したということなんだと思います。
※Amazonポイントは、支払い方法に関わらず1%程度付与されていますが、商品によって異なるためここではカウントしていません。
他の還元率の高い支払い方法
普通に高還元率で利用しようとすれば、ドコモユーザーであれば、「d払い」を毎週金・土のd曜日に3,000円以上の決済で利用すれば通常の1%に加えて+2%ですので3%となり還元率的には十分です。
非ドコモユーザーは、2021年4月30日までは、Visa LINE Payクレジットカードでは3%のポイント還元率なので、それまではそれを利用するとして、問題はそれ以降になると思います。
>>3%還元!目下最強の還元率「Visa LINE Pay カード」
こういったルール変更で還元率の低下を招かない方法は、Amazonギフト券を高い還元率で予め調達しておくと対応できます。
Amazonギフト券は、厳密にいえばAmazonで利用できる電子マネーなので、優遇措置を低下させる可能性が極めて低いからです。
またAmazonでショッピングした時に得られるAmazonポイントは、支払い方法に関わらず付与されるためAmazonギフト券による購入でも概ね1%程度は期待できます(商品によって異なるためカウントしません)。
高還元率でAmazonギフト券を調達する方法
Amazonギフト券は、Amazonで利用できる電子マネーです。
ですので、普段利用する楽天Edy・WAON・nanacoと同じく、Amazonにとっては顧客はいずれその電子マネーで買い物をしてくれるはずですので、Amazonギフト券を購入することに関して改悪してくることはほぼないと思います。
Amazonギフト券を還元率として高い方法で調達する方法は以下の2つがあります。
- majica donpen card
でチャージしたmajicaでAmazonギフト券を購入する(1.5~5.5%)
- nanacoでAmazonギフト券を購入する(1~3%)
2021年4月30日までは、Visa LINE Payクレジットカードでは3%のポイント還元率なので、Amazonギフト券を買いだめしておく方法がわかりやすい方法だと思います。
ですがこれから説明するやり方は、それ以降も高い還元率を維持できる方法なのでいまから取り組んでおいて損はないと思います。
①majica donpen cardでチャージしたmajicaでAmazonギフト券を購入する(1.5~5.5%)
majica donpen card(マジカドンペンカード)は、ドン・キホーテのハウスカードです。
普段のお店での利用は0.5%の還元率ですので還元率は低いカードです。
ところがドン・キホーテの電子マネーmajicaにこのカードでチャージすると1.5~5.5%の還元率でチャージが可能です。
そしてチャージした電子マネーmajicaでドン・キホーテ店頭でAmazonギフト券を購入すれば高い還元率で間接的に購入したことになります。
majica donpen card(マジカドンペンカード)で間接的にAmazonギフト券を購入する方法は以下のとおりです。
- majica donpen card(マジカドンペンカード)で電子マネーmajicaでにクレジットチャージを行い
- majicaでドン・キホーテ店頭でAmazonギフト券を購入し、
- Amazonギフト券をAmazonアカウントに登録 する
majica donpen card(マジカドンペンカード)のmajicaクレジットチャージのポイント還元はリアルタイムで1.0~5.0%+カードからのポイント0.5%=合計1.5~5.5%です。
majica donpen cardによるmajicaチャージのポイント還元率は、ドン・キホーテのランクで決まる
majica donpen card(マジカドンペンカード)のmajicaクレジットチャージのポイント還元が1.0~5.0%の還元率というのは、ドンキホーテで利用できるmajicaポイントが付与される率のことです。
ドン・キホーテには年間購入金額でランクがあり、チャージ時にランクによって付与される率が異なってきます。

ランクが適用されるドン・キホーテの年間購入金額の早見表は上記の通りになり、結構な金額の買い物が必要となります。
プラチナランクはいくらの年間購入金額か不明になっていますが、これは200万円です。
順当に考えると、転売している方にとってプラチナ会員は達成可能ですが、普通の家計支出ではゴールド・シルバーでも結構な支出です。
ではどうしたらよいかですが、そこで出てくるのが楽天経済圏と今回のAmazonの利用なわけです。
ドン・キホーテで無理なくランクを向上させるには楽天経済圏とAmazonを活用する
可能な限りドン・キホーテのランクを向上させるため、ドン・キホーテでのお買物以外でAmazonギフト券や・楽天ポイントギフト・楽天バリアブルカードを購入し様々な支出に充てます。
楽天ポイントギフト・楽天バリアブルカードは店頭で購入して楽天IDで受け取りを行うと、購入した金額分の期間限定ポイントがポイント口座に充当されます。
充当されたポイントで様々な支払いを行えますので、使い道がかなり広がります。
・楽天ギフトカード・楽天バリアブルカード→出光でガソリン給油(灯油も)
・楽天ギフトカード・楽天バリアブルカード→ 楽天ペイで日常の買い物にも利用
・楽天ギフトカード・楽天バリアブルカード→ 楽天モバイルの支払い
・楽天ギフトカード・楽天バリアブルカード→楽天でんきの支払い
・Amazonギフト券→Amazonでのショッピング
これで計算してみると普通の家庭では、100万円いかないかも知れません。
そこでさらに楽天保険の利用で一部だけカードを利用して殆どの金額を期間限定ポイントで支払うという方法でやればゴールドくらいには達することができます。
ゴールドランクに達していればすでに3%の還元率でチャージできますので、カードの還元率0.5%と合算すると3.5%の還元率は確保できています。
これに加えて、Amazonでは商品ごとにポイント付与が行われているので、そちらも期待できます。
majica donpen card(マジカドンペンカード)の申込みはコチラ
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年会費無料でドン・キホーテで最強のカードmajica donpen card(UCS)申込みは、上記のバナー経由で5,000円相当の新規入会特典です。
>>楽天ペイで期間限定ポイント払いならmajicaでPOSAカードを購入すれば最大6.5%還元です。
②nanacoでAmazonギフト券を購入する(1~3%)
Amazonギフト券は、一般的なデジタルギフト券というよりも、Amazonで使える電子マネーといった位置づけです。
そのためショッピング前に事前にチャージすると優遇措置が受けられます。
優遇措置とは現金での購入の場合、購入した金額によってAmazonポイントが付与されるとものですが、現金ではなくセブンイレブンでnanacoでチャージすれば、nanacoへのクレジットチャージ分、ポイントが上乗せされます。
これを「Amazonチャージ」と呼んでいるようです。
現金によるチャージで付与されるAmazonポイントは金額毎に以下のようになっています。
Amazonギフト券はセブンイレブン店頭でnanacoで購入できます。
現金での購入となっていますが、セブンイレブンではnanacoで購入することが可能です。
ですのでnanacoにクレジットチャージ(新規で)できる唯一のカード「セブンカード・プラス」でチャージして支払えば、クレジットカードから+0.5%のポイント還元が得られます。
この方法で一気に9万円以上のAmazonギフト券を購入すると還元率は以下のようになります。
一挙に9万円相当のAmazonギフト券を購入するにはnanacoのチャージ上限は5万円までですので通常はできそうもないのですが、セブンイレブンのレジでは不足の場合は2枚のnanacoを利用することが可能です。
しかもセブンカード・プラスは、nanaco紐付け型と一体型で2枚持ちが可能なので、2枚のnanacoを併用する方法がしやすくなります。
詳しい手順は下記の記事でまとめていますので参考にしていただきたいと思います。
>>Amazonでの還元率を向上させるためにお得にAmazonギフト券チャージをする方法
また「セブンカード・プラス」は、最近の大規模なキャンペーンを連発していますので、申し込むにあたっては非常によい時期です。
「セブンカードプラス」の申込みはポイントサイト経由でポイント2重どりです。
↓↓↓
「セブンカードプラス」発行の申込みは、ポイントサイト「ハピタス」経由の申込みで、公式サイトからの入会特典に加えて、ハピタスから6,000円相当のポイントが付与されます。
>>nanacoへのクレジットチャージに必須なセブンカード・プラス。大規模キャンペーン実施中
まとめ
Amazonを利用する際に、ポイントサイトを経由してもポイントがつかなくなって随分経つので、クレジットカードのポイントモールでもポイントがつかなくなるのは時間の問題だったと思います。
Amazo側とすれば、そういった施策をしなくても、集客は十分できると判断しているのではないでしょうか。
正直、コストコを利用して計画的にまとめ買いをするようになってからは、Amazonの定期便など利用しなくなりました。
実際、中国からの輸入など支障をきたすようになってから価格が目に見えて高くなっていますので、一部楽天市場に切り替えたり、当方のように月1回まとめ買いでコストコを利用するなど購入方法を切り替える時期にきていると思います。
会員制の大型ホールセールクラブ「コストコ」。現在の日本での展開は27店舗を展開しています。 独自商品も大変魅力ですが、ほぼまとめ買いに対応した大容量の商品が多いです。大容量であるものの単価が安く上手に利用すれば[…]
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